パーソナルカラー自己診断が難しい|素顔とメイク後で結果が割れる人

**素顔とメイク後でパーソナルカラーの自己診断が割れるなら、どちらかが間違っているわけではありません。**2回の診断が、それぞれ別のものを測っていたのです。
**ベース、つまり黄みか青みかは素顔で採ります。明るさと鮮やかさは、いつものメイクをした顔で採ります。**服を着て人に会うのはメイクをした顔なので、明るさと鮮やかさはそちらに合わせたほうが、選んだ服が外れません。
ただし、ファンデーションの色と首の色がずれている人は、先にあご下の境目をそろえてください。ずれたまま採ったメイク後の結果は、肌ではなくファンデーションの色を測っています。好きな色に引っ張られて結果が揺れる人は好きな色に引っ張られる人の当て方を、部屋の光で揺れる人は光と壁で揺れる人を先に見てください。
結論:ベースは素顔、明るさと鮮やかさはメイク後
パーソナルカラーの判定は、大きく2段に分かれます。1段目が、黄みと青みのどちらがなじむかのベース。2段目が、明るい色か深い色か、鮮やかな色かくすんだ色か、という明るさと鮮やかさです。
| 段 | 測るもの | 採る顔 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1段目 | 黄みか青みか | 素顔 | ファンデーションの色が混ざらない |
| 2段目 | 明るさ・鮮やかさ | いつものメイク | 服を着る顔と同じ条件になる |
素顔とメイク後で割れる人の多くは、1回の診断で両方を決めようとしています。素顔で全部決めると2段目が普段の顔に合わず、メイク後で全部決めると1段目がファンデーションに引っ張られます。分けて採れば、割れる理由そのものがなくなります。
自分はどの割れ方か|3つの型
結果の割れ方は、だいたい3つの型に分かれます。
**一つ目は、ベースが割れる型です。**素顔ではブルベ、メイク後ではイエベ、のように黄みと青みが入れ替わる。ファンデーションの色が肌と違う人に多く出ます。
**二つ目は、明るさが割れる型です。**ベースは同じでも、素顔では深い色、メイク後では明るい色が似合って見える。素顔で目の下の影が強い人に多く出ます。
**三つ目は、鮮やかさが割れる型です。**素顔ではくすんだ色、メイク後では鮮やかな色がなじむ。リップやアイメイクの色が強い人に多く出ます。
どの型でも、手順は同じ「2段に分ける」ですが、つまずく場所が違うので、型ごとに注意点を書いていきます。
ベースが割れる型|先にあご下の境目を見る
ベースが割れる人は、まずファンデーションの色を確かめてください。いつものメイクをして、窓に向かって立ち、あごの下を見ます。
あごの線を境に、顔と首の色が違って見えたら、ファンデーションの色が肌とずれています。顔が首より黄色っぽいならファンデーションが黄みに寄りすぎ、顔が首よりピンクっぽいなら青みに寄りすぎです。
この状態でメイク後に診断すると、布の色はファンデーションと比べられます。ベースが入れ替わって見えるのは、そのためです。
確かめ方をもう一段細かく書くと、あごの下から指2本ぶん下の首の肌と、頬の中央の色を、同じ窓の光で見比べます。首の色は日焼けやメイクの影響が少ないので、自分の肌の基準になります。頬だけが首より明らかに明るい、または色みが違うなら、メイク後の診断ではベースを決めないでください。
逆に、ファンデーションと首の色がそろっている人は、メイク後に採ったベースもほぼ当てになります。この人で素顔とメイク後のベースが割れるなら、原因はファンデーションではなく、素顔の赤みかクマのほうです。次の「素顔で採るときの準備」を丁寧にやってください。
ベースが割れる型|素顔で採るときの準備
ベースは素顔で採りますが、何も整えずに布を当てると、クマや頬の赤みに目が行って差がわかりません。
