写真で診断したら結果が違う|骨格・顔タイプ・色で疑う場所を分ける

写真を送る診断やアプリの診断と、鏡や対面で見た結果が違ったとき、どちらを信じるかは、受けた診断の種類で分かれます。 パーソナルカラーなら、鏡と対面を信じます。写真は色を自動で補正するので、色の診断がいちばんずれます。顔タイプなら、目の高さから1m以上離れて撮った写真であれば、写真を信じていい。骨格なら、2m以上離れて薄手の服で撮った写真であれば、信じていい。この条件を外れた写真の結果だけを疑います。
写真が嘘をつく場所は、診断ごとに決まっています。色は光と補正、顔タイプは距離と高さ、骨格は距離と服の厚み。 腕を伸ばして撮った自撮りは、カメラに近い鼻と額を大きく、遠い顎と首を小さく写すので、顔は縦に長く、子どもっぽく出ます。立って自分で撮った全身は、近い肩と胸を厚く、遠い腰と脚を細く短く写すので、体は上半身に重心のある形に出ます。
写真と対面の両方を受けて違った人、写真だけで2回受けて違った人、撮り直しても鏡と合わない人は、途中の「どちらとも取れる人」の章で決め方を分けました。色の診断で部屋の光がずらす話はパーソナルカラー自己診断が難しい|光で変わる人は窓と壁を先に直すに、写真で肌と化粧の色を見比べる手順はメイク診断写真の撮り方と見方に分けてあるので、この記事は写真の撮り方が診断の結果をどうずらすかに絞ります。
結論:診断ごとに、写真が嘘をつく場所と信じる場所を分ける
| 診断 | 写真がずらす場所 | ずれる原因 | 写真を信じていい条件 |
|---|---|---|---|
| パーソナルカラー | 肌の黄み・青み | カメラの自動補正と部屋の光 | 原則、信じない。白い紙が白く写っている写真だけ参考にする |
| 顔タイプ | 顔の縦横の比・目の大きさ・顎の尖り | レンズとの距離とカメラの高さ | 目の高さ・1m以上・無表情・正面と横 |
| 骨格 | 肩と腰の比・上半身の厚み・脚の長さ | レンズとの距離とカメラの高さ、服の厚み | 腰の高さ・2m以上・体に沿う薄手・正面と横 |
写真が苦手な項目は、もう一つあります。手で触って分かる項目です。手首の骨の形、鎖骨の浮き方、肌の弾力、筋肉のつき方。これは写真に写らないので、どんな条件で撮っても、写真の診断はこの項目を推測で埋めています。写真の結果と対面の結果が違うとき、違っている項目が触る項目なら、対面を信じます。
色がずれる理由|カメラは部屋の光を打ち消して、肌の色も打ち消す
スマートフォンのカメラは、写った全体が自然な色に見えるように、色を自動で補正します。部屋の光が電球色で黄みに寄っていれば、青みを足して打ち消し、北向きの窓で青みに寄っていれば、黄みを足します。この補正は、部屋の光だけでなく、肌の色にも同じようにかかります。黄みの肌は青みを足されて中間に、青みの肌は黄みを足されて中間に、寄せられます。
つまり写真に写った肌の色は、あなたの肌の色ではなく、カメラが「自然だろう」と決めた色です。写真を送る診断の多くは、この補正された肌の色を見て判定しています。補正の方向は撮る場所で毎回変わるので、同じ人が別の部屋で撮れば、別の結果が出ます。
パーソナルカラーの診断は、写真を原則として信じません。写真と対面で結果が違ったら、対面を採ります。写真しか手がないなら、白い紙を頬の横に写し込み、紙が真っ白に写っている写真だけを使います。紙が黄ばんでいる、青白い写真は、補正が追いついていないので、肌の色も信用できません。
顔タイプがずれる理由1|近いレンズは中心を大きく写す
腕を伸ばして撮る自撮りは、カメラから顔までが40〜60cmです。この距離では、カメラに近い部分が大きく、遠い部分が小さく写ります。顔の中でカメラに近いのは、鼻と額と頬の中心、遠いのは顎の先と耳と首です。だから自撮りの顔は、鼻と額が大きく、顎が小さく、耳が隠れて写ります。
