私に似合う服が変わった|昔の服が浮くのは色か顔か、動いた側を直す

**数年前は似合っていた服が、いま着ると浮く。そう感じる人は、まず「骨格は変わっていない」と決めてください。**骨の形と重心は、肉付きが変わっても動きません。だから服の形を全部捨てる必要はありません。動いたのは、色か、顔の印象か、どちらか1つです。
色が動いた人は、髪の色・肌の明るさ・血色のどれかが変わって、パーソナルカラーの季節の中で似合う明るさと濁りの範囲がずれています。顔の印象が動いた人は、頬の高さとあごの線が変わって、顔タイプの軸が大人側か直線側へ寄っています。どちらが動いたかは、昔の写真と今の写真を同じ服で並べて、2回見れば分かります。
この記事では、その2回の見方から、色が動いた人・顔が動いた人・両方動いた人・どちらも動いていないのに浮く人の4通りに分けて、直す場所と昔の服の使い回し方を書きます。
結論:動いた側で、直す場所が変わる
| 動いた側 | よくあるきっかけ | 浮く服の特徴 | 直す所 |
|---|---|---|---|
| 色 | 髪を暗くした・白髪・肌の血色が落ちた | 明るい色・鮮やかな色のトップスが先に浮く | 季節は変えず、明るさか濁りを1段寄せる。形は残す |
| 顔の印象 | 頬の高さが下がった・あごの線が直線に寄った | 丸い首元・小さい柄・甘い部品が先に浮く | 首元の線と柄の大きさを変える。色は残す |
| 両方 | 上の2つが同時 | トップス全般が浮く | 先に色、次に首元。ボトムは残す |
| どちらも動いていない | 肉付きの変化・服の劣化 | 特定の1〜2枚だけ浮く | 生地の重さと丈、または服の古さを疑う |
表は分岐を示すためのものです。どの行かを決める方法を、次の章で書きます。
まず昔の写真と今の写真を、同じ服で並べる
必要なのは、昔に似合っていた服を着た写真1枚と、同じ服をいま着て撮った写真1枚です。昔の写真が残っていなければ、昔の服を着て今撮るだけでも、次の2回の見方のうち1回はできます。
今撮るときの条件は固定します。
- 昼の窓から1m、窓に向かって立つ
- 顔と胸が入る高さで、正面から
- 髪は昔の写真と同じように下ろすか上げるか揃える
並べたら、2回見ます。
1回目:服を紙で隠して、顔だけを見る
写真の首から下を紙で隠します。顔だけを昔と今で比べて、変わったのが明るさか線かを見ます。
- 顔全体の明るさが落ちた・髪と肌の明るさの差が縮まった:色が動いている
- 頬のいちばん高い所が下がった・あごの線が直線に寄った:顔の印象が動いている
- どちらも変わって見えない:顔は動いていない。次の2回目へ
2回目:顔を紙で隠して、服だけを見る
今度は顔を隠して、服の部分だけを見ます。
- 服だけ見れば、いまでも着られそうに見える:服は合っている。浮いた原因は顔側(色か印象)
- 服だけ見ても、生地がくすんで見える・形がゆるんで見える:服が古くなっている。あなたは変わっていない
- 服だけ見て、肩や胴が余っている・足りない:肉付きが変わった。生地と丈の章へ
1回目で「色」、2回目で「服は合っている」と出たら色の章へ。1回目で「印象」、2回目で「服は合っている」なら顔の章へ。1回目で両方出たら両方の章へ。1回目で何も出ず、2回目で服側の答えが出たら、最後の章へ進んでください。
色が動いた人:季節は変えず、明るさと濁りを1段寄せる
髪の色を暗くした、白髪が増えた、肌の血色が落ちた。この3つはどれも、パーソナルカラーの黄み青みを動かしません。動かすのは、似合う明るさの上限と、濁りをどこまで許せるかです。
動きやすい3つと、ずれる方向
| きっかけ | 動くもの | 昔の服で先に浮くもの | 寄せる方向 |
|---|---|---|---|
| 髪を暗くした | 髪と肌の明るさの差が広がる | 淡い色のトップス(髪に負ける) | 明るさを1段下げる。または白を足して差を埋める |
| 白髪が増えた | 髪と肌の差が縮まる・髪が灰色寄りに | 鮮やかな色のトップス(髪より強く出る) | 鮮やかさを1段落とし、少し濁らせる |
| 肌の血色が落ちた | 肌が黄みか灰色寄りに | 青みの強い色・白に近い色 | 明るさを1段下げ、黄みの側へ半歩 |
季節が丸ごと変わる人は少なく、同じ季節の中で位置が動いています。昔の診断が春なら、春の中の暗い側へ。夏なら夏の中の濁った側へ。季節を捨てて選び直すより、1段だけ寄せたほうが、手持ちの服の残る量が多くなります。
