骨格ウェーブ 似合う服 50代|腰に厚みが出たか上が薄くなったか

**骨格ウェーブで50代になり似合う服がわからなくなったら、先に「腰に厚みが出た」のか「上が薄くなった」のかを決めてください。**腰に厚みが出た人は、ウエストマークをアンダーバストの下まで上げて、裾の広がりを膝下で止めます。上が薄くなった人は、首から胸の上に量を足して、寂しさを埋めます。直す場所が逆です。
決め方は、メジャーで腰まわりを2か所測り、指で鎖骨の下を触るだけです。ウエストのいちばん細いところと、おへその指3本下の差が5cmより小さければ「腰に厚みが出た側」。鎖骨の下に指を当てて、骨のすぐ下がくぼんで段差がはっきりわかれば「上が薄くなった側」です。
両方当てはまる人は、上に量を集めて視線を上げ、腰まわりはしぼらずに縦に流してください。骨格ウェーブの似合う方向そのものは、年齢で変わりません。変わったのは肉のつく場所だけなので、そこに合わせて置き場を動かします。
先に決める:腰に厚みが出たか、上が薄くなったか
骨格ウェーブは、上半身が薄く、重心が下にあり、柔らかい質感を持つ体です。似合う服の基本は、ウエストの位置を高く見せること、上半身に量を足すこと、柔らかく軽い素材を選ぶことです。
50代でこの基本がしっくりこなくなるときは、たいてい次のどちらかが起きています。
| 変わったところ | 測り方 | 直す方向 |
|---|---|---|
| 腰に厚みが出た | ウエストの細いところと、へその指3本下の差が5cm未満 | マークを上げる・裾の広がりを膝下で止める |
| 上が薄くなった | 鎖骨の下に指を当てて、段差がはっきりわかる | 首から胸の上に量を足す |
| 両方 | 上の2つともに当てはまる | 上に量を集め、腰はしぼらずに流す |
測るときは、下着の上から、息を吐ききらずに普通に立った状態で測ってください。数字は目安なので、1〜2cmの差で迷ったら、次の「どちらとも言えないとき」の項目で確かめます。
50代のウェーブで似合う服がずれる理由
骨格ウェーブの人が若い頃に似合っていた服は、細いウエストを強調する服、上半身に甘さや量を足す服が中心です。ウエストのくびれがはっきりしていて、上半身が薄いぶん、量を足すと釣り合いが取れていました。
年齢を重ねると、このどちらかの前提が崩れることがあります。腰まわりに厚みが出ると、ウエストを強調する服が苦しく見えます。上半身がさらに薄くなると、これまでの量では足りず、寂しく疲れて見えます。
つまり、骨格ウェーブの似合う方向が変わったのではありません。同じ方向のまま、量と位置の調整がずれただけです。ずれた場所を1か所決めれば、直し方もはっきりします。
腰に厚みが出た側:ウエストマークの位置を上げる
腰に厚みが出た人は、ウエストマークの位置を上げてください。おへその高さでベルトを締めると、締めた上と下に厚みが分かれて、かえって腰まわりに目が行きます。
目安は、アンダーバストのすぐ下、指2本ぶん下までです。ここは年齢を重ねても厚みが出にくく、骨格ウェーブの「重心を上げる」という基本ともそのまま合います。ハイウエストの切り替えのワンピースや、胸の下で結ぶリボンのついたブラウスは、この位置で自然にマークしてくれます。
ベルトそのものが苦しいなら、しぼらずに前だけ裾を入れる着方でもかまいません。前の真ん中だけをボトムスに入れて、脇と後ろは出しておけば、腰を締めずに重心が上がって見えます。
腰に厚みが出た側:裾の広がりは膝下で止める
腰に厚みが出た人は、ボトムスの広がり方も見直してください。腰のすぐ下からふくらむスカートや、腰まわりにタックが重なるパンツは、厚みをさらに大きく見せます。
選ぶのは、腰まわりはすっきり沿い、膝のあたりから下にゆるく広がる形です。マーメイドスカートや、膝下からわずかに広がるフレアパンツがこの形です。広がりの始まりが膝より下にあると、視線が腰ではなく裾に行きます。
