骨格セルフチェック 猫背・反り腰|立ち方で動く項目を外して測る

骨格診断のセルフチェックをやるたびに結果が変わるなら、**立ち方で見え方が動く項目を外して、骨の項目だけで採ってください。**猫背寄りの人は首・鎖骨・胸の厚みの項目、反り腰寄りの人は腰の高さ・お尻の項目が動きます。
自分がどちら寄りかは、壁に背をつけて立てば分かります。後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを壁につけて、後頭部と壁のすき間、腰と壁のすき間を測ります。後頭部が壁から離れるなら猫背寄り、腰のすき間に握りこぶしが入るなら反り腰寄りです。
外したあとに残すのは、手首の骨、膝の皿、手の甲の筋、鎖骨の骨そのものの太さです。この4つは立ち方で形が変わりません。外して答えられる問が半分以下になった人は、壁に背をつけたまま、外した項目を答え直します。
結論:姿勢で動く項目を外し、骨の項目だけで採る
骨格のセルフチェックは、骨の形、肉のつき方、体の厚みと重心を、見た目と触った感じで答えるものです。このうち、厚みと重心の項目は、立ち方で見え方が大きく動きます。猫背で立てば胸は薄く、首は短く見えます。反り腰で立てば、お尻は後ろに張り出し、腰の位置は低く見えます。
これは、骨格が変わったのではなく、見え方が変わっただけです。だから、立ち方で動く項目は外して、動かない項目で採ります。
| 自分の立ち方 | 外す項目 | 残す項目 |
|---|---|---|
| 猫背寄り | 首の長さ、鎖骨の見え方、胸の厚み、肩の位置 | 手首の骨、膝の皿、手の甲の筋、鎖骨の骨の太さ |
| 反り腰寄り | 腰の高さ、お尻の位置と厚み、太ももの張り | 同上 |
| 両方ある | 上の2つを全部 | 同上。足りなければ壁立ちで測り直す |
| どちらでもない | 外さない | 全部 |
この記事は、姿勢の良し悪しを決めるためのものではありません。猫背や反り腰を直さなくても、骨格の結果は出せます。
姿勢で動く項目と動かない項目
セルフチェックの設問を手元に置いて、1問ずつ、次の表のどちらに入るかを分けてください。
| 動く項目(立ち方で見え方が変わる) | 動かない項目(骨そのものを見る) |
|---|---|
| 首が長いか短いか | 手首の骨が丸いか平たいか、大きいか |
| 鎖骨が浮き出るか埋もれるか | 鎖骨の骨そのものの太さ(指でつまんで測る) |
| 胸板が厚いか薄いか | 膝の皿が小さいか大きいか、出ているか |
| 上半身と下半身のどちらに重心があるか | 手の甲の筋や骨が浮き出るか |
| 腰の位置が高いか低いか | 指の関節が目立つか |
| お尻が平たいか丸く張っているか | 肌を指でつまんだときの弾力や柔らかさ |
鎖骨は両方に入ります。「浮き出て見えるか」は、肩が前に入ると埋もれて見え、胸を張ると浮き出て見えるので動く項目です。一方、「指でつまんだときの骨の太さ」は立ち方で変わらないので、動かない項目です。設問がどちらを聞いているかを読んでください。
肌の弾力や肉の柔らかさは、立ち方では変わりません。ただ、体重の増減で変わるので、最近体重が大きく動いた人は、この項目も保留にしておくと安全です。
まず測る:壁に背をつけて、すき間を2か所見る
自分が猫背寄りか、反り腰寄りか、両方かを決めます。

- かかとを壁から5cmほど離し、お尻と肩甲骨を壁につけて、ふだんの力の抜けた立ち方をする
- 後頭部が壁につくかどうかを見る。つかなければ、すき間に指が何本入るかを数える
- 腰の後ろのすき間に、手を差し入れる。手のひら1枚か、握りこぶしまで入るかを見る
| 測った場所 | 結果 | 寄り |
|---|---|---|
