似合う服診断と好きな服が違う|外れが色か形かで残し方を分ける

**似合う服診断の結果と好きな服が違っても、好きな服を手放す必要はありません。**まず、その服が外れているのが「色」か「形」か「雰囲気」かを1枚ずつ見てください。色はパーソナルカラー、形は骨格、雰囲気は顔タイプの領分で、それぞれ直し方が違います。
色だけ外れているなら、顔から20センチ以上離して着ればそのまま着られます。形だけ外れているなら、丈か幅を1か所直すか、上下の片方だけに使います。雰囲気だけ外れているなら、髪型と小物を顔に合わせて、服と顔の間に橋をかけます。
2つ以上の軸で外れている服は、着た自分が好きか、服そのものが好きかで分けてください。着た自分が好きなら1軸だけ診断に寄せた代わりを探し、服そのものが好きなら、家で着る服や眺める服として残します。
先に好きな服を、3つの軸で1枚ずつ見る
診断と好みがずれていると感じたら、好きな服を3枚選んで、次の表の3つの軸で1枚ずつ確かめます。まとめて「全部違う」と感じていても、軸ごとに見ると、外れているのは1つだけということがよくあります。
| 軸 | 確かめる診断 | 外れのサイン |
|---|---|---|
| 色 | パーソナルカラー | 顔色が悪い・黄ばむ・顔がぼやける |
| 形と素材 | 骨格 | 太って見える・着られている・寂しい |
| 雰囲気 | 顔タイプ | 服だけが浮く・幼い・きつい |
外れのサインは、鏡で見るより写真で見るほうがはっきり出ます。服を着て、顔から膝までが入る写真を1枚撮ってください。違和感のある場所が顔のまわりなら色か雰囲気、胸から下なら形の問題です。
色だけ外れる|顔から20センチ離せば、そのまま着られる
形も雰囲気も合っているのに、色だけパーソナルカラーから外れている服は、いちばん直しやすい服です。色が顔に影響するのは、顔から20センチほどの範囲だけだからです。
トップスなら、首元に自分の得意な色のインナーやマフラーを挟み、外れた色と顔の間に1色入れます。シャツなら下に得意な色のタートルを着る、ニットなら襟の詰まったものに得意な色のスカーフを巻く、という形です。
ボトムスや靴、バッグの色が外れていても、顔からは十分に離れているので、ほとんど影響はありません。好きな色が診断と違う人は、その色を腰から下に集めるだけで、好きな色を毎日着られます。
形だけ外れる|寸法を1か所直すか、上下の片方に絞る
色と雰囲気は合っているのに、形が骨格と合わない服は、どこが合っていないかを寸法で探します。
- 丈が合っていない:ウエストか腰骨か、どの位置で切れているかを見る
- 幅が合っていない:肩、身幅、裾のどこが余るか足りないかを見る
- 素材が合っていない:張りのある素材か、柔らかい素材か
丈と幅は、お直しで1か所だけ手を入れれば合うことが多いです。たとえば骨格ウェーブで、好きなロングスカートが長すぎるなら、裾を5センチ上げるだけで重心が上がります。骨格ストレートで、好きなブラウスの肩が落ちているなら、袖の付け根を詰めると上半身の厚みが整います。
素材が合わないときは直せないので、上下の片方だけに使います。好きなとろみ素材のブラウスが骨格ストレートで体に沿いすぎるなら、上に張りのあるジャケットを羽織って、素材が見える面積を減らします。
雰囲気だけ外れる|髪と小物で、顔との間に橋をかける
色も形も合っているのに、服だけが浮いて見えるなら、顔タイプとの雰囲気のずれです。直線の顔に甘いフリル、曲線の顔に硬くかっちりしたジャケット、という組み合わせがよくあります。
このずれは、服を替えなくても、髪と小物で埋められます。服と顔の間に、両方の要素を少しずつ持ったものを置くのがこつです。
- 直線顔×甘い服:髪をまとめて耳を出し、アクセサリーは角のある形にする
- 曲線顔×硬い服:髪に少しうねりを入れ、アクセサリーは丸い形にする
- 子ども顔×大人っぽい服:首元を詰めて、靴を軽いものにする
- 大人顔×子どもっぽい服:首元を開け、靴を細くて重さのあるものにする
服が持つ雰囲気と顔の雰囲気が、髪と小物を通してつながると、浮いていた服が「その人の好み」として見えてきます。
2軸以上外れる|着た自分が好きか、服そのものが好きか
色も形も、あるいは形も雰囲気も外れている服は、1か所直しても違和感が残ります。ここで考えたいのは、その服の何が好きなのかです。
着た自分が好きな服は、その服を着ているときの気分や、見せたい自分の姿が好きなのです。この場合は、服の中で好きな部分(色なのか、形なのか、雰囲気なのか)を1つ残し、残りの軸を診断に寄せた代わりを探してください。たとえば好きなのが鮮やかな赤なら、色はそのままに、形を骨格に合わせた1枚を探します。
服そのものが好きな服は、布や柄やつくりが好きで、着ている姿よりも服が目に入ることが嬉しいのです。この場合は無理に人前で着る必要はありません。家で過ごす日の服にする、部屋に掛けて眺める、という残し方も、立派な残し方です。
