パーソナルカラー8分割の自己診断|季節の次に割る1問を服で答える

**あなたがやることは、季節を決めたあとに「割る問い」へ1つ答えるだけです。**8分割のパーソナルカラーは、4つの季節をそれぞれ2つに割った形をしています。だから自己診断も二段になります。1段目で季節を決め、2段目でその季節の中のどちら側かを決める。2段目の問いは季節ごとに1つしかなく、手持ちの服を2枚比べれば答えが出ます。
この記事では、2段目の「割る問い」に絞って、比べる2枚の選び方、見る場所と時間、そして答えが割れたときにどうするかを書きます。1段目の季節の決め方はパーソナルカラーの自己診断の決め方にまとめてあるので、まだ季節が出ていない人はそちらを先に済ませてください。季節に自信がない人も、仮の答えを置いたまま読み進めてかまいません。割る問いを解くうちに、季節の答えも確かめられるようにしてあります。
結論:8分割は「季節」と「割る問い」の二段で決める
8分割の8つは、どれも「季節」と「寄り方」の組み合わせです。春なら明るく軽い側と、鮮やかで強い側。夏なら明るく軽い側と、灰を含んだ柔らかい側。秋なら灰を含んだ柔らかい側と、深く重い側。冬なら鮮やかで強い側と、深く重い側。季節が決まれば、残る選択肢は2つしかありません。
| 季節 | 割る問い | 片方 | もう片方 |
|---|---|---|---|
| 春 | 白を足した色か、原色に近い色か | ライト | ブライト |
| 夏 | 白を足した色か、灰を足した色か | ライト | ミュート |
| 秋 | 灰を足した色か、黒を足した色か | ミュート | ディープ |
| 冬 | 原色に近い色か、黒を足した色か | ブライト | ディープ |
この表で見てほしいのは、季節ごとに割る軸が違うということです。春と冬はどちらも「鮮やかさ」で割れますが、春は明るさ側に、冬は深さ側にもう片方が寄ります。夏と秋はどちらも「灰」が片方に来ますが、夏は白と、秋は黒と比べます。8分割を「明るい・暗い」の一本の物差しで考えると、ここで迷います。
割る問いは、どれも2つの色を比べるだけの問いです。季節を当てるより、ずっと答えが出やすい。この記事の手順は、その比べ方を毎回同じ条件でそろえるためのものです。
まず確かめる:あなたの季節の答えは仮でいい
割る問いに入る前に、季節の答えをどのくらい信じていいかを確かめておきます。といっても、ここで時間をかける必要はありません。黄みか青みかだけ決まっていれば十分です。
黄みが似合うなら、候補は春か秋のどちらか。青みが似合うなら、夏か冬のどちらか。この2択の段階で止まっている人も多いはずです。その場合は、春と秋の割る問いを両方やってみてください。春のライトとブライト、秋のミュートとディープ、合わせて4つの色を比べることになりますが、比べているうちに「明るい側がいい」「深い側がいい」という傾向が出ます。明るい側なら春、深い側なら秋に寄せて、そのまま進めます。
青みの人も同じです。夏の「白か灰か」と冬の「原色か黒か」を両方やり、軽い側が勝つなら夏、強い側が勝つなら冬です。
ここで大切なのは、季節の答えを確定させてから進むのではなく、割る問いの答えから季節を逆にたどってもいいということです。8分割の境目の多くは、隣の季節との境目でもあります。夏のミュートと秋のミュートは、灰を含んだ柔らかい色という点でとても近い。春のブライトと冬のブライトも、鮮やかさという点で並んでいます。季節を先に固めすぎると、こうした境目にいる人が、自分の答えを無理に片方へ押し込むことになります。
割る問いを解く場所と時間を、毎回そろえる
割る問いは2色の比べ合いなので、光が変わると答えが変わります。特に秋から冬にかけては、日の高さが低く、午後の光が早い時間から黄ばんできます。夏の感覚で夕方に鏡の前に立つと、黄みの色がよく見え、灰みの色が沈んで見えます。
場所と時間は、次の3つでそろえてください。
- 北か東向きの窓から、1メートル離れて窓の方を向く
- 午前10時から午後2時のあいだ
- 照明は消す。天井の照明と窓の光が混ざると、顔の上で色が2つに割れる
窓から1メートルというのは、顔の正面に光が均等に当たり、影が片側に寄りすぎない距離です。窓に近すぎると、顔の片側だけが明るくなり、もう片側の影で色が判断できなくなります。2メートル以上離れると、今度は光が弱くなって、どちらの色もくすんで見えます。
