似合う服診断の通りなのに似合わないと言われた|言葉で直す軸を分ける

言われた言葉を、そのまま書き出してください。「似合わない」の中身は、言った人がどこを見たかで3つに分かれます。「顔色が悪い」「疲れてる?」なら色、「太った?」「着られてる」なら形、「なんか違う」「無理してる」なら顔の印象です。
似合う服診断は、色(パーソナルカラー)・形(骨格診断)・顔の印象(顔タイプ診断)を別々に測っています。3つとも外れることはまずありません。外れているのは、たいてい1つだけです。言われた言葉から、その1つを先に特定します。
「地味」「老けた」のように、どちらとも取れる言葉だけは、同じ写真を白黒にして見比べてください。白黒にして地味さが消えるなら色、残るなら形か顔の側です。診断そのものを疑うのは、違う服について3人目が同じことを言ったときからで十分です。
結論:言われた言葉で、直す診断を1つに絞る
| 言われた言葉 | 疑う軸 | その場で確かめる方法 |
|---|---|---|
| 顔色が悪い・疲れてる?・具合悪い? | 色(パーソナルカラー) | 顔の下に白い紙を当て、服のときと見比べる |
| 太った?・がっしり・着られてる | 形(骨格診断) | 肩線の位置と、丈の止まる場所を見る |
| なんか違う・無理してる・きつい | 顔の印象(顔タイプ診断) | 服の装飾と、顔立ちの強さの差を見る |
| 地味・老けた・寂しい | 色か、形か顔 | 写真を白黒にする |
| 子どもっぽい・若作り | 顔の印象か、形 | 装飾の数と、丈の短さを見る |
表は振り分けのためだけに使ってください。ここから先は、それぞれの軸で何を測って直すかです。
「顔色が悪い」「疲れてる?」は色の側
体調を聞かれる言葉は、ほぼ色の問題です。顔から30cm以内にある色が、肌の明るさや黄み・青みとずれていると、くまや口元の影が濃く見えます。言った人は服を見ていません。顔の影を見て、体調を心配しているのです。
確かめ方は簡単です。窓際で、その服を着たまま顔の下に白い紙を当て、紙を外したときと見比べてください。紙を当てたほうが顔が明るく見えるなら、服の色が顔から明るさを奪っています。
直すのは服全体ではなく、顔の近くだけで足ります。
- 襟元にパーソナルカラーの範囲の色のストールか、インナーの首だけを出す
- その服を下半身に回し、上に似合う色を持ってくる
- 同じ色でも、光沢のある素材より、表面がやや起毛したものに替える(影が柔らかくなる)
診断で出た色の範囲にあるのに言われた場合は、明るさがずれていることが多いです。同じ季節のタイプでも、明るい側と暗い側で印象は大きく変わります。手持ちの服を明るい順に並べ、言われた服がその端に寄っていないかを見てください。
「太った?」「着られてる」は形の側
体の大きさや服の大きさを言う言葉は、形の問題です。骨格診断の結果どおりの形を選んでいても、寸法が1つずれるだけでこう言われます。
見る場所は2つです。
- 肩線が、肩の骨の出っ張りから外へ何cm落ちているか。骨格診断で肩を落としてよいタイプでも、3cmを超えると「着られてる」側に寄ります
- 丈が止まる場所。腰骨の高さ、膝の皿の中央、ふくらはぎのいちばん太い位置で止まると、そこが横に広がって見えます
「太った?」と言われたときは、生地の厚みも見てください。秋冬の厚手のニットや起毛素材は、同じ形でも体の外側に1〜2cmの厚みが乗ります。骨格診断で出た形は合っていても、素材の厚みが合っていないことがあります。
直すのは1か所だけにしてください。肩線と丈と素材を一度に替えると、どれが効いたのかわからなくなります。
「なんか違う」「無理してる」は顔の側
具体的に言えない違和感は、顔の印象との差であることが多いです。色も形も合っているのに、服の雰囲気と顔立ちの強さが離れていると、見た人は理由を言葉にできず「なんか違う」と言います。
確かめ方は、服の装飾の量と、顔立ちの強さを並べることです。
- 顔のパーツが大きく、輪郭に直線が多い人が、小さなリボンや丸い襟を着ている → 服が負けて「無理してる」
- 顔のパーツが小さく、輪郭が丸い人が、大きな柄や硬い直線の服を着ている → 服が勝って「きつい」
骨格診断とパーソナルカラーの結果しか持っていない人は、ここが抜けていることがあります。8タイプの早見で顔の側だけ確かめておくと、次から同じ言葉を言われにくくなります。
「地味」「老けた」はどちらとも取れる──白黒写真で分ける
いちばん迷うのがこの言葉です。地味さは、色の暗さ・くすみからも、形の量の少なさからも、顔の華やかさに対して服が寂しいことからも生まれます。
分け方は、写真を白黒にすることです。
- その服を着て、2m離れた場所から全身を1枚撮る
- 同じ写真をスマートフォンの編集で白黒にする
- カラーと白黒を並べて見る
白黒にしたら地味さが消えたなら、原因は色です。明るさは合っていても、くすみ方や鮮やかさが顔とずれています。色の側で直してください。
白黒にしても寂しく見えるなら、色は関係ありません。形か顔の側です。次の段で分けます。
白黒にしても地味なら、顔と形のどちらか
白黒の写真で、まず目がどこに行くかを見てください。
服に目が行かず、全体がぼんやりしているなら、形の量が足りていません。体の線に対して服が平らすぎるか、丈の区切りがなくて全身が1枚に見えています。ウエストか裾のどちらかに、区切りを1つ作ってください。
顔だけがはっきりして、服が背景のように見えるなら、顔の側です。顔立ちが華やかな人が、装飾のない服だけで組むと、顔と服の差が開いて老けて見えます。首まわりに曲線か光沢を1つ足すと、差が縮まります。
