骨格ストレート ワンピース 秋冬|胸の厚みと腰の高さで切り替えを選ぶ

**骨格ストレートで、秋冬のワンピースを選びに行く人へ。**先に2つを測ってください。横を向いて、胸のいちばん高い所が肩の付け根の線より何cm前にあるか。4cm以上なら胸が前に出る人、4cm未満なら肩から腰まで平らに厚い人です。次に、腰のいちばん細い所からへそまで指が何本入るか。2本以上なら腰が高い人、1本以下なら腰が低い人です。
**胸が前に出て腰が高い人は、腰の細い所にウエスト切り替えがある形。胸が前に出て腰が低い人は、切り替えの無いIラインに、腰より3〜4cm上で共布ベルト。平らに厚くて腰が高い人は、切り替えが浅く入ったIライン。平らに厚くて腰が低い人は、切り替えもベルトも無い、まっすぐ落ちる1枚。**これが4通りの答えです。
ストレートのワンピースは「Iラインで」と一言で片づけられがちですが、同じIラインが、胸が前に出る人には胸から下が壁のように見え、平らに厚い人にはいちばん細く見える形になります。この記事は、その分岐を自分で測れる形で置いています。あなたの側だけ読んでください。
先に測る2つ|胸の出方と、腰の高さ
骨格ストレートの共通点は、上半身に厚みがあり、重心が上にあることです。ただし、厚みの出方は人によって違います。
| 測る所 | やり方 | 分かれ目 |
|---|---|---|
| 胸の出方 | 横を向き、胸のいちばん高い所と肩の付け根の線の前後差を測る | 4cm以上=前に出る/4cm未満=平らに厚い |
| 腰の高さ | 横を向き、腰のいちばん細い所からへそまで指を当てる | 指2本以上=高い/1本以下=低い |
胸の出方は、切り替えを「胸の下に置いてよいか」を決めます。腰の高さは、切り替えを「どの高さに置くか」を決めます。片方だけ測ると、半分の答えしか出ません。
胸が前に出る人|切り替えは胸の下に置かない
胸が前に出る人は、胸の頂点から腰の細い所までの縦の距離が短くなります。この距離に切り替えが入ると、胸と切り替えの間の布が行き場を失って、胸の下にたまります。たまった布は、胸の厚みをそのまま胴の厚みに見せます。
切り替えがある形を選ぶなら、切り替えの位置は腰の細い所と同じか、1〜2cm下です。試着のとき、腕を下ろして横を向き、胸の下から切り替えまでに布のたるみが指1本以上あったら、その切り替えは高すぎます。
布は、張りのあるものを選んでください。胸の厚みで布が引っぱられるので、柔らかい布は胸の形をそのまま写します。張りのある布は胸の上から下へ、体に触れずに落ちます。手で布をつまんで離したとき、1秒で平らに戻る布が目安です。
平らに厚い人|切り替えは浅く、位置は自由
肩から腰まで平らに厚い人は、胸の頂点が前に出ない分、縦の距離が長く取れます。切り替えの位置は、腰の高さに合わせて選べます。
ただし、切り替えの「深さ」は浅くしてください。ギャザーやタックで切り替えの下を広げる形は、平らに厚い体の横幅をそのまま広げます。切り替えがあっても、上下の布の幅がほぼ同じ形。横から見てウエストの線が1本入っているだけの形が合います。
平らに厚い人は、布は少し柔らかくても構いません。胸の張力が無い分、柔らかい布でも体の形を写しません。張りのある布に限ると選べる形が減るので、手でつまんで2秒で戻る布まで広げてください。
腰が高い人|ウエスト切り替えを腰の細い所に
腰が高い人は、くびれの位置が体の真ん中より上にあります。この人は、ウエストの位置で切り替えがあるワンピースが、いちばん脚が長く見えます。切り替えが上半身を短く切り、下に続く布を長く見せるからです。
切り替えの位置は、腰の細い所にぴったり合わせてください。1cmでも下がると、くびれの下の広がり始めた所に線が来て、そこが太く見えます。既製品の切り替え位置が合わないときは、腰の細い所に合うものを探すより、切り替えの無い形に共布のベルトを足すほうが早く解決します。
腰が高く胸が前に出る人は、ここに前の節の条件が重なります。切り替えは腰の細い所、胸の下にたるみを作らない。両方を満たすのは、胸から腰までの布が1枚で落ちて、腰で1本の線が入る形だけです。
