骨格と顔タイプが真逆|服と顔の勧めが割れたら、割れた場所で決める

**骨格と顔タイプが真逆に出たら、どちらか一方を選ぶのはやめてください。**顔から握りこぶし2つ分の範囲、だいたい鎖骨の少し下までは顔タイプに合わせ、そこから下の身頃の形と丈は骨格に合わせます。真逆の人がうまくいかないのは、どちらか一方を全身に当てているときです。
ただし、真逆には2つの種類があって、決め方が少し違います。骨格ストレートで顔はフェミニンのように直線と曲線が逆に出た人は、いま書いた「場所で分ける」がそのまま答えです。骨格ナチュラルで顔はキュートのように大人と子供が逆に出た人は、場所ではなく「大きさは骨格、飾りの量は顔」で分けます。
どちらの真逆か分からない人は、すぐ下の2問で分けてください。両方に当てはまる人は、線の真逆を先に片づけてから年齢感を整えます。
結論:真逆は「線」と「年齢感」の2種類で、分け方が違う
骨格診断は体の質感と重心を、顔タイプ診断は顔のパーツの形と配置を見ています。見ている場所が違うので、結果が逆に出ることは珍しくありません。逆に出たとき、困り方は2つに分かれます。
| 真逆の種類 | 例 | 何で分けるか | 顔に任せるもの | 骨格に任せるもの |
|---|---|---|---|---|
| 線の真逆 | 骨格ストレート×顔フェミニン/骨格ウェーブ×顔クール | 場所 | 襟の形・首まわりの柄・耳と首の飾り | 身頃の素材・ウエストの位置・丈 |
| 年齢感の真逆 | 骨格ナチュラル×顔キュート/骨格ウェーブ×顔エレガント | 量 | 飾りの数・甘さ・色の強さ | 服の大きさ・丈・生地の厚み |
この表は答えを出すためのものではなく、自分がどちらの列で考えればいいかを決めるためのものです。
まず2問で、自分の真逆を分ける
1問目。**骨格の結果が勧める服を着たとき、顔が「きつく見える」か「ぼやける」か。**きつく見えるなら、顔が曲線寄りで服が直線寄りです。ぼやけるなら、顔が直線寄りで服が曲線寄りです。どちらかに当てはまれば、あなたは線の真逆です。
2問目。**骨格の結果が勧める服を着たとき、顔が「幼く浮く」か「老けて沈む」か。**幼く浮くなら、服が大人っぽすぎて顔が子供寄りです。老けて沈むなら、服が若く軽すぎて顔が大人寄りです。こちらに当てはまれば、年齢感の真逆です。
両方に「はい」が出た人も多いはずです。その場合は線の真逆から読んでください。形のぶつかりを先に直すと、年齢感の違和感は半分くらいに減ることがよくあります。
線の真逆|顔から握りこぶし2つ分は顔、そこから下は骨格
線の真逆の人は、境目を体の上に引きます。あごの下に握りこぶしを縦に2つ当ててください。下のこぶしが終わる位置が、だいたい鎖骨の少し下になります。ここより上は顔タイプ、下は骨格です。
この線より上に入るのは、襟の形、首の詰まり具合、首まわりの柄、イヤリングやネックレスです。線より下に入るのは、身頃の素材の厚み、ウエストの位置、スカートやパンツの形、丈です。
この分け方にする理由は、外したときの困り方が場所で違うからです。顔の近くで顔に合わない線を置くと、表情が服に負けたり、顔だけが浮いたりします。体で骨格に合わない素材を置くと、着太りして見えたり、服に着られて見えたりします。外したときに困る場所を、それぞれの診断に預けるという考え方です。
骨格ストレート×曲線の顔(フェミニン・キュート・ソフトエレガント)
いちばん相談が多い組み合わせです。骨格ストレートの勧めは、張りのある素材、深めのVネック、直線的なシャツ。けれど顔が曲線寄りだと、首まわりの直線が顔をきつく見せます。
襟は顔に合わせます。シャツなら襟先が丸いもの、襟を立てずに寝かせて着るもの。Vネックは開きを浅めにし、Vの先が角ばらずに少し丸くなっているものを選びます。首まわりにリボンを足すなら、厚みのない細いものを1本だけにしてください。
