メグラシ
自分を知る

骨格と顔タイプでバッグが割れる|大きさは骨格、形の角は顔で決める

メグラシ編集部//読了 9分
駅のホームで、角の丸い革のショルダーバッグを腰の横に提げて歩き出す女性の、鎖骨から膝まで

**バッグの大きさと素材の張りは骨格で、形の角の丸さと金具は顔タイプで決めてください。**骨格診断が見ているのは体の厚みと骨の太さで、それに釣り合うバッグの量です。顔タイプ診断が見ているのは顔の線と大人っぽさで、それに揃うバッグの線です。2つの診断は、同じバッグの違う部分について言っています。

勧めが割れて見えるのは、たとえば骨格ストレートでキュートの人が「大きめの張りのある革」と「小ぶりで丸い形」を同時に言われたときです。これは「中型で、張りのある革で、角の丸い形」と読み替えれば、矛盾しません。

ただし、どうしても1つを選ぶしかない場面では、バッグが顔から何cm離れるかで優先する診断を決めます。肩に掛けて脇の下より上に来るなら顔、手に持ったり斜めに掛けたりして腰より下に来るなら骨格です。以下、その測り方と、組み合わせごとの答えを書きます。

先に分ける:骨格が決める部分と顔が決める部分

バッグを4つの要素に分けると、どちらの診断の担当かがはっきりします。

要素担当見ているもの
大きさ・厚み骨格体の厚みと骨の太さに対する量
素材の張り・柔らかさ骨格体の表面の質感との釣り合い
形の角の丸さ顔顔の線が直線か曲線か
金具・飾りの大きさ顔子供顔か大人顔か

骨格の先生が「大きめ」と言ったのは量の話、顔の先生が「小ぶり」と言ったのは、多くの場合「金具や飾りが小さい」「全体の印象が軽い」という線の話です。言葉が同じ「大きさ」なので食い違って聞こえますが、指している場所が違います。

どちらを優先するか:バッグと顔の距離で決める

それでも、通勤で書類が入る大きさが必要、手持ちのバッグを買い替えずに使いたい、といった理由で、両方を満たせないことがあります。そのときはバッグを持った姿を全身で1枚撮り、バッグのいちばん上の位置を見ます。

  • バッグの上端が脇の下より上:顔の近くにあるので、顔タイプを優先する
  • 脇の下から腰のあいだ:両方の影響を受ける。素材の張りは骨格、角は顔で折り合う
  • 腰より下:体の線の一部として見えるので、骨格を優先する

人の目は、顔の近くにあるものを顔と一緒に見ます。脇の下より上にあるバッグは、顔の線とずれるとすぐ違和感になります。逆に腰より下にあるバッグは、顔から遠いので線のずれは目立ちにくく、体に対する量のほうが目立ちます。

骨格ストレート×曲線の顔(キュート・フェミニンなど)

骨格ストレートは、体に厚みがあり、筋肉の張りを感じさせる体型です。小さく柔らかいバッグは体の量に負けて、体が大きく見えます。顔は曲線なので、角張った箱型は顔とずれます。

選ぶのは、中型で、張りのある革で、角の丸い形です。底の角を見て、指1本ぶん以上の丸みがあれば曲線の顔に揃います。上辺が弧を描く形も合います。

金具は、子供顔のキュートなら小さく丸いもの、大人顔のフェミニンなら少し大きめで曲線のあるものにします。

肩掛けで顔の近くに来るときは、角の丸さをさらに強めてかまいません。腰より下で手に持つときは、角の丸さより張りと大きさを優先します。

骨格ストレート×直線の顔(クール・フレッシュなど)

この組み合わせは、診断の勧めがほぼ揃います。張りのある革で、中型以上、角のある形です。割れにくい組み合わせなので、迷ったら上辺も底もまっすぐな形を選んでください。

子供顔のフレッシュやクールカジュアルは、大きすぎると顔とのあいだで年齢がずれます。持ってみて、バッグの横幅が肩幅の半分を超えたら一回り小さくします。

骨格ウェーブ×直線の顔(クール・フレッシュなど)

骨格ウェーブは、上半身が薄く、重心が下にある体型です。大きく重いバッグは体の下半分に量をためるので、重心がさらに下がって見えます。顔は直線なので、丸い形や柔らかく崩れる形は顔とずれます。

