骨格診断で鎖骨が見えない|埋まるか細いかで冬の首元を逆にする

**骨格診断のセルフチェックで鎖骨が見えないなら、まず見えない理由を2つのどちらかに分けてください。**骨の上に厚みが乗って埋まっているのか、骨そのものが細く平らで影が出ないのか。理由によって、冬の首元の答えは逆になります。
骨の上に厚みが乗っている人は、首元を開けて縦の線を作るのが正解です。Vネックや深めのUネックで、首から胸元まで縦に長い空きをつくると、胸まわりの厚みがすっきりまとまります。骨が細くて見えない人は反対に、首元を詰めて量を置くのが正解です。タートルやボウタイ、高めのクルーネックで首まわりにやわらかい量を足すと、さびしさが消えます。
見分け方は簡単で、指2本で骨をつまめるかどうかと、肩をすくめて戻したときに骨の線が出るかどうかで分かります。迷った人は、冬の厚手ではなく薄手のニット1枚で決めておくと、そのあとの冬服すべてに当てはめられます。
結論:見えない理由で首元の答えは逆になる
| 見えない理由 | 指で触ると | 寄りやすいタイプ | 首元 |
|---|---|---|---|
| 骨の上に厚みが乗って埋まる | 骨は太めでしっかり、上に厚みがある | ストレート寄り | 開けて縦の線を作る |
| 骨が細く平らで影が出ない | 骨は細く、上の厚みは薄い | ウェーブ寄り | 詰めて量を置く |
| 肩が前に入ってくぼみが浅い | 骨ははっきりあるが、姿勢で隠れる | 決めない | 姿勢を戻して見直す |
3つ目は骨格の違いではなく、立ち方の違いです。後で詳しく書きます。鎖骨の見え方そのもの(長さ・太さ・下の窪み)を3か所で読む方法は骨格診断の鎖骨は3か所で見るにまとめています。
触って分ける:指2本で骨の太さと上の厚みを見る
鏡の前で、首の付け根から肩の先に向かって指2本をすべらせてください。
- 骨の位置が分かるか。分からなければ、肩を少し後ろに引いてもう一度
- 骨を親指と人さし指でつまめるか。つまめるなら、その太さが鉛筆より太いか細いか
- 骨の上を押したとき、指が沈む厚みが1cm以上あるか
骨が鉛筆より太く、その上に1cm以上の厚みがあるなら「埋まる」側です。骨が鉛筆より細く、上の厚みが薄いのに見えないなら「細い」側です。骨が太く上の厚みも薄いのに見えないときは、肩の位置を疑ってください。
肩をすくめて戻す:動かすと出るかで分ける
もう1つの見分け方は、肩を動かすことです。両肩を耳に近づけるようにすくめて、ゆっくり下ろします。
- すくめると骨の線がはっきり出て、下ろすとまた埋まる → 埋まる側。骨は太いが上に厚みがある
- すくめても骨の線がほとんど出ない → 細い側。骨が細く平らで影ができにくい
- 肩を後ろに引いた瞬間に出る → 肩が前に入っている側
骨格診断の判定では、触った結果と動かした結果の両方が同じ側に出たら、その側を採ってください。割れたときは後の「どちらとも取れるとき」に進みます。
骨の上に厚みがある人の首元:開けて縦の線を作る
埋まる側の人は、首から胸元にかけての面が広くて厚みがあります。ここを布で覆うと、首が短く見え、上半身が四角くまとまります。
- Vネック:Vの底を、骨の位置から7〜10cm下に置く
- Uネック:横幅は首の付け根から指2本ぶん外まで、深さは骨の下5cm
- シャツ:第2ボタンまで開けて、襟を立てずに寝かせる
開けすぎて寒い季節は、開けた襟の中に薄いタートルを重ねても縦の線は残ります。中に重ねるタートルは、首に沿う薄手の編み地を選んでください。
厚みがある人の冬のニットとタートル
冬のニットで迷うのは、タートルネックです。埋まる側の人がタートルを着るなら、条件は2つです。
- 編み地が薄い:折り返しても指1本ぶんの厚みに収まるもの
- 折り返しが短い:首の半分くらいまでで止まるもの
ざっくりした厚手のタートルは、首から胸元の面に量を足して、上半身を大きく見せます。厚手を着たいなら、Vネックやクルーネックのカーディガンを選び、首元の空きは残してください。タートルの折り返し幅と編み地の決め方は骨格別のタートルネックで詳しく書いています。
骨が細い人の首元:詰めて量を置く
細い側の人は、首から胸元の面が平らで、そこにやわらかい影が少ない状態です。ここを大きく開けると、胸元がさびしく、服が浮いて見えます。
- クルーネック:首の付け根から指1本ぶん下に止まる高さ
- ボウタイ・リボン:結び目が鎖骨の高さに来るもの
- 開いた襟を着るなら、首にスカーフやネックレスを足して量を置く
Vネックを着たい日は、Vの底を骨から5cm以内に止めるか、中にタートルを重ねて空いた面を埋めてください。
骨が細い人の冬のニットとコートの襟
細い側の人は、冬の首元が得意です。厚手のタートル、ボトルネック、ハイネックはどれも、首まわりに必要な量を足してくれます。
- タートル:折り返しが首の付け根までかかる長さ。ふんわりした編み地でかまいません