自分で測る:白い紙を顔の横に当てる
色がどれだけ動いたかは、白い紙1枚で測れます。昼の窓から1mで、白い紙を頬の横に当てて撮ります。昔の写真の同じ構図があればそれと、なければ今の写真だけで見ます。
- 紙と比べて、肌が灰色に見えるなら、明るい色が浮く側に動いている
- 紙と比べて、肌が黄色く見えるなら、青みの強い色が浮く側に動いている
- 紙と比べて差が小さいなら、色はあまり動いていない。顔の印象の章へ
黒と白のどちらが残るかの判断は、黒より白が似合う人|髪と肌の明るさの差で分かれる。迷う人は紙で測るに同じ紙の測り方で書いてあります。
顔の印象が動いた人:首元の線と柄の大きさを変える
頬のいちばん高い所が下がり、あごの線が直線に寄る。これは顔タイプの軸でいうと、子供側から大人側へ、曲線側から直線側へ動いたということです。昔は丸い首元や小さい柄が似合っていた人が、同じ服で浮くのはこのためです。
自分で測る:頬の高さとあごの線
2か所で測ります。
- 頬のいちばん高い所:正面の写真で、頬骨の最も張った点が、目の下から指1本ぶんの高さか、指2本ぶんか。昔より下がっていれば大人側へ動いている
- あごの線:横顔で、耳の下からあご先までの線が、丸く回るか直線に近いか。昔より直線に近ければ直線側へ動いている
1だけなら大人側へ、2だけなら直線側へ、両方なら両方へ動いています。
動いた方向で、変える所
| 動いた方向 | 昔の服で浮くもの | 変える所 |
|---|---|---|
| 大人側へ | 小さい柄・たくさんの装飾・短い丈 | 柄の1つを目の横幅より大きくする。装飾は顔の近くに1つだけ。丈は長く |
| 直線側へ | ラウンドネック・丸い襟・ギャザー | 首元をVかボートネックへ。丸い部品は顔から離れた場所へ |
| 両方へ | 甘い服のほとんど | 首元を直線にして、柄を大きく。色はそのまま |
色は動いていないので、服の色は残します。変えるのは首元の線と柄の大きさだけです。トップスの色が好きなら、同じ色で首元の形が違うものに替えると、浮かなくなります。
顔タイプの軸が動いたとき、どこまで入れ替えるかの判断は、骨格との食い違いで見たソフトクラシック似合う服|骨格診断と食い違うときは形と質感で分けるの分け方も使えます。
両方動いた人:先に色、次に首元
1回目の見方で、明るさと線の両方が変わって見えた人は、順番を決めます。両方を一度に直すと、トップスを全部買い替えることになります。
先に直すのは色です。色は面積が広いので、明るさを1段寄せるだけで浮く量が半分になります。それから首元の線を変えます。色を寄せたあとに首元を見直すと、変えなくてよいものがかなり残ります。
- 1週目:手持ちのトップスを、明るさの順に並べる。いちばん明るい2枚を顔から離してボトムの下や羽織りの中に入れる
- 2週目:残ったトップスで、首元が丸いものに、Vのインナーかスタンドカラーの1枚を足して線を変える
- 3週目:それでも浮くトップスだけを、手放す候補にする
ボトムは3週間を通して触りません。骨格は動いていないので、ボトムの形はいまも合っています。
どちらも動いていないのに浮く人:生地と丈、または服の古さ
1回目の見方で顔に変化が見えず、2回目で服側に答えが出た人は、動いたのは色でも顔でもありません。2つの可能性があります。
肉付きが変わった:骨格は同じでも、生地と丈の合う範囲がずれる
骨格のタイプは変わりませんが、肉の付き方が変わると、同じ形でも合う生地の重さと丈がずれます。確かめ方は2つ。
- 腕を前に90度上げて、肩の縫い目が肩先から2cm以上動くか
- 座ったときに、トップスの丈が腰骨の上まで上がるか
どちらかに当たれば、形は残して、同じ形で生地の重さか丈を1段変えます。形の答えを捨てないでください。
服が古くなった:あなたではなく服が変わった
生地の艶が落ちた、色があせた、形がゆるんだ。これは服側の変化で、あなたは何も動いていません。同じ色の新しい布か、新しい服を隣に並べて、くすんで見えるなら服の古さです。
この場合は、同じ色・同じ形で新しいものに替えれば、昔と同じように似合います。似合う服が変わったのではなく、服の寿命が来ただけです。
昔の服の使い回し:動いた側で残せる所が違う
| 動いた側 | 残せるもの | 残せないもの | 使い回し |
|---|---|---|---|
| 色 | 形・丈・ボトム全部 | 顔の近くに来る明るい色のトップス | 明るいトップスは羽織りの中に入れるか、首元に1枚かませて顔から離す |
