メグラシ
自分を知る

骨格ウェーブ ニットワンピース|下腹か胸元かで編みと切り替えを分ける

メグラシ編集部//読了 10分
肋骨の下に切り替えのある細い畝のトープ色ニットワンピースを着た女性の、首元から膝までの姿

**骨格ウェーブでニットワンピースが似合わないと感じたら、まず「下腹が出て見えるのが嫌なのか、胸元が寂しく見えるのが嫌なのか」をどちらか一つに決めてください。**両方を同時に直そうとすると、選べる一枚がほとんど無くなります。

下腹が気になる人は、ウエストの切り替えを下腹より上に置き、そこから下は体から離れる形を選びます。体に沿う形を一枚で着るのはやめて、切り替えの位置で布を離すのがいちばん効きます。

胸元が寂しい人は、**編みを細くして、首元に量を足します。**太い編みのざっくりしたニットは胸の上で平らに広がり、上半身がさらに薄く見えます。両方当てはまる人は、切り替えを先に決め、首元は小物で後から足してください。

結論:困りごとで、選ぶ場所が上と下に分かれる

骨格ウェーブは、上半身が薄く、重心が腰から下にある体つきです。ニットワンピースは上から下まで一枚の布なので、上の薄さと下の丸みの両方を同時に映します。どちらを映したくないかで、見るべき場所が変わります。

困りごと鏡で見えること見る場所選ぶ形
下腹が出て見えるおへその下で布が丸く前に出る切り替えの高さ切り替えが高く、下が離れる
胸元が寂しく見える鎖骨の下から胸まで布が平らで、服だけ目立つ編みの太さと首元細い編み、首元に量
両方上は平ら、下は丸い切り替えの高さ(先)高い切り替え+小物で首元

自分がどちらか測る:横向きで下腹の位置を見る

手持ちのニットワンピースかニットトップスを一枚着て、横向きで全身鏡に立ってください。腕を体の横に自然に下ろした状態で、写真を撮ります。

見るのはおへそから下、脚の付け根までの線です。この間で布がいちばん前に出ている点が、おへそより下にあるか、上にあるか。おへそより下で布が前に出ていて、そこから脚に向かって布が引っ込んでいるなら、下腹側です。

もう一つの見分け方は、両手をおへその下に当てて、布を体に軽く押さえたときに、気になっていた感じが消えるかどうか。消えるなら、あなたの困りごとは下腹です。

自分がどちらか測る:正面で胸元の平らさを見る

次に正面を向いて、鎖骨の下から胸のいちばん高いところまでを見ます。ここで布がまっすぐ平らに落ちていて、目が服の柄や編み地にばかり行くなら、胸元側です。

骨格ウェーブは胸の厚みが少なく、鎖骨の下がすっきりしている人が多いので、太い編みやゆとりの多いニットを着ると、この部分の布が体から浮いて平らな面になります。面が大きいほど、上半身が寂しく見えます。

確かめ方は、ストールを一枚、首から胸にかけてゆるく垂らしてみること。それで急にまとまって見えるなら、あなたの困りごとは胸元です。

どちらとも取れるとき:切り替えを先に決める

下腹も胸元も両方気になる、あるいは写真を撮ってもどちらとも言えない、という人は、切り替えの高さを先に決めてください。

理由は、首元は小物で足せるからです。ストール、ネックレス、ハイネックのインナー、どれも当日に付け外しできます。一方で切り替えの高さはワンピースそのものの形で決まり、買ってから変えられません。

両方気になる人の選び方は、「切り替えが高い位置にあるもの」を条件に探し、その中から編みが細いものを選ぶ。それでも胸元が寂しければ、首元に量のある小物を足す。この順番にすると、候補がゼロになることはありません。

下腹が気になる人:切り替えはみぞおちの下に置く

下腹が気になる人がいちばん効くのは、切り替えの位置を上げることです。目安は、みぞおちから指3本分下。肋骨の下端に近い位置です。

ここで布を切り替え、そこから下を体から離すと、下腹の前に布の空間ができ、丸みが拾われなくなります。おへその高さで切り替えがある形は、ちょうど下腹の上で布が絞られるので、かえって丸みを強調します。