曇りの日の方が、実は割る問いには向いています。晴れた日の直射は色を強く見せすぎ、鮮やかな側がどうしても勝ちます。薄曇りの日に窓際でやると、鮮やかさの差よりも、顔へのなじみ方の差が見えます。
時間をそろえる理由はもう1つあります。冬は気温が下がると頬や鼻先に赤みが出やすく、室内に入ってすぐは顔色が普段と違います。外から戻ったら、少なくとも15分は室内で落ち着いてから始めてください。
比べる2枚の選び方|面積と素材をそろえる
割る問いの答えを出すのは、手持ちの服2枚です。ただし、どの2枚を選ぶかで答えが変わります。次の3つをそろえてください。
1つ目は面積です。顔の下に当てたとき、あごから鎖骨の下までをふさぐくらいの大きさが要ります。はがきより小さい布では、顔への反射が弱くて差が出ません。ストールやタオルでもかまいませんが、2枚の大きさは同じにします。
2つ目は素材です。光沢のある布と、毛羽の立ったニットを比べると、色の差ではなく素材の差で答えが決まってしまいます。2枚とも綿のシャツ、2枚ともニット、というように、表面の質感をそろえてください。秋冬なら、ニットどうしで比べるのが手に入りやすいはずです。
3つ目は、2枚が「割る問いの片方ずつ」になっていることです。たとえば夏の「白か灰か」を比べるなら、白を足した水色と、灰を足したくすんだ水色のように、色相をそろえて、白か灰かだけを違わせます。水色と紫を比べてしまうと、色相の差が混ざって、割る問いの答えになりません。
手持ちの服で色相をそろえるのが難しい場合は、同じ系統の色であれば多少ずれていてもかまいません。青系どうし、赤系どうし、茶系どうし、という程度にそろっていれば、白・灰・黒の差の方が大きく出ます。
春を割る問い|白を足した色か、原色に近い色か
春の人は、黄みで明るく、澄んだ色が似合う季節です。その中で、ライトは白を足して軽くした色が、ブライトは原色に近い、鮮やかな色がより似合います。
比べる2枚は、たとえばこうです。
- 白を足した側:クリーム寄りの淡い黄色、ミルクを混ぜたような淡いピーチ
- 原色に近い側:はっきりしたオレンジ、黄みの強い明るい赤
顔の下に1枚ずつ当て、3秒で見てください。3秒というのは、目が色に慣れて差がわからなくなる前の時間です。長く見ていると、どちらもそれなりに見えてきます。
白を足した側で、頬の色がふわっと浮き、肌の表面がなめらかに見えたらライト寄りです。原色の側で、目の輪郭がはっきりし、顔全体が前に出てくるように見えたらブライト寄りです。
春の割る問いで迷いやすいのは、原色の側を当てたときに「派手すぎる」と感じてしまうことです。派手かどうかは、顔の話ではなく服の話です。見るべきは服ではなく顔なので、視線は自分の目と口元に置いてください。服の色が強く見えても、目と口元がその強さに負けていなければ、ブライト側が似合っています。逆に、原色を当てた瞬間に顔より服に目が行くなら、ライト側です。
春の人が秋冬に割る問いをやると、手持ちの服に淡い黄色や鮮やかなオレンジが少ないことがあります。その場合は、白を足した側をアイボリーやベージュのニット、原色の側をはっきりしたキャメルや明るい茶色で代わりにしてかまいません。ベージュで頬がふわっと浮くならライト、キャメルで目の輪郭が前に出るならブライトです。秋冬の色でも、白を足したか、鮮やかさを保ったかという混ぜ方さえ違っていれば、割る問いになります。
夏を割る問い|白を足した色か、灰を足した色か
夏の人は、青みで、柔らかく穏やかな色が似合う季節です。ライトは白を足した軽い色が、ミュートは灰を足して少し濁らせた色が、より似合います。
比べる2枚の例です。
- 白を足した側:淡い水色、ピンクを白で薄めたような色
- 灰を足した側:グレーがかった水色、灰みのあるローズ
夏の割る問いは、8つの中でいちばん差が小さく見えます。どちらも柔らかい色なので、ぱっと見て決まらない人が多い。ここでは顔の「影」を見てください。
白を足した側を当てたとき、目の下や小鼻の横の影が薄くなり、顔が明るくなったように見えたらライトです。灰を足した側を当てたとき、肌の赤みが落ち着き、顔の輪郭がなめらかにつながって見えたらミュートです。
