パーソナルカラー診断セルフ|布が無ければ手持ちの服、黒ばかりなら白から

**診断用の布は無くて構いません。手持ちの服を、顔の下に当ててください。**ただし服は診断用の布と違って、自分の好みで色が偏っています。だから最初に当てる1枚は、手持ちの偏り方で変わります。
**クローゼットが黒・紺・グレーばかりの人は、白の種類から始めます。**真っ白と生成りを並べて、どちらで顔の下の影が浅くなるか。それだけで黄みの土台か青みの土台かが出ます。ベージュと茶ばかりの人は、持っているベージュがピンク寄りか黄寄りかを分けるところから。色物が多い人は、鮮やかな1枚・淡い1枚・濁った1枚・濃い1枚の4枚だけを選び出して並べます。
**服で確実に出せるのは、黄みか青みかの土台までです。**春か秋か、夏か冬かは仮置きにして、手持ちに欠けている側の色を店で当てて確かめます。光の整え方はパーソナルカラー自己診断が難しい|光で変わる人は窓と壁を先に直すに、血管や瞳の答えが割れたときの直し方は別の記事にまとめてあるので、ここでは道具の代わり方だけを書きます。
まず手持ちの服を広げて、偏りを3つに分ける
クローゼットから、無地の上着とトップスを全部出して、床かベッドの上に広げてください。枚数は数えなくてよく、色の面積で見ます。
| 偏り方 | 目安 | 最初に当てる1枚 |
|---|---|---|
| 黒・紺・濃いグレーが7割以上 | 床に広げたとき、全体が暗い | 白。真っ白と生成りを並べる |
| ベージュ・茶・カーキが半分以上 | 全体が土の色 | ベージュ。ピンク寄りと黄寄りを並べる |
| 赤・青・緑・ピンクなどが3割以上 | 色が散っている | 性格の違う4枚を選ぶ |
**どの偏りも、それ自体が1つ目のヒントです。**黒ばかりでも鏡の中の自分に違和感が無いなら、黒に負けない土台を持っている可能性があります。逆に黒ばかりなのに写真の顔がいつも疲れて見えるなら、黒が強すぎる土台かもしれません。ただしこの段階では決めずに、当てて確かめます。
服が診断用の布と違う3つの点
診断用の布は、同じ生地で色だけを変えてあります。服はそうではないので、当てる前に3つだけそろえます。
| 違い | 服で起きること | そろえ方 |
|---|---|---|
| 光沢 | 艶のある生地は肌に光を返して、色より光が勝つ | 光沢のない綿やウールだけを使う |
| 柄 | 柄があると目が柄を追って、肌を見なくなる | 無地だけ。ボーダーもロゴも外す |
| 面積 | 小さく当てると顔の面積に負ける | 肩から胸まで覆う広さに広げて当てる |
**この3つのうち、いちばん結果を変えるのは面積です。**ハンガーにかけたまま首元に寄せる程度では変化が出ません。服を両手で広げ、あご先の下から鎖骨の下まで、顔の横幅より広く覆ってください。
当て方と、見る場所
当て方は全部の偏りで同じです。鏡の正面に立ち、髪を後ろでまとめ、服を胸の前に広げて3秒見て、次の1枚に替えます。見るのは顔全体ではなく、2か所だけです。
- あご先の下の影:色が合うと影が浅く透け、合わないと影が濃く沈む
- 口の横の肌:色が合うと肌の色がそろい、合わないと黄っぽく濁るか、青っぽく灰色になる
顔の中心、つまり目や鼻を見ないでください。目は色に反応しないので、いつまで見ても差が出ません。
3秒で替えるのは、目が慣れるのを防ぐためです。同じ色を10秒見ると、目のほうが補正してどの色も同じに見えてきます。差が分からなくなったら、一度白い壁を5秒見て目を戻してから再開します。
黒・紺・グレーばかりの人|白の種類から始める
黒ばかりの人のクローゼットには、黒と比べられる相手がいません。黒と紺、黒と濃いグレーは、違う服に見えても診断の上では同じ側なので、並べても差が出ません。だから白から始めます。
手順
- 真っ白のシャツかカットソーと、生成りかアイボリーのニットを1枚ずつ選ぶ。無ければ真っ白のコピー用紙と、黄みのあるノートの紙で代用する
- 順に胸の前に広げ、あご先の下の影を見る
- 影が浅く透けたほうが、自分の土台に近い白。真っ白なら青みの土台、生成りなら黄みの土台を仮に置く
- 次に黒を当てる。黒を当てて顔の輪郭がはっきり出るなら、青みの土台でも強い色に耐える側(冬寄り)。黒に顔が負けて輪郭がぼやけるなら、淡い側(夏寄り)を仮に置く
