パーソナルカラー自己診断が難しい|似合う方ではなく、悪く見える方を消す

**パーソナルカラーの自己診断が難しいのは、「どっちが似合うか」を決めようとしているからです。**似合うというのは、悪いところが出ていない状態のことで、目に見えるものではありません。人の目は、良くなった変化より、悪くなった変化を先に見つけます。だから問いの向きを逆にします。**2色を顎の下に5秒ずつ当てて、答えるのは「どっちが悪いか」だけ。**悪い側を1色ずつ消していくと、残った側に答えが出ます。
悪く見え方は、人で3通りに分かれます。**顔が黄色くくすむ人は、黄みの強い色が消えます。顔が青白くなって顎の影が濃くなる人は、青みの強い色が消えます。顔より服が目立って顔が消える人は、青みも黄みも関係なく、明るさか鮮やかさで消えます。**自分がどの型かで、消える色の軸が決まります。
光のそろえ方はパーソナルカラー自己診断が難しい|光で変わる人は窓と壁を先に直す、差そのものが見えない人はどの色を当てても差が見えない人に手順があります。この記事はその先、差は見えるのに決められない人のためのものです。
結論:「どっちが似合う」をやめて「どっちが悪い」で消す
手順は3つだけです。2色を1組にして顎の下に5秒ずつ当てる。「どっちが悪いか」だけ答える。悪い側を消して、3組やって、消えた色の共通点を見る。
| 自分の型 | 悪く見えたときの顔 | 消える色 | 残る側 |
|---|---|---|---|
| 黄ぐすみ型 | 肌が黄色く、くすんで、疲れて見える | 黄みの強い色 | 青み側 |
| 青白い影型 | 肌が青白く、顎の下の影が濃く、唇の色が引く | 青みの強い色 | 黄み側 |
| 顔が消える型 | 服だけ目立って、顔の印象が薄くなる | 明るすぎる色か、鮮やかすぎる色 | 青黄ではなく明るさ・鮮やかさで絞る |
似合う側を探すと、どちらも「悪くはない」で止まります。悪い側を消すと、1組ごとに1色ずつ減るので、止まりません。
なぜ難しいか|人の目は良い変化より悪い変化を先に見つける
顔の横に色を置いたとき、起きていることは「肌の色がその色に引っ張られて見える」だけです。似合う色のときは引っ張られず、肌がそのままに見えます。つまり似合うというのは、何も起きていない状態です。何も起きていないものを見つけるのは、難しいです。
似合わない色のときは、肌が黄色くなる、影が濃くなる、顔がぼやける、のどれかが起きます。起きているものは見えます。だから「どっちが悪い」は、訓練していない目でも答えられます。
自己診断が難しいと感じている人は、目が悪いのでも感覚が鈍いのでもなく、見えないものを見ようとしているだけです。
悪く見え方は3通り|自分の型を先に知る
消し始める前に、自分がどの型かを知っておくと、見る場所が決まります。手持ちの服の中で、着たときに「疲れてる?」「顔色悪い?」と言われたことのある1枚を着て、窓の横の鏡で見てください。
- 顔が黄色く、くすんで見える → 黄ぐすみ型。見る場所は頬と目の下
- 顔が青白く、顎の下の影が濃く、唇の色が引いて見える → 青白い影型。見る場所は顎の下の影と唇
- 顔の色は変わらないのに、服ばかり目に入って顔の印象が薄い → 顔が消える型。見る場所は顔と服のどちらに目が行くか
言われた経験がない人は、黒いトップスと白いトップスを順に当てて、どちらかで上の3つのどれが起きるかを見ます。黒で影が濃くなれば青白い影型に近く、白で黄色く見えれば黄ぐすみ型に近く、どちらでも服のほうに目が行けば顔が消える型です。
黄ぐすみ型|消すのは黄みの強い色。残るのは青み側
頬と目の下が黄色くくすむ人は、黄みの強い色が悪い側に出ます。からし色、オレンジ寄りのベージュ、黄みの強い緑、茶を当てたときに、肌の黄色が増して疲れた顔になります。
消す順番は、黄みの強いものからです。1組目はからし色と青みの黄色(レモン寄り)。2組目はオレンジ寄りのベージュと灰色がかったベージュ。3組目は黄みの茶と赤みの茶。3組とも黄みの強い側が悪ければ、この人の答えは「黄みの強い色を外す」で、青み側が残ります。
この型の人が気をつけるのは、青み側ならどれでもよいわけではないことです。青み側の中にも明るい色と暗い色があり、そこで悪い側が出るなら、次の軸に進みます。