この写り方は、顔タイプの診断で見る項目と直接ぶつかります。顎が小さく写れば、輪郭は丸く、尖りが弱く、子どもっぽい側に出ます。額が大きく写れば、顔の上半分に重心が寄って、やはり子ども顔側に寄ります。自撮りの写真で診断を受けて、キュートやフレッシュと出た人の一部は、この距離のせいでそう写っています。
目の高さにカメラを置いて、1m以上離れて撮ると、顔の中の近いと遠いの差がほとんどなくなり、鏡で見る顔に近い比で写ります。顔タイプの診断に写真を使うなら、この距離を守った写真に限ります。
顔タイプがずれる理由2|上から撮ると目が大きく、下から撮ると顎が強く写る
もう一つ、カメラの高さがあります。自撮りは、顔より少し上から撮る人が多い。上から撮ると、目がカメラに近づいて大きく写り、顎が遠ざかって小さく写り、顔の下半分が短く、額が広く写ります。これも子ども顔側、丸い輪郭側に寄ります。
逆に、机に置いた画面で撮るような、顔より下からの写真は、顎と鼻の下が近づいて大きく写り、目が小さく、顔の下半分が長く写ります。こちらは大人顔側、縦長の輪郭側に寄ります。同じ人が、上から撮った写真でキュート、下から撮った写真でエレガントと出ることは、珍しくありません。
高さは、目と同じ高さに固定します。三脚か、本を積んだ台の上に置いて、カメラのレンズが自分の目の高さに来るようにします。1m以上離れて、無表情で、正面と、真横を1枚ずつ。笑うと頬が上がって目が細くなり、顎のラインが消えるので、無表情で撮ります。
骨格がずれる理由1|立って自分で撮ると、上半身が厚く、脚が短く写る
全身の自撮りは、腕を伸ばして斜め上から撮るか、鏡越しに撮るかのどちらかです。腕を伸ばして撮ると、カメラに近い肩と胸と腕が大きく、遠い腰と脚が小さく短く写ります。体は、上半身に厚みと重心があって、脚が短い形に出ます。これは骨格診断でストレート側の特徴にあたるので、自撮りの写真で診断を受けてストレートと出た人は、距離のずれを含んでいる可能性があります。
鏡越しの自撮りは、距離が倍になるので、ずれは小さくなります。ただし、腕を上げてカメラを持っているので、肩が上がり、胸が張って、本来より肩幅が広く、胸の位置が高く写ります。これもストレート側に寄せる写り方です。
骨格の診断に写真を使うなら、カメラを腰の高さに置いて、2m以上離れます。腰の高さにするのは、体の中心にレンズを置いて、上半身と下半身の距離をそろえるためです。目の高さに置くと、顔と肩が近く、脚が遠くなります。2m離れれば、近いと遠いの差は、診断の判定に影響しない程度まで小さくなります。
骨格がずれる理由2|服の厚みが、骨の形を隠す
骨格診断で見るのは、骨と、肉のつき方です。厚手のニットや、肩に綿の入った上着、タックの入ったパンツで撮ると、写真に写っているのは服の形で、体の形ではありません。厚手のニットは肩を丸く、胸を厚く写すのでストレート側に、ふわっと広がるスカートは腰を広く写すのでウェーブ側に、太い糸のざっくりしたニットは全体の骨を大きく見せるのでナチュラル側に寄せます。
写真を送る診断で、着ていた服の厚みで結果が動いた人は多いはずです。撮り直すなら、体に沿う薄手の服にします。薄手のTシャツと、脚の形が分かる細身のパンツか、タイツ。肩のラインと、腰の位置と、膝の位置が、服の上から分かる状態で撮ります。髪は結んで、首と肩の線を出します。
対面の診断では、服の上から手で触って骨を確かめるので、服の厚みのずれは起きにくい。写真と対面で結果が違い、写真のときに厚手の服を着ていたなら、写真のほうを疑います。
どちらとも取れる人1|写真と対面の両方を受けて、結果が違う