- コートの襟:ノーカラーよりも、小さめのテーラー襟かスタンドカラー
- マフラー:首にぐるりと巻いて結び目を鎖骨の上に置く
気をつけたいのは、厚手のニットの上に襟の大きなコートを重ねたときです。首まわりに量が重なりすぎると、顔が埋もれます。厚手のタートルの日は、コートの襟は小さめにして、量を足す場所を1か所に決めてください。
肩が前に入って鎖骨が隠れる人
骨は太くて上の厚みも薄いのに見えない人は、肩が少し前に入っていることがあります。肩が前に入ると、鎖骨の下の窪みが浅くなり、骨の線が影になりにくくなります。
この場合、骨格診断の判定は肩を後ろに引いて胸を開いた姿勢でやり直してください。姿勢を戻して骨の線が出てくるなら、それがあなたの見え方です。服を選ぶときは、ふだんの立ち方のまま鏡を見て、肩の位置に合わせて首元を選んでもかまいません。前に入った肩には、肩先が落ちる服より、肩の線がぴったり合う服の方が首元がすっきりします。
どちらとも取れるとき:骨は細いのに埋まっている人
いちばん迷うのは、骨は細いのに上に厚みがあって見えない人です。触って分ける方法でも、肩をすくめる方法でも、答えが割れます。
この場合は、**薄手のニットを2枚用意して、首元だけ比べてください。**1枚はVネック、もう1枚はクルーネック。同じ色、同じ編み地のものが理想です。
- Vネックを着たとき、首が長く見えて胸元がすっきりする → 埋まる側の首元で選ぶ
- クルーネックを着たとき、顔が明るく見えて胸元が落ち着く → 細い側の首元で選ぶ
- どちらも似たように見える → Uネックのような中間を選び、ネックレスで量を調整する
厚手のニットで比べると、編み地の量に引っ張られて判断がずれます。必ず薄手で比べてから、冬の厚手に当てはめてください。
体重が動いたときの見え方
骨の上に乗っている厚みは体重で変わりますが、骨の太さは変わりません。体重が落ちて鎖骨が見えるようになった人、反対に見えなくなった人は、骨格診断の結果としては骨の太さで採った方を使ってください。
首元の開け方は、そのときの見え方に合わせて選び直してかまいません。体重が動いたあとに骨格診断の答えがどう変わるかは骨格診断は太ると変わる?にまとめています。
ネックレスの長さも見えない理由で変える
鎖骨の見え方は、ネックレスの長さにも効きます。
- 埋まる側:鎖骨より5〜10cm下に先端が来る長さ。Vネックの底に沿わせると縦の線が強まります
- 細い側:鎖骨の上か、鎖骨にかかる短めの長さ。首の付け根に量が乗ります
チェーンの太さは骨の太さに合わせます。骨が太い人は太めのチェーン、骨が細い人は細いチェーンの方が、首元になじみます。
鎖骨が見えなくても、骨格診断は進められる
鎖骨は、骨格診断で見る3か所(鎖骨・手首・膝)のうちの1か所にすぎません。鎖骨で判断がつかなくても、手首と膝で同じ側に寄っていれば、その結果を採って服を選び始めてかまいません。
手首と膝の見方は骨格診断の手首の見方と骨格診断の膝の見方で書いています。3か所で答えが割れる人は、首元は鎖骨の見え方、袖は手首、丈は膝と、部位ごとに選ぶ方法もあります。
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よくある問い
- Q. 鎖骨がまったく見えないのは、骨格ストレートということですか
- そうとは限りません。骨の上に厚みが乗って見えない場合はストレート寄りのことが多いですが、骨そのものが細く平らで影ができないために見えない人もいて、その場合はウェーブ寄りのことが多いです。指で骨をつまんで、骨の太さとその上の厚みのどちらで見えないのかを先に確かめてください。
- Q. 鎖骨が見えないとVネックは似合わないのでしょうか
- 骨の上に厚みが乗って見えない人には、Vネックはむしろ向いています。首から胸元に縦の線ができて、厚みのある胸まわりがすっきり見えます。骨が細く見えない人は、深いVだと胸元がさびしく見えることがあるので、Vの底を鎖骨から5cm以内に止めるか、中にタートルを重ねてください。
- Q. 冬は厚手のニットばかりで、鎖骨の見え方で選ぶ意味がない気がします
- 冬こそ首元の開き方で差が出ます。厚手のニットは首まわりに量を足すので、骨の上に厚みがある人はクルーネックの詰まった襟で首が短く見えやすく、骨が細い人は同じ襟でちょうどよく見えます。判断は厚手で迷わず、薄手のニット1枚で首元を見比べて決めておくと、冬の厚手にもそのまま当てはめられます。
- Q. 太ったり痩せたりすると、鎖骨の見え方は変わりますか
- 骨の上に乗っている厚みは体重で変わるので、埋まって見えない人は体重が落ちると骨が見えてくることがあります。骨の太さそのものは変わりません。体重が動いて見え方が変わった人は、骨の太さで採った結果を骨格診断の答えにし、首元の開き方はそのときの見え方で選び直してください。
— メグラシ編集部