丈は、膝下からふくらはぎのいちばん太いところの少し下までが目安です。骨格ウェーブはもともと重心が下にあるので、くるぶしまでの長い丈は重く見えやすくなります。脚の長さで丈を迷うときは骨格ウェーブで脚が短く見えるときも参考にしてください。
上が薄くなった側:胸元に量を足す
上が薄くなった人は、首から胸の上に量を足してください。骨格ウェーブはもともと上半身が薄い体ですが、さらに薄くなると、首元のあいた服やぴったりした服で、鎖骨と肩の骨が目立ち、寂しく疲れた印象が出ます。
量の足し方は3通りあります。
- 形で足す:ボウタイ、胸元のギャザー、ドレープ、大きめのフリル
- 重ねで足す:首元にスカーフやストールを巻く、襟つきのブラウスにカーディガンを肩から重ねる
- 首元で足す:ハイネックやボトルネック、首に沿う丸首
どれか1つで十分です。フリルを選ぶなら、幅が指2本ぶん以上の大きめのものにしてください。細かいフリルは、上が薄い体に対して印象が小さく、若作りに見えやすくなります。
上が薄くなった側:素材は柔らかく、厚みは中くらい
上が薄くなった人は、素材の厚みにも気をつけてください。量を足そうとして、ざっくりした厚手のニットや、硬く厚い布を選ぶと、服の重さに体が負けて、着られて見えます。
合うのは、柔らかく、厚みは中くらいの素材です。目安は、布を指でつまんで、指の腹に布の厚みが少し感じられるくらい。編み目の細かいふっくらしたニット、起毛した柔らかい布、とろみのある布がこれにあたります。
薄すぎる布も、体の線をそのまま拾うので、寂しさが出ます。薄手のカットソーを着るなら、上に柔らかいカーディガンを1枚重ねて、胸の上に布の層をつくってください。
どちらとも言えないとき:2本の線で決める
測っても触ってもはっきりしない人は、手持ちのワンピースを1枚着て、2本の線を引いて確かめてください。
1本目は、ベルトをおへその高さで締めた線。2本目は、ベルトをアンダーバストのすぐ下で締めた線です。2本目のほうがすっきり見えたら、腰に厚みが出た側です。
次に、同じワンピースのまま、首元にスカーフを1枚巻いてください。巻いたほうが顔色まで明るく見えたら、上が薄くなった側です。両方で変化があったなら、両方起きています。どちらでも変化がないなら、今のワンピースはそのまま合っています。
両方起きる人:上に量、腰は流す
腰に厚みが出て、上も薄くなった人は、上に量を集めて視線を上げ、腰まわりはしぼらずに縦に流してください。
上は、ボウタイやドレープ、首元のスカーフで量を足します。腰まわりは、ベルトでしぼるのをやめて、前を開けた長めのカーディガンやジレを重ね、縦の線を2本つくります。縦の線が入ると、腰の厚みは横に広がって見えにくくなります。
ボトムスは、腰まわりがすっきりして膝下から広がる形を合わせます。上の量と裾の広がりで、上下に視線が分かれ、腰のあたりは自然と目立たなくなります。
トップスの選び方
トップスは、首元と丈で選びます。
首元は、腰に厚みが出た人も、上が薄くなった人も、量のある形が合います。違うのは丈です。腰に厚みが出た人は、裾が腰骨の上で終わる短めの丈か、前だけ入れられる丈。上が薄くなった人は、腰骨にかかる普通の丈で、裾にゆとりがあるものが合います。
袖は、骨格ウェーブの手首の細さを生かして、袖口がすっきりしたものか、少しふくらんだパフ袖がおすすめです。袖が長く余るときの直し方は骨格ウェーブで袖が余るときにまとめています。
スカートとパンツの選び方
スカートは、腰に厚みが出た人はマーメイドや、膝下から広がるフレアが合います。上が薄くなった人は、ウエストから柔らかく広がるギャザーやフレアがそのまま似合います。
パンツは、どちらの人も、股上が深すぎず、腰まわりに余分なタックのないものを選んでください。腰に厚みが出た人は、腰から膝までまっすぐ落ちて、膝下から少し広がる形。上が薄くなった人は、ハイウエストで裾に向かってすっきりした形が、重心を上げてくれます。