青白い影型|消すのは青みの強い色
顎の下の影が濃くなり、唇の色が引いて見える人は、青みの強い色が悪い側に出ます。青みのピンク、紫、青みの強い灰色、真っ白を当てると、顔から血の色が引いたように見えます。
1組目は青みのピンクと黄みのピンク(サーモン寄り)。2組目は真っ白と生成り。3組目は青みの灰色と黄みの灰色。3組とも青みの側が悪ければ、答えは「青みの強い色を外す」で、黄み側が残ります。
この型は、黒でも同じことが起きる人が多いです。黒を当てて顎の影が濃くなるなら、黒も消す側に入れます。黒が消えたからといって暗い色が全部だめなわけではなく、黄みの暗い色(焦げ茶・深い緑)は残ることがほとんどです。
顔が消える型|青黄ではなく、明るさか鮮やかさの軸で消す
色を当てても肌の色は変わらないのに、鏡を見ると服ばかりが目に入り、顔の印象が薄くなる人です。この人は青みと黄みを比べても、どちらも「悪くはない」で止まります。悪いのは色の方向ではなく、強さだからです。
比べる組を替えます。1組目は同じ色の明るいものと暗いもの(明るい灰色と濃い灰色)。2組目は同じ色の鮮やかなものと濁ったもの(鮮やかな青とくすんだ青)。3組目は明るくて鮮やかな色と、暗くて濁った色。
明るい側で顔が消えるなら、明るすぎる色を外します。鮮やかな側で顔が消えるなら、鮮やかすぎる色を外します。この人は青黄が決まらなくても、明るさと鮮やかさの上限が決まれば、服の色はそこで絞れます。青黄はあとから、絞った色の中で改めて見ればよいです。
手順|2色を1組、5秒ずつ、答えは「悪い方」だけ
窓の横に座り、鏡を正面に置きます。布か服を2枚、顎の下に1枚ずつ、5秒ずつ当てます。5秒を超えると目が慣れて、差が見えなくなります。
答えは「こっちが悪い」の一言だけです。「こっちのほうが似合う気がする」は答えに数えません。悪いと見えなかったら、その組は「差なし」として飛ばします。
悪い側が出たら、その色を消します。消した色を紙に書いて、3組やります。3組で消えた色を見て、共通点が1つあれば(全部黄みが強い、全部明るすぎる)、そこで止めます。共通点が出ないときは、組の作り方が違っているので、次の「どちらとも取れる人」を見てください。
消した色の共通点の読み方|3組で1つ出れば決まり
消えた3色を並べて、何が共通しているかを見ます。
| 消えた3色の共通点 | 答え |
|---|---|
| 全部、黄みが強い | 黄ぐすみ型。青み側で選ぶ |
| 全部、青みが強い | 青白い影型。黄み側で選ぶ |
| 全部、明るい | 顔が消える型。明るさに上限をつける |
| 全部、鮮やか | 顔が消える型。鮮やかさに上限をつける |
| 共通点がない | 組の作り方を見直す(下の「どちらとも取れる人」へ) |
共通点が1つ出たら、それがこの人の答えです。残った側の中で、さらに消していくこともできますが、服を選ぶだけなら、ここまでで足ります。
どちらとも取れる人1|どちらも同じくらい悪い
2色のどちらを当てても同じくらい悪く見える人は、比べている2色が、青黄ではなく別の軸で両方ずれています。青みの濁った色と黄みの濁った色を比べて、どちらも濁りで悪く見えている、という状態です。
組を作り直します。同じ青みの中で明るいものと暗いもの、同じ黄みの中で鮮やかなものと濁ったもの。差が出た軸が、この人に効いている軸です。青黄は、効いている軸を先に決めてから、絞った色の中で見直します。
どちらとも取れる人2|どちらも悪くない
どの組を当てても悪い側が出ない人は、顔の色に幅があって、どの色も肌を引っ張らない人です。これは診断ができない人ではなく、服の色の幅が広い人です。
この人は消す方法では決まりません。決める必要もあまりありません。服を選ぶときは、色ではなく、顔の近くに置く明るさだけを決めてください。首元に置いた1枚で顔が暗くならない明るさの下限を見つけておけば、色は好きなもので構いません。
差が見えない理由を4つに分けた手順はどの色を当てても差が見えない人にあります。
どちらとも取れる人3|日によって悪い方が入れ替わる
