パーソナルカラー自己診断が難しい|メガネの枠の色に引っ張られる人

**メガネをかけたままパーソナルカラーの自己診断をすると、枠の色と同じ向きの布ばかり似合って見えます。**黒い枠なら鮮やかで濃い布、べっ甲なら黄みの布、金色の金属なら黄み、銀色なら青みの布です。枠は目のすぐ横に置かれたもう1枚の布なので、顔の下の布と合っているかどうかより先に、枠と布の相性が目に入るからです。
**黄みか青みかのベースは、メガネを外して採ってください。**近視で外すと鏡が見えない人は、スマホを固定して布ごとに撮り、掛けてから写真を並べて比べます。
明るさと鮮やかさの2段目は、毎日メガネで過ごす人なら掛けたままで構いません。結果と手持ちの枠が合わないときは、服を枠に合わせるのではなく、服は結果どおりにして、枠を次の買い替えで寄せます。
結論:ベースは外して採り、見えなければ写真で比べる
パーソナルカラーの判定は2段に分かれます。1段目は黄みか青みかのベース、2段目は明るさと鮮やかさです。メガネの影響を最も強く受けるのは1段目です。枠の色にも黄みと青みがあり、それが目の周りに常にあるので、顔の下の布の向きと比べて判断がぶれます。
| 段 | 測るもの | メガネ | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1段目 | 黄みか青みか | 外す | 枠の色の向きが、布の向きの判定を引っ張る |
| 2段目 | 明るさと鮮やかさ | 毎日かける人は掛けたまま | 人に会うときの顔と同じ条件で見られる |
| 最後 | 枠と服の合わせ | 掛ける | 枠は服の後から寄せる |
毎日はかけず、コンタクトの日もある人は、2段目も外して採ってください。メガネの顔とコンタクトの顔のどちらにも合う結果を出すには、何も掛けていない顔で決めておくほうが崩れません。
枠が結果を引っ張るしくみ
人の目は、顔の中で最も色の差が大きい場所に引き寄せられます。メガネの枠は、肌の上に置かれた細い線ですが、肌との色の差が大きいので、顔を見たときに最初に目が行く場所になりやすいのです。

そこへ布を当てると、目は布と肌ではなく、布と枠を見比べます。枠と布の色の向きがそろっていると、顔全体がまとまって見え、似合っていると感じます。向きがずれていると、ちぐはぐに見え、似合わないと感じます。本当は肌との相性を見たいのに、枠との相性を測ってしまうのです。
これは枠の色が濃いほど、太いほど強く起きます。細い金属の枠や透明な枠では弱くなりますが、ゼロにはなりません。
近視で外すと鏡が見えない人:スマホを固定して撮る
外して採るのがよいと分かっていても、近視が強い人は、外すと鏡の中の自分の顔が見えません。鏡に近づけば見えますが、顔に近づくと布と顔の両方が視界に入らなくなります。
この場合は、スマホで撮ってください。手順は次のとおりです。
- 窓に向かって座り、天井の照明は消す
- スマホを顔から50cmほど離した位置に、本や台を使って固定する
- 写真の自動補正とフィルターを切る
- メガネを外し、布を鎖骨の下からあご下まで当てて撮る
- 布を替えるたびに、同じ位置・同じ距離で撮る
- 撮り終えたらメガネをかけ、写真を2枚ずつ並べて比べる
比べるときは、写真の顔全体ではなく、あご下の影、小鼻の脇、唇の3か所だけを見てください。黄みの布で影が黄土色に濁る人は青み寄り、青みの布で頬が白く冷える人は黄み寄りです。
黒い枠の人:濃く鮮やかな布が似合って見える
黒い枠は、肌との明るさの差が最も大きく、顔の中にはっきりした線を作ります。そのため、掛けたまま診断すると、同じくらい濃くはっきりした布、つまり黒、濃紺、鮮やかな赤や青が似合って見えやすくなります。冬の型に寄った結果が出やすいのが特徴です。
外して採り直すと、明るく柔らかい布のほうが合っていた、ということがよくあります。外したほうの結果を使ってください。
外して採った結果が柔らかい色の型だったとき、黒い枠のままでも服は結果どおりで構いません。顔の近くを柔らかい色にすると、枠だけが強く見える場合は、枠と同じ黒をバッグや靴に1つ入れてください。黒が顔だけでなく全身に散らばるので、枠が浮かなくなります。