ワイドパンツを選ぶときは、股上と裾幅の釣り合いが大切です。詳しくは骨格ウェーブのワイドパンツを見てください。
冬のコートとアウターの選び方
冬のアウターは、いちばん外に着るぶん、印象を大きく左右します。
腰に厚みが出た人は、ウエストをベルトでしぼるコートより、しぼりのないゆるやかなAラインのコートが合います。丈は膝下までにすると、腰の厚みがコートの中に隠れ、裾の広がりに視線が移ります。
上が薄くなった人は、襟の大きいコートや、ショールのように首元に量の出るコートが合います。首元に量があるコートを着ると、薄くなった上半身と、骨格ウェーブの下重心の釣り合いが取れます。生地はどちらの人も、硬く重いものより、軽く柔らかいものを選んでください。コートのしぼりと丈の考え方は骨格ウェーブの体型とコートにもまとめています。
若い頃の似合う服を残すか、手放すか
クローゼットに、若い頃によく似合っていた服が残っている人も多いと思います。残すか手放すかは、上の診断の結果で決めてください。
腰に厚みが出た人は、おへその高さでしぼる服、腰のすぐ下からふくらむスカートが、手放す候補です。ただし、ベルトを外して、マークの位置を上げて着られるものは残します。
上が薄くなった人は、首元が大きくあいた服、ぴったりした薄い服が、手放す候補です。こちらも、スカーフやカーディガンを重ねて胸の上に量を足せるものは残します。
迷う服は、一度だけ今の体で着て、鏡から2歩離れて見てください。顔が明るく見えて、腰に目が行かなければ、その服は今も似合っています。
まとめ:変わった場所を1か所決めて、置き場を動かす
骨格ウェーブで50代になり似合う服がわからなくなったら、似合う方向を探し直すのではなく、体のどこが変わったかを先に決めてください。
腰に厚みが出た人は、マークをアンダーバストの下まで上げ、裾の広がりを膝下で止めます。上が薄くなった人は、首から胸の上に量を足し、柔らかく中くらいの厚みの素材を選びます。両方起きる人は、上に量を集めて、腰は縦の線で流します。
骨格ウェーブの基本の似合わせは骨格ウェーブの完全ガイドと骨格ウェーブに似合う服の基本にまとめています。似合う方向はそのままで、量と位置を今の体に合わせてみてください。
よくある問い
- Q. 50代になって骨格ウェーブではなくなったのでしょうか
- 骨格の分類は、骨の形や関節の大きさ、肌の質感で見るので、年齢で別のタイプに変わることはほとんどありません。変わるのは、肉のつく場所と量です。骨格ウェーブの似合う方向はそのままで、厚みが出た場所と薄くなった場所に合わせて、マークの位置と量を足す場所を動かしてください。
- Q. ウエストマークが苦しくなりました。もうしないほうがいいですか
- やめる必要はありません。おへその高さでしぼると苦しく見えるなら、マークの位置をアンダーバストのすぐ下まで上げてください。それでも合わなければ、ベルトでしぼらずに、前だけ裾を入れるか、ウエストより少し上で切り替わった服に変えると、腰を締めずに重心だけ上げられます。
- Q. 若い頃に似合っていたフリルのブラウスが、若作りに見えます
- フリルが小さく細かいもの、色が淡すぎるものは、そう見えやすくなります。フリルの幅を指2本ぶん以上の大きめに変えるか、ギャザーやドレープのように、甘さを形ではなく布の動きで入れると、骨格ウェーブの柔らかさを残したまま大人の印象に寄せられます。
- Q. 50代の骨格ウェーブに合うコートは何ですか
- 腰に厚みが出た人は、ウエストのしぼりがない、ゆるやかなAラインで膝下丈のコートが合います。上が薄くなった人は、襟の大きいコートや、ショールのように首元に量の出るコートが合います。どちらの人も、生地は硬く重いものより、軽く柔らかいものを選んでください。
— メグラシ編集部