灰を足した側を当てると、最初は「くすんで見える」と感じる人が少なくありません。くすんで見えるのが服なのか顔なのかを分けて見てください。服がくすんで見えても、顔の肌が均一に見えるならミュートが合っています。顔そのものが灰色っぽく沈んだら、ライト側です。
夏の人は、秋のミュートとの境にいることが多いので、ミュートの答えが出たら、次の「どちらとも取れるとき」の節も読んでおいてください。
秋を割る問い|灰を足した色か、黒を足した色か
秋の人は、黄みで、深みや落ち着きのある色が似合う季節です。ミュートは灰を足した柔らかい色、ディープは黒を足した重く濃い色が、より似合います。
比べる2枚の例です。
- 灰を足した側:灰みのカーキ、くすんだサーモンピンク
- 黒を足した側:こげ茶、深いワインレッド、黒に近い緑
秋冬はこの2つの色が服の売り場にいちばん多く並ぶ季節なので、手持ちの服で比べやすいはずです。
灰を足した側で、顔の色ムラが目立たなくなり、柔らかく穏やかな印象になったらミュートです。黒を足した側で、目と眉がはっきりし、顔の立体感が増したように見えたらディープです。
秋の割る問いで迷いやすいのは、黒を足した色を当てると「大人っぽくて似合う気がする」と感じることです。濃い色は誰でも顔を引き締めて見せるので、それだけで判断すると、ほとんどの人がディープになってしまいます。見るのは、濃い色を当てたときに、顔の下半分に影が落ちていないかです。あごの下や口の横に影が落ち、疲れて見えたら、それはミュート側のサインです。
反対に、灰を足した側を当てて「ぼやけて見える」と感じる人もいます。その場合は、ぼやけたのが顔の輪郭なのか、目なのかを分けて見てください。輪郭がぼやけても目がはっきりしているなら、まだミュート側に残っています。目までぼやけて、顔の中で目の位置が見つけにくくなったら、ディープ側です。秋の人は、濃い色で引き締まる心地よさと、灰の色でなじむ心地よさの両方を感じやすいので、目の見え方を最後の決め手にしてください。
冬を割る問い|原色に近い色か、黒を足した色か
冬の人は、青みで、鮮やかでくっきりした色が似合う季節です。ブライトは原色に近い鮮やかな色が、ディープは黒を足した深く濃い色が、より似合います。
比べる2枚の例です。
- 原色に近い側:はっきりした赤、鮮やかな青、明るいマゼンタ
- 黒を足した側:深いボルドー、黒に近い紺、濃い緑
冬の割る問いでは、目の白目と黒目の差を見てください。原色の側を当てたとき、白目が白く、黒目がくっきり見えたらブライトです。黒を足した側を当てたとき、顔の輪郭がしまり、肌が透けるように明るく見えたらディープです。
冬の人は、どちらの色でも「似合っている」と見えることが多いのが特徴です。強い色に負けない顔立ちだからです。その場合は、どちらがより「ぱっと見て顔が先に目に入るか」で決めてください。服の色と顔の印象が同じ強さで並ぶ側が、その人の寄り方です。
春のブライトとの境にいる人は、原色の側で黄みの赤と青みの赤を両方試し、どちらで肌が明るくなるかを見ると、季節の答えの確認にもなります。
割る問いの答えを、3回やって確かめる
割る問いは、1回の比べ合いで答えを決めないでください。3回やって、2回以上出た側を答えにします。
3回というのは、日を変えて3回ではなく、同じ日に、2枚の組み合わせを変えて3回です。たとえば秋の人なら、1回目はカーキとこげ茶、2回目はくすんだピンクとワインレッド、3回目は灰みの緑と黒に近い緑、というように、色相を変えながら同じ割る問いを3回繰り返します。
同じ色相で3回比べても、同じ答えが出るだけで、確かめたことになりません。色相を変えても同じ側が勝つなら、それは本当にその寄り方が似合っている証拠です。
もし3回とも同じ側が勝てば、迷う余地はありません。2回と1回に分かれたら、2回の側に寄せてかまいません。問題は、3回の結果が組み合わせによってばらばらに見える場合です。次の節で、その扱い方を書きます。
割る問いを、口紅と髪で確かめ直す
服で出した答えは、顔の別の場所でも確かめておくと崩れにくくなります。服は顔の下から光を反射させて顔色を変えますが、口紅は顔の中に直接色を置きます。髪は顔のまわりを囲む色です。3つの場所で同じ側が勝てば、その答えはかなり確かです。
口紅で確かめる