**黒ばかりの人は、黄みの土台と出たときに受け入れにくい傾向があります。**黒が好きで黒を着てきた人ほど、黒が合わないという結果を疑います。ここで黒を手放す必要はありません。黄みの土台で黒を着るときの直し方は、顔の近くに白か生成りを1枚挟むことなので、黒の服はそのまま使えます。
ベージュ・茶ばかりの人|ベージュの寄り方で分ける
ベージュと茶が多い人は、すでに黄みの側を選んで生きてきた可能性が高いですが、ベージュには青みの土台の人が着る側もあります。ピンク寄りのベージュと、黄寄りのベージュです。
手順
- 持っているベージュを全部並べ、白い紙の横に置いて、ピンクに寄るものと黄色に寄るものに分ける
- それぞれの代表を1枚ずつ、胸の前に広げて比べる
- ピンク寄りで影が浅くなるなら青みの土台、黄寄りで浅くなるなら黄みの土台を仮に置く
- 黄みの土台と出たら、持っているベージュの中で、澄んだ明るいベージュと、灰みを含んだ落ち着いたベージュを並べる。澄んだ側が勝てば春寄り、落ち着いた側が勝てば秋寄りを仮に置く
**ベージュばかりの人に足りないのは、比べる相手の白とピンクです。**白はシーツや紙で代用できます。ピンクは、持っていなければ無理に買わず、タオルやハンカチで構いません。顔の下に当てるだけなので、服である必要はありません。
色物が多い人|4枚だけ選んで並べる
色物が多い人は、情報が多すぎて迷います。全部を当てるのではなく、性格の違う4枚を先に選び出してください。
| 性格 | 選び方の目安 | 例 |
|---|---|---|
| 鮮やかな1枚 | 遠くから見ても色が飛び込んでくる | 真っ赤、鮮やかな青 |
| 淡い1枚 | 白に近く、水で薄めたような色 | 水色、薄いラベンダー |
| 濁った1枚 | 灰色か茶色を混ぜたような落ち着いた色 | カーキ、テラコッタ、くすんだ緑 |
| 濃い1枚 | 黒に近いが黒ではない | ボルドー、深緑、濃い紺 |
4枚を順に当て、いちばん顔の影が浅くなった1枚と、いちばん沈んだ1枚を覚えます。**浅くなった1枚の性格が、自分の季節の中心です。**鮮やかなら春か冬、淡いなら夏か春、濁っているなら秋か夏、濃いなら冬か秋。それぞれ2つに候補が残るので、次に白で黄みか青みかを決めて、1つに絞ります。
どちらとも取れる場合
ここがいちばん長くなるところです。服で診断すると、半分くらいの人が「どちらも同じに見える」で止まります。止まり方は3つあり、直し方が違います。
2枚の差がほとんど無い
当てている2枚が、実は同じ側の色だということがあります。黒とグレー、生成りとベージュ、紺と黒。違う服でも診断の上では同じ側です。白と黒、白とベージュ、鮮やかな赤と濁ったカーキのように、性格の遠い2枚に替えてください。
それでも差が無いなら、面積を倍にします。1枚を広げるのではなく、同じ側の服を2枚重ねて、首の下から胸まで隙間なく覆います。それで初めて差が出る人は、肌の色の変化が小さい側なので、以後も面積を広げた状態で測ります。
日によって結果が変わる
朝と夜、晴れた日と曇った日で結果が変わる人は、光の問題です。これは光で変わる人は窓と壁を先に直すに手順があります。服の側でできることは1つだけで、同じ2枚を、日を変えて同じ時刻に2回当てることです。2回とも同じ側が勝ったら採り、割れたら3回目をやって多い側を採ります。
白では青みが勝ち、色物では黄みが勝つ
白と生成りの比較では真っ白が勝つのに、4枚の色物では濁ったカーキが勝つ、という矛盾が起きることがあります。これは土台と季節が別の軸だからです。真っ白が勝つなら青みの土台、カーキが勝つなら濁りに耐える側。両方を合わせると、青みの土台で濁りに耐える側、つまり夏寄りの中でも落ち着いた側、という答えになります。矛盾ではなく、2つの軸がそれぞれ答えを出しているだけなので、両方をそのまま採ってください。
服で出た結果を、どこまで信じるか
**土台(黄みか青みか)は、服の診断で出た答えをそのまま採って構いません。**この判定は面積の大きい色で見るので、服はむしろ得意です。
季節は仮置きです。手持ちの服には、自分が選んでこなかった側の色が欠けています。黒ばかりの人は淡い色が無く、ベージュばかりの人は鮮やかな色が無い。欠けている側を当てていないので、季節の判定は片側だけで決めたことになります。
仮置きした季節を確かめるには、店の試着室で欠けていた側の色を2枚だけ当てます。黒ばかりの人なら、淡い水色と淡いピンク。ベージュばかりの人なら、鮮やかな青と鮮やかなオレンジ。買わなくてよいので、当てて3秒見るだけです。これで季節が反対側に動くことは珍しくありません。動いたら、服での仮置きを捨てて店の結果を採ります。
