骨格診断セルフチェック 筋肉質|鍛えた場所の服だけ今の体で選ぶ

**運動を続けていて筋肉がついている人は、骨格診断のセルフチェックでストレートに寄りやすくなります。**ハリ、厚み、肉の質感を問う項目が、筋肉によって動くからです。
ただ、骨格の診断で見たいのは、鍛えても変わらない体のつくりです。手首の骨の形、鎖骨の出方、膝の皿の大きさ、手の関節の目立ち方。この骨の項目だけで答え直して、出た結果を主軸にしてください。
そのうえで、服は「鍛えた場所」だけ今の体の寸法で選びます。腕と背中を鍛えている人はトップスの肩と袖を、脚を鍛えている人はボトムスの太ももとふくらはぎを、今の体に合わせる。主軸の方向と、今の寸法を、場所で使い分けるのがこの記事の答えです。
体重の増減で結果が変わる人の話は体重で結果が変わる人は骨の項目だけで採るで書いています。この記事は、筋肉がついている人が服をどう選び分けるかに絞った話です。
結論|診断は骨で採り、服は鍛えた場所だけ今の体で選ぶ
骨格診断のセルフチェックには、大きく分けて2種類の項目があります。骨の形や大きさを問う項目と、肉の付き方や質感を問う項目です。
筋肉がつくと、後者の項目が動きます。二の腕にハリが出る、太ももが厚くなる、肌の下に弾力がある。これらはストレートの特徴として挙げられることが多いので、答えがストレートに偏ります。
一方で、骨の項目は動きません。だから主軸は骨の項目で決めます。けれど、服を着るのは今の体です。筋肉がついている場所の寸法を無視して主軸どおりの服を選ぶと、そこだけ窮屈になります。
主軸は「形の方向」に、今の体は「寸法」に使う。この分け方が、筋肉質な人のセルフチェックの答えです。
先に確かめる|どの項目が筋肉で動くか
セルフチェックの項目を、筋肉で動くものと動かないものに分けます。
| 項目 | 鍛えると動くか | 診断で採るか |
|---|---|---|
| 二の腕・太もものハリや弾力 | 動く | 採らない |
| 胸から背中にかけての厚み | 動く | 採らない |
| 肩の丸みや盛り上がり | 動く | 採らない |
| 手首の骨の形(丸いか平らか) | 動かない | 採る |
| 鎖骨の見え方・太さ | 動かない | 採る |
| 膝の皿の大きさ・手の関節の目立ち方 | 動かない | 採る |
「採らない」項目は、答えを空欄にしてください。残った項目だけで、多い側を主軸にします。
手順1|力を抜いて、骨の項目だけ答える
骨の項目を見るときは、体の力を完全に抜いてください。力が入っていると、筋肉が骨の形を覆って見えにくくなります。
手首は、手のひらを上に向けて机に置き、親指側と小指側の骨の出方を指でなぞります。骨が丸く小さく出ているか、平たく横に広がっているか、ごつっと大きく出ているかを見ます。
鎖骨は、肩の力を抜いて鏡の前に立ち、鎖骨の太さと、首の付け根から肩の先までの見え方を確かめます。膝は座った状態で、膝の皿の大きさを手のひらで包んで比べてください。
筋肉の状態によって迷う項目があったら、その項目も空欄にして構いません。骨の項目が3つ以上残れば、主軸は決められます。
手順2|鍛えた場所を、上半身か下半身かで分ける
主軸が決まったら、次は鍛えた場所を確かめます。どこを鍛えているかで、服の選び分け方が変わります。
- 上半身: 肩、腕、背中、胸まわりに筋肉がついている
- 下半身: 太もも、ふくらはぎ、お尻まわりに筋肉がついている
- 全身: 両方にまんべんなくついている
迷ったら、服を着て窮屈に感じる場所を挙げてください。袖や肩が窮屈なら上半身、パンツの太ももやブーツの筒が窮屈なら下半身です。
上半身を鍛えた人|トップスの肩幅と袖の太さだけ今の体で選ぶ
上半身に筋肉がついている人は、トップスの肩幅と袖の太さが、主軸どおりの服では足りないことがあります。
たとえば主軸がウェーブの人は、肩が小さく、袖が細い、体に沿う服が勧められます。でも腕や背中に筋肉がついていると、その寸法では肩が突っ張り、袖が腕に張りつきます。
この場合、形の方向はウェーブのまま、肩幅と袖の太さだけ今の体に合わせてください。
- 首元の開き方、丈、素材の柔らかさは、主軸どおりに選ぶ
- 肩の縫い目が肩の骨の先から指1本ぶん外に来る寸法を選ぶ
- 腕を前に伸ばしたとき、袖が二の腕に張りつかない太さを選ぶ
形の方向がずれていないので、似合わせの効果は残ります。窮屈さだけが消えます。
下半身を鍛えた人|ボトムスの太ももとふくらはぎを今の体で選ぶ
下半身に筋肉がついている人は、パンツの太もも、スカートの腰まわり、ブーツの筒が窮屈になりやすいです。