茶・べっ甲の枠の人:黄みの布が似合って見える
茶やべっ甲の枠は、黄みと赤みを含んだ色です。掛けたまま診断すると、黄みの布、特に茶、キャメル、オレンジ寄りの色が似合って見え、秋の型に寄りやすくなります。

外して採り直したときに青み寄りの結果が出た人は、べっ甲の枠をかけたまま青みの服を着ると、枠と服が逆向きになります。この場合は、服の青みを弱めるのではなく、顔の近くに来る服を結果どおりにし、枠と同じ茶色をベルトや靴に入れてつないでください。次に枠を買い替えるときは、グレーや灰みのある色を選ぶと、結果と枠がそろいます。
金属の枠の人:金なら黄み、銀なら青み
金属の枠は細いものが多く、黒や茶の枠ほど強くは引っ張りません。ただし、金と銀は黄みと青みの向きがはっきりしているので、ベースの判定には影響します。金色の枠なら黄みの布、銀色の枠なら青みの布が似合って見えやすくなります。
金属の枠の人は、外して採った結果が枠の向きと逆だったら、枠の金属を次の機会に替えるだけで大きく変わります。黄み寄りの人は金や銅色、青み寄りの人は銀やプラチナ色の枠が、顔とそろいます。
迷う人は、手持ちのアクセサリーで確かめられます。金と銀のアクセサリーを1つずつ、耳の横か首元に当てて、外したメガネの代わりに見比べてください。肌がなじむほうの金属が、枠に選ぶべき色です。
透明・淡い色の枠の人:影響は小さいが、レンズを見る
透明な枠や、薄いピンク、薄いグレーなどの淡い色の枠は、肌との差が小さいので、ベースの判定への影響はほとんどありません。掛けたまま診断しても、外して採った結果と大きくは変わりません。
ただし、枠が淡い人ほど、レンズの色が効いてきます。次の章でレンズの影響を確かめてください。
淡いピンクの枠には少しだけ赤みが、淡いグレーの枠には少しだけ青みがあります。掛けたまま採った結果と外して採った結果が、明るさの段だけで1段ずれた人は、枠の色味が効いていた可能性があります。外したほうを使ってください。
レンズの色:ブルーライトカットと調光
ブルーライトカットのレンズは、うっすら黄色みがかっています。このレンズ越しに鏡を見ると、すべての布が少し黄色く見え、青みの布の青さが弱まります。結果として、黄み寄りの判定が出やすくなります。
窓の光で色が変わる調光レンズも同じです。日の当たる窓辺に立つと、レンズが少し色づき、布の見え方が変わります。どちらのレンズでも、診断のときは外してください。外すと見えない人は、前の章の写真の手順を使います。
度の強い近視のレンズは、目を小さく見せます。目が小さく見えると、顔の中で目の印象が弱まり、布の色に顔が負けたように感じやすくなります。これは色の向きではなく強さの判定をぶらすので、2段目は写真で確かめるほうが確実です。
遠視や老眼のレンズは、反対に目を大きく見せます。目が大きく見えると、鮮やかな布にも顔が負けにくくなり、鮮やかさの判定が強い側へ寄ります。手元用のメガネを掛けて鏡を見ている人は、2段目も外して写真で比べてください。
毎日かける人:結果と枠が合わないときの順番
毎日メガネで過ごす人は、外して採った結果と、いま掛けている枠の向きが合わないことがあります。そのときの順番は次のとおりです。
- 服は、外して採った結果で選ぶ
- 顔の近くに来るトップスとマフラーは、結果どおりの色にする
- 枠の色と同じ系統の色を、小物で1つだけ入れる
- 次に枠を買い替えるとき、結果に合う色を選ぶ

服を枠に合わせて選ぶと、一時的にはまとまって見えても、枠を替えたときに手持ちの服がすべて合わなくなります。服は長く持つもの、枠は数年で替えるものなので、服の側を結果に合わせておくほうが、あとで困りません。
コンタクトの日とメガネの日がある人
両方を使い分ける人は、メガネを外した顔で1段目も2段目も採ってください。メガネの日だけ合う結果を出すと、コンタクトの日に顔の近くの色が浮きます。
メガネの日に、外して採った結果の服が少し強く見えるときは、枠の色が服の色と喧嘩しています。この場合は、メガネの日だけ顔の近くに白やグレーなどの中間の色を1枚はさんでください。枠と服の間に緩衝が入り、どちらの日にも同じ服が使えます。
掛けた結果と外した結果が割れたら