| 顔の印象 | 色・ボトム全部 | 丸い首元と小さい柄のトップス | 首元にVのインナーやスタンドカラーを足す。柄は顔から離れた場所へ |
| 両方 | ボトム全部 | トップスの多く | 3週間の手順で残るものを決める |
| 動いていない | 全部 | 古くなった服だけ | 同じ色・形で新しく替える |
どの場合でも、ボトムは残ります。骨格が動いていないからです。昔の服を全部出して、まずボトムを別の山に分けてから、トップスだけを見る。これだけで手放す量が半分になります。
手順:昔の服を1枚使って、3日で決める
- 昔に似合っていた服を1枚選び、昼の窓から1mで顔と胸が入るように撮る。昔の写真があれば並べる
- 服を紙で隠して顔だけ見る。明るさが変わったか、頬とあごの線が変わったかをメモする
- 顔を紙で隠して服だけ見る。服はいまも着られそうか、くすんでいるか、余っているかをメモする
- 2と3の組み合わせで、色・顔・両方・動いていない、の4つから1つを決める
- 決めた章の直し方を、トップス1枚だけに当てて、もう一度撮る。浮かなくなったら、同じ直し方を他のトップスに広げる
1枚で確かめてから広げてください。全部に一度に当てると、効いたのがどの直しか分からなくなります。
よくある質問
似合う服が変わるのは、何歳くらいからですか
年齢ではなく、きっかけで動きます。髪の色を変えた、白髪が増えた、体調で血色が変わった、肉付きが変わった。どれも年齢と関係なく起きるので、歳で区切らず、きっかけがあったかで見てください。
昔の診断結果は、もう使えませんか
骨格はそのまま使えます。パーソナルカラーは季節の中の位置だけが動いているので、季節は使えます。顔タイプは軸の位置が動いているので、昔の結果を「出発点」として、大人側・直線側へどれだけ寄ったかを見ます。3つとも捨てる必要はありません。
診断を受け直すべきですか
受け直すなら、動いた側だけで足ります。色が動いた人はパーソナルカラーだけ、顔が動いた人は顔タイプだけ。骨格は受け直しても結果は変わりません。
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よくある問い
- Q. パーソナルカラーの診断を受け直したら、季節が変わると言われました
- 季節が丸ごと変わることはまれで、変わったのはその季節の中の明るさか濁りであることが多いです。髪の色を暗くした、白髪が増えた、肌の血色が落ちた。どれも季節の黄み青みを動かすものではなく、似合う明るさの上限と、濁りの許容量を動かします。昔の診断の季節を捨てずに、同じ季節の中で1段暗い色、1段濁った色を試してください。それで昔の服が浮いた理由が説明できるなら、季節は変わっていません。説明できないときだけ、受け直しの結果を採ります。
- Q. 顔の印象が変わったというのが、自分では分かりません
- 自分の顔は毎日見ているので、変化が見えません。昔の写真と今の写真を、同じ服で並べてください。見るのは2か所。頬のいちばん高い所が、目の下から指1本ぶんの位置か2本ぶんの位置か。あごの線が、耳の下からあご先まで丸く回るか、直線に近いか。昔と今でどちらかが変わっていれば、顔の印象は動いています。頬が下がって、あごの線が直線に寄った人は、顔タイプの軸でいうと大人側・直線側へ動いているので、首元の線をそれに合わせます。
- Q. 昔の服を捨てるべきですか
- 動いた側によって、残せる所が違います。色が動いた人は、服の形はいまも合っています。顔から離れた場所、つまりボトムやバッグに回せば色の影響が小さくなるので、トップスだけを入れ替えて、ボトムは残せます。顔が動いた人は、服の色はいまも合っています。首元に1枚足して線を変えるか、柄のない面を顔の下に作れば、そのまま着られます。両方動いた人だけ、トップスは手放す候補です。それでもボトムは残ります。
- Q. どちらも動いていないのに、昔の服が浮きます
- 色も顔も動いていないなら、動いたのは体の肉付きか、服そのものです。骨格のタイプは変わりませんが、肉の付き方が変わると、同じ形でも生地の重さと丈の合う範囲がずれます。腕を前に出して肩の縫い目が肩先から2cm以上動くか、座ったときに丈が足りなくなるか。どちらかなら体側です。もう1つは服側で、生地の艶が落ちたり色があせたりしています。同じ色の新しい布と並べて、くすんで見えるなら服が古くなっただけで、あなたは変わっていません。
— メグラシ編集部