両方に当てはまるときは、顔の側から直してください。首まわりの1か所は、形を替えるより手間が少なく、効きが確かめやすいからです。
言った人の距離で、当たっている軸が変わる
誰に言われたかでも、疑う軸が変わります。人は見ている距離で、見えるものが違うからです。
- 2m以上離れて見ている人(職場、通勤で会う人)は、色より形を見ています。全身のシルエットと丈の区切りです
- 1m前後で話す人(友人、同僚との会話)は、色と顔の印象を見ています
- 50cm以内で見る人(家族、店員)は、顔の色と影を見ています
家族の言葉は、もう1つ特別です。毎日見ているので、以前のあなたとの差を言っています。「似合わない」の中には「いつもと違う」が混ざっています。家族に言われたときは、1週間着続けて、同じ言葉がまだ出るかを確かめてください。慣れで消えるなら、似合っていないのではありません。
「似合わない」としか言われないとき
中身のない「似合わない」は、言った人に1つだけ聞いてください。「顔・上半身・全体のどこを見てそう思った?」と、選べる形で聞くと答えが返ってきます。
- 顔と答えたら、色か顔の印象
- 上半身と答えたら、形と色
- 全体と答えたら、形
聞けない相手のときは、自分で2枚撮ります。2m離れた全身と、50cmの顔まわりです。全身のほうで違和感が強ければ形、顔まわりのほうで強ければ色か顔の印象です。
診断の結果そのものを疑うのは、3人目から
1人に1回言われただけで、診断をやり直す必要はありません。好みや見慣れの影響が大きすぎるからです。
疑ってよいのは、次の3つがそろったときです。
- 違う服について
- 別々の人から
- 同じ軸を指す言葉を言われた
たとえば、違う3枚の服で3人から「顔色が悪い」と言われたなら、パーソナルカラーの結果そのものを見直す価値があります。骨格と顔タイプはそのままで構いません。やり直すのは、言われた軸の診断だけです。3つの診断を全部受け直すと、合っていた結果まで揺らぎます。
診断の受け直しを考えるときは、3つの診断の役割の違いを先に見ておくと、どれを受け直すかが決めやすくなります。
言われた服を手放す前に、1か所だけ替える
言われた服を、すぐ手放さないでください。軸がわかれば、1か所で直ることが多いからです。
- 色の側なら、顔の近くに似合う色を1つ足す。その服は下に回す
- 形の側なら、丈か肩線のどちらか1つを直す。丈はお直しで変えられる
- 顔の側なら、装飾を1つ減らすか、1つ足す
1か所替えたら、同じ人に、同じ距離で見てもらってください。人や距離が変わると、言葉の中身も変わってしまいます。それで言われなくなれば、その服は残せます。2か所目まで替えても言われるなら、その服は手放す候補です。
好きな服と言われた服が同じだったとき
いちばん気持ちが揺れるのは、気に入って買った服を言われたときです。
この場合は、着る場面で分けてください。好きな服は、自分が鏡で見て気分が上がることに意味があります。人と会う時間が長い日、写真に残る日には、言われた軸を直した組み合わせで着る。1人で過ごす日や近所に出る日は、そのまま着る。
好きと似合うを、同じ1着で両立させようとしないほうが、服を長く楽しめます。
まとめ:言葉→軸→1か所
- 言われた言葉を書き出す
- 色・形・顔のどの軸かを決める。どちらとも取れるなら白黒写真
- その軸の1か所だけ替えて、同じ人に同じ距離で見てもらう
- 診断を疑うのは、違う服・別の人・同じ軸の3つがそろってから
言われた言葉は、診断を否定するものではありません。どの軸がずれているかを、外から教えてくれる手がかりです。
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よくある問い
- Q. 似合う服診断の結果どおりに買ったのに、家族に似合わないと言われました。診断が間違っていたのでしょうか
- 1人に1回言われただけなら、診断ではなく当てはめ方のずれであることがほとんどです。まず言われた言葉を書き出してください。顔色や疲れを言われたなら色、太って見える・着られていると言われたなら形、なんか違う・無理していると言われたなら顔の印象の側です。軸を1つに絞って、その服の1か所だけ替えて同じ人に見てもらうのが早道です。
- Q. 「地味」と言われました。色と形のどちらを直せばいいですか
- その服を着た全身の写真を撮り、白黒にして見比べてください。白黒にすると地味さが消えて普通に見えるなら、原因は色の明るさや鮮やかさです。白黒にしてもまだ寂しく見えるなら、色ではなく、形の量が足りないか、顔の華やかさに対して服の装飾が少なすぎる側です。
- Q. 「似合わない」としか言われず、どこが悪いのかわかりません
- 言った人に、どこを見てそう思ったかを1つだけ聞いてください。顔・上半身・全体のどれかと聞くと答えやすくなります。顔と答えたら色か顔の印象、上半身なら形と色、全体なら形です。聞けないときは、2m離れた全身写真と50cmの顔まわりの写真を撮り、どちらで違和感が強いかで分けます。
- Q. 好きで選んだ服を似合わないと言われて、着るのをやめるべきか迷っています
- やめる前に、言われた軸の1か所だけ替えてください。色なら顔の近くに似合う色の小物を足す、形なら丈か肩線を1つ直す、顔の印象なら装飾を1つ減らすか足すかです。それで言われなくなれば、その服は手放さずに済みます。
— メグラシ編集部