同じ組で、今日は黄みが悪く、別の日は青みが悪い、と入れ替わる人は、顔の状態が日で変わっています。寝不足の日は目の下が暗くなり、暗い色や青みの色が悪く出やすい。頬に赤みが出ている日は、赤みのある色が悪く出やすい。日焼けが残っている秋口は、黄みの色が悪く出やすい。
やった日の顔の状態を1行だけメモしてください。寝不足か、赤みがあるか、日焼けが残っているか。3回やって、顔が普段どおりだった日の答えだけを採ります。入れ替わるのは診断が間違っているのではなく、その日の顔が普段と違うだけです。
消し終わったあと|残った側の色で、首元の1枚を選ぶ
消して残った側の色で、最初に決めるのは首元の1枚だけです。全部の服を決める必要はありません。顔の下に来る1枚が残った側の色なら、下に何を着ても、顔の見え方は崩れません。
秋冬なら、ニットかマフラーの色です。残った側の中で、手持ちにあるものを顎の下に当てて、影が濃くならず、黄色くもならず、顔より目立たないものを1枚選びます。それがこの冬の首元の色です。
残った側の中でさらに絞りたい人は、同じ消し方を残った色の中で繰り返します。1回目で青黄が決まった人は、2回目に明るさ、3回目に鮮やかさで消します。
まとめ:似合う色を探すのをやめて、悪い色を消す
自己診断が難しい人は、見えないものを見ようとしています。似合うは見えず、悪いは見えます。2色を5秒ずつ当てて、悪い側だけ消す。黄ぐすみ型は黄みの強い色が、青白い影型は青みの強い色が、顔が消える型は明るすぎる色か鮮やかすぎる色が消えます。3組で共通点が1つ出たら、そこで止めて、首元の1枚を選ぶ。
どちらも同じくらい悪い人は組を作り直し、どちらも悪くない人は明るさだけ決め、日で入れ替わる人は普段の顔の日の答えを採ります。
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よくある問い
- Q. 布を当てても、どちらが似合うのか本当に分かりません
- 分からなくて普通です。似合うというのは「悪いところが出ていない」状態で、見えるものではありません。人の目は、悪くなった変化のほうを先に見つけます。だから問いを逆にします。2色を顎の下に5秒ずつ当てて、「どっちが悪いか」だけ答えてください。顔が黄色くくすんだ、顎の影が濃くなった、顔より服が目立った、どれでも構いません。悪い側を1色ずつ消していくと、残った側に共通する性質が見えてきます。似合う側を探すより、悪い側を消すほうが、答えに早く着きます。
- Q. どちらを当てても、同じくらい悪く見えます
- 比べている2色の差が、青みと黄みではなく、別の軸でずれている可能性があります。たとえば青みの濁った色と黄みの濁った色を比べていて、どちらも濁りが強すぎて悪く見えている状態です。この場合は青黄の軸では決まらないので、組を替えます。同じ青みの中で、明るい色と暗い色を1組にして、どちらが悪いかを見てください。明るさで差が出れば、この人は青黄より明るさのほうが効く人です。青黄の答えはあとから出せますし、出なくても明るさだけで服の色は絞れます。
- Q. 日によって、悪く見える方が入れ替わります
- 顔の状態が日で変わっているからです。寝不足の日は目の下が暗くなり、暗い色が悪く見えやすくなります。頬に赤みが出ている日は、赤みのある色が悪く見えやすくなります。入れ替わる人は、やった日の顔の状態を1行だけメモしてください。寝不足か、赤みがあるか、日焼けが残っているか。3回やって、顔の状態が普通だった日の答えだけを採ります。入れ替わるのは診断が間違っているのではなく、その日の顔が普段と違うだけです。普段の顔の日に出た答えを、その人の答えにします。
- Q. 消していったら、残った色が少なすぎました
- 消しすぎです。消すのは「はっきり悪い」と見えた側だけで、「少し気になる」程度の色は残してください。3組やって消えた色に共通点が1つ出たら、そこで止めます。たとえば消えた3色が全部黄みの強い色なら、答えは「黄みの強い色を外す」で、それ以上は消しません。残った色がすべて似合う色という意味ではなく、残った色の中に悪い色がないという意味です。服を選ぶときは、残った側の中で、首元に置く1枚だけを先に決めます。全部を決めなくてよいです。
— メグラシ編集部





