骨格ナチュラルとウェーブのミックスの特徴|骨が出るのは上か下か

骨格ナチュラルとウェーブのミックスの特徴は、骨感が出る場所と柔らかい場所が、体の中で分かれていることです。どこに骨が出るかで、服の選び方は3通りに分かれます。全身をどちらか一方に寄せるのではなく、場所ごとに置き分けてください。
肩と鎖骨に骨が出て、腰から下が柔らかい人は「上ナチュラル型」です。上半身が薄く柔らかく、膝や脛に骨が出る人は「下ナチュラル型」です。手首や膝の関節は大きいのに、肉が薄く柔らかい人は「全身ミックス型」です。
上ナチュラル型は、上にゆとりのある服を、下は腰の高い位置で切る服を選びます。下ナチュラル型は、上を短く柔らかく、下は脛の骨を隠す長さにします。全身ミックス型は、形はウェーブ寄りに、素材はナチュラル寄りの目の詰んだ柔らかさにします。
結論:骨が出るのが上半身か下半身かで、服の分け方が決まる
骨格ナチュラルは、骨や関節がしっかりして、体に骨の存在感が出やすいタイプです。骨格ウェーブは、骨が華奢で肉が柔らかく、下半身に重心が出やすいタイプです。ミックスの人は、この2つの特徴が体の中で場所を分けて出ています。
| 型 | 骨が出る所 | 柔らかい所 | 服の考え方 |
|---|---|---|---|
| 上ナチュラル型 | 肩・鎖骨・手首 | 腰・太もも | 上にゆとり、下は高い位置で切る |
| 下ナチュラル型 | 膝・脛・足首 | 胸・肩・腕 | 上は短く柔らかく、下は長く落とす |
| 全身ミックス型 | 関節全体 | 肉付き全体 | 形はウェーブ、素材はナチュラル |
ナチュラルの服は骨感を受け止め、ウェーブの服は柔らかさを引き立てます。骨が出る場所にウェーブの服を当てると骨が浮き、柔らかい場所にナチュラルの服を当てると服に着られます。ミックスの人の服選びは、この当て違いを防ぐことです。
特徴をセルフで見る|手首・鎖骨・膝・腰の4か所
薄手の服で鏡の前に立ち、4か所を順に見ます。毎回この順番で測ると、日によって結果がぶれにくくなります。
- 手首:手首の外側の骨のでっぱりが、指で触る前から見えるか
- 鎖骨:鎖骨が端から端まで線として見え、肩先の骨が角ばっているか
- 膝:膝の皿のまわりの骨がはっきりして、正面から見て膝が四角く見えるか
- 腰:腰骨の位置が高く、骨盤の横幅が骨で決まっているか
見える、はっきりしている、がナチュラル寄りです。見えにくい、丸い、柔らかいがウェーブ寄りです。手首と鎖骨がナチュラル寄りで膝と腰がウェーブ寄りなら上ナチュラル型、反対なら下ナチュラル型です。4か所すべてで骨は見えるのに、触ると肉が薄く柔らかい人は全身ミックス型です。
上ナチュラル型|肩と鎖骨に骨、腰から下は柔らかい
上ナチュラル型は、肩幅や鎖骨にしっかりした骨の線があり、上半身だけ見るとナチュラルに見えます。一方で、腰から下は肉が柔らかく、太ももの外側や腰の下に重心が出やすい人です。
困りごととしては、柔らかいブラウスを着ると肩と鎖骨の骨が浮いて寂しく見える一方、ナチュラル向けの長い丈の服を着ると下半身が重く沈む、という形で出やすくなります。上と下で答えが逆を向いているので、1つのテイストで揃えようとすると、どちらかが必ず合いません。
上ナチュラル型の服|上はゆとり、下は腰の高さで切る
上には、肩が少し落ちるゆとりのあるニットや、目の粗い素材のシャツを選びます。骨の線を服のゆとりで受け止めると、骨が浮かずに自然な存在感になります。首元は詰めすぎず、鎖骨が半分見えるくらいの開きがちょうどよい目安です。
下は、腰の高い位置で一度区切ります。上の服の裾を前だけ入れる、ベルトを腰骨より指2本上に置く、ハイウエストのスカートやパンツを選ぶ、のどれかです。下の丈は、膝下からふくらはぎの中ほどまでで、裾に向かって少し広がる形にすると、柔らかい下半身を受け止められます。
下ナチュラル型|上半身は薄く、膝と脛に骨
