骨格診断セルフチェックを一人で|見えない首と背中は服の跡で測る

**骨格診断のセルフチェックを一人でやるなら、最初は鏡で見える3か所だけを見てください。**手首、鎖骨、膝です。このうち2か所以上が同じタイプに寄るなら、そこで決めて構いません。首の後ろや背中を測る必要はありません。
見える3か所で割れた人、たとえば手首はストレート寄り、鎖骨はナチュラル寄り、膝はウェーブ寄り、というように揃わなかった人だけが、見えない部位を測ります。首の後ろ、背中の厚み、お尻の位置の3か所です。
見えない部位は、スマホのタイマー撮影と、着た服が肌に残す跡で測ります。それでも割れたら、いま服で困っている場所に近い部位の結果を採ってください。一人でも、ここまでで決まらない人はほとんどいません。
結論:見える所で決まれば、見えない所は測らない
一人でのセルフチェックで多い失敗は、すべての部位を測ろうとして、見えない所で迷って止まることです。部位を2段に分けると、止まらずに進めます。
| 段 | 測る部位 | 道具 | 進む条件 |
|---|---|---|---|
| 1段目 | 手首・鎖骨・膝 | 手鏡か洗面所の鏡 | 全員 |
| 2段目 | 首の後ろ・背中の厚み・お尻の位置 | スマホのタイマー撮影・服の跡 | 1段目で割れた人だけ |
| 決め手 | 困っている場所に近い部位 | なし | 2段目でも割れた人だけ |
1段目で2か所以上が揃えば、その結果を採ってください。2段目に進むのは、1段目が3か所とも違う結果になったか、どれも判断がつかなかった人だけです。
1段目|手首を見る
手首は、骨格診断で最もわかりやすい部位の1つです。手のひらを下にして机に置き、手首の小指側の骨を見ます。
- **骨の出っ張りが小さく、手首の断面が丸く厚い:**ストレート寄り
- **骨の出っ張りが小さく、手首の断面が平たく薄い:**ウェーブ寄り
- **骨の出っ張りがはっきり目立ち、手首全体が骨ばる:**ナチュラル寄り
手首の断面は、反対の手の親指と中指で手首を軽く囲むとわかります。指の輪の中で手首が丸く感じるか、横に平たく感じるかを見ます。
1段目|鎖骨を見る
鎖骨は、洗面所の鏡で正面から見られます。首元の開いた服か、肩を出した状態で見てください。
- **鎖骨がほとんど見えないか、細く短い:**ストレート寄り
- **鎖骨は見えるが、細くて目立ちすぎない:**ウェーブ寄り
- **鎖骨が太くはっきり出て、肩の端まで長く続く:**ナチュラル寄り