手持ちの口紅やリップのうち、割る問いの片方ずつに当たるものを2本選びます。春なら白を足したような淡いコーラルと、はっきりしたオレンジ寄りの赤。夏なら淡いピンクと、灰みのローズ。秋なら灰みのベージュと、深いブラウンレッド。冬なら鮮やかな赤と、黒みのあるボルドーです。
塗るのは唇の半分ずつにします。右半分に片方、左半分にもう片方を塗り、窓の光の中で正面から見ます。服のときと同じく3秒で、顔全体の中で口元が「浮いて見えるか」「なじんで見えるか」を見てください。似合う側は、口元だけが目立つのではなく、目や頬といっしょに顔全体が明るく見えます。似合わない側は、口元だけが顔から切り離されて浮くか、逆に唇の色が消えて顔色まで沈みます。
口紅で答えが服と逆になった場合は、唇そのものの色が強く影響している可能性があります。唇の赤みが強い人は、灰みの口紅でも自分の赤みが透けるので、ミュート側が似合って見えやすい。その場合は服の答えを優先してください。
髪の色が答えを動かしていないか
髪を明るく染めている人は、その髪色が割る問いの答えを引っぱっていることがあります。明るい茶色の髪は顔のまわりに黄みと明るさを足すので、春のライトや秋のミュート側の色がなじんで見えやすい。逆に黒に近い髪は、冬のディープや秋のディープ側を引き立てます。
髪色の影響を外して確かめたいときは、髪をまとめて首の後ろに回し、顔のまわりに髪がかからない状態で割る問いをやり直してください。それでも答えが変わらなければ、それはあなたの肌と目の答えです。髪をおろしたときだけ答えが変わるなら、いまの髪色に合わせた答えと、髪色を変えたときの答えの2つを持っておくと、秋冬に髪色を落ち着かせるときの目安になります。
眼鏡をかけている人は、フレームの色も同じように答えを動かします。黒い太めのフレームは顔に強い線を足すので、深い側や鮮やかな側の色が負けにくくなります。割る問いは、眼鏡をかけた状態とはずした状態の両方でやり、普段の生活でよく見せる方の答えを使ってください。
どちらとも取れるとき① 比べ方の条件がずれていないか
割る問いの答えが割れたとき、最初に疑うのは自分の顔ではなく、比べ方の条件です。次の4つを順に確かめてください。
1つ目は、2枚の素材がそろっていたかです。片方がつやのあるブラウス、片方がマットなニットだと、つやのある側が光を反射して顔を明るく見せます。その差は色の差ではありません。
2つ目は、2枚の色相がそろっていたかです。白を足した水色と、灰を足した紫を比べていたら、答えは割る問いではなく色相の好みで決まっています。
3つ目は、見る時間が長すぎなかったかです。3秒を超えると、目が色に慣れて、どちらも同じように見えてきます。1枚当てたら3秒、外して3秒休み、次の1枚を当てて3秒、という間隔でやってください。
4つ目は、光です。窓の光が途中で雲に隠れたり、日が傾いて黄ばんできたりしていないか。秋冬は午後2時を過ぎると、晴れていても光の色が変わり始めます。
この4つを直してやり直し、それでも割れたら、次の節に進んでください。
どちらとも取れるとき② 隣の季節との境にいる
条件をそろえても割る問いの答えが出ない人は、多くの場合、隣の季節との境目にいます。8分割の8つは円のように並んでいて、隣どうしは1つの性質を共有しています。
- 夏のミュートと秋のミュートは、灰を含む柔らかさを共有する
- 秋のディープと冬のディープは、黒を含む深さを共有する
- 冬のブライトと春のブライトは、鮮やかさを共有する
- 春のライトと夏のライトは、白を足した軽さを共有する
たとえば夏の人が「白か灰か」で割れない場合、灰の側でも白の側でもなく、そもそも黄みの灰色の方が似合っている可能性があります。つまり、季節の答えが夏ではなく、秋のミュート寄りだということです。
境目にいるかどうかを確かめるには、割る問いの「共有している側」を、季節をまたいで比べます。夏ミュートと秋ミュートの境なら、青みの灰色と黄みの灰色を当てて比べる。冬ディープと秋ディープの境なら、青みの黒に近い紺と、黄みのこげ茶を比べる。ここではっきり差が出れば、それが季節の答えの確かめにもなります。
