パーソナルカラー自己診断が難しい|白髪の割合で髪を入れるか外すか

**白髪が増えてからパーソナルカラーの自己診断が合わなくなった人は、先に白髪の割合を測ってください。**割合で、髪を判定に入れるか外すかが変わります。1割未満なら髪もいつも通り判定に入れてかまいません。1〜3割なら髪を布で隠し、肌と瞳だけで決めます。
3割を超えていて、これから染めずに暮らす人は、白髪を含めたいまの髪を1色として判定に入れ直します。白髪を染めている人は、割合に関係なく髪を外して見てください。染めた色は日ごとに動くので、判定の材料になりません。
迷いの原因は肌でも瞳でもなく、顔の横にある髪の灰みであることがほとんどです。髪の扱いを先に決めれば、残りの手順はこれまでの自己診断と変わりません。
結論:白髪の割合で、髪を判定に入れるか外すか決める
自己診断では、顔の隣に来る面積がいちばん大きいのが髪です。白髪が混じると、髪は全体に明るく、灰色に寄って見えます。この灰みが、青みの布にも黄みの布にも「どちらも少し違う」という感じを足します。
| 白髪の割合 | 髪の扱い | 見るもの |
|---|---|---|
| 1割未満 | 判定に入れる | 肌・瞳・髪 |
| 1〜3割 | 布で隠して外す | 肌・瞳 |
| 3割以上で染めない | いまの髪を1色として入れ直す | 肌・瞳・いまの髪 |
| 白髪を染めている | 割合に関係なく外す | 肌・瞳 |
**割合は「見た目の多さ」ではなく、分け目で数えた数字で決めます。**見た目で判断すると、光の当たり方で毎回違って感じるからです。
割合を測る|分け目を3か所撮る
白髪は場所によって量が違います。1か所だけで測ると、判定がずれます。
- 昼の窓際で、スマホのカメラを分け目に近づけて撮る。場所は前髪の生え際、頭頂部、顔の横のこめかみの3か所
- 写真を拡大し、分け目の両側の幅1cmほどに見える毛のうち、白い毛がどのくらいかを見る
- 10本並んだうち1本なら1割、3本なら3割と数える
正確に数える必要はありません。「1本もないに近い」「数本に1本」「3本に1本以上」の3つに分けられれば十分です。
3か所で割合が違ったら、**こめかみの数字を採ってください。**鏡の中で顔のすぐ隣に並ぶのはこめかみの毛です。
1割未満|いままでどおり髪も入れる
白髪が1割未満なら、髪の明るさと色はほとんど地毛のままです。顔の横に垂らしても灰みは目立たず、布を当てたときの見え方にも影響しません。
これまでのやり方で自己診断をしてかまいません。ただ、白髪が光って見えやすい生え際だけは、前髪を下ろすか横に流して、分け目が正面を向かないようにしておくと、判定がぶれにくくなります。
1年ほどで割合が上がることもあるので、自己診断の結果をメモしておき、次に測るときと比べられるようにしてください。
1〜3割|髪を外して肌と瞳だけで見る
この範囲がいちばん判定を迷わせます。白髪は灰色の点として地毛の中に散り、髪全体の色を読み取りにくくします。黒髪に見える部分と白く光る部分が混じるので、布の色と髪の色の関係がはっきりしません。
ここでは髪を判定から外します。白いタオルか灰色の布で髪を包み、顔まわりの毛が1本も出ないようにしてください。生え際の白髪がのぞくだけでも、目はそこに引っ張られます。
髪を隠したら、肌と瞳だけで布を当てます。手順は後の「肌と瞳だけで見るときの手順」で説明します。
3割以上で染めない人|いまの髪を1色として入れ直す
3割を超えると、白髪は点ではなく、髪全体を明るい灰色に寄せる一つの色として見えてきます。これから染めずに白髪を活かして暮らす人は、この「いまの髪」を判定に入れ直してください。
入れ直すとは、地毛だったころの髪の色ではなく、灰色に寄ったいまの髪を、肌と瞳と同じ重さで扱うことです。髪を顔の横に下ろしたまま布を当て、布と髪と肌の3つがなじむかを見ます。
このとき、肌と瞳だけで出た季節と、髪を入れて出た季節が違うことがあります。違ったら、服は肌と瞳の季節に合わせ、首元の明るさだけを髪に合わせるという分け方をします。服全体を髪に寄せると、肌の色と合わない服を選ぶことになるからです。
白髪染めをしている人|染めた色は判定に使わない
白髪を染めている人は、割合が1割でも5割でも、髪を外して判定してください。
染めた髪は、染めた直後と1か月後で色が違います。日がたつほど明るくなり、赤みや黄みが出てきます。根元には新しい白髪が伸びてきて、染めた部分と地毛と白髪の3色が並ぶこともあります。どの時点の色を判定に入れるかで結果が変わるので、髪は材料になりません。
肌と瞳で判定が出たら、そのあとで、染める色を判定の季節に寄せるかどうかを考えます。染める色を先に決めてから自己診断をすると、染めた色に合う季節を選んでしまいがちです。
こめかみだけ多い人
白髪はこめかみや顔まわりから先に増える人が多く、頭頂部はまだ1割未満なのに、こめかみだけ3割を超えていることがあります。