両方を受けて結果が違った人は、どちらかを丸ごと捨てるのではなく、写真がずれやすい項目だけを対面に置き換えます。 パーソナルカラーなら、肌の色の項目は対面を採り、瞳の色や髪の色のように光の影響が小さい項目は、両方が一致していれば採る。顔タイプなら、縦横の比と目の大きさは、写真の距離と高さが守られていたなら写真を、守られていなかったなら対面を採る。骨格なら、肩と腰の比は条件を守った写真を、手首や鎖骨のような触る項目は対面を採る。
項目ごとに採る側を決めると、両方の結果が同じ側に寄ることがほとんどです。それでも割れる項目が残ったら、その項目は「どちらでもない」として、ほかの項目で決めます。両方の結果が、全部の項目で正反対になることは、まずありません。正反対に見えるのは、割れた項目が結果の名前を変えたからで、中身を見ると、一致している項目のほうが多いはずです。
どちらとも取れる人2|写真だけで2回受けて、結果が違う
アプリや写真の診断を2回受けて、違う結果が出た人は、2枚の写真を並べてください。見るのは4つ。カメラとの距離、カメラの高さ、光の色、着ている服。この4つのうち、1つでも違っていれば、その違いが結果の違いです。
よくあるのは、1回目は自撮りで、2回目は家族に撮ってもらった写真、というように距離が違う場合です。この場合は、距離の遠いほうの写真の結果を採ります。光の色が違う場合は、色の診断ならどちらも信じず、鏡に移ります。服が違う場合は、薄手で撮ったほうを採ります。
4つがそろっているのに結果が違うなら、2つの診断の判定の基準が違うだけです。写真は同じなので、どちらが正しいかは写真からは決まりません。この場合は、2つの結果で一致している項目だけを採り、割れた項目は、鏡か対面か、自分の手で確かめます。アプリの精度を比べることに時間を使うより、写真の条件をそろえるほうが先です。
どちらとも取れる人3|条件をそろえて撮り直しても、鏡と合わない
距離も高さも光も服もそろえて撮り直し、写真の結果は毎回同じなのに、鏡で見た自分と違う気がする。この人は、写真ではなく、鏡の見方のほうがずれている可能性があります。鏡の中の自分を見るとき、人は気にしている場所を大きく見ます。顎が気になる人は顎を、肩幅が気になる人は肩を、実際より大きく感じています。
確かめるには、写真に定規を当てます。顔なら、額の生え際から眉、眉から鼻の下、鼻の下から顎先、この3つの長さを測って比べる。体なら、肩幅と腰幅を測って比を出す。数字が写真の結果の側に出ていれば、写真を信じます。鏡の印象のほうが、気になる場所に引かれています。
数字が鏡の印象の側に出たなら、写真の診断の判定の基準が、あなたの測り方と違います。この場合は、数字のほうを採ります。診断の名前は、数字を分類するための呼び名で、数字のほうが元です。
手順:診断ごとに、距離・高さ・光・服を決めて撮り直す
顔タイプの写真。カメラを目の高さに固定し、1m以上離れる。窓を横にして片側から光を当て、無表情で、正面と真横を1枚ずつ。髪は結んで輪郭を出す。
骨格の写真。カメラを腰の高さに固定し、2m以上離れる。体に沿う薄手のトップスと細身のボトムスで、腕は体の横に自然に下ろし、正面と真横を1枚ずつ。白い壁の前で、床が写る位置に立つ。
パーソナルカラーの写真。原則として写真は使わず、昼の窓際で鏡と白い紙で見る。写真を使うなら、白い紙を頬の横に写し込み、紙が真っ白に写っている写真だけを使う。
3つの診断を1日で撮り直すなら、骨格を先に撮り、顔タイプ、最後に色の順にします。骨格のための薄手の服は、顔タイプの撮影でも首の線が出るので使えます。色は最後に、鏡で見ます。
まとめ:写真の結果を捨てる前に、ずれた場所を確かめる