身頃は骨格に合わせます。とろみのある薄い素材でギャザーを寄せると、胸の厚みが前に出て上半身が大きく見えます。曲線を足したいときも、ギャザーやフリルではなく、ハリのある素材の上に丸い襟を置く、という順番で考えます。
この組み合わせの詳しい形は骨格ストレート×フェミニンにまとめてあります。
骨格ウェーブ×直線の顔(クール・エレガント・クールカジュアル)
骨格ウェーブの勧めは、柔らかい素材、短めの丈、高い位置のウエスト。けれど顔が直線寄りだと、首まわりにフリルや丸い襟を置いたとたん、顔がぼやけて間延びして見えます。
襟は顔に合わせて、すっきりした線にします。小さめのスタンドカラー、浅いスクエアネック、細い開襟。首まわりの柄は、小花よりも細いストライプや無地のほうが顔の線と揃います。
身頃は骨格に合わせて、柔らかく薄い素材のまま、ウエストを高い位置で区切ります。直線の顔に合わせて身頃まで硬い素材にすると、体が服の中で泳いで寂しく見えます。顔の近くだけ直線、体は柔らかいまま、が基本です。
骨格ナチュラル×曲線の顔
骨格ナチュラルの勧めは、ゆとりのある形、粗い素材、長い丈。顔が曲線寄りだと、首まわりにざっくりしたタートルや太いケーブル編みを置いたとき、顔が服に負けます。
首まわりだけ目を細かくしてください。ニットなら首元のリブが細いもの、タートルより少し開いたクルーネック。ゆとりのある形と長い丈はそのまま残し、ざっくりした素材は腰から下か、羽織りものの外側に回します。
ゆるさを腰から下へ送る具体的な方法は骨格ナチュラル×フェミニン顔で扱っています。
年齢感の真逆|大きさは骨格、飾りの量は顔
年齢感の真逆は、場所では分けにくい型です。幼く浮く、老けて沈むという感覚は、顔の近くだけでなく全身から出ているからです。そこで分け方を「大きさ」と「量」に変えます。
**服の大きさ、丈、生地の厚みは骨格に合わせる。**ここを顔に合わせて小さく短く軽くすると、骨格ナチュラルやストレートの人は体だけが大きく見えます。
**飾りの数、甘さ、色の強さは顔に合わせる。**骨格が勧める大人っぽい服でも、子供顔の人はボタンを小さく丸いものに替える、柄を細かくする、色を半段明るくする。大人顔の人は逆に、骨格ウェーブの勧めるフリルやリボンを1つに減らし、色を半段深くします。
骨格ウェーブで大人顔の人が甘い服で浮く場合の高さの決め方は、骨格ウェーブで大人顔に書きました。
どちらとも取れる場合|境目の服は襟と柄で決める
握りこぶし2つの線をまたぐ服があります。ワンピース、ニット、ブラウス。上半身と首まわりが1枚でつながっているものです。この服をどちらに合わせるか迷ったときは、襟と柄の2つだけを顔に合わせ、それ以外は骨格に合わせて選んでください。
たとえば骨格ストレートで顔フェミニンの人がワンピースを選ぶなら、生地は張りのあるもの、ウエストは高すぎない位置、スカートは広がりすぎない形を骨格で決めます。そのうえで、襟だけ丸い形のもの、柄は大きすぎない曲線のものを選びます。
それでも迷うときは、店の鏡で次の順に見てください。まず1歩下がって全身を見て、着太りしていないかを見ます。ここで着太りしているなら骨格側が外れています。次に鏡に近づいて顔だけを見て、表情が負けていないかを見ます。ここで負けているなら顔側が外れています。両方とも問題がなければ、その服は境目を越えていて大丈夫です。
割れたとき、どちらを優先するかを写真3枚で決める
手持ちの服で試せます。同じ日、同じ窓辺で、次の3枚をスマートフォンで撮ってください。
1枚目は、骨格の勧めどおりの服を全身で着た写真。2枚目は、顔タイプの勧めどおりの服を全身で着た写真。3枚目は、上は顔タイプの勧める襟、下は骨格の勧める素材と形で組んだ写真です。
撮ったら、顔を指で隠して3枚を並べ、体のラインがいちばんすっきり見える1枚を選びます。次に、体を指で隠して顔だけを見比べ、表情がいちばん明るい1枚を選びます。
両方で3枚目が選ばれたら、場所で分ける考え方があなたに合っています。体で1枚目、顔で2枚目が選ばれたら、それぞれの勧めが当たっていて、組み合わせ方だけが課題です。体で2枚目が選ばれたら、骨格の結果を疑ってもいい合図です。