試着では、切り替えの縫い目に人差し指を当てて、その指がおへそより上にあるかを見てください。指がおへそより上にあれば合格です。

下腹が気になる人:下は「離れる」が「広がらない」

切り替えから下は体から離したいのですが、大きく広がるフレアにすると、骨格ウェーブは下の重心がさらに下がり、腰から下が重く見えます。

選ぶのは、体から指2本分ほど離れて、まっすぐ下に落ちる形です。裾に向かって少しだけ広がるAラインか、ゆるいストレート。編みは中くらいの太さがよく、細すぎるリブは体に沿いやすく、太すぎる編みは布自体に量が出ます。

試着で座ってみるのも有効です。座ったときに下腹の位置で布が横に引っ張られ、横じわが出るなら、その一枚は下腹に沿いすぎています。

下腹が気になる人:一枚で着ない日は羽織りで縦の線

体に沿うニットワンピースをすでに持っている場合は、上から前を開けたカーディガンやジャケットを羽織ると着られます。羽織りの前の縁が体の中心に縦の線を2本作り、下腹の丸みから視線が外れます。

羽織りの丈は、お尻の一番高いところが隠れるくらい。腰骨で止まる短い丈だと、ちょうど下腹の高さで横の線ができて、丸みが逆に目立ちます。冬はロング丈のカーディガンやガウン風の羽織りを合わせると、縦の線がもっと長くなります。

胸元が寂しい人:編みは細く、目の詰まったもの

胸元が寂しい人は、編みの太さから見直します。骨格ウェーブには、細いリブ、目の詰まった天竺編み、ハイゲージと呼ばれる細い糸の編み地が合います。

目安は、編み目一つの幅です。編み目の一つが小指の爪より小さいなら細い編み、それより大きいなら太い編みと考えてください。細い編みは胸の上の小さな起伏に沿い、上半身の薄さを平らな面として見せません。

ざっくりした太い編みは、冬のニットワンピースでよく見かけますが、胸元が寂しい人にとってはいちばん難しい素材です。どうしても着たいなら、首元にボリュームのあるタートルネック型を選び、編みの量を首まわりに集めてください。

胸元が寂しい人:首元に量を寄せる

編みを細くしても寂しさが残るなら、首元に量を足します。骨格ウェーブは首から胸の上に量があると、上半身が厚く見えて全身のバランスがとれます。

ワンピースの形で選ぶなら、ハイネック、ボトルネック、襟に飾りのあるもの。首元が大きく開いたVネックや深いUネックは、鎖骨の下の平らな部分を広く見せるので、胸元が寂しい人には不向きです。

小物で足すなら、大判のストールをゆるく巻く、鎖骨の上に収まる短めのネックレスを重ねる、などが手軽です。どれも胸の高さより上で止まるものを選ぶと、量が上に集まります。

胸元が寂しい人:体に沿うシルエットでいい

胸元が寂しい人は、下腹が気にならないなら、体に沿うシルエットをそのまま選んでかまいません。むしろ骨格ウェーブはゆとりの多い形を着ると、布が肩から落ちて体の線が消え、「服に着られている」印象になりやすいのです。

体に沿う形の中でも、ウエストに切り替えやベルトがあるものを選ぶと、重心が上がって上下のバランスがとれます。ベルトは細いものを、ウエストのいちばん細いところに巻きます。

秋冬に足すもの:タイツと靴の重さ

ニットワンピースは冬にタイツとブーツを合わせることが多く、ここでも二つの困りごとで答えが分かれます。

下腹が気になる人は、足元を軽くしすぎないでください。上で布を離して量が出ている分、足元が華奢だと全身が上に重く見えます。60デニール前後の濃い色のタイツに、ショートブーツや甲の深いパンプスが釣り合います。

胸元が寂しい人は、足元を重くしすぎないこと。骨格ウェーブはもともと重心が下にあるので、重いロングブーツを合わせると、上の薄さと下の重さの差がさらに開きます。足首が見えるショートブーツか、細身のブーツで軽く仕上げてください。

秋冬に足すもの:コートを着たときの丈の差

ニットワンピースの上にコートを着る日は、コートの丈とワンピースの丈の差を見ます。骨格ウェーブは、コートの裾からワンピースの裾が10cm以上出ていると重心がさらに下がります。

下腹が気になる人も、胸元が寂しい人も、コートとワンピースの裾の差は5cm以内に収めるか、ワンピースの裾がコートの中に隠れる長さにそろえるのが目安です。コートは腰の位置にベルトがあるものや、肩の位置が合ったコンパクトなものを選ぶと、上半身の量とバランスがとれます。