| 後頭部と壁 | 力を抜いたまま壁につく | 猫背寄りではない |
| 後頭部と壁 | 指2本以上のすき間がある | 猫背寄り |
| 腰と壁 | 手のひら1枚がちょうど入る | 反り腰寄りではない |
| 腰と壁 | 握りこぶしが入る | 反り腰寄り |
両方に当てはまる人もいます。その場合は「両方ある」として進みます。壁に背をつけると苦しい、痛いという人は、無理につけずに、つかないまま指の本数だけ数えてください。
猫背寄りの人:首・鎖骨・胸の項目を外す
猫背寄りの人は、肩が前に入り、首が前に出ます。すると、首は短く、胸は薄く、鎖骨は埋もれて見えます。セルフチェックでは、この見え方がウェーブ寄りの答えに出やすくなります。
外すのは、次の4つの項目です。
- 首が長いか短いか
- 鎖骨が浮き出て見えるか
- 胸板が厚いか薄いか
- 肩の位置が高いか、なで肩か
この4つを外したら、残りの項目で採ります。外す前の結果がウェーブで、外したあとにストレートかナチュラルが多くなったなら、前の結果は立ち方の影響を受けていた、ということです。外した後の結果を採ってください。
外す前も後も同じ結果なら、立ち方の影響は小さかったということです。そのまま採って構いません。
反り腰寄りの人:腰の高さ・お尻の項目を外す
反り腰寄りの人は、骨盤が前に傾き、お尻が後ろに張り出します。すると、腰の位置は低く、お尻は丸く厚く、重心は下にあるように見えます。セルフチェックでは、この見え方もウェーブ寄りの答えに出やすく、胸の厚みと組み合わさるとストレートとも迷いやすくなります。
外すのは、次の3つの項目です。
- 腰の位置が高いか低いか
- お尻が平たいか、丸く張っているか
- 太ももの前や外側が張っているか
この3つを外して採ります。反り腰寄りの人は、胸を張るような立ち方にもなりやすいので、胸の厚みの項目も、迷ったら外して構いません。
両方ある人、どちらとも取れる人:外す項目が多いときの採り方
猫背寄りと反り腰寄りの両方に当てはまった人は、外す項目が7つ前後になり、残る問が少なくなります。また、壁に立ったときに後頭部のすき間が指1本くらい、腰のすき間が手のひらより少し大きいくらいで、どちらとも決められない人もいます。
この場合は、次の順に進みます。
- まず、動かない項目だけで採る。4問以上答えられて、3タイプのどれかに2問以上偏っていたら、それを結果にする
- 動かない項目が3問以下か、偏りがはっきりしないときは、外した項目を、壁に背をつけて立ったまま答え直す
- 答え直した項目のうち、動かない項目の結果と同じ向きに出たものだけを足して採る
壁に背をつけて立つと、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとがそろうので、ふだんの立ち方の癖が小さくなります。その状態で鏡に横向きに映り、首の長さ、胸の厚み、腰の高さを見直します。
答え直した項目が、動かない項目の結果と逆に出たら、その項目は採らずに保留にします。保留が多く残っても、動かない項目で決まっていれば、結果はそのままで構いません。
どちらとも取れる人のうち、壁に立っても首や腰の項目が迷うまま変わらない人は、立ち方の影響というより、その項目がもともと中間にある人です。その項目は、どちらに答えても結果をゆがめるので、最後まで保留にしておいてください。骨格の結果は、中間の項目の多さではなく、はっきり答えられた項目の偏りで決まります。
外したあとに残る骨の項目で採る
動かない4つの項目は、鏡を見るよりも、指で触って答えるほうが正確です。

| 触る場所 | ストレート寄り | ウェーブ寄り | ナチュラル寄り |
|---|---|---|---|