秋冬の上着で割れたとき
コートやジャケットは、握りこぶし2つの線をまたぐ代表です。しかも面積が大きいので、割れたときの影響も大きくなります。
形と丈と素材の厚みは骨格に合わせます。骨格ストレートならハリのあるウールで腰が隠れる丈、骨格ウェーブなら軽い素材で短めかウエストが絞れるもの、骨格ナチュラルならゆとりのある長め。
襟だけは顔に合わせます。曲線の顔ならノーカラーかショールカラー、直線の顔ならテーラードかスタンド。マフラーやストールで顔まわりを足せるなら、コートの襟は骨格寄りのままにして、巻きもので顔に寄せる方法もあります。巻きものは脱げば消えるので、買い物の失敗が少なくて済みます。
コートの形の選び方はコートを骨格と顔タイプで選ぶも参考になります。
やってはいけない折衷:全部を半分ずつ
真逆の人がいちばん陥りやすいのは、どの服も「骨格50、顔50」で選んでしまうことです。素材は中間の厚み、襟は中間の形、柄は中間の大きさ。こうして選んだ服は、どちらにも外れていない代わりに、どちらの良さも出ません。
分けるのは場所か量であって、1枚の服の性質を半分にすることではありません。首まわりははっきり顔の側に、身頃ははっきり骨格の側に振ってください。振り切った服を上下で組み合わせるほうが、全部を中間にするより印象がはっきりします。
診断結果に自信が持てないとき
真逆に出た人は、どちらかの診断が境目だった可能性もあります。骨格なら上半身と下半身で寄りが割れている、顔タイプなら直線と曲線の両方の要素がある、という状態です。
それでも、診断を受け直すより先に、困っている側から決めることをおすすめします。着太りに困っているなら骨格の結果を信じて体を決め、顔が負けることに困っているなら顔タイプの結果を信じて首まわりを決めます。困っていない側は、いまの服のままで構いません。
骨格と顔タイプのどちらを優先するかを一般論として整理したい人は顔タイプと骨格の優先順位を、診断どおりなのに似合わないと言われた人は似合う服診断の通りなのに似合わないと言われたを読んでください。
迷ったら戻る3つの線
最後に、迷ったときに戻る場所を3つだけ置いておきます。
1つ目は、あごの下に握りこぶし2つ。ここより上は顔、下は骨格です。2つ目は、年齢感の真逆なら、大きさは骨格、飾りの量は顔です。3つ目は、どちらとも取れる服は、襟と柄だけ顔に合わせ、それ以外は骨格に合わせます。
この3つで決めきれない服は、たいてい1枚で両方を叶えようとしている服です。上下に分けて組み合わせるほうへ、選び方を切り替えてください。
よくある問い
- Q. 骨格と顔タイプ、どちらを優先すればいいですか
- どちらか一方を全身で優先するより、場所で分けるほうが失敗が少なくなります。顔から握りこぶし2つ分、だいたい鎖骨の少し下までは顔タイプに、そこから下の形と丈は骨格に合わせてください。顔の近くで外すと表情が負け、体で外すと太って見えるので、外したときに困る場所をそれぞれの診断に預けるという考え方です。
- Q. 線の真逆と年齢感の真逆が両方ある場合はどうしますか
- 先に線の真逆を片づけてください。襟や柄の形を顔に合わせ、身頃の素材や形を骨格に合わせたあとで、残った違和感が「幼い」「老ける」のどちらかなら、年齢感の分け方で飾りの量だけを調整します。順番を逆にすると、飾りを減らしたのに線がぶつかったまま、という状態が残りやすくなります。
- Q. 診断結果そのものが間違っている気がします
- 真逆に出た人ほど、境目の診断であることが多いのは確かです。ただ、診断を受け直す前に、この記事の写真3枚の比べ方を一度試してください。顔の近くを入れ替えたときに表情が変わるなら顔タイプの結果は当たっていて、体のラインが変わるなら骨格の結果が当たっています。どちらも変わらないなら、その診断は境目なので、困っている側から決めて構いません。
— メグラシ編集部





