服のコーディネートがわからない|3つの診断に1か所ずつ任せる

**あなたがコーデで迷うのは、1枚ずつ組むたびに色・形・素材の3つを同時に決めようとしているからです。**3つを3つの診断に1か所ずつ任せると、1枚に問う質問は1つで済みます。
色はパーソナルカラー、上下の量と丈の比は骨格、素材の表面と柄の大きさは顔タイプ。担当を決めてしまえば、朝に手が止まる場所がはっきりします。この記事は、診断をすでに受けた人にも、1つしか受けていない人にも使える形で書いています。
結論:3つの診断に、担当する場所を1か所ずつ
先に分担を置きます。それぞれの診断は、コーデ全体ではなく、この場所だけを担当します。
| 決めること | 任せる診断 | 見る場所 | 測るもの |
|---|---|---|---|
| 色 | パーソナルカラー | 顔の下20cm | 顎の先から鎖骨の少し下までの色 |
| 上下の量と丈の比 | 骨格診断 | 上の裾と下の組み合わせ | 上の裾がウエストから何cmか、上と下の丈の比 |
| 素材の表面と柄 | 顔タイプ診断 | いちばん面積の大きい1枚 | 表面の艶と毛羽、柄1つの大きさ |
この3か所以外は、自由にして構いません。顔から離れた場所の色、小物の形、中に着る薄手の1枚。これらはどの診断の担当でもないので、好きなものを置いてください。
なぜ「わからない」になるのか|1枚に3つの質問をしている
服を1枚手に取ったとき、「この色は似合うか」「この形は似合うか」「この素材は似合うか」を同時に考えていると、答えが1つでも「いいえ」なら、その1枚は候補から消えます。3つとも「はい」の服はそれほど多くないので、組み合わせを作る前に手持ちがなくなっていきます。
さらに、3つの質問は1枚ごとに答えが違うので、組み合わせるときには質問の数が掛け算で増えます。上と下の2枚なら6つ、上着を足せば9つ。わからなくなるのは、考えることの数が多すぎるからで、センスの問題ではありません。
担当を分けると、上着は形、ニットは色、スカートは素材、というように1枚に1つの質問だけをすればよくなります。
手順|主役の1枚を決めてから、骨格・色・素材の順に
組むときの順番は、次の3手です。
- 今日着たい主役の1枚を先に決める。好きな服、新しく買った服、天気に合う服など、理由は何でもよい
- 骨格の担当で、主役に合う上下の組み合わせを決める
- パーソナルカラーの担当で顔の下20cmの色を確かめ、顔タイプの担当で面積の大きい1枚の素材を確かめる
骨格を先にするのは、上下の組み合わせが決まらないと、顔の下に何が来るかも、面積の大きい1枚がどれかも決まらないからです。色と素材は、組み合わせが決まったあとに確かめるほうが早く済みます。
骨格に任せる|上の裾の位置と、上下の丈の比
骨格が担当するのは、上下の量の置き方です。測るのは2つだけ。上の裾がウエストから何cm下にあるか、そして上と下の丈の比です。
上の裾は、ウエストちょうど、ウエストから5cm下、15cm以上下の3つに分けて考えます。骨格ストレートは、上をウエストちょうどに入れるか、15cm以上下まで長く落とすと、上半身の厚みがまっすぐな線にまとまります。骨格ウェーブは、ウエストちょうどか少し上で止めると、重心が上がって全体が軽く見えます。骨格ナチュラルは、15cm以上下まで長く落としても、骨組みのしっかりした肩が受け止めるので崩れません。
丈の比は、上と下が1対1にならないようにします。1対2か2対1にすると、どちらが主役かがはっきりします。骨格ごとの細かい答えは、骨格診断の結果ページにまとめてあります。
パーソナルカラーに任せる|顔の下20cmだけ
パーソナルカラーが担当するのは、顔の下20cmの色だけです。顎の先から、鎖骨の少し下までの範囲です。服から顔へ返る光がはっきり届くのは、この範囲だからです。
逆に言えば、そこより下の色はパーソナルカラーの担当ではありません。スカートやパンツ、靴やバッグは、好きな色を置いて構いません。色で迷う場所が顔の下の1か所に絞られるので、手持ちの服の中で使えるものが一気に増えます。
20cmの範囲が反対側の色になってしまったときは、自分の側の色を幅8cm以上挟めば、顔に近い半分を作り替えられます。考え方はコートの色はパーソナルカラーで選ぶ|顔の下20cmで決まるに詳しく書きました。
顔タイプに任せる|いちばん大きい面の、表面と柄
顔タイプが担当するのは、素材の表面と柄の大きさです。当てるのは、その日のコーデでいちばん面積の大きい1枚。秋ならたいてい上着か、長めのニットかスカートです。
表面は、艶があるか、毛羽があるか、平らかの3つで見ます。大人顔で直線的な顔立ちの人は、平らで張りのある表面や、艶が控えめな面が顔の印象とそろいます。子供顔で曲線的な顔立ちの人は、やわらかく毛羽のある表面が合いやすい傾向があります。
柄は、柄1つの大きさを目安にします。親指の爪くらいの小さな柄か、手のひらくらいの大きな柄か。顔立ちの印象が大人っぽく、パーツがはっきりしている人ほど、大きい柄と釣り合います。自分の顔タイプの答えは顔タイプ診断で確かめられます。
秋の重ね着は、3か所に1枚ずつ当てる
秋は重ね着で、1回のコーデが4枚、5枚と増えていきます。枚数が増えるほどわからなくなるのは、全部の枚に3つの質問を当てようとするからです。
当てる枚は3枚だけです。色は顔にいちばん近い1枚、形はいちばん外に着る1枚と下の組み合わせ、素材はいちばん面積の大きい1枚。中に着るインナーや薄手のカーディガンは、見えている幅が8cmより狭いなら、どの診断にも当てなくて構いません。