腰が低い人|Iラインで、境目を服に決めさせない
腰が低い人は、くびれの位置が体の真ん中より下にあります。ウエストの位置で切り替えると、上半身が長く、下半身が短く見えます。
この人は、切り替えの無い形を選んでください。上下の境目を服が決めなければ、胸の厚みから裾まで一本の線で落ちて、どこが腰かを見る人に読ませません。
ベルトを足したいときは、実際の腰の細い所より3〜4cm上で結んでください。上げすぎの目安は腰骨の上端で、それより上に来ると今度は胸の下の問題が起こります。腰が低く胸が前に出る人は、ベルトを上げられる幅がいちばん狭いので、まず無しで着て、鏡で胴が長く見えたときだけ足してください。
4通りの組み合わせ|自分のマスを選ぶ
2つの寸法を組み合わせると、4つのマスになります。
| 腰が高い | 腰が低い | |
|---|---|---|
| 胸が前に出る | 腰の細い所でウエスト切り替え。布は張りのあるもの | 切り替え無しのIライン。ベルトは腰より3〜4cm上、まず無しで |
| 平らに厚い | 浅い切り替えのIライン。位置は腰の細い所 | 切り替えもベルトも無い1枚。布は少し柔らかくても可 |
表は軸を示すだけです。既製品の切り替えが自分のマスと違うときの寄せ方は、次の節で決めてください。
どちらとも取れる人|胸の前後差が4cm前後のとき
胸の頂点と肩の線の前後差が、3〜5cmの間にある人がいちばん迷います。この人は、下着を替えて2回測ってください。普段の下着で測ったあと、いちばん薄い下着で測ります。薄い下着で3cm台に落ちるなら、平らに厚い側で読んで構いません。薄い下着でも4cm以上なら、前に出る側です。
それでも決まらないときは、手持ちのワンピースで試します。切り替えのある形を着て横を向き、胸の下にたるみが出れば前に出る側、出なければ平らに厚い側です。たるみの有無は、見れば1秒で分かります。測る数字より、服が出す答えのほうが正確です。
どちらとも取れる人|腰の高さが指1本半のとき
腰のいちばん細い所からへそまで指が1本半あたりの人は、朝と夜で2回測ってください。夜はくびれが下がるので、朝2本・夜1本なら高い側、朝夜とも1本なら低い側です。
それでも割れる人は、切り替え無しのIラインに共布ベルトという「中間」の答えから入ってください。ベルトの位置を自分で動かせるので、腰の細い所で結んで胴が長く見えたら2cm上げ、胸の下がたるんだら2cm下げる。2週間でベルトの位置が1か所に落ち着いたら、その位置に切り替えがある形を次に選べます。
ニットワンピ|編み地は、押して沈む深さで選ぶ
秋冬のワンピースの多くはニットです。ストレートにニットワンピは向かないと言われますが、向かないのは編み地が厚く、体に沿って伸びる形です。
選ぶときは、売り場で生地を親指で押してください。沈む深さが親指の爪の厚さより浅ければ合います。深く沈む編み地は、胸と腰の厚みに引っぱられて横に広がります。浅い編み地は、体に沿わずにまっすぐ落ちます。
胸が前に出る人は、ニットでも張りのある編み地に限ってください。平らに厚い人は、浅く沈む編み地なら柔らかさは問いません。腰の高さの答えは、ニットでも布でも変わりません。
丈と靴|裾は膝の皿の下端から5〜10cm
ストレートの秋冬ワンピースの裾は、膝の皿の下端から5〜10cm下に置いてください。膝で止まる丈は、ももの厚みが裾の幅になります。ふくらはぎまで届く丈は、布の量が増えて重心がさらに上がります。
靴は、底が平らで甲が見える形が合います。足首で終わるブーツを選ぶなら、ブーツの筒と裾の間に5cm以上の間を取ってください。間が狭いと、脚が裾からブーツまで一本の筒になります。ブーツの選び方は骨格タイプ別のブーツの選び方にまとめています。
コートの丈|ワンピの裾から5cm以上離す
秋冬はコートを重ねます。コートの裾とワンピースの裾が3cm以内にあると、重なった厚みが裾に集まって、そこがいちばん太い場所になります。