選ぶのは、小ぶりから中くらいで、薄く、角のある形です。素材は柔らかい革でかまいませんが、形が崩れない程度の芯があるものにします。横から見た厚みが手のひら1枚ぶん以下なら、量が出すぎません。

持つ位置は高めにします。肩に掛けて、上端が脇の下に来る長さの持ち手が合います。この位置は顔の近くなので、角は顔に合わせてはっきり立てます。

骨格ウェーブ×曲線の顔(キュート・フェミニンなど)

この組み合わせも勧めが揃います。小ぶりで柔らかく、角の丸い形です。金具や飾りは顔の大人っぽさに合わせます。キュートなら小さな丸い金具、フェミニンなら細いチェーンや揺れる飾りが合います。

迷いやすいのは通勤バッグです。大きさが必要なときは、素材をより柔らかくし、持ち手を短くして高い位置で持ちます。

骨格ナチュラル×曲線の顔(フェミニン・ソフトエレガントなど)

骨格ナチュラルは、骨や関節がしっかりしていて、体の枠が大きい体型です。小さく整ったバッグは骨の太さに負け、持ち物だけが華奢に見えます。顔は曲線なので、角のある箱型は顔とずれます。

選ぶのは、大きめで、布や柔らかい革のくたっとした形です。くたっとした素材は、置いたときに自然と角が丸くなるので、それだけで曲線の顔に揃います。

肩に掛けて顔の近くに来るときは、口の部分にギャザーやドレープが寄る形にすると、顔の曲線とつながります。手に持つときは、大きさを優先して大丈夫です。

骨格ナチュラル×直線の顔(クール・クールカジュアルなど)

勧めがほぼ揃う組み合わせです。大きめで、布や起毛した革、角のある形です。角はくっきり立っていなくても、上辺がまっすぐであれば直線の顔に揃います。

3つが混ざる人:骨格がミックスのとき

骨格診断で「ストレートとウェーブの間」のように2つ言われた人は、上半身の厚みで決めます。

鎖骨の下に手のひらを当てて、胸の厚みを感じる人はストレート寄りなので、張りのある中型。胸の上が平らで鎖骨がよく浮く人はウェーブ寄りなので、小ぶりで柔らかい素材にします。

迷ったら、張りは中くらい、大きさは中くらいにして、角の丸さを顔に合わせます。量の判断を中間にしておけば、線を顔に合わせるだけで外れにくくなります。

顔タイプが中間の人:角は眉で決める

顔タイプが「直線と曲線の中間」と言われた人は、眉の形で決めます。

  • 眉山がはっきり折れている:角のある形
  • 眉がなだらかな弧を描いている:角の丸い形
  • どちらとも言えない:底の角だけ丸く、上辺はまっすぐな形

眉は、顔の線の印象を最も強く左右するパーツです。眉を描き足している人は、描く前の眉で見てください。

秋冬のコートとの合わせで起きること

秋冬はコートを重ねるので、バッグとの関係が変わります。

厚手のコートを着ると、体の量が増えます。骨格ストレートとナチュラルの人は、夏に合っていた大きさでは小さく見えることがあります。ウェーブの人は、コートで量が増えたぶん、バッグはむしろ小さくするほうが釣り合います。

コートの襟が大きいと、肩掛けのバッグの持ち手が襟とぶつかります。このときは斜め掛けに変えるか、手に持つ形にして、バッグを腰の位置まで下げます。下げたぶん、骨格の判断を優先してください。

診断どおりなのに似合わないとき

大きさも角も合わせたのに似合わない人は、次の2つを見ます。

色の明るさ。バッグの色が服より極端に明るいと、バッグだけが前に出て、大きさの判断がずれます。服より少し暗いか、同じくらいの明るさにします。

持ち手の長さ。同じバッグでも、持ち手が長くて腰より下に来ると骨格の判断、短くて脇の下に来ると顔の判断になります。持ち手の長さを変えられるものなら、まず長さで調整してみてください。

診断の結果が真逆に出た人の全体の考え方は、骨格と顔タイプが真逆のときにまとめています。顔タイプだけで見たバッグの形は顔タイプ別のバッグ・靴の選び方で確かめられます。

手持ちのバッグを買い替えずに直す

いま持っているバッグが、診断のどちらかとずれていても、すぐに買い替える必要はありません。持ち方と組み合わせで、ずれを目立たなくできます。

大きさが骨格に合っていないとき。バッグが小さすぎる人は、持つ位置を顔に近づけて、体に対する量の比べ方から外します。肩に掛けて脇の下に来る長さにすると、バッグは体ではなく顔と一緒に見えるので、小ささが目立ちません。バッグが大きすぎる人は、逆に腰より下で手に持ち、コートの裾と重ねて、体の線の一部に溶かします。