上着を羽織った日と脱いだ日で、顔に近い1枚が入れ替わることがあります。その場合は、1日のうち長く過ごすほうの状態に合わせます。
診断を1つしか受けていないとき
3つとも受けていなくても、この分担は使えます。受けていない診断の担当場所は、その場で測れるもので埋めます。
色がわからないなら、白と生成りを顔の下20cmに当てて、目の下の影が薄く見えるほうを基準にします。形がわからないなら、上の裾をウエストちょうどと、ウエストから15cm下の2通りで鏡に映し、1.5m離れて全体がすっきり見えるほうを取ります。素材がわからないなら、手持ちの中で人に褒められたことのある1枚の表面を基準にします。
どの診断から受けるかを決めたい人は、自分に似合う服がわからない|まず受ける診断を、詰まっている場所から1つ決めるで、詰まっている場所から1つに絞れます。
どちらとも取れるとき①|骨格と顔タイプで素材が逆になる
骨格はハリのある素材、顔タイプはやわらかい素材、と答えが逆になることがあります。このときは、場所で分けてください。
**顔から近い首元から胸までは顔タイプの答え、腰から下は骨格の答えを取ります。**上はやわらかいブラウスやニット、下は張りのあるパンツやスカート。こうすると、両方の答えが1回のコーデの中で使えます。
上着はどちらになるか迷うところです。前を開けて着るなら顔タイプ寄り、前を閉めて体の線を作るなら骨格寄りで選びます。
どちらとも取れるとき②|欲しい色が、合う形で見つからない
パーソナルカラーで選んだ色の服が、骨格に合う形では売っていない。これも、色と形の担当がぶつかる場面です。
形を優先して、色は顔の下20cmに別のもので足します。たとえば、骨格に合う形のジャケットが反対側の色しかないなら、ジャケットは形で選び、中に着るニットの首元かストールで自分の側の色を20cmの範囲に入れます。色の担当場所は顔の下だけなので、主役の1枚が担わなくても構いません。
どちらとも取れるとき③|3つとも守ると、好きな服が着られない
3つを全部守ると、好きなスカートや好きなシャツが候補から外れてしまう。そういうときは、3つのうち1つを外してください。
外すなら、顔からいちばん遠い場所の担当からです。多くの場合、骨格が担当する腰から下になります。好きな形のスカートを優先して、色と素材だけを自分の側にそろえると、全体として外れた印象にはなりにくいです。
最後まで残してほしいのは、顔の下20cmの色です。ここを外すと、好きな服を着ていても顔が沈んで見え、その服を着る回数そのものが減っていきます。
手持ちの3枚で試す
いきなり全部の服でやる必要はありません。上を2枚、下を1枚、合わせて3枚出して試してください。
上の2枚それぞれについて、骨格の担当で下との組み合わせを見て、パーソナルカラーの担当で顔の下を見て、顔タイプの担当で素材を見ます。1枚につき質問は1つずつなので、3枚全部で5分もかかりません。2通りのうち、3か所とも自分の側にそろったほうが、その日のコーデです。
2通りとも1か所ずつ外れたら、外れた場所が顔から遠いほうを選びます。
決まったら、3行の自分用ルールに残す
うまくいった組み合わせは、診断の名前ではなく、場所と数字で書き残してください。
- 形:上の裾はウエストちょうど、上と下は1対2
- 色:顔の下20cmは生成りか明るいベージュ
- 素材:いちばん大きい面は平らで艶控えめ、柄は手のひら大まで
この3行があれば、次に服を買うときも、売り場で1枚ずつこの3行に当てるだけで済みます。3つの結果をまとめて読み解く考え方は、あなたの3軸(PC×骨格×顔タイプ)の読み解き方|診断後の活かし方のはじめ方にもまとめてあります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 診断を3つとも受けないと、コーディネートは決められませんか
- 受けていない診断のところは、その場で測れるもので代わりにできます。色なら白と生成りを顔の下に当てて良く見えるほう、形なら上の裾がウエストから何cmの位置にあるか、素材なら手持ちで褒められたことのある1枚の表面を基準にします。3つそろっていなくても、1か所ずつ任せる形は変わりません。受けるとしたら、いちばん迷う場所を担当している診断から受けてください。
- Q. 骨格と顔タイプで、似合う素材が逆になります
- よくあることです。そのときは場所で分けます。顔から近い首元から胸までは顔タイプの答えを取り、腰から下は骨格の答えを取ります。たとえば骨格はハリのある素材、顔タイプはやわらかい素材と出たなら、上はやわらかい素材のブラウスやニット、下はハリのあるパンツやスカートにします。両方の答えが1回のコーデの中で使えます。
- Q. 3つとも守ると、好きな服が着られません
- 3つのうち1つは外して構いません。外すなら、顔からいちばん遠い場所の担当から外してください。多くの場合は骨格が担当する腰から下です。好きな形のスカートを優先して、色と素材だけを自分の側にそろえると、全体として外れた印象にはなりにくいです。逆に、顔の近くの色を外すと、好きな服でも顔が沈んで見えるので、色は最後まで残してください。
- Q. 秋は重ね着で枚数が多くなり、余計にわからなくなります
- 3つを全部の枚に当てる必要はありません。色はいちばん顔に近い1枚、形はいちばん外に着る1枚と下の組み合わせ、素材はいちばん面積の大きい1枚にだけ当てます。重ね着で5枚着ていても、判断するのは3か所です。インナーや中に着る薄手のものは、見える幅が8cmより狭いなら数えなくて構いません。
— メグラシ編集部