下ナチュラル型は、胸や肩が薄く柔らかく、上半身だけ見るとウェーブに見えます。一方で、膝の皿や脛の骨がはっきりしていて、脚には骨の存在感がある人です。
困りごととしては、ウェーブ向けの短いスカートを履くと膝の骨が目立って脚だけ硬く見え、ナチュラル向けの大きな上着を着ると上半身が服に着られる、という形で出やすくなります。上半身と脚で、服の大きさの合わせ方が逆になります。
下ナチュラル型の服|上は短く柔らかく、下は長く落とす
上には、丈が腰骨くらいまでの短めの服を選びます。柔らかい薄手のニットや、とろみのあるブラウスが上半身の薄さになじみます。肩の縫い目は肩先に合うものにして、上半身を服の大きさで埋めないようにします。

下は、膝と脛の骨を隠す長さにします。スカートならふくらはぎの中ほどより下、パンツなら足首まで届く丈です。生地は、まっすぐ下に落ちる厚手のウールや目の詰んだ素材を選ぶと、脚の骨を拾いません。裾が広がりすぎる形は、上半身の薄さに対して下が大きくなりすぎるので、まっすぐ落ちる形のほうが合います。
全身ミックス型|関節は大きいが、肉は薄く柔らかい
全身ミックス型は、手首や膝の関節は大きいのに、その上の肉が薄く柔らかい人です。骨の大きさはナチュラル、肉の質感はウェーブ、という混ざり方をしています。
困りごととしては、ナチュラル向けのざっくりした服は大きすぎて着られ、ウェーブ向けの華奢な服は関節の大きさが目立つ、という形で出ます。上下で分けるのではなく、形と素材で分けるのが全身ミックス型の考え方です。
全身ミックス型の服|素材はざっくりより、目の詰んだ柔らかさ
形は、体に沿う細身からほどよいゆとりまでのウェーブ寄りにします。大きすぎる服は、薄い肉の上で布が余って着られます。一方で素材は、ナチュラル寄りの表情のあるものを選び、関節の大きさを素材の存在感で受け止めます。

具体的には、目の詰んだ起毛のウール、表面にわずかに凹凸のある綿、厚手でも柔らかく落ちるニットなどです。ざっくりした粗い編みは大きく見え、薄く光る化繊は関節が目立ちます。その中間にある素材が、全身ミックス型にいちばん収まります。
どちらとも取れるとき|服を2枚当てて採る側を決める
4か所を測っても2対2に割れる人や、上と下のどちらが骨っぽいか判断できない人は、服を当てて決めます。ナチュラル寄りの服とウェーブ寄りの服を1枚ずつ用意して、上と下に順番に当てます。
上に当てるのは、肩の落ちたざっくりニットと、肩先に合う柔らかい薄手ニットです。下に当てるのは、長めのまっすぐ落ちるスカートと、膝丈で裾が広がるスカートです。それぞれ首から下だけを写真に撮り、画面を並べて、服に着られて見えないほうを採ります。
見比べるときは、服の大きさではなく、服と体のあいだの見え方を見ます。肩や鎖骨のまわりで布が余って骨だけが浮いて見えるなら、その場所にはゆとりのあるナチュラル寄りの服を採ります。布が体を包んで柔らかい線がきれいに出ているなら、その場所はウェーブ寄りの服で合っています。脚も同じで、膝のまわりに骨の角が出るならナチュラル寄り、裾が脚の丸みに沿って落ちているならウェーブ寄りを採ります。
顔を入れずに撮るのは、顔の印象で服の判断がずれるのを防ぐためです。上と下で採った側が違えば、上ナチュラル型か下ナチュラル型です。両方ともウェーブ寄りを採ったのに4か所で骨が出ていたなら、全身ミックス型として素材を見直してください。
迷ったら外すもの|両方で避けたい3つ
型がはっきりしないうちは、ナチュラルとウェーブのどちらから見ても合わせにくい3つを外しておくと、大きな失敗がなくなります。
1つ目は、硬く張った薄い生地です。骨感も柔らかさも拾い、どちらの特徴も悪く見せます。2つ目は、腰のいちばん太い所で切れる丈の上着です。上ナチュラル型でも下ナチュラル型でも、重心が下がって見えます。3つ目は、肩幅より狭い肩の縫い目です。上ナチュラル型は骨が浮き、下ナチュラル型も上半身が窮屈に見えます。
パンツの選び方|骨が出る場所で幅を変える