店とアプリで結果が割れたときの採り方はベースカラー診断が店とアプリで割れる|昼の窓から1mで出た方を採るにまとめてあります。
やりがちな3つのずれ
気に入っている服を基準にしてしまう
好きな服を当てると、合っていると思いたくなります。好きな服は最後に当て、先に、持っているけれどあまり着ない服から当ててください。着ない服のほうが、合わなかった理由がそのまま結果に出ます。
柄物やロゴ入りを混ぜてしまう
無地が足りないと、ボーダーや小さなロゴ入りを当てたくなります。柄があると目が柄に行き、肌を見なくなります。無地が無い色は、その色は無いものとして飛ばしてください。
髪を顔の横に残したまま当てる
髪、とくに染めた髪が顔の両脇にあると、服の色より髪の面積が勝ちます。後ろで一つにまとめ、前髪も上げて、顔の周りに服の色だけが見える状態にしてから当てます。
結果が出たら、クローゼットの偏りそのものを読み直す
診断が終わったら、最初に広げたクローゼットをもう一度見てください。**偏りの方向と、出た結果が一致していたら、今の服はそのまま使えます。**足すのは、季節を確かめるための1枚だけです。
偏りと結果が食い違っていたら、全部を買い替える必要はありません。顔の近くに来る1枚、つまりトップスとマフラーだけを結果の側に寄せ、下半身とアウターは今のまま使います。顔から離れた場所の色は、診断の結果にほとんど響かないからです。
土台がはっきりしたら、黄みの人はイエベ|春か秋かは清濁で分かれ、最初の1色は顔の下のベージュで決める、青みの人はブルベの似合う色と見分け方|夏と冬を分ける3つの境目と最初の1色に進んでください。季節の境目の見分け方が、それぞれに書いてあります。
よくある問い
- Q. 手持ちの服で診断して、本当に当たりますか
- 黄みか青みか、という土台の判定までは十分に当たります。服は診断用の布より面積が広く、しかも自分の顔の近くで何度も見てきた色なので、むしろ差が見えやすいこともあります。当たりにくいのは、その先の季節の判定です。春と秋、夏と冬を分けるには、同じ黄みの中で澄んだ色と濁った色、同じ青みの中で淡い色と強い色を並べる必要があり、手持ちの服だけでは片側が欠けていることが多いからです。服で土台を決め、季節は仮置きにして、店の試着室で欠けていた側の色を当てて確かめる、という二段で考えると、無理なく進みます。
- Q. 黒い服ばかりで、白もグレーの混じったものしかありません
- グレーの混じった白は、それ自体が判定に使えます。真っ白と生成りを比べられないときは、持っているその白を当てて、顔の下の影が青っぽく沈むか、黄っぽく濁るかだけを見てください。青っぽく沈むなら、その白は自分の肌より青みが足りない側、つまり自分が青みの土台である可能性が高くなります。それでも決めきれないなら、白は買わなくてよいので、家にあるシーツやタオル、紙を使ってください。真っ白のコピー用紙と、少し黄みのあるノートの紙を顔の下に並べるだけで、白の種類の比較はできます。服で無理に全部そろえる必要はありません。
- Q. 鏡で見ても、どの服を当てても同じに見えます
- 差が見えない原因は、たいてい当てている面積と見ている場所です。服を首の下に小さく当てると、顔のほうが面積で勝つので変化が出ません。服を広げて、肩から胸まで覆うくらいの面積にしてください。そして見るのは顔の中心ではなく、あご先の下の影と、口の横の肌です。この2か所は色の影響がいちばん出やすい場所です。それでも差が無いなら、比べている2枚が実は同じ性格の色だということがあります。黒とグレー、ベージュと薄い茶は、違う色に見えても診断の上では同じ側です。白と黒、白とベージュのように、性格の遠い2枚から始めてください。
- Q. 髪を明るく染めていますが、そのまま診断してよいですか
- そのままで構いませんが、髪が顔の横に落ちている状態は避けてください。染めた髪の色が顔の両脇に入ると、当てている服より髪の面積のほうが大きくなり、服の色の影響が隠れます。髪を後ろで一つにまとめ、前髪があるなら上げて、顔の周りに服の色だけが見える状態にしてから当てます。染めた色そのものは、肌の下地の色を変えるわけではないので、結果に直接は響きません。ただ、染めた色が自分に合っていると感じている場合、その色は診断のヒントになります。明るい黄みの茶が合うなら黄みの土台、灰色がかった茶や黒に近い色が合うなら青みの土台である可能性が高いです。
— メグラシ編集部