準備は2つだけです。目の下のクマが濃い人は、クマの部分だけ肌に近い色のコンシーラーを指でなじませます。頬や小鼻の赤みが強い人は、その部分だけ同じようにおさえます。顔全体にファンデーションは塗りません。
この状態で、黄みの布と青みの布を交互にあごの下に当てます。肌の赤みの出方は日によっても動くので、日によって肌の赤みが変わる人の採り方も参考にしてください。
明るさが割れる型|素顔の影を数えない
素顔だと深い色、メイク後だと明るい色が似合って見える人は、素顔の影が結果を動かしています。
素顔で明るい色を当てると、目の下や口の横の影がくっきり見えます。それを「似合わない」と判断して、深い色に寄せてしまうのです。でも、普段その影はメイクで薄くなっているので、明るい色を着ても影は目立ちません。
明るさは、いつものメイクをした顔で採ってください。ここで明るい色がなじむなら、普段の服は明るい色で問題ありません。
ただし、メイクで影を隠しきれていない人もいます。いつものメイクのあとで、目の下にまだ影が見えるなら、その影の深さに合わせて明るさを選ぶほうが外れません。見分け方は、明るい布を当てたときに、目の下の影が布の明るさに負けてくっきり見えるかどうかです。くっきり見えるなら、一段深い色を選び、明るい色は顔から離れたボトムスや小物に回してください。
明るさが割れる型|メイクの量が日によって違う人
仕事の日はしっかりメイク、休みの日はほとんど素顔、という人は、明るさの答えが2つあってもおかしくありません。
この場合は、どちらの日の服で困っているかで決めます。仕事服で顔色が悪く見えて困っているなら、仕事の日のメイクで明るさを採る。休みの日の服がしっくりこないなら、休みの日の顔で採る。
両方で採って、仕事の服と休みの服で明るさを変えるのも正解です。たとえば仕事の日はファンデーションと眉をしっかり整えるので明るめの色、休みの日は日焼け止めだけなので一段深い色、と分けておけば、どちらの日も顔だけ浮いたり沈んだりせずに済みます。パーソナルカラーの明るさは、1つに決めなければならないものではありません。
鮮やかさが割れる型|リップとチークを外して採る
素顔ではくすんだ色、メイク後では鮮やかな色が似合って見える人は、リップかアイメイクの色が結果を引っ張っています。
鮮やかなリップをつけた顔では、鮮やかな布のほうが顔とつながって見えます。くすんだ布を当てると、リップだけ浮いて見えるからです。これは服の色が似合っているのではなく、リップの色と服の色が合っているだけです。
鮮やかさを採るときは、ファンデーションと眉、アイメイクの影色まではいつもどおりにし、リップは色のない保湿のものに、チークは外してください。この顔で布を当てると、リップに引っ張られずに鮮やかさの答えが出ます。
アイメイクの色が強い人は、まぶたの色も確かめてください。鮮やかな色のアイシャドウを広く塗っている人は、それだけで鮮やかな布とつながって見えます。まぶたは影色の茶か灰だけにして、目の際だけを締める状態で採ると、目元に引っ張られません。
採ったあとで、いつものリップとアイメイクに戻して同じ布を当ててみるのも役に立ちます。外した顔では似合わなかった鮮やかな布が、いつものメイクではなじむなら、その色はメイクとの組み合わせで着られる色です。服の主役ではなく、メイクをしっかりする日の差し色として持っておけます。
手順|2段で採る流れ
2段に分けた手順を、まとめて書いておきます。所要時間は30分ほどです。
- 朝の素顔で、クマと赤みだけ部分的におさえる
- 窓に向かって立ち、黄みの布と青みの布を交互にあごの下に当てる。これでベースを決める
- いつものファンデーション・眉・アイメイクをする。リップは色なし、チークは外す
- あご下の境目で、顔と首の色がそろっているかを確かめる
- 決まったベースの中で、明るい布と深い布、鮮やかな布とくすんだ布を当てる。これで明るさと鮮やかさを決める
所要時間の大半は、3から4の間です。ファンデーションを塗ったら10分ほど置き、肌になじんでから布を当ててください。塗った直後は粉っぽさや艶が浮いていて、明るさの判定がずれます。
