パーソナルカラー自己診断が難しい|好きな色に引っ張られる人の当て方

**自己診断が何度やっても決まらないなら、色の名前を隠して当ててください。**好きな色、苦手な色、いつも着ている色。どの色か分かった状態で見ると、目はその色に引っ張られます。
パーソナルカラーの自己診断が難しい理由は、光の条件や鏡の見え方だけではありません。見る側の「この色が似合っていてほしい」「この色は苦手」という気持ちも、判定を動かします。特に、好きな色がはっきりしている人や、手持ちの服が一色に偏っている人ほど、結果がその色の側に寄りやすくなります。
やることは2つです。**何色か分からない状態で当てる。採点は、目の下の影・口元・肌のつやの3か所だけで行う。**この2つで、引っ張られる力はかなり弱まります。
結論:色名を隠し、顔の3か所だけで採点する
引っ張られる原因は、判定する前に「何色か」を知っていることです。知っていれば、好きな色には甘く、苦手な色には厳しくなります。
| 引っ張られる型 | 起きていること | 対策 |
|---|---|---|
| 好きな色が似合ってほしい | 好きな色だけ良く見える | 好きな色を最後に、名前を隠して当てる |
| 苦手な色を最初から外す | 試す前に候補から消している | 苦手な色を1枚だけ混ぜる |
| 手持ちが一色に偏っている | 見慣れた色を基準にしている | 見慣れた色を基準から外す |
どの型でも、最後は「色名を隠す」「3か所で採点する」の2つに行き着きます。自分の型を知っておくと、どこで気をつければいいかが分かります。
自分がどの引っ張られ方か|3つの型
次の3つの質問に答えてください。
- 「この色が似合っていたらうれしい」と思う色が、1つ以上ある
- 「この色だけは似合わない」と、試す前から決めている色がある
- クローゼットを開けると、半分以上が同じ系統の色だ
1にあてはまる人は「好きな色型」、2は「苦手な色型」、3は「見慣れた色型」です。複数あてはまる人も多いので、あてはまったものすべての対策を使ってください。どれにもあてはまらない人は、引っ張られている可能性は低いので、部屋の光で結果が変わる人の手順など、条件のほうを先に見直すと決まりやすくなります。
好きな色が似合ってほしい人|好きな色を最後に回す
好きな色がある人は、その色を当てた瞬間に表情が明るくなります。表情が変われば顔色も変わって見えるので、本当に似合っているのか、うれしいから明るく見えるのか、区別がつきません。
まず、好きな色をいちばん最後に回してください。最初に好きな色を当てると、それが基準になり、あとから当てる色がすべて劣って見えます。最後に回せば、それまでに見た色の中で何点だったかを冷静に比べられます。
次に、好きな色と同じ系統で、明るさや鮮やかさが違う色を1枚ずつ用意します。好きな色が鮮やかな青なら、くすんだ青と淡い青も当ててください。好きな色だけが良く見えるなら、それは気持ちの効果かもしれません。同じ系統の3枚がすべて良く見えるなら、その系統が本当に似合っている可能性が高くなります。
苦手な色を最初から外す人|苦手な色を1枚だけ混ぜる
「黄色は絶対に似合わない」「黒は顔が暗くなる」のように、試す前から候補を外している人がいます。昔の経験から来ていることが多いのですが、そのときは髪色や肌の状態、服の素材が今と違ったかもしれません。
苦手な色を、1枚だけ混ぜて当ててください。全部を混ぜる必要はありません。いちばん苦手だと思っている1色だけで十分です。色名を隠した状態で当てると、苦手意識が働く前に顔を見ることができます。
採点した結果、やはり点が低ければ、その苦手意識は正しかったということです。点が思ったより高ければ、苦手だったのは色そのものではなく、当時の素材や形だった可能性があります。
手持ちが一色に偏っている人|見慣れた色を基準にしない
毎日同じ系統の色を着ていると、その色を着た自分の顔に目が慣れます。慣れた顔は「普通」に見えるので、それ以外の色を当てると、どれも違和感があるように感じます。
この型の人は、見慣れた色を比較の基準にしないでください。代わりに、白か明るい灰色のタオルを基準にします。まず白いタオルを顔の下に当てて写真を撮り、それを0点とします。そのうえで、ほかの色が白より良いか悪いかを採点します。
手持ちの色も、ほかの色と同じように白と比べて採点してください。見慣れた色が白より点が低いことも珍しくありません。
色名を隠す方法|ひとりでもできる
2人いれば簡単です。1人が布や服を裏返して手渡し、もう1人は何色か知らないまま顔の下に当てます。手渡す人は、色の名前を口に出さないようにしてください。
ひとりでやる場合は、次の手順で隠します。
- 当てる服や布を、すべて紙袋に入れる
- 目を閉じて1枚取り出し、そのまま顔の下に当てる
- 色を見ないまま、スマートフォンで顔と布が写るように撮る
- 全部撮り終わってから、写真を順に見て採点する
- 採点が終わってから、何色だったかを確かめる