写真の診断と鏡や対面の結果が違ったとき、どちらを信じるかは、診断の種類で分かれます。色は写真を信じず、鏡と対面を採る。顔タイプは、目の高さから1m以上離れた写真なら信じる。骨格は、腰の高さから2m以上離れて薄手で撮った写真なら信じる。条件を外れた写真の結果だけを疑い、写真に写らない触る項目は対面か自分の手で埋める。
両方を受けて違ったら、ずれやすい項目だけを置き換える。写真だけで2回受けて違ったら、距離・高さ・光・服のどれが違ったかを見る。撮り直しても鏡と合わなければ、写真に定規を当てて数字で決める。
写真の結果は、撮った条件の結果です。条件を書き添えて読めば、捨てるものはずっと少なくなります。
よくある問い
- Q. アプリの診断と、別のアプリの診断で結果が違いました。どちらが正しいですか
- 同じ写真を2つのアプリに入れて結果が違ったなら、写真そのものがずれているのではなく、判定の基準が違うだけなので、どちらが正しいかは写真からは決まりません。別々の写真を入れて結果が違ったなら、写真の撮り方がずれています。この場合は、2枚の写真を並べて、距離・カメラの高さ・光の色・着ている服の4つのうち、何が違うかを見てください。どれか1つでも違っていれば、その違いが結果の違いです。4つをそろえて撮り直し、同じ写真を両方のアプリに入れて、両方が一致した項目だけを採ります。一致しなかった項目は、鏡か対面で決めます。アプリの精度を比べるより、写真の条件をそろえるほうが、結果が安定します。
- Q. 写真の診断では骨格ストレートと出たのに、対面ではウェーブと言われました
- 自撮りや、腕を伸ばした距離で撮った写真は、カメラに近い部分が大きく写ります。立って自分で撮ると、肩と胸が近く、腰と脚が遠くなるので、上半身に厚みがあって脚が短い体として写り、ストレート側の結果が出やすくなります。対面で違う結果が出たなら、写真のほうがこのずれを含んでいた可能性が高いです。確かめ方は、2m以上離れた位置に置いたカメラで、腰の高さから、体に沿う薄手の服で撮り直すことです。その写真でもストレートと出たら、写真の結果が本来の形で、対面のほうが、着ていた服や姿勢で判断がずれたことになります。ウェーブと出たら、最初の写真が距離でずれていました。
- Q. 写真を撮り直しても毎回同じ結果なのに、鏡で見ると違う気がします
- 撮り直しの条件がそろっていて結果が毎回同じなら、写真の結果は安定しています。鏡と違う気がするのは、鏡の中の自分を見るときに、気になっている部分を大きく見ている可能性があります。人は自分の顔や体を見るとき、気にしている場所に目が行き、その場所が実際より大きく感じられます。確かめるには、写真の中で定規を当ててください。顔なら、額の生え際から眉、眉から鼻の下、鼻の下から顎先の3つの長さ。体なら、肩幅と腰幅の比。数字で見て、写真の結果の側に出ていれば、写真を信じて構いません。鏡の印象と数字が食い違うなら、印象のほうが、気になる場所に引かれています。
- Q. 対面の診断を受けるお金がありません。写真だけで決めるにはどうすればいいですか
- 写真だけでも、診断の種類ごとに条件をそろえれば、信じていい項目が増えます。パーソナルカラーだけは写真が苦手なので、写真ではなく、昼の窓際で鏡と白い紙を使って自分で見てください。顔タイプは、目の高さに置いたカメラで、1m以上離れて、無表情の正面と横顔を撮れば、縦横の比と目の大きさは写真で測れます。骨格は、2m以上離れた腰の高さのカメラで、体に沿う薄手の服で正面と横を撮れば、肩と腰の比、厚みは写真で測れます。写真が苦手なのは、色と、手首の骨や鎖骨の浮き方のような手で触る項目です。触る項目は、写真ではなく、自分の手で確かめて埋めます。
— メグラシ編集部