布がない人は、手持ちの服で代用できます。ただし柄のあるものや、素材の光り方が大きく違うものは比べにくいので、無地で似た素材のものを選んでください。
どちらとも取れるとき|2段目を2回採る
2段に分けて採っても、明るさや鮮やかさがどちらとも取れる人がいます。その場合は、2段目だけを時間を空けてもう1回採ってください。
1回目はメイク直後、2回目は午後の、メイクが少し落ちた時間です。服を着ている時間の大半は、メイク直後ではなく、少し落ちた状態だからです。特に皮脂で艶が出やすい人は、午後になると顔の明るさが一段上がって見え、明るい色がなじみやすくなります。乾燥しやすい人はその逆で、午後は粉っぽさが出て、くすんだ色のほうがなじむことがあります。
2回で同じ答えが出たら、それを採ります。違う答えが出たら、2回目、つまり午後の答えのほうを採ってください。1日の長い時間に合う色のほうが、着ていて外れが少なくなります。
ベースまでどちらとも取れるとき
素顔で黄みと青みを当てても、どちらとも言えない人もいます。黄みでも青みでも大きく崩れない人です。
このタイプの人は、ベースを決めにいくより、2段目の明るさと鮮やかさを先に決めてください。明るさと鮮やかさが決まれば、その範囲の色は、黄みでも青みでもある程度なじみます。
ベースが中間に近い人の考え方は、どちらでもない人のセルフチェックで詳しく書いています。
プロの診断を受けるとき
自己診断で割れたまま、対面で診断を受ける人もいるでしょう。そのときは、素顔で行くかメイクして行くかを、事前に確かめてください。
素顔で行く診断なら、ベースはその結果を信じてかまいません。そのうえで、明るさと鮮やかさについて、普段のメイクで変わるかどうかを聞いてみてください。普段のメイクの写真を持っていくと、話が早く進みます。
2回目の診断で結果が違った人の考え方は、パーソナルカラー診断 2回目で違うときにまとめています。
まとめ
素顔とメイク後でパーソナルカラーの自己診断が割れる人は、1回で全部を決めようとしていることがほとんどです。ベースは素顔で、明るさと鮮やかさはいつものメイクをした顔で、と2段に分けて採ってください。
ベースが割れる人はファンデーションと首の色のずれを、明るさが割れる人は素顔の影を、鮮やかさが割れる人はリップの色を疑います。それでもどちらとも取れるなら、午後のメイクが落ちた顔の答えを採ると、着ている時間の長い顔に合う色が残ります。
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よくある問い
- Q. パーソナルカラーの自己診断は、すっぴんでやるべきですか
- 黄みか青みか、というベースの判定は素顔のほうが正確です。ただ、明るさや鮮やかさまで素顔で決めると、普段のメイクをした顔に合わない結果が出ることがあります。ベースは素顔、残りはいつものメイクで、と分けるのがおすすめです。
- Q. 素顔だとどの色も顔色が悪く見えます
- 目の下のクマや頬の赤みが強い人は、素顔だとどの布を当てても顔の暗い部分に目が行き、差がわかりません。その場合はクマと赤みだけ部分的に隠し、ファンデーションは塗らずにベースを採ってください。
- Q. メイク後に診断すると、普段使っているリップの色ばかり似合って見えます
- 見慣れたリップに合う色が似合って見えているだけのことが多いです。リップは色のない保湿のものだけにして、チークも外した状態で明るさと鮮やかさを採ると、リップの色に引っ張られなくなります。
- Q. 普段ほとんどメイクをしません。どうすればいいですか
- 普段素顔に近い人は、素顔の1回で全部を採ってかまいません。服を着るときの顔と、診断するときの顔が同じだからです。日焼け止めや色つきの下地だけ使う人は、それを塗った状態で採ってください。
— メグラシ編集部





