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骨格ストレート ワンピースに羽織る冬の上着|胸か腰かで丈を分ける

メグラシ編集部//読了 10分
紺の膝丈のウールワンピースに、前を開けた長いキャメルのコートを重ねて冬の駅前を歩く女性

**胸が厚い人は腰骨の上で終わる短い上着、腰が張る人はワンピースの裾まで届く長い上着。**骨格ストレートがワンピースに冬の上着を重ねて太って見えるとき、直す場所はほとんどこの丈の一か所です。

骨格ストレートは体に厚みがあり、布がその厚みに沿って張ります。ワンピースだけなら一枚の布がまっすぐ落ちるのに、上着を重ねると布が二重になり、厚みのある場所で段ができます。段ができる場所が胸か腰かで、上着の丈の正解が逆になるのです。

どちらか迷う人もいます。胸も腰も同じだけ厚い人、どちらも薄く感じる人には、それぞれ別の決め方を置きました。最初に鏡の前で一回だけ測り、その結果で読む章を選んでください。

結論:胸が先に押す人は短く、腰が先に押す人は長く

先に布を押す場所上着の丈襟前の開け方
胸腰骨の上で終わる寝かせる・襟なし閉めてよい
腰ワンピースの裾まで、または裾より下縦に長い襟開ける
胸と腰が同じ長い丈縦に長い襟開ける
どちらも薄い腰骨の上で終わる寝かせるどちらでも

丈を決めてから、襟と前の開け方を決めます。順番を逆にすると、気に入った襟の上着が丈で合わないということが起きます。

似合うワンピースそのものの選び方は骨格ストレートのワンピース 秋冬で扱いました。ここでは、手持ちのワンピースに何を重ねるかだけを決めます。

まず測る:胸と腰、どちらが先に布を押すか

手持ちのワンピースのうち、いちばん体に沿う一枚を着て、横向きで鏡の前に立ちます。

  1. 胸の頂点から真下へ、ワンピースの布がどこで体から離れるかを見る
  2. 腰骨の高さで、布が体に触れているかを見る
  3. 指を一本、胸の頂点の下と腰骨の横に当てて、布との隙間を比べる

胸の下で布が浮き、腰骨の横で布が体に触れていないなら、胸が先に押す人です。胸の下で布がすぐ体に戻り、腰骨の横で布が張っているなら、腰が先に押す人です。

指を当てたときに隙間が両方とも1cmを超えないなら、胸と腰が同じだけ厚い人として読んでください。逆に両方とも指が楽に入るなら、どちらも薄い人です。

胸が厚い人の上着:腰骨の上で終わる短い丈

胸が先に布を押す人は、上着の裾が腰骨より上で終わる丈が合います。目安は、腕を下ろしたときの肘から手首の間、手首より5cm以上上で裾が終わることです。

紺のニットワンピースの上に、腰骨の上で終わる襟なしのグレーのウールの短い上着を重ねた胸元から膝まで
上着の裾がくびれの高さで終わると、その下はワンピース一枚の細さで落ちます。胸の厚みは上着の中に収めます。

上着の裾が胸の下から腰骨までのくびれの高さで終わると、ワンピースの布がそこから下へまっすぐ落ちて見えます。胸の厚みは上着の中に収まり、下半身はワンピース一枚の細さで見えるので、全体が縦に締まります。

襟は寝かせるか、襟のない形にします。胸の上で襟が立つと、胸の厚みに襟の厚みが足されます。ボタンは閉めてもかまいません。閉めたときに前の合わせが胸の頂点より下で留まる形なら、胸の上に布が溜まりません。

胸が厚い人が避けたい上着

避けたいのは、胸の上で布が重なる形です。

  • 襟が大きく立ち、胸の上でふくらむ形
  • 前の合わせが深く、胸の上で布が二重になる形
  • 胸ポケットにふた付きの装飾がある形

もう一つ避けたいのが、裾が腰骨の一番張った高さで終わる丈です。胸から腰まで上着が覆うと、胸の厚みがそのまま腰まで続いて見え、上半身が四角い箱のように見えます。短くするなら腰骨より上、長くするなら腰骨を通り過ぎる丈にしてください。

腰が張る人の上着:ワンピースの裾まで届く長い丈

腰が先に布を押す人は、上着の裾がワンピースの裾まで届くか、それより下まで届く長い丈が合います。膝丈のワンピースなら、上着も膝が隠れる丈です。

腰の張りは、上着の中に入れてしまえば見えません。長い上着の前を開けて着ると、打ち合わせの間からワンピースが縦長の帯のように見え、腰の幅は上着の縦の線の外側に逃げます。

