パーソナルカラー自己診断が難しい|染めた髪は隠して測るか普段で測るか

**髪を染めている人のパーソナルカラー自己診断がぶれるのは、顔の隣で一番大きい色面が髪だからです。**布を当てる前に、髪を隠して測るか、普段のまま測るかを決めてください。
今の髪色をこの先1年ほど続けるつもりの人は、普段のまま測ります。髪は「似合う色の条件」の一部なので、髪込みで出た答えがそのまま服に使えます。髪色を変える予定がある人、地毛に戻す途中の人、色を頻繁に変える人は、白いタオルで髪を隠して測ります。髪を外した肌だけの答えの方が、髪色が変わっても使えるからです。
両方で測って結果が違った人は、違った分が「髪に引っ張られていた分」です。それが明るさの違いか、黄み・青みの違いかで読み方が変わります。ここから先は、自分の髪がどれだけ判定を引っ張っているかを測る方法と、隠し方、違ったときの読み方を順に書きます。
結論:髪色を続けるなら普段、変えるなら隠す。違った分が髪の影響
パーソナルカラーの自己診断は、布を顎の下に当てて、顔がどう変わるかを見ます。このとき目に入っているのは、顔と布だけではなく、顔の両脇に落ちている髪も含めた全体です。髪が明るい茶色なら、どの布を当てても顔のまわりに明るい暖かい色が常に置かれている状態で判定していることになります。
| 髪色の予定 | 測り方 | 出てくる答え |
|---|---|---|
| この先も今の髪色を続ける | 普段のまま測る | 今の髪込みで似合う色 |
| 変える予定・地毛に戻す途中 | 白いタオルで髪を隠して測る | 肌だけで似合う色 |
| 頻繁に色を変える | 隠して測る | 髪が変わっても使える色 |
| 決めていない | 両方で測る | 違った分が髪の影響 |
表は分岐の軸で、どの行に入るかは髪色の予定で決まります。予定が無い人は両方で測ってください。両方測るのは手間ですが、違った分を見ることで、自分の髪が判定をどれだけ動かしているかが分かります。
先に、自分の髪がどれだけ引っ張っているかを30秒で見る
布を当てる前に、1つだけ試します。昼の窓から1mのところで鏡を見て、普段の髪のまま顔を10秒見ます。次に白いタオルで髪を全部隠して、同じ位置で顔を10秒見ます。
隠した瞬間に「顔が暗くなった」「顔が黄色く見えた」「血色が引いた」と感じたら、髪が判定を強く引っ張っている人です。この人は、隠すか普段かで結果が変わるので、予定に合わせて測り方を選ぶ必要があります。
隠しても顔の見え方がほとんど変わらなかった人は、髪の影響が小さい人です。地毛に近い色に染めている人、暗めの色に染めている人はここに入ることが多いです。この人は普段のまま測って構いません。
髪色を続ける人:普段のまま測る。ただし根元が伸びた時期は避ける
今の髪色を続ける人は、普段のまま布を当てます。出てくる答えは「今の髪込みで似合う色」で、それが服に使う答えです。
注意するのは測る時期です。染めてから6週間以上たって、根元に地毛が2cm以上出ている時期は、顔の隣に2色の髪があることになり、判定が揺れます。染めてから1〜4週間の、根元と毛先の色が近い時期に測ってください。
もう1つ、普段で測る人は、髪型も普段にします。いつも下ろしているなら下ろして、いつも結んでいるなら結んで測ります。結ぶと髪の色面が小さくなるので、結ぶ日が多い人は、下ろして測った結果とは少し違う答えが出ます。
髪色を変える人:白いタオルで髪を隠して測る
髪色を変える予定の人、地毛に戻す途中の人、色を頻繁に変える人は、髪を隠して測ります。出てくる答えは「肌だけで似合う色」で、髪色が変わっても使えます。
隠すのは白いタオルか、白い無地の布です。生え際まで覆い、前髪も中に入れます。顔のまわりに髪が1本でも出ていると、そこに目が行くので、鏡で確かめてから始めます。タオルが白以外だと、その色が顔の隣に置かれて判定が動くので、白を使います。
隠した状態で布を当てると、普段より顔が「素」に見えて、判定が難しく感じる人がいます。髪があるときは髪が答えを半分出していたからです。難しく感じるのは正常で、ここで見る場所を絞ります。目の下の影の濃さと、口角の横の影の色、この2か所だけを見てください。布を替えて影が薄くなる方が、似合う側です。
眉とまつげの色はどうするか
髪に合わせて眉を明るく染めている人、まつげを茶色にしている人は、眉とまつげも「髪の一部」です。髪を隠しても眉が明るい茶のままだと、顔の中に髪色が残ります。
髪色を変える予定の人が隠して測るときは、眉を薄い色のコンシーラーで一度消し、グレーの眉ペンシルで地毛に近い色に薄く描いてから測ります。まつげのマスカラは落とします。手間ですが、これをしないと「隠して測ったのに髪込みの答えが出る」ことになります。
髪色を続ける人は、眉もまつげも普段のままで測ります。
両方で測って結果が違った人①:明るさだけが動いた
普段では「明るく淡い色が得意」、隠すと「少し落ち着いた色が得意」と出た。黄みか青みかの判定は同じ。こういう人は、明るい髪が明るい色を顔に引き上げていた人です。
髪色を続けるなら、普段の答えで、明るい色を顔の近くに置いてよいです。髪色を暗くする予定なら、隠した答えに合わせて、顔の近くの色を一段落ち着かせます。黄み・青みの判定は変わらないので、色の系統は動かさず、明るさだけを髪色の予定に合わせます。
両方で測って結果が違った人②:黄み・青みが動いた
普段では「黄みの色が得意」、隠すと「青みの色が得意」と出た。あるいはその逆。こういう人は、髪の色みが顔の色みを変えていた人で、髪の影響が大きい人です。