境目かどうかを判断する目安は、割る問いで負けた側の色を当てたときの顔の変わり方です。季節の内側にいる人は、負けた側を当てるとはっきり顔色が沈むか、浮くかします。境目にいる人は、負けた側を当てても大きく崩れません。どちらの色でも「悪くはない」と感じるなら、それは境目にいる合図だと受け取ってください。
境目にいる人は、8分割のどちらかに無理に決める必要はありません。共有している性質の方が、その人にとってもっとも確かな「似合う」です。服を選ぶときは、その共有している性質で選べば、季節の答えが揺れても外れません。
どちらとも取れるとき③ 顔の中で答えが分かれている
もう1つ、割る問いの答えが割れる原因があります。顔の中の部分ごとに、似合う側が違っている場合です。
たとえば、肌は白を足した色でなめらかに見えるのに、目は原色の側でくっきり見える。この場合、肌はライト、目はブライトを指しています。どちらが本当かではなく、両方が本当です。
こういう人は、顔のどこを主役にしたいかで答えを選んでください。肌のなめらかさを見せたい日はライト側の色を顔の近くに置き、目の印象を強く見せたい日はブライト側の色を首元に置く。8分割の答えを1つに決めるより、2つを使い分ける方が、手持ちの服を活かせます。
顔の中のどこが分かれているかは、鏡よりも写真の方がわかりやすいことがあります。スマートフォンを腕の長さで持ち、窓の光の中で2枚それぞれを当てた写真を撮って、並べて見てください。写真の詳しい使い方は自己診断が難しいときに人と写真で見る方法にまとめています。
割る問いの答えを、秋冬の服に配る
8分割の答えが出たら、それを秋冬の服にどう配るかを決めます。割る問いの答えは、すべての服に効かせる必要はありません。顔に近い場所ほど強く、遠い場所ほど弱く効かせれば十分です。
- 首元から胸まで(タートル、マフラー、シャツの襟):割る問いの答えをそのまま使う
- 上半身の外側(コート、ジャケット):季節の答えだけ守れば、割る問いはゆるめてよい
- 下半身(スカート、パンツ):季節の答えも、割る問いもゆるめてよい
秋冬はコートとマフラーが顔の近くに来るので、割る問いの答えがいちばん効く季節です。たとえば秋のミュートの人がこげ茶のコートを着るなら、首元に灰みのカーキのマフラーを1枚入れるだけで、顔の下の影が和らぎます。冬のディープの人が鮮やかな赤のニットを着たい日は、その上に黒に近い紺のコートを重ね、顔の近くの赤の面積を減らせば、色の強さが顔に負けません。
逆に言えば、割る問いの答えと違う側の服を持っていても、手放す必要はありません。顔から遠い場所に回せば、季節の答えさえ守れていれば、十分に着られます。
8分割の答えを、細かい分割と行き来する
8分割の答えが出たあと、16タイプや24分割の診断も試したくなる人は多いはずです。細かい分割は、8分割の1つの中をさらに割ったものです。8分割の答えが土台で、細かい分割はその中の寄り方を示します。
24分割での読み方は、パーソナルカラー24分割の自己診断に書きました。そちらは「3つの軸のうち強い順を2つ決める」やり方で、この記事の割る問いとは切り口が違います。8分割で出た答えを持ったまま24分割を試すと、細かい分割で迷ったときに戻る場所ができます。
逆に、細かい分割の答えが8分割の答えと矛盾する場合は、どちらかの診断の条件がずれています。そのときは、この記事の「場所と時間をそろえる」節に戻って、光と時間をそろえてやり直してください。
自己診断をやめて人に頼る目安
ここまでの手順を3回やっても割る問いの答えが出ない場合は、自己診断を続けるより、人に見てもらった方が早いです。目安は次のとおりです。
- 条件をそろえて3回やり、3回とも違う答えが出た
- 隣の季節との境を比べても、どちらにも差が出なかった
- 写真で見ても、顔の中で答えが分かれているのか、全体が割れているのかがわからない
人に頼るといっても、まずは身近な人で十分です。家族や友人に、2枚の服を当てた写真を見せて、どちらの写真で顔が先に目に入るかだけを聞いてください。「どちらが似合うか」と聞くと、服の好みで答えられてしまいます。聞くのは「どちらの写真で、顔が先に目に入るか」だけです。
それでも決まらない場合は、プロの診断を受ける段階です。そのとき、自分で比べた2枚の服を持っていくと、診断する人に「どこで迷っているか」がすぐ伝わります。
答えを1枚のメモに残して、季節が変わったら見直す