自分がどちらかわからないときは、その服をハンガーに掛けた写真と、着た写真を並べてください。ハンガーの写真のほうに心が動くなら、服そのものが好きな服です。
人に会う日と会わない日で、線を引く
似合うかどうかが大きく効くのは、他人から見られる日です。家にいる日や、一人で過ごす日は、似合うことよりも着ていて楽しいことのほうが大事になります。
週に何日、人に会うかを数えてみてください。
- 人に会う日が週に5日以上:診断に合う服を土台にして、好きな服は1軸だけずれたものを1日おきに混ぜる
- 週に2〜4日:好きな服のうち1軸ずれの服は人に会う日にも、2軸ずれの服は会わない日に
- 週に1日以下:好きな服を中心にして、人に会う日だけ顔まわりを診断に合わせる
人に会う日の多さで、診断にどれだけ寄せるかの割合を変えれば、似合う服と好きな服の両方に居場所ができます。
どちらとも取れるとき|2人に見せて3枚目の写真で決める
1軸ずれなのか2軸ずれなのか、自分では判断がつかないこともあります。自分の目は、好きな服を見るとき甘くなり、診断を気にしていると厳しくなるからです。
そのときは、同じ場所・同じ光で3枚の写真を撮ります。
- 好きな服をそのまま着た写真
- 好きな服の顔まわりに、得意な色を挟んだ写真
- 好きな服に、髪と小物を顔タイプに合わせて足した写真
この3枚を、服の好みを知らない人2人に見せて、どれがいちばん自然かを聞きます。2が選ばれたら色のずれ、3が選ばれたら雰囲気のずれ、1と2と3に差がないと言われたら形のずれか、そもそもずれていない服です。2人の答えが割れたら、1軸ずれと考えて、自分が好きなほうの直し方を選んでかまいません。
診断に寄せた服が、好きになれないとき
診断の後に、似合う側の服をまとめて買ったのに、着ていて楽しくない、という人もいます。似合う服がそのまま好きな服になる人ばかりではありません。
この場合は、3つの軸のうち1つを好きな側に戻してください。
- 色は診断、形と雰囲気は好み
- 形は診断、色と雰囲気は好み
- 雰囲気は診断、色と形は好み
いちばん戻しやすいのは、顔から離れた場所の色です。ボトムスや靴を好きな色にするだけで、診断に寄せた上半身との組み合わせに、自分らしさが入ります。診断の結果が複数あって、どれを優先していいかわからないときは似合う服診断の結果で服が選べないを先に読むと整理しやすくなります。
買う前に、好きな服を3つの確かめで通す
これから買う服でずれを減らすなら、売り場で次の3つを確かめてから決めます。
- 色:顔から20センチ以内に来る服か。来るなら、得意な色か、間に挟める得意な色を持っているか
- 形:丈と幅で、自分で直せる1か所以外にずれはないか
- 雰囲気:手持ちの髪型と小物で、顔との間をつなげるか
3つのうち2つ以上で「いいえ」になる服は、人前で着る服としてではなく、服そのものが好きな1枚として買うかどうかを考えてください。そう決めて買った服は、着る頻度が少なくても後悔しにくくなります。
秋冬に起きやすい3つのずれ
濃い色のコートが顔を沈める:形も雰囲気も好きなのに、顔が暗く沈むなら色のずれです。襟元に明るい得意な色のマフラーを入れると、コートはそのまま着られます。
ざっくりニットに体が負ける:色は合っていて好きな雰囲気なのに、着られて見えるなら形のずれです。編み目が骨格に合わなければ、ニットの上に薄いジャケットを重ねて、編みの見える面積を減らします。
甘いニットが顔に合わない:色も形も合っているのに、ニットだけ浮くなら雰囲気のずれです。髪をまとめて、アクセサリーの形を顔に合わせると落ち着きます。
骨格と顔タイプがそもそも逆を指していて、どちらの診断に従えばいいか迷う人は骨格と顔タイプが真逆に割れたときも参考になります。
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よくある問い
- Q. 診断で似合わないと言われた服は、もう着ないほうがいいですか
- 着てかまいません。診断は「何もしなくても似合う服」を教えるもので、それ以外を禁止するものではありません。外れているのが色か形か雰囲気かを見て、1か所だけ手を入れれば、多くの服は人前でも着られます。2か所以上外れている服は、家で着る服に回すと気持ちよく着続けられます。
- Q. 好きな服が全部、診断と逆の方向です
- 好きな方向がまとまっているなら、ずれている軸も1つにまとまっていることが多いです。たとえば好きな服が全部甘い雰囲気で、顔タイプが直線寄りなら、ずれているのは雰囲気の軸だけです。その場合は服を替えるより、髪型や小物を顔に合わせて、服と顔の間をつなぐほうが早く解決します。
- Q. 診断に寄せた服を買ったのに、着ていて楽しくありません
- 似合う服と着たい服がずれたまま、似合う側だけを買うと、着る回数が減ります。診断に寄せるのは3つの軸のうち1つか2つにとどめ、残りの1つは好きな側に残してください。色は診断、形は好み、のように分けると、似合うことと楽しいことが1枚の中に両方入ります。
— メグラシ編集部