両方で採ってみて、結果が割れた人は、外したほうの結果をベースとして使ってください。割れたこと自体が、枠に引っ張られていた証拠です。
割れ方で、どれだけ引っ張られていたかも分かります。黄みか青みかで割れた人は、枠の色の向きが強く効いていた人です。明るさや鮮やかさだけで割れた人は、枠の太さと濃さが効いていた人です。後者は、細い枠や淡い色の枠に替えるだけで、掛けたままでも結果に近い印象になります。
どちらでも割れなかった人は、枠の影響が小さい人です。掛けたまま採った結果をそのまま使って構いません。
自己診断に向かない日と、人に見てもらう目安
メガネを外して写真で比べても、写真ごとに顔色が違って見えて決められない人がいます。照明や時刻がそろっていないか、布の差が小さすぎるかのどちらかです。窓の光が安定する昼前後に、紙と並べてはっきり差が分かる布を選んで、もう一度だけ撮り直してください。
それでも決まらない人は、写真を人に見せてください。見せるのは自分の顔ではなく、布を当てた2枚の写真だけで構いません。「どちらの写真のほうが、顔のあご下が澄んで見えるか」とだけ聞くと、答えがそろいやすくなります。
枠を選び直すとき:結果ごとの色の向き
次にメガネを買い替えるときは、外して採った結果に枠の色を寄せると、服と枠が同じ向きになり、毎朝の合わせで迷わなくなります。
| 外して採った結果 | 枠の色の向き | 避けたい枠 |
|---|---|---|
| 黄み・明るい | 明るい茶、薄い金、透明な茶 | 真っ黒の太い枠 |
| 黄み・深い | 濃い茶、べっ甲、くすんだ金 | 銀の細い枠 |
| 青み・明るい | 薄いグレー、銀、透明 | 黄みの強いべっ甲 |
| 青み・深い | 黒、濃紺、濃いグレー | 明るい茶 |
表は向きだけを示すものです。最後は、枠を顔にかけて、あご下の影と唇の色が、布を当てたときと同じように見えるかで確かめてください。枠を試すときも、照明の強い場所より、窓の近くの自然な光で見るほうが、布で判定したときと条件がそろいます。
迷ったら、太さで調整します。結果と向きの合う色が見つからないときは、細い枠や淡い色の枠を選べば、枠の色が顔に与える影響そのものが小さくなります。
まとめ
メガネをかけたまま自己診断をすると、枠の色と同じ向きの布が似合って見えます。黄みか青みかのベースは外して採り、外すと見えない人はスマホで撮って比べてください。
毎日かける人は、2段目の明るさと鮮やかさを掛けたまま確かめてよく、服は結果どおりにして、枠は次の買い替えで寄せます。
光の条件をそろえる方法は部屋の光と時間帯をそろえる記事に、素顔とメイク後で割れる人は素顔とメイク後で結果が割れる人にまとめています。自己診断の全体の流れはパーソナルカラーの自己診断の決め方から確かめてください。
よくある問い
- Q. メガネをかけたまま自己診断してはいけませんか
- 黄みか青みかのベースを決める段階では、外したほうが正確です。枠の色は目のすぐ横にあり、顔の中で最も目が行く場所なので、布の色より先に枠と布の相性が見えてしまいます。ただし、明るい色か深い色か、鮮やかな色かくすんだ色かという2段目は、毎日かける人なら掛けたままでも構いません。人に会うときの顔に近い条件で見られるからです。
- Q. 外すと鏡が全く見えません。どうすればいいですか
- スマホを顔から50cmほど離して固定し、布を当てるたびに撮ってください。撮り終えたらメガネをかけて、写真を並べて比べます。インカメラは左右が反転しますが、色の比較には影響しません。撮影の間は照明を消して窓の光だけにし、写真の自動補正やフィルターは切っておきます。補正が入ると、布ごとに肌の色が勝手に整えられて差が消えます。
- Q. 診断結果と、持っているメガネの枠の色が合いません
- 服は診断結果で選び、枠は次に買い替えるときに寄せれば足ります。いまの枠のまま服を合わせたいときは、顔の近くに来るトップスやマフラーを診断結果の色にし、枠と同じ系統の色を小物で1つ入れてください。たとえば黒い枠なら黒のバッグ、べっ甲なら茶の靴です。枠が顔の中で孤立しなくなり、全体がまとまります。
— メグラシ編集部