角が顔に合っていないとき。角張ったバッグを曲線の顔の人が持つなら、持ち手に柔らかい布のスカーフを1本結ぶと、顔に近い位置に曲線が入ります。丸いバッグを直線の顔の人が持つなら、持ち手をまっすぐな革の持ち手に替えるか、バッグを腰より下に下げて、顔との距離をとります。

素材の張りが骨格に合っていないとき。柔らかいバッグを骨格ストレートの人が持つと、中身が少ない日にくたっと潰れて、体の張りとずれます。中に薄い仕切りや小さなポーチを入れて形を保つと、張りが戻ります。

どれも、今日からできる調整です。次に買い替えるときに、量は骨格、線は顔で選び直してください。

売り場で確かめる手順

  1. 普段の服装で行き、バッグを実際の持ち方で持つ
  2. 鏡から2歩下がり、全身を見る
  3. バッグの上端が脇の下より上か、腰より下かを確かめる
  4. 上なら角の丸さと金具を顔に照らし、下なら大きさと張りを体に照らす

手持ちのスマートフォンで全身を1枚撮ると、鏡より冷静に判断できます。

まとめ:量は骨格、線は顔

  • 大きさ・厚み・素材の張りは骨格で決める
  • 角の丸さ・金具・飾りは顔タイプで決める
  • 選びきれないときは、バッグの上端が脇の下より上なら顔、腰より下なら骨格を優先する

骨格と顔タイプの勧めが割れて見えても、バッグを「量」と「線」に分けて読めば、多くの場合は1つのバッグで両方を満たせます。

よくある問い

Q. 骨格ストレートでキュートです。大きい革のバッグと小さい丸いバッグ、どちらを選べばいいですか
大きさは骨格に合わせて中くらい以上、形は顔に合わせて角を丸くします。底の角に指1本ぶん以上の丸みがある、張りのある革の中型バッグが両方を満たします。小さい丸いバッグは体の厚みに対して軽すぎ、大きくて角張ったバッグは顔の丸さとずれます。
Q. 通勤で書類が入る大きさが必要です。骨格ウェーブでも大きいバッグを持てますか
持てます。大きさを変えられないときは、素材を柔らかくして、持つ位置を上げます。肩に掛けて脇の下の高さに収まる持ち手の長さにすると、体の下半分にバッグの量がたまらず、重心が下がって見えません。底を薄く、横から見て厚みが手のひら1枚ぶん以下のものにすると、大きくても量が出すぎません。
Q. 顔タイプが中間でよく分かりません。角はどう決めればいいですか
眉の形で決めます。眉山がはっきり折れている人は角のある形、眉がなだらかな弧の人は角の丸い形を選びます。眉を描き足している人は、描く前の眉で見てください。それでも決まらない人は、底の角だけ丸く、上辺はまっすぐな形にすると、どちらに寄っても外れにくくなります。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
小さな千鳥格子のニットに無地の紺のまっすぐなスカートを合わせ、駅の通路を歩く女性の鎖骨から膝までの姿Pick

自分を知る

柄物が似合わない 骨格と顔タイプ|柄の大きさは顔、置く場所は体で決める

柄物を着ると服だけ目立つ人と、太って見える人では、直す場所が違います。服だけ目立つなら柄ひとつの大きさを顔のパーツに合わせ、太って見えるなら柄を置く場所と地の厚みを骨格に合わせます。骨格と顔タイプの組み合わせ別に、柄の測り方と迷う柄の決め方をまとめました。

続きを読む
深く丸く開いたUネックの生成りのニットに紺のジャケットを羽織った女性の鎖骨から胸元

自分を知る

骨格と顔タイプで首元が割れる|開きの深さは骨格、襟の角は顔で決める

骨格診断はVネック、顔タイプ診断は丸首を勧める。首元の勧めが割れた人は、どちらかを捨てずに、開きの深さを骨格に、襟の角の丸さを顔に分けて両方取ります。鏡で測る境目と、どちらとも取れるときの決め方まで。