襟は縦に長い形を選びます。下襟が胸の下まで伸びる形だと、顔から腰までに斜めの線ができ、腰に目が行く前に視線が縦に動きます。

腰が張る人が避けたい丈

腰が張る人がいちばん避けたいのは、上着の裾が腰の一番張った高さ、またはその少し下で終わる丈です。お尻の一番高い所で布が切れると、腰の幅に横線が引かれます。

次に避けたいのが、上着の裾からワンピースが少しだけ出る組み合わせです。出ている幅が5cmより少ないと、布が二重に重なった帯に見え、膝上が重く見えます。

ワンピースを見せたいなら、上着の裾からワンピースが5cm以上出る丈にします。たとえば、ふくらはぎ丈のワンピースに膝丈の上着です。上着とワンピースの丈の差がはっきりあると、二つは別の服として見えます。

どちらとも取れる人①:胸も腰も同じだけ厚い

胸と腰の両方で布が張る人は、長い丈を選び、前を開けて着てください。理由は、短い丈だと腰の張りが、腰骨で切れる丈だと胸と腰の両方が強調されるからです。長い丈は、二つの厚みの両方を上着の内側に入れられます。

この人は、上着とワンピースの色の差にも気をつけます。上着を濃く、ワンピースを明るくすると、打ち合わせの間の明るい帯が目立ち、細く見えます。逆に上着を明るく、ワンピースを濃くすると、外側の明るい面積が広くなり、厚みが前に出ます。

閉めて着る日は、一つボタンか二つボタンの形を選び、ボタンの位置が胸の頂点より下に来ることを確かめてください。ボタンの数が多く、首元まで閉まる形は、胸から腰までを一枚の面にしてしまいます。

どちらとも取れる人②:どちらも薄く感じる

骨格ストレートと診断されたのに、胸も腰も薄く感じる人がいます。この場合は、腰骨の上で終わる短い上着を選びます。短い上着は胸まわりに厚みを足すので、ストレートらしい上半身のはりがよく出ます。

長い上着を合わせると、薄い体の上を布が通り過ぎて、上着に着られて見えることがあります。肩の縫い目が肩先より外に落ちる形も同じで、布の量が体の厚みに対して多すぎます。

この人は張りのそろえ方が大切です。張りのあるウールの上着に張りのあるワンピースを合わせると、体の薄さが布に支えられます。体の厚みが残る場所で服を分ける考え方は骨格ストレートで痩せ型にまとめています。

ワンピースの形ごとに、どの上着を重ねるか

ワンピースの形胸が先に押す人腰が先に押す人
腰で切り替えがある形腰骨の上で終わる短い上着切り替えが隠れる長い上着
切り替えのないまっすぐな形短い上着、または長い上着を前開き長い上着を前開き
胸のすぐ下で切り替える形胸の上に布が重ならない襟なしの短い上着長い上着を前開き
シャツの形襟を外に出さない短い上着襟を上着の内側に入れた長い上着

この表で見てほしいのは、腰が先に押す人の列がほとんど長い上着で埋まることです。胸が先に押す人は形によって短い丈も長い丈も使えますが、腰が先に押す人は上着で腰を覆うほうが崩れにくいのです。

ワンピースの丈も合わせて見てください。膝丈のワンピースに長い上着を重ねるなら、上着は膝が隠れる丈かふくらはぎの中ほどまで。ふくらはぎ丈のワンピースなら、腰が先に押す人は上着を膝丈にとどめ、ワンピースの裾を5cm以上見せる組み方に切り替えます。上着とワンピースの裾がほぼ同じ高さにそろうと、二枚の布の裾が一本の太い線になり、脚の始まる位置が分かりにくくなります。

前を閉めるか開けるかで変わる

同じ上着でも、閉めて着る日と開けて着る日で、太って見える場所が変わります。

閉めて着ると、上着の前の面がそのまま体の正面の幅になります。胸が先に押す人は、閉めても胸の下で前が絞られる形なら細く見えます。腰が先に押す人は、閉めると腰で前が引っ張られ、横じわが出やすくなります。

開けて着ると、正面の幅は打ち合わせの間に見えるワンピースの幅になります。腰が先に押す人は、外では開けて、寒い日は首にストールを足して前を開けたまま温度を保つ方法を選んでください。