コートの裾は、ワンピースの裾から5cm以上離してください。膝下のワンピなら、コートは膝の上で終わる丈か、ワンピの裾より10cm以上下です。コートの形は、ストレートの原則の通り、肩の線が自分の肩に合い、前を閉じたときに胸の上に布がたまらないもの。コートの中で切り替えの答えは変わりませんが、腰が低い人がベルト付きのコートを選ぶなら、コートのベルトもワンピのベルトと同じ高さで結んでください。2本の線が別の高さに来ると、どちらが腰か読めなくなります。
混合で迷っている人|鎖骨と胸で主軸を決める
ストレートかウェーブかで割れている人は、鎖骨と胸で主軸を決めてください。鎖骨が見えず、胸に厚みがあるなら、この記事の答えで読んで構いません。鎖骨が見えて、胸より腰のほうに肉が付くなら、主軸はウェーブで、ワンピースの切り替えは腰より上に置くほうが合います。
ストレートの秋の服選びの全体は骨格ストレートの夏服コーデを10月までに、2タイプで割れる人の主軸の決め方は骨格診断が2タイプで割れる人の主軸の決め方に書いています。
今日の1枚から確かめる
いま持っているワンピースを1枚着て、横を向いて写真を撮ってください。胸の下にたるみがあるか、腰の線がどこに見えるか、裾が膝のどこにあるか。この3つを写真で見ます。
直すのは1か所だけです。たるみがあれば切り替えの位置を下げる形に替え、胴が長く見えればベルトを3cm上に、裾が膝で止まっていれば5cm長い丈に。2か所同時に動かすと、どちらが効いたか分からなくなります。測った2つの寸法に戻って、自分のマスに寄せてください。
よくある質問
骨格ストレートの秋冬ワンピースで、胸の出方と腰の高さを測ったあとに残る疑問をまとめました。
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よくある問い
- Q. 骨格ストレートにニットワンピは向かないと聞きました
- 向かないのは、編み地が厚く、体に沿って伸びる形です。胸や腰の厚みに編み地が引っぱられて横に広がり、体の線がそのまま太さとして出ます。向くのは、編み地が細かく、生地の厚みが薄く、体に沿わずにまっすぐ落ちる形です。売り場で生地を親指で押して、沈む深さが指の爪の厚さより浅ければ合います。深く沈む編み地は、ストレートの体では厚みがそのまま幅になります。
- Q. ウエストに切り替えがあるワンピースを着ると、胸の下に布がたまります
- 切り替えの位置が、あなたの腰の細い所より高い所にあります。胸に厚みがある人は、胸の頂点から腰の細い所までの長さが短いので、切り替えが胸の下に来ると、胸と切り替えの間の布が行き場を失ってたまります。切り替えの位置を、腰の細い所と同じか、1〜2cm下に落としてください。既製品で合わない場合は、切り替えのない形に共布のベルトを腰の細い所で結ぶほうが、体に合う位置を自分で選べます。
- Q. 腰の位置が低いストレートです。ワンピースはどれを選べばいいですか
- 切り替えが無い、まっすぐ落ちる形を選んでください。腰が低い人がウエストの位置で切り替えると、上半身が長く下半身が短く見えます。切り替えが無ければ、上下の境目がどこにあるかを服が決めないので、胸の厚みから裾まで一本の線で落ちます。ベルトを足したいときは、実際の腰の細い所より3〜4cm上で結んでください。ただし、腰の高い人ほど上げないこと。腰骨の上端より上に来たら上げすぎです。
- Q. 秋冬のワンピースにコートを重ねると、全体が太く見えます
- コートの裾とワンピースの裾が近すぎるときに起こります。2枚の裾が3cm以内にあると、重なった厚みがそこに集まって、裾の所がいちばん太い場所になります。コートの裾は、ワンピースの裾から5cm以上離してください。短くするなら膝の上で終わる丈、長くするならワンピースの裾より10cm以上下です。どちらにするかは、ワンピースの裾の位置で決まります。膝下のワンピならコートは膝上、ふくらはぎまでのワンピならコートは足首近くです。
— メグラシ編集部