布がない人は、手持ちの服で布の代わりにする方法を使ってください。大事なのは布の質ではなく、採点の前に色を知らないことです。
採点は顔の3か所だけ
顔全体を見て「似合う・似合わない」を決めようとすると、印象が入り込みます。採点する場所を3か所に絞ってください。
- 目の下の影:色を当てたとき、目の下の影が濃くなったか、薄くなったか
- 口元:口のまわりの色がくすんだか、すっきりしたか
- 肌のつや:頬の光り方が均一になったか、まだらに見えたか
それぞれ、白いタオルを0点として、良ければ+1、悪ければ-1、変わらなければ0をつけます。3か所の合計が+2以上なら似合う側、-2以下なら似合わない側です。合計が+1から-1のあいだは、どちらとも取れる色として扱います。
この3か所は、色の反射で変わりやすい場所です。表情や気持ちでは動きにくいので、引っ張られにくい採点になります。
写真は時間を空けて見る
撮った直後に写真を見ると、撮ったときの気持ちがまだ残っています。可能なら、撮ってから半日以上空けて採点してください。翌朝に見ると、前の日の期待や苦手意識が薄れていて、写真を他人の顔のように見ることができます。
時間を空けられない場合は、写真の並び順をシャッフルしてから見てください。撮った順番どおりに見ると、何色だったかを思い出してしまいます。
好きな色が「似合わない」と出たとき
色名を隠して採点した結果、好きな色の点が低いことがあります。がっかりするかもしれませんが、好きな色を手放す必要はありません。
似合う・似合わないが効くのは、色が顔のすぐ近くに来たときだけです。顔から手のひら2つ分以上離れた場所、つまりボトムス、靴、かばんなどに置けば、顔色への影響はほとんどありません。好きな色は、そうした場所で着続けてください。
どうしても顔の近くで着たい場合は、首元に似合う側の色を少し挟みます。好きな色のニットの首元から、似合う側の色のタートルや襟を出す。それだけで、顔のすぐ下の色が切り替わります。詳しい考え方は似合う方ではなく悪く見える方を消すにも書いています。
結果がどちらとも取れるとき
色名を隠して採点しても、合計点が+1から-1のあいだに集まって、決めきれないことがあります。この場合は、3か所のうち口元の結果を優先してください。
口元は、会話のときにいちばん見られる場所です。目の下の影や肌のつやは、メイクである程度調整できますが、口元のくすみは話すたびに見えるので、日常の印象に効きやすいからです。口元で+1の色を似合う側、-1の色を似合わない側として、それ以外は保留にします。
保留にした色は、次に髪色を変えたときや、季節が変わって肌の状態が変わったときに、もう一度同じ手順で当ててください。髪を染めている人は、染めた髪を隠して測るか普段で測るかの手順と組み合わせると、ぶれがさらに減ります。
好きな色を着続けるための置き場所
自己診断の目的は、好きな色をあきらめることではなく、どこに置けばいいかを知ることです。採点の結果を、次のように使い分けてください。
| 採点の結果 | 置き場所 |
|---|---|
| 似合う側(合計+2以上) | 顔の近く。トップス、マフラー、襟元 |
| どちらとも取れる(+1〜-1) | 顔から少し離す。コートの前を開けて着る、ボトムス |
| 似合わない側(-2以下) | 顔から遠く。靴、かばん、ボトムス |
好きな色が似合わない側に出ても、置き場所を決めれば毎日着られます。
まとめ
パーソナルカラーの自己診断が難しい人の多くは、好きな色・苦手な色・見慣れた色に判定を引っ張られています。色名を隠して当て、目の下の影・口元・肌のつやの3か所だけで採点してください。写真は時間を空けて見る。どちらとも取れるときは口元を優先する。好きな色が似合わない側に出ても、顔から離して着れば手放す必要はありません。
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よくある問い
- Q. 好きな色が似合っているのか、好きだから似合って見えるのか分かりません
- どちらなのかは、色名を隠して当てると分かります。布や服を裏返して手渡してもらうか、自分で目を閉じて順番を混ぜてから当て、何色か知らないまま顔の3か所を採点してください。色を知らない状態でも点が高ければ、本当に似合っている色です。
- Q. ひとりで色名を隠すことはできますか
- できます。服や布を紙袋に入れて、目を閉じて1枚ずつ取り出し、色を見ないまま顔の下に当ててスマートフォンで撮ります。撮り終わってから写真を見て採点し、最後に何色だったかを確かめてください。順番が分からない状態で採点するのがポイントです。
- Q. 好きな色が似合わない側に出てしまいました。もう着ないほうがいいですか
- 着続けてかまいません。似合う・似合わないが効くのは、顔のすぐ近くに置いたときです。ボトムスや靴、かばんなど顔から離れた場所に置けば、顔色への影響はほとんどありません。どうしても顔の近くで着たいときは、首元に似合う側の色を少し挟んでください。
— メグラシ編集部