パンツは、脚の骨感がそのまま出るので、型ごとの違いがはっきりします。上ナチュラル型は、腰から太ももが柔らかいので、ハイウエストで腰の位置を上げ、太ももにゆとりがあって裾に向かって細くなる形が合います。脚に張り付く細身のパンツは、柔らかい下半身の形を拾って重心を下げます。
下ナチュラル型は、膝と脛の骨を拾わないよう、太ももから裾までまっすぐ落ちる幅のあるパンツを選びます。丈は足首が隠れるくらいの長さにして、くるぶしの骨を見せないほうが脚が硬く見えません。生地は厚手で落ち感のあるものにします。
全身ミックス型は、細すぎず太すぎない、脚から指2本ぶん離れて落ちる幅が目安です。センタープレスのような直線の線を1本入れると、関節の大きさが線に紛れて目立ちにくくなります。
秋冬のアウター|肩の位置と丈で分ける
アウターは面積が大きいので、型の違いがいちばん出ます。上ナチュラル型は、肩が少し落ちるゆとりのあるコートで、丈は膝下までの長めにします。前を開けて着るときは、中の服を腰の高い位置で区切ると下半身が重く見えません。
下ナチュラル型は、肩先に合うコンパクトなコートで、丈は腰が隠れる短めか、ふくらはぎまで届く長めのどちらかにします。膝のすぐ上で切れる丈は、膝の骨を強調するので避けます。
全身ミックス型は、肩先に合う形で、生地に表情のある目の詰んだウールのコートが合います。丈は膝が隠れる長さにすると、関節の大きさが目立ちません。
年齢と体の変化|重心が動いたら測り直す
ミックスの見え方は、年齢や体の変化で動くことがあります。骨の上の肉付きが増えると骨感が目立ちにくくなり、ウェーブ寄りの見え方に移ることがあります。逆に体が締まると、骨感が前に出てナチュラル寄りに見えることもあります。
数年おきに、または服が急に似合わなくなったと感じたときに、4か所を同じ順番で測り直してください。骨感が残っている場所だけナチュラル寄りの服を残し、柔らかくなった場所はウェーブ寄りに移していくと、手持ちの服を大きく替えずに済みます。
まとめ
骨格ナチュラルとウェーブのミックスは、骨感が出る場所で3つに分かれます。手首・鎖骨・膝・腰の4か所を測り、上に骨が出るなら上ナチュラル型、下に骨が出るなら下ナチュラル型、関節は大きいのに肉が柔らかいなら全身ミックス型です。骨が出る場所にはナチュラル寄りの服を、柔らかい場所にはウェーブ寄りの服を置き分けてください。迷ったら、服を2枚当てて首から下を撮り、着られて見えないほうを採ります。
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よくある問い
- Q. ナチュラルとウェーブのミックスは、どちらの服を選べばいいですか
- 全身をどちらか一方に寄せるより、骨感が出る場所にはナチュラル寄りの服、柔らかい場所にはウェーブ寄りの服を分けて置くほうがまとまります。肩と鎖骨に骨が出るなら上はゆとりのある服を、下半身が柔らかいなら下は腰の高い位置で切る服を選びます。分け方が分からないときは、上と下を1枚ずつ当てて、首から下を写真に撮って見比べてください。
- Q. 診断で毎回違う結果が出るのは、ミックスだからですか
- その可能性はありますが、測る場所が毎回違っていることもあります。手首・鎖骨・膝・腰の4か所を同じ順番で測って、ナチュラル寄りとウェーブ寄りがいくつずつ出るかを数えてください。2対2に割れる人や、上と下で答えがはっきり分かれる人は、ミックスとして服を分けて選ぶほうが迷いが少なくなります。
- Q. 年齢とともにウェーブっぽさが強くなった気がします
- 体の厚みや肉の付き方が変わると、骨感が目立ちにくくなって、ウェーブ寄りの見え方に移ることがあります。骨格そのものが変わったというより、骨の上の柔らかさが増えて見え方が動いたと考えてください。数年おきに4か所を測り直して、骨感が残っている場所だけナチュラル寄りの服を残すと、無理なく移せます。
— メグラシ編集部