続きを読む
直線的なウールのコートに丸い襟のニットを合わせ、柔らかいマフラーを首元で整える女性の上半身

自分を知る

骨格と顔タイプがちぐはぐな人の冬服|首から上と下で役割を分ける

骨格はストレートなのに顔は子供っぽい曲線、骨格はウェーブなのに顔は大人っぽい直線。骨格と顔タイプの診断結果がちぐはぐで、どちらに合わせても何かが似合わない人は、首から下を骨格に、首から上を顔タイプに任せてください。境目をどこに置くかを鎖骨と顎の間で測る手順、3つのちぐはぐの型ごとの組み方、どちらとも取れるときの決め方、冬のコート・ニット・マフラー・靴での役割分担まで。診断結果が食い違う人が、冬の服を自分の顔と体で決められるようにする記事です。

続きを読む

あわせて読みたい

柄物が似合わない 骨格と顔タイプ|柄の大きさは顔、置く場所は体で決める

自分を知る

柄物が似合わない 骨格と顔タイプ|柄の大きさは顔、置く場所は体で決める

柄物を着ると服だけ目立つ人と、太って見える人では、直す場所が違います。服だけ目立つなら柄ひとつの大きさを顔のパーツに合わせ、太って見えるなら柄を置く場所と地の厚みを骨格に合わせます。骨格と顔タイプの組み合わせ別に、柄の測り方と迷う柄の決め方をまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
骨格と顔タイプで首元が割れる|開きの深さは骨格、襟の角は顔で決める

自分を知る

骨格と顔タイプで首元が割れる|開きの深さは骨格、襟の角は顔で決める

骨格診断はVネック、顔タイプ診断は丸首を勧める。首元の勧めが割れた人は、どちらかを捨てずに、開きの深さを骨格に、襟の角の丸さを顔に分けて両方取ります。鏡で測る境目と、どちらとも取れるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
骨格と顔タイプがちぐはぐな人の冬服|首から上と下で役割を分ける

自分を知る

骨格と顔タイプがちぐはぐな人の冬服|首から上と下で役割を分ける

骨格はストレートなのに顔は子供っぽい曲線、骨格はウェーブなのに顔は大人っぽい直線。骨格と顔タイプの診断結果がちぐはぐで、どちらに合わせても何かが似合わない人は、首から下を骨格に、首から上を顔タイプに任せてください。境目をどこに置くかを鎖骨と顎の間で測る手順、3つのちぐはぐの型ごとの組み方、どちらとも取れるときの決め方、冬のコート・ニット・マフラー・靴での役割分担まで。診断結果が食い違う人が、冬の服を自分の顔と体で決められるようにする記事です。

メグラシ編集部/読了 16分
似合う服診断が合わなくなった|変わったのが肌か体か顔かで直す

自分を知る

似合う服診断が合わなくなった|変わったのが肌か体か顔かで直す

以前の診断どおりに服を選んでいるのに、しっくり来なくなった。そんなときは受け直す前に、変わったのが肌か、体か、顔の印象かを写真3枚で確かめます。肌ならパーソナルカラーの中で明るさを1段ずらし、体なら骨格の中で厚みと丈を、顔なら髪と首まわりを直します。

メグラシ編集部/読了 10分
自分に似合うコーデ|1枚は似合うのに組むと崩れる人はつなぎ目で直す

自分を知る

自分に似合うコーデ|1枚は似合うのに組むと崩れる人はつなぎ目で直す

トップスもスカートも1枚ずつなら似合うのに、組み合わせると自分に似合うコーデにならない人へ。崩れるのは服ではなく、服と服がぶつかる3つのつなぎ目です。首元は顔タイプの線で、胴の境目は骨格の重心の高さで、裾と靴は丈を骨格・形を顔タイプで決めます。全身写真で目が止まる場所から崩れているつなぎ目を特定する方法、骨格と顔タイプの答えが逆になる人がどちらに渡すか、3枚目の羽織りでどのつなぎ目を隠すかまで、手持ちの服で直す手順を書きました。

メグラシ編集部/読了 8分
骨格と顔タイプが真逆|服と顔の勧めが割れたら、割れた場所で決める

自分を知る

骨格と顔タイプが真逆|服と顔の勧めが割れたら、割れた場所で決める

骨格は直線なのに顔は曲線、骨格は大人っぽいのに顔は子供顔。診断の勧めが真逆に割れたときは、どちらか一方を捨てずに、顔から握りこぶし2つ分の範囲は顔、そこから下は骨格に任せます。線の真逆か年齢感の真逆かで決め方が変わるので、2問で自分の型を分けてから読んでください。

メグラシ編集部/読了 11分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込