割る問いの答えは、出た日に書き残しておいてください。半年たつと、どの2枚で比べて、どちらが勝ったのかを忘れてしまいます。次に迷ったとき、メモがあれば最初からやり直さずに済みます。
書いておくのは次の5つです。
- 日付と時刻、天気(晴れ・薄曇り・曇り)
- 窓の向きと、窓からの距離
- 季節の答え(仮なら仮と書く)
- 比べた2枚の色と素材を3組ぶん、それぞれどちらが勝ったか
- 負けた側を当てたとき、顔がどう変わったか(沈んだ・浮いた・大きく変わらない)
いちばん大事なのは最後の1行です。負けた側で顔がどう変わったかを書いておくと、自分が季節の内側にいるのか、境目にいるのかが後から読み返せます。「大きく変わらない」が3組とも続いていたら、境目にいる可能性が高いので、次に診断するときは隣の季節との比べ合いから始めてください。
見直す時期は、年に2回が目安です。日焼けが落ち着いて肌の色が戻る秋の終わりと、日差しが強くなる前の春先。肌の色は季節で少しずつ変わるので、同じ割る問いでも、秋と春で勝つ側が入れ替わる人がいます。入れ替わったら、どちらかが間違いというより、その人が2つの側をまたいで使えるということです。秋冬は秋に出た答え、春夏は春に出た答えを使えば、季節の服選びがずれません。
メモは、服を買いに行くときにも役立ちます。売り場で迷ったら、メモの「勝った側」の色と同じ混ぜ方の色を探してください。白を足した色が勝った人は白っぽい色、灰が勝った人は灰みの色、黒が勝った人は黒みの色。色の名前で探すより、混ぜ方で探す方が、売り場の照明に惑わされずに済みます。
まとめ:割る問いは、季節より先に答えが出る
8分割の自己診断は、季節を決め、その季節を割る問いに1つ答えるだけで終わります。割る問いは2色の比べ合いなので、季節を当てるより答えが出やすい。迷ったら、季節の答えはいったん仮に置き、割る問いの方から先に3回やってみてください。
場所は北か東の窓から1メートル、時間は午前10時から午後2時、比べる2枚は素材と色相をそろえ、1枚につき3秒。答えが割れたら、まず条件を疑い、次に隣の季節との境を疑い、最後に顔の中の分かれ方を疑う。この順番で見ていけば、どこで迷っているかがわかります。
答えが出たら、秋冬の首元から使ってみてください。マフラー1枚、タートル1枚で、割る問いの答えが顔の上でどう効くかを確かめられます。季節の答えの確かめ方をもう一度見直したいときは、パーソナルカラー自己診断の2回目のやり方も参考になります。
よくある問い
- Q. 4シーズンの答えが出ていなくても、8分割の自己診断はできますか
- できますが、順番を逆にすると迷う時間が倍になります。8分割の割る問いは季節ごとに中身が違うので、季節が決まっていないと、どの問いに答えればいいかが決まりません。先に黄みか青みかだけでも決めてください。そこが決まれば候補は4つに減り、残りは明るさと濁りの2つを見るだけで季節が絞れます。
- Q. 割る問いの答えが日によって変わります
- 見る時間と場所がずれている可能性が高いです。秋から冬は日が低く、午後3時を過ぎると窓の光が黄ばみます。黄ばんだ光の中では、灰みの色が沈み、黒みの色が締まって見えやすくなります。午前10時から午後2時のあいだ、北か東の窓から1メートル離れた場所で、毎回同じ条件でやり直してください。それでも変わるなら、その2つのどちらにも寄れる人です。
- Q. 8分割の結果と、16タイプや24分割の結果はどう読み替えればいいですか
- 16タイプや24分割は、8分割の1つをさらに細かく割ったものだと考えてください。8分割で出た答えが土台で、細かい分割はその中の寄り方を示します。先に8分割を確かめておくと、細かい分割で迷ったときに戻る場所ができます。逆に細かい分割の答えが8分割と矛盾するなら、どちらかの診断条件がずれているので、光と時間をそろえてやり直してください。
- Q. 似合う側の服を持っていない場合はどうすればいいですか
- 服でなくてもかまいません。タオル、ストール、紙袋、雑誌の広告ページなど、顔の下に面で当てられるものなら代わりになります。大事なのは、比べる2つの色が「割る問いの片方ずつ」になっていることと、面積がはがきより大きいことです。面積が小さいと、顔への反射が弱くて差が出ません。
— メグラシ編集部