| 手首の外側の骨 | 小さく丸い。断面が丸い | 小さく平たい | 大きく、骨がはっきり出る |
| 鎖骨の骨(つまむ) | 細めで、表面に出にくい | 細く、骨の線が華奢 | 太く、指でしっかりつまめる |
| 膝の皿 | 小さく、目立たない | 小さく、膝下が細い | 大きく、ごつごつと出る |
| 手の甲 | 厚みがあり、筋が出にくい | 薄く、柔らかい | 筋や骨が浮き出る |
鏡を使わないので、猫背や反り腰の影響を受けません。左右で差があるときは、利き手でない側で答えてください。利き手の側は、使う筋肉の分だけ厚く感じやすいからです。
結果が姿勢でストレートとウェーブに割れる典型
猫背寄りの人と反り腰寄りの人に多いのは、ストレートとウェーブの間で結果が行き来するパターンです。
猫背で立つと胸が薄く見えてウェーブに、胸を張って立つと胸が厚く見えてストレートに出る。反り腰の人は、お尻が張り出して下重心に見えるとウェーブに、腰を立てて立つと上半身の厚みが目立ってストレートに出る。どちらも、骨ではなく立ち方が答えを決めています。
このパターンの人は、手首の骨と手の甲の2つで決めてください。手首の骨が丸く、手の甲に厚みがあればストレート、手首の骨が平たく、手の甲が薄く柔らかければウェーブです。2つが割れたら、鎖骨の骨の太さを3つ目として足します。
服で確かめる:夕方の鏡で、肩と腰の線を見る
結果が出たら、その骨格向けとされる服を1着、朝から夕方まで着てください。猫背や反り腰の人は、朝より夕方に立ち方が崩れやすく、服の見え方も変わります。

- 夕方に鏡から2m離れて、横向きに立つ
- 肩の縫い目が肩の端から前にずれていないかを見る。ずれていたら、猫背で前に引かれている
- 腰まわりで、服の生地が後ろに引っぱられて横じわが出ていないかを見る。出ていたら、反り腰でお尻側に引かれている
夕方にずれが出ても、結果を疑う必要はありません。立ち方に合わせて服を選び直すなら、猫背寄りの人は肩の縫い目が少し後ろにある服や、肩に厚みのない生地を、反り腰寄りの人は腰からお尻にゆとりのある形を選ぶと、ずれが目立ちにくくなります。骨格の結果と、立ち方への対処は、分けて考えてください。
まとめ
- 骨格セルフチェックで結果がぶれる人は、立ち方で見え方が動く項目に答えている
- 壁に背をつけて、後頭部と腰のすき間を測る。後頭部に指2本以上で猫背寄り、腰に握りこぶしが入れば反り腰寄り
- 猫背寄りは首・鎖骨の見え方・胸・肩の項目を、反り腰寄りは腰の高さ・お尻・太ももの項目を外す
- 残すのは手首の骨、鎖骨の骨の太さ、膝の皿、手の甲。鏡ではなく指で触って答える
- 残りが3問以下なら、外した項目を壁に立ったまま答え直し、骨の結果と同じ向きのものだけ足す
よくある質問
Q. 猫背や反り腰を直してから骨格診断をした方がいいですか A. 直す必要はありません。骨格診断で見たいのは骨の形と肉のつき方です。立ち方で動く設問だけを外すか、壁に背をつけて答え直してください。
Q. 壁に背をつけると苦しくて、まっすぐ立てません A. 無理につけなくて大丈夫です。つかないまま、すき間に指が何本入るかを数えてください。苦しい、痛いと感じるときは壁立ちをやめて、骨の項目だけで採ります。
Q. 外した項目だけで、結果はストレート・ウェーブ・ナチュラルのどれかに決まりますか A. 骨の項目だけで4問以上答えられれば、たいてい決まります。3問以下なら、外した項目を壁に立ったまま答え直し、骨の項目と同じ向きのものだけを足して採ります。
Q. 朝と夕方でセルフチェックの結果が違います A. 夕方は背中が丸くなりやすく、首や胸の項目の見え方が変わります。結果は朝か昼に採り、夕方の鏡は服を着たときの確かめに使ってください。
関連記事
— メグラシ編集部