この場合、採るのは隠した答えです。黄み・青みは肌の下地で決まるもので、髪はそれを覆っていただけだからです。髪色を続ける人でも、顔の近くの色は隠した答えに合わせ、髪色との釣り合いは明るさで取ります。たとえば肌は青み寄りで、髪が暖かい明るい茶なら、青み寄りの色の中で明るさを髪に近づけた色を顔の近くに置きます。
肌の下地そのものが決まらない人は、パーソナルカラー自己診断が難しい|血管・瞳・唇・肌で答えが割れたときで、見る場所を1つに絞ってから戻ってください。
どちらとも取れるとき①:根元と毛先の色が大きく違う
根元が地毛の黒で毛先が明るい茶、という人は、顔の隣に2色の髪があります。普段で測ると、どちらの髪色の答えなのか分かりません。
この人は、顔の横に落ちている位置の髪色で考えます。髪が長く、顔の横に来るのが毛先側なら毛先の色が普段の髪色です。髪が短く、顔の横に根元の色が見えているなら根元の色です。それでも決まらないなら、根元が伸びた時期は隠して測り、染め直した直後に普段で測り直します。
どちらとも取れるとき②:インナーカラーやハイライトで髪が2色
インナーカラーは、髪を下ろしていると内側に隠れて、顔の隣には外側の色が来ます。普段下ろしているなら外側の色が普段の髪色で、隠すときはインナーも含めて全部隠します。
結んだときに内側の色が顔の横に出るなら、結ぶ日の判定だけが変わります。結ぶ日が週に3日以上あるなら、結んだ状態でも一度測り、下ろした結果と違った分を「結ぶ日の補正」として覚えておきます。
ハイライトで細く明るい筋が入っている人は、全体の色としては土台の色で判定します。筋は面積が小さいので、判定を動かすほどの色面になりません。
どちらとも取れるとき③:グレイヘアに移る途中
白髪染めをやめて、根元から白が増えている途中の人は、髪色が月ごとに変わります。この時期に普段で測ると、測るたびに答えが動きます。
移行中は隠して測り、肌だけの答えを取っておきます。移行が終わって髪色が落ち着いたら、普段で測り直します。白髪が増えると、顔の隣に明るく青みのある色面が来るので、移行前より明るい色、涼しい色が得意になる人が多いです。それは肌が変わったのではなく、髪が変わった分です。
結果を服に使うときは、髪色の予定と一緒に持つ
出た答えを服に使うとき、「普段で測った答え」か「隠して測った答え」かを一緒に覚えておきます。髪色を変えた日に、どちらの答えを使っているかが分からなくなるからです。
髪色を変えたら、変えてから2週間後に、普段で測り直します。隠した答えと近づいていれば、髪の影響が小さい色に落ち着いたということです。離れていれば、新しい髪色がまた判定を引っ張っているので、顔の近くの色を髪に合わせて明るさだけ調整します。
光や部屋の条件で結果が動く人は、髪の前に窓と壁を先に直す方が早いことがあります。髪を隠しても結果が揺れる人は、そちらを確かめてください。
よくある行き違い
「染めているから自己診断は無理」とあきらめる人がいますが、無理なのではなく、答えが髪込みになるだけです。髪色を続けるなら、その答えで足ります。
「隠して測った答えが本当の自分」と思い込んで、普段の髪色と合わない色を顔の近くに置く人もいます。隠した答えは肌だけの答えで、服を着るときには髪があります。髪色を続けるなら、隠した答えに髪との釣り合いを足してください。
「地毛に近い色だから影響はない」と思っている人も、一度30秒だけ隠して見てください。地毛より半段明るいだけでも、顔の見え方が動く人がいます。動かなければ、そのまま普段で測って構いません。
関連記事
よくある問い
- Q. 髪を染めていると、パーソナルカラーの自己診断は当たらないのですか
- 当たらないのではなく、答えが「今の髪色を含めた似合う色」になります。髪は顔の隣で一番大きい色面なので、髪色が変われば顔の見え方も変わります。今の髪色を続ける人には、それがそのまま使える答えです。髪色を変える予定の人は、髪を隠して測った方が長く使える答えになります。
- Q. 髪を隠すには何を使えばいいですか
- 白いタオルか白い無地の布で、生え際まで覆います。前髪も中に入れてください。タオルの色が白以外だと、その色が隣に来て判定が動きます。頭に巻いたあと、顔まわりに髪が1本も出ていないことを鏡で確かめてから、布を当て始めます。
- Q. 普段で測ったときと隠して測ったときで、結果が違いました。どちらが本当ですか
- どちらも本当で、違った分が髪の影響です。たとえば普段では「明るい色が得意」と出て、隠すと「少し落ち着いた色が得意」と出たなら、明るい髪が明るい色を引き上げていたということです。髪色を続けるなら普段の結果を、変えるなら隠した結果を服に使ってください。
- Q. インナーカラーやハイライトで髪が2色あります。どう測ればいいですか
- 顔の横に落ちている毛束の色で測ります。インナーカラーは髪を下ろしていると見えないことが多いので、下ろした状態で顔の隣に来る色が普段の髪色です。結んだときに内側の色が出るなら、結んだ日の判定だけ別に見ます。
- Q. 白髪を染めるのをやめて、グレイヘアに移っている途中です。いつ測ればいいですか
- 移行中は根元と毛先の色の差が最も大きい時期で、普段で測ると結果が月ごとに動きます。この時期は髪を隠して測り、顔の肌だけで判定を取ってください。移行が終わって髪色が一定になったら、普段で測り直すと、白髪を含めた似合う色が出ます。
— メグラシ編集部





