骨格診断で手首が太い|骨の幅か厚みかで袖口と時計を分ける

**骨格診断で手首が太いと感じたら、まず太さが「幅」から来ているのか「厚み」から来ているのかを分けてください。**上から見たときに横に広いのか、横から見たときに厚いのか。それによって、袖口の答えは逆になります。
骨の幅が広く平たい人は、袖口にゆとりを残して骨を泳がせるのが正解です。手首の外側の骨がはっきり出るので、細い袖口でぴったり包むと骨の角が布に出ます。断面が丸く厚い人は、袖口を手首の骨の少し上で止めて、手首を見せるのが正解です。手首の丸みは見せた方がすっきりし、布で覆うと腕全体が太く見えます。
見分けは定規1本でできます。上から見た幅と、横から見た厚みを測り、幅が厚みの1.5倍以上なら平たい側、1.3倍未満なら丸い側です。その間の人と、手首にくびれがなく前腕からつながっている人の選び方も、この記事で分けて書いていきます。
結論:太さが幅か厚みかで、袖口の答えが変わる
| 太く見える理由 | 測ると | 寄りやすいタイプ | 袖口 |
|---|---|---|---|
| 骨の幅が広く平たい | 幅が厚みの1.5倍以上 | ナチュラル寄り | ゆとりを残し、骨を泳がせる |
| 断面が丸く厚い | 幅が厚みの1.3倍未満 | ストレート寄り | 骨の少し上で止め、手首を見せる |
| 前腕からくびれずにつながる | 手首と前腕の差が小さい | 決めない | 袖口に切れ目をつくる |
手首の骨格診断での見方そのものは骨格診断の手首の見方にまとめています。この記事は、太いと感じた人がそのあと服をどう選ぶかを書きます。
定規1本で測る:幅と厚みの比率を出す
用意するのは定規かメジャーです。
- 手の甲を上に向けて、机の上に腕を置く
- 手首の外側に出ている骨の、すぐ手のひら側で、上から見た横幅を測る
- 腕を横向きにして、同じ位置で手の甲側から手のひら側までの厚みを測る
- 幅を厚みで割る
1.5以上なら平たい側、1.3未満なら丸い側、その間は中間です。比率が中間の人は、後の「どちらとも取れるとき」に進んでください。
ここで大事なのは、太さの絶対値ではなく比率で見ることです。同じ幅5cmの手首でも、厚みが3cmなら平たい側、4cmなら丸い側になります。
骨の幅が広い人の袖口:ゆとりを残して骨を泳がせる
平たい側の人は、手首の外側の骨がはっきり出て、骨の角が目立ちます。この骨を布でぴったり包むと、角が布に出て手首がごつごつして見えます。
- 袖口の幅:手首の一番広い所から、指2本ぶんのゆとり
- 袖丈:手の甲に少しかかる長さ。骨の上で止めると、袖口の線と骨の線が重なって目立ちます
- 素材:ハリのある生地や、編み目の大きいニット。袖口に布の量があると、骨の角が目立ちません
シャツの袖をまくるなら、まくった布を緩く2回折るくらいで、肘の方まで上げきらないでください。骨の上に布が少し残るくらいが、手首の角をやわらげます。
骨の幅が広い人の時計と腕輪
平たい側の人は、手首の幅に対して小さすぎるものを着けると、骨の広さが強調されます。
- 時計:文字盤の直径が手首の幅の6〜7割くらい。ベルトは幅のある革や太めの金属
- 腕輪:幅1cm以上のバングル。細いものを着けるなら、2〜3本重ねて量を出す
- 位置:手首の外側の骨の上か、骨より少し肘側
骨の出っ張りとちょうど同じ位置に細いものを置くと、骨とアクセサリーの段差が目立ちます。骨を少し外した位置に置いてください。
断面が丸く厚い人の袖口:骨の少し上で止めて手首を見せる
丸い側の人は、手首に丸みと厚みがあり、骨の角はあまり目立ちません。この人が袖口で手首を覆うと、手首から前腕にかけてが一続きの太い筒に見えます。
- 袖丈:手首の骨から1〜2cm肘側で止める。手首の丸みが見えると、腕の先に細い所ができます
- 袖口の幅:手首の骨に沿うくらいの細さ。広すぎる袖口は、布の量で手首を大きく見せます
- 素材:薄手で表面がなめらかなもの。編み目の大きいニットは、手首まわりに量を足します
ニットの袖をまくるときは、まくった布を手首の骨から5cm以上肘側に上げてください。手首のすぐ上に布が溜まると、太さが強調されます。袖口の形を秋冬のニットで選ぶ方法は骨格の手首で選ぶ秋冬の袖口でも紹介しています。
断面が丸く厚い人の時計と腕輪
丸い側の人は、中くらいの幅のものが手首の丸みに沿います。
- 時計:文字盤は丸いものか角の丸い四角。ベルトは幅1.5〜2cmくらい
- 腕輪:幅5mm〜1cmのバングルか、ほどよい太さのチェーン
- 位置:手首の骨の上。丸みのある手首は、骨の上が一番細く見えます