手持ちのニットワンピースで今日できること

新しく買わなくても、手持ちの一枚で試せることがあります。

下腹が気になる人は、細いベルトをみぞおちから指3本分下に巻いて、上の布を少しだけ引き上げてたるませる。これだけで、切り替えが高い位置にある形に近づきます。

胸元が寂しい人は、首元に大判のストールをゆるく一周巻く。または、手持ちのハイネックのインナーを中に着て、首元に量を足す。どちらも、鏡の前で写真を撮って、前と比べてみてください。

もっと知りたいとき

骨格ウェーブのニット全般の選び方は骨格ウェーブのニット、秋のワンピースの基本は骨格ウェーブの秋ワンピースにまとめています。

腰の高さと肉づきで秋冬の組み方を分ける考え方は骨格ウェーブの秋冬コーデ、コートの絞りと丈は骨格ウェーブのコートが参考になります。自分の骨格がウェーブか迷う人は骨格がわからないときから確かめてください。

よくある問い

Q. 骨格ウェーブはニットワンピースが似合わないのですか
似合わないわけではありません。体に沿う形を選ぶと下腹が拾われ、ゆるい形を選ぶと胸元が寂しく見える、という二つの困りごとが出やすいだけです。自分がどちらで困っているかを先に決めて、切り替えの高さと編みの太さを選べば、ニットワンピースは冬の一枚として十分使えます。
Q. リブ編みのタイトなニットワンピースは避けるべきですか
胸元が寂しい側の人には、細いリブは合いやすい素材です。下腹が気になる側の人は、体に沿うリブを一枚で着ると下腹の丸みが出るので、腰より下がフレアに広がる形か、上からカーディガンやジャケットを羽織って縦の線を入れると着られます。
Q. ベルトでウエストをマークすれば解決しますか
下腹が気になる人は、ベルトを置く高さが大事です。おへその高さに巻くと下腹のすぐ上で布が絞られ、かえって丸みが目立ちます。みぞおちから指3本分下くらい、肋骨の下端に近い位置に細いベルトを巻くと、下腹から布が離れます。
Q. ニットワンピースの丈はどれくらいがいいですか
骨格ウェーブは重心が下がりやすいので、ふくらはぎの一番太いところより上で止まる膝下丈から、ふくらはぎの下までの長さが目安です。くるぶしまでのロング丈は、編みが細く軽いものなら着られますが、太い編みのロング丈は下が重くなります。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
ハイゲージの濃紺ニットワンピースに膝丈のコートを重ねた女性が商店街を歩き、裾が膝下で揺れているPick

自分を知る

骨格ストレート ワンピース 秋冬|胸の厚みと腰の高さで切り替えを選ぶ

骨格ストレートの秋冬ワンピースは「切り替えをどこに置くか」で見え方が決まります。ただしストレートの中でも、胸の厚みが前に出る人と肩から腰まで平らに厚い人、腰が高い人と低い人で、正しい切り替えの位置は変わります。胸の頂点が肩の線よりどれだけ前にあるか、腰の細い所からへそまで指が何本入るか。この2つを測って、ウエスト切り替え・Iライン・共布ベルトのどれを選ぶかを4通りに分けます。ニットワンピの編み地の厚さ、上に着るコートの丈、どちらとも取れる人の決め方まで。

続きを読む
秋の通りを歩く女性。短めのニットの前をハイウエストの膝丈スカートに入れ、黒いタイツと細身の黒いロングブーツを同じ色でつないでいる

自分を知る

骨格ウェーブ 足短い|膝上か膝下か、短い側で秋冬の丈と靴を分ける

骨格ウェーブで足が短く見える人は、短く見えている場所が膝から下か、膝から上(腰まわり)かで直し方が逆になります。膝下が短い人はスカートの裾とブーツの筒で膝下を区切らないこと、膝上が短く見える人はウエストの位置を上げて腰まわりの布を減らすことが先です。股下と膝下をメジャーで測って見分ける手順、両方の人と測っても短くない人の分け方、秋冬のスカート丈・パンツ・ブーツ・タイツの選び方まで。