主軸がウェーブやナチュラルで、細身のパンツが勧められていても、太ももに筋肉があると生地が張って横じわが出ます。この場合は、裾の形と丈は主軸どおりにして、太ももの幅だけ今の体に合わせてください。
測る目安は、座ったときにパンツの太ももを指でつまめるかどうかです。つまめないパンツは、立っているときも筋肉の形を拾います。
ブーツは、ふくらはぎのいちばん太い位置で筒の周りを測り、指2本が入る寸法を選びます。筒の高さは主軸で決めて構いません。
全身を鍛えた人|寸法を今に合わせ、形の方向で主軸を出す
全身にまんべんなく筋肉がついている人は、ほとんどの服で寸法を今の体に合わせることになります。この場合、主軸は「形の方向」だけに出します。
たとえば主軸がウェーブなら、柔らかい素材、首元の丸い開き、腰の位置で絞る形。主軸がナチュラルなら、余白のある形、ざっくりした素材、長めの丈。寸法がゆとりのある側に寄っても、形の方向が主軸に合っていれば、似合わせの効果は残ります。
どちらとも取れる人|骨の項目でもストレートとナチュラルで割れる
筋肉を除いて骨の項目だけで答えても、ストレートとナチュラルで割れる人がいます。筋肉質な人は、この2つで迷うことが特に多いです。
見分けるときは、関節の大きさに注目してください。
- 手首の骨、膝の皿、肩の先の骨が大きく出ていて、力を抜いても形がはっきり見える → ナチュラル寄り
- 骨は目立たず、力を抜いたときに肌の下がなめらかに続く → ストレート寄り
それでも決まらない場合は、服で確かめます。肩に余白のある大きめのシャツと、体に沿う細身のシャツを着比べて、肩の先が自然に見えるほうが主軸です。
2タイプで割れたときの決め方は骨格診断が2タイプで割れるでも書いています。
どちらとも取れる人|筋肉か骨か、自分で判断できない
肩の盛り上がりや膝まわりの厚みが、筋肉なのか骨なのか分からない。こういうときは、力を入れたときと抜いたときで形が変わるかを見てください。
腕を曲げて力を入れたときに大きくなり、抜いたときに柔らかく小さくなるなら、それは筋肉です。力を入れても抜いても形が変わらないなら、骨です。
二の腕の周りを、力を入れたときと抜いたときに、それぞれメジャーで測るのも確かめ方の1つです。差が2cm以上あるなら、その厚みの多くは筋肉です。
運動をやめる予定がある人|鍛えた場所の服は買い足しを抑える
今後、運動の量を減らす予定がある人は、鍛えた場所の寸法に合わせた服を買いすぎないでください。筋肉が落ちると、その場所の寸法は主軸本来の側に戻っていきます。
運動を続ける人は、今の寸法で選んだ服を長く使えます。やめる予定の人は、寸法に余裕がある服を少しだけ持ち、主軸どおりの寸法の服は、体が戻ってから買い足すほうが無駄がありません。
秋冬の厚着でセルフチェックをするとき
秋冬に服を着たままセルフチェックをすると、厚みの項目がさらに大きく出ます。筋肉の厚みと服の厚みが重なるので、ストレートへの偏りが強くなります。
骨の項目を見るときは、薄手の長袖1枚か、袖をまくった状態で行ってください。厚着のまま答えて外れる設問については骨格診断の自己診断が秋冬に当たらないにまとめています。
診断の結果を服で確かめる
骨の項目で出た主軸が合っているかは、手持ちの服でも確かめられます。主軸どおりの形で、寸法だけ今の体に合わせた1枚を着て、鏡で全身を見てください。
窮屈さがなく、体の線がすっきり見えるなら、主軸は合っています。寸法を合わせても形がしっくりこないなら、主軸を見直す必要があります。手持ちの服で主軸を確かめる手順は手持ちの服3枚で主軸を決めるを見てください。
よくある問い
- Q. 筋肉がついているとストレートになるのですか
- 筋肉がつくと、ハリや厚みの項目でストレートに近い答えが出やすくなります。ただ、骨格の診断で見ているのは骨の形や関節の大きさも含めた体のつくりで、それは鍛えても変わりません。骨の項目だけで答え直して、ストレートと出るならストレート、別の結果が出るならそちらが主軸です。
- Q. 運動をやめたら、似合う服は変わりますか
- 主軸は変わりません。変わるのは、鍛えた場所の寸法です。筋肉が落ちると、その場所の厚みが減り、肉の質感が骨格本来の側に戻っていきます。鍛えた場所の服だけを今の体に合わせて選んでいれば、運動をやめたときに入れ替えるのもその場所の服だけで済みます。
- Q. 骨格ナチュラルと筋肉質の違いが分かりません
- 力を抜いたときの体を見てください。筋肉による厚みは、力を抜くと柔らかくなり、つまむと弾力があります。ナチュラルの特徴である骨の大きさや関節の出っ張りは、力を抜いても形が変わりません。手首の骨、膝の皿、肩の先の骨が大きく出ているかで見分けます。
— メグラシ編集部