細すぎるものは手首の丸みに埋もれ、太すぎるものは手首全体を重く見せます。手首の骨の幅の4分の1くらいの幅を目安にしてください。
手首にくびれがなく前腕からつながる人
幅と厚みの比率に関係なく、手首と前腕の太さの差が小さい人がいます。手首の骨の位置で測った周りと、そこから肘側に5cm上で測った周りの差が2cm未満なら、この型です。
この人に必要なのは、手首の位置に切れ目をつくることです。腕の先が一続きの筒に見えるのを、袖口や腕輪で区切ります。
- 袖口:リブやカフスのように、袖の先が締まって切れ目ができるもの
- 時計や腕輪:手首の骨の上にはっきり置く。腕の先の「ここが手首」という印になります
- 袖丈:手首の骨ちょうどか、骨から1cm肘側
ゆるく広がる袖口は切れ目ができず、腕の先がさらにぼやけます。
どちらとも取れるとき:幅と厚みの比率が中間の人
比率が1.3〜1.5の人は、平たい側の選び方も丸い側の選び方も、どちらも少しずつ合います。この場合は、今の手持ちの服で、手首が気になる服と気にならない服を比べてください。
- 袖口がぴったりの服で手首が気になる → 平たい側の選び方を採る(ゆとりを残す)
- 袖口が広い服で手首が気になる → 丸い側の選び方を採る(手首を見せる)
- どちらも気にならない → 袖口では困っていないので、時計や腕輪だけ中くらいの幅で選ぶ
もう1つの見方は、手首を曲げたときです。手首を手の甲側に反らせたとき、外側の骨が大きく出るなら平たい側に寄せます。骨がほとんど出ないなら丸い側に寄せます。
秋冬の服で手首を確かめる:ニット・手袋・コートの袖
秋冬は、袖口に厚みが出る季節です。夏の薄手のときとは、手首の見え方が変わります。
- 厚手のニット:袖口のリブが厚いと、平たい側の人は骨が隠れて楽になり、丸い側の人は手首が太く見えやすくなります。丸い側の人は、リブが細く薄いものを選んでください
- 手袋:平たい側の人は手首に余裕のある長めの手袋、丸い側の人は手首の骨で止まる短めの手袋。手袋の丈と素材の選び方は骨格診断別の手袋にあります
- コートの袖:平たい側の人は手の甲に少しかかる長さ、丸い側の人は手首の骨が見えるか見えないかの長さ
コートの袖丈は、中に着るニットの袖口が見えるかどうかでも変わります。ニットの袖口を1cmほどコートから出すと、手首に切れ目ができて、くびれのない人にも合います。
手首は隠すか見せるか
太いと感じると隠したくなりますが、隠すのが合っているのは平たい側の人だけです。
- 平たい側:袖口のゆとりで骨を隠す方が、手首全体がやわらかく見える
- 丸い側:手首の骨のあたりを見せる方が、腕の先に細い所ができて全体がすっきりする
- くびれがない人:見せるか隠すかより、切れ目があるかどうかが大事
**丸い側の人が手首を全部隠すと、太く見せたくない気持ちと反対の結果になります。**手首を少し見せる勇気が、いちばんの近道です。
手首の太さだけで骨格診断を決めない
手首は、骨格診断で見る3か所(鎖骨・手首・膝)のうちの1か所です。手首が太いからといって、それだけでタイプを決める必要はありません。鎖骨と膝の結果と合わせて、同じ側に寄っているかを確かめてください。
3か所で答えが割れたら、袖は手首、首元は鎖骨、丈は膝と、部位ごとに選ぶやり方が合います。混合タイプの服の分け方は骨格が混合タイプのニットで書いています。
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よくある問い
- Q. 手首が太いのは骨格ナチュラルということですか
- そうとは限りません。骨の幅が広く平たくて、手首の外側の骨がはっきり出る人はナチュラル寄りですが、断面が丸く厚い人はストレート寄りのことが多いです。上から見た幅と横から見た厚みを測って、太さがどちらから来ているかを先に確かめてください。
- Q. 手首が太いと、細いバングルや華奢な時計は似合いませんか
- 骨の幅が広い人は、細いものが骨の上で小さく見えやすいので、幅のあるものの方が釣り合います。断面が丸く厚い人は、細すぎず太すぎない中くらいの幅のものが手首の丸みに沿います。どちらも、手首の一番細い所ではなく、骨の上か骨より少し肘側に置くと、手首とのバランスが取りやすくなります。
- Q. ニットの袖をまくると手首が太く見えます
- 袖をまくった布が手首のすぐ上に溜まると、手首まわりの量が増えて太く見えます。断面が丸く厚い人は、まくった布を手首の骨から5cm以上肘側に上げてください。骨の幅が広い人は、まくらずに袖口を手の甲にかかる長さで落とし、骨の出っ張りを布の中で泳がせる方が自然に見えます。
— メグラシ編集部