続きを読む
柔らかい素材のトップスとウエストの位置が見えるボトムスを合わせた、骨格ウェーブの秋の装いのイメージ

自分を知る

骨格ウェーブに似合う服|3原則と最初に揃える5点で選ぶ

骨格ウェーブに似合う服は、重心を上に置き、薄く柔らかい素材で、ウエストの位置を見せる服です。トップス・スカート・パンツ・アウター・靴までのアイテム別の形、素材と柄、季節と場面の組み方、似合わない服を着たいときの直し方を、手で測れる目安と一緒にまとめました。

続きを読む

あわせて読みたい

骨格ストレート ワンピース 秋冬|胸の厚みと腰の高さで切り替えを選ぶ

自分を知る

骨格ストレート ワンピース 秋冬|胸の厚みと腰の高さで切り替えを選ぶ

骨格ストレートの秋冬ワンピースは「切り替えをどこに置くか」で見え方が決まります。ただしストレートの中でも、胸の厚みが前に出る人と肩から腰まで平らに厚い人、腰が高い人と低い人で、正しい切り替えの位置は変わります。胸の頂点が肩の線よりどれだけ前にあるか、腰の細い所からへそまで指が何本入るか。この2つを測って、ウエスト切り替え・Iライン・共布ベルトのどれを選ぶかを4通りに分けます。ニットワンピの編み地の厚さ、上に着るコートの丈、どちらとも取れる人の決め方まで。

メグラシ編集部/読了 11分
骨格ウェーブ 足短い|膝上か膝下か、短い側で秋冬の丈と靴を分ける

自分を知る

骨格ウェーブ 足短い|膝上か膝下か、短い側で秋冬の丈と靴を分ける

骨格ウェーブで足が短く見える人は、短く見えている場所が膝から下か、膝から上(腰まわり)かで直し方が逆になります。膝下が短い人はスカートの裾とブーツの筒で膝下を区切らないこと、膝上が短く見える人はウエストの位置を上げて腰まわりの布を減らすことが先です。股下と膝下をメジャーで測って見分ける手順、両方の人と測っても短くない人の分け方、秋冬のスカート丈・パンツ・ブーツ・タイツの選び方まで。

メグラシ編集部/読了 9分
骨格ウェーブに似合う服|3原則と最初に揃える5点で選ぶ

自分を知る

骨格ウェーブに似合う服|3原則と最初に揃える5点で選ぶ

骨格ウェーブに似合う服は、重心を上に置き、薄く柔らかい素材で、ウエストの位置を見せる服です。トップス・スカート・パンツ・アウター・靴までのアイテム別の形、素材と柄、季節と場面の組み方、似合わない服を着たいときの直し方を、手で測れる目安と一緒にまとめました。

メグラシ編集部/読了 30分
骨格ウェーブの特徴が一部だけ合う|外れた所が上か下かで服を分ける

自分を知る

骨格ウェーブの特徴が一部だけ合う|外れた所が上か下かで服を分ける

骨格ウェーブの特徴を読んで、当てはまる所と当てはまらない所が混ざる人へ。外れているのが上半身か下半身か、骨か肉かで、ウェーブの服をそのまま使う場所と変える場所が分かれます。横から見た胸の厚み、腰骨の高さ、二の腕のつまめる幅を自分で測って決めます。

メグラシ編集部/読了 9分
骨格ナチュラル ロングスカートが重い|腰か足元かで生地と靴を分ける

自分を知る

骨格ナチュラル ロングスカートが重い|腰か足元かで生地と靴を分ける

骨格ナチュラルでロングスカートが重く見えるとき、原因は腰まわりか足元かのどちらかです。腰骨の張りと裾下の骨の見え方を自分で測り、生地の厚み・ギャザーの位置・靴の量を分けて選ぶ方法をまとめました。秋冬にタイツやブーツを合わせる日の判断も載せています。

メグラシ編集部/読了 10分
骨格ストレート ショート丈アウター|胸か腰の高さかで丈を分ける

自分を知る

骨格ストレート ショート丈アウター|胸か腰の高さかで丈を分ける

骨格ストレートがショート丈のアウターを着て上半身が大きく見えるとき、原因は胸の厚みか、腰の位置の低さかのどちらかです。自分の体で測れる2つの距離から、アウターの丈・前の開け方・合わせるボトムスを分けて選ぶ方法をまとめました。どちらとも取れる人の判断も載せています。

メグラシ編集部/読了 10分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込