素材:上着とワンピースの張りをそろえる

骨格ストレートの服でよく言われる「張りのある素材」は、上着とワンピースの組み合わせでは、両方の張りが近いかどうかのほうが大切です。

張りの強い上着の下に柔らかいニットのワンピースを着ると、ワンピースが上着の中でたまり、胸の下や腰で布が寄ります。逆に、張りのあるワンピースの上に柔らかい上着を重ねると、上着がワンピースの角に負けて、肩や腰の形が浮き出ます。

確かめ方は簡単です。上着の裾とワンピースの布を指で一緒につまみ、同じくらいの力で戻るかを見てください。片方だけがくしゃっと残るなら、張りが離れています。

試着室で確かめる3つの動作

上着を選ぶときは、手持ちの中でいちばんよく着るワンピースを着て売り場に行きます。試着室では次の三つを順に行います。

  1. 横向きに立ち、上着の裾が腰の一番張った高さで終わっていないかを見る
  2. 前を閉めて腕を前に伸ばし、胸の下と腰に横じわが出ないかを見る
  3. 前を開けて一歩歩き、打ち合わせの間からワンピースがまっすぐ見えるかを見る

三つのうち二つで崩れたら、その上着は見送ってください。一つだけなら、崩れた場所が胸なら襟の形、腰なら丈を変えた候補を試します。

似合うと言われる形なのに太って見えるときは、骨格診断の結果そのものを疑いたくなるかもしれません。その前に骨格診断が当たらないで、着太りと寂しさのどちらが出ているかを分けてみてください。

小物で丈の差を埋める:ストール・ベルト・靴

手持ちの上着の丈を変えられない日は、小物で布の段を目立たなくします。どの小物を使うかも、胸が先に押すか腰が先に押すかで分かれます。

胸が先に押す人が長い上着しか持っていない日は、ワンピースの上から細いベルトを胸の下に締め、上着は前を開けて着てください。ベルトの位置でくびれが見えるので、長い上着の内側に区切りができ、胸の厚みが下まで続いて見えません。ベルトの幅は指1本から2本までにします。太いベルトは胸の下に横の面をつくり、胸の厚みを強めます。

腰が先に押す人が短い上着しか持っていない日は、首から長いストールを前に垂らし、端が腰の一番張った高さを通り過ぎるようにします。ストールの縦の線が腰の上を通るので、上着の裾で引かれた横の線が弱まります。ストールは厚みのない平らな織りを選んでください。厚いストールは胸の上で膨らみ、別の段をつくります。

靴は、どちらの人も甲が見える形がワンピースの日には合わせやすいです。冬にブーツを合わせるなら、筒がワンピースの裾の中に隠れる長さか、足首で終わる短さにします。筒の口がふくらはぎの一番太い高さで終わると、上着の裾、ワンピースの裾、ブーツの口と横の線が三本並び、どの線も太い場所で切れて見えます。

まとめ

  • 横向きに立って、胸の下と腰骨の横のどちらで先に布が張るかを測る
  • 胸が先に押す人は腰骨の上で終わる短い上着、腰が先に押す人はワンピースの裾まで届く長い上着
  • 腰の一番張った高さで上着の裾が切れる丈は、どちらの人も避ける
  • 胸も腰も厚い人は長い丈を前開き、どちらも薄い人は短い丈で張りをそろえる
  • 上着とワンピースは、指でつまんで同じ力で戻る張りどうしを重ねる

よくある問い

Q. 骨格ストレートは短い上着が似合わないと聞きました。ワンピースに合わせてもいいですか
胸が先に布を押す人には、腰骨の上で終わる短い上着がいちばん合います。似合わないのは、腰の一番張った高さで裾が切れる短さです。腰骨より上で止まるか、腰を通り過ぎて太ももまで届くかのどちらかにしてください。
Q. 胸も腰も厚く感じて、どちらか決められません
長い丈を選び、前を開けて着てください。前の打ち合わせから縦にワンピースが細く見えるので、胸と腰の両方の厚みが縦の線の外に逃げます。閉めて着る日は、ボタンの位置が胸の頂点より下に来る形を選びます。
Q. ワンピースの裾が上着の裾から少しだけ出てしまいます
出ている幅が5cmより少ないと、布が二重に見えて腰まわりが重くなります。上着を長くして隠すか、ワンピースの裾を上着より5cm以上長く見せるかのどちらかに寄せてください。中途半端な差がいちばん重く見えます。
Q. ニットのワンピースにウールの上着を重ねると、もたつきます
張りの差が大きいと、柔らかい側が上着の内側でたまります。ニットのワンピースなら上着は薄手の平らな織りに、張りのあるワンピースなら上着も同じくらいの張りのものにそろえてください。

— メグラシ編集部

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