この場合は、**こめかみの割合で判定の手順を選んでください。**顔の横に来る毛が灰色に寄っていれば、布を当てたときに見比べるのはその毛です。頭頂部の割合で「1割未満だから髪も入れる」としてしまうと、こめかみの灰みが判定を引っ張ります。
染めずに暮らす人で、こめかみだけが3割以上のときは、髪をひとつにまとめて耳にかけた状態で、こめかみの毛を入れて判定するのが現実に近い見え方です。
どちらとも言えない(2割から3割で揺れる)とき
測るたびに2割に見えたり3割に見えたりする人は、割合では決められません。ここでは、これから白髪をどう扱うかで決めます。
- 白髪を見せて暮らすつもりなら、3割以上の側の手順を採る。いまの髪を入れて判定し、近いうちに増える前提で首元の明るさを合わせておく
- 白髪を隠して暮らすつもりなら、1〜3割の側の手順を採る。髪を外して、肌と瞳だけで判定する
- まだ決めていないなら、髪を外して判定する。肌と瞳の結果は、髪をどうしても変わらないからです
迷っている間に何度も測り直すと、そのたびに結果が動いて余計に分からなくなります。手順を一つに決め、3か月は同じ手順で通してください。
肌と瞳だけで見るときの手順
髪を外したら、残る手がかりは肌と瞳です。白髪が増える年代は、肌の色の出方も変わってくるので、見る場所を決めておきます。
- 昼の窓際に、窓を正面にして座る
- 白いタオルで髪を包み、首元も白い布で覆う
- 青みの布と黄みの布を、あごの下に交互に当てる
- 見る場所は頬の中央と、口元の影の2つだけにする
頬の中央は肌の色の傾きが、口元の影は布の色との相性が出やすい場所です。目の下のくまや小鼻の赤みは日によって変わるので、判定の材料にしないでください。
瞳は、布を当てた状態で白目と黒目の境目がくっきり見えるかを見ます。くっきりするほうの布が、瞳と合っている側です。
昔の結果と違ったとき、どちらを採るか
以前、地毛のころに受けた診断や自己診断の結果があり、いまの結果と違う人もいるはずです。
肌と瞳だけで見た結果が、昔と同じ季節なら、変わったのは髪だけです。服は昔の季節のままで選び、首元に来る色の明るさだけを、いまの髪に近づけてください。
肌と瞳だけで見ても昔と違う季節が出たら、そのまま1回で決めず、日を変えてもう2回測ります。3回のうち2回同じ季節が出たら、そちらを採ります。肌の色の傾きそのものは大きく動くものではないので、違いが出たときは光や体調の影響を疑って測り直すのが先です。
服に移すときは顔まわりから
判定が出たら、いきなり服を全部入れ替えないでください。動かすのは、顔の下に来るものからです。
- トップスの首元、マフラー、ストールなど、顔のすぐ下に来るもの
- 次にジャケットやカーディガンの襟まわり
- ボトムや靴は最後。顔から遠いので、季節の違いが出にくい
白髪を活かす人は、首元の色を髪より半段暗くしておくと、灰色の髪と服の間に境目ができて、顔の輪郭がぼやけません。髪と同じ明るさの灰色を首元に置くと、髪と服がつながって顔だけが浮いて見えることがあります。
測り直す間隔
白髪の割合は少しずつ上がります。割合が次の段に移ったら、判定の手順を変えて測り直してください。
目安は半年に一度、分け目を3か所撮ることです。前回の写真と並べて、1割未満から1〜3割へ、1〜3割から3割以上へと段が変わったときだけ、自己診断をやり直せば足ります。段が変わらない間は、前回の結果をそのまま使ってかまいません。
髪の扱いとは別の理由で迷っている人は、パーソナルカラー自己診断が難しい|肌と髪と瞳で季節が割れる人を、染めた髪で迷う人は染めた髪の扱いをまとめた記事を、眼鏡で見え方が変わる人は眼鏡を外すと見えない人の自己診断を見てください。
よくある問い
- Q. 白髪が増えるとパーソナルカラーは変わりますか
- 肌と瞳の色の傾きは、白髪の量で大きく入れ替わるものではありません。変わるのは髪の明るさと灰みで、自己診断では髪がいちばん大きな面積で顔の隣に来るため、判定が以前と違って出やすくなります。まず髪を外して肌と瞳だけで測り、そのうえで髪をどう扱うかを決めてください。
- Q. 白髪染めをしています。染めた髪で判定してよいですか
- 染めた色は、染めてから日がたつほど明るく赤みに寄っていくので、判定の材料にすると毎回結果が動きます。染めている人は髪をタオルか布で隠し、肌と瞳だけで判定してください。染めた髪の色は、判定が出たあとで、服をどの明るさに寄せるかを決めるときに使います。
- Q. こめかみだけ白髪が多いのですが、割合はどこで見ればいいですか
- 顔の横に来るこめかみの割合を優先してください。鏡の中で顔のすぐ隣に並ぶのはこめかみと顔まわりの毛だからです。頭頂部が1割未満でも、こめかみが3割を超えているなら、3割以上の側の手順で判定します。
- Q. 以前プロに診断してもらった結果と、いまの自己診断が違います
- 以前の結果を捨てる必要はありません。肌と瞳だけで見た自己診断が以前と同じ季節なら、変わったのは髪だけです。服は以前の季節のまま、首元だけ髪の明るさに合わせて調整してください。肌と瞳だけで見ても違う季節が出たら、次の項の手順で測り直してから決めます。
— メグラシ編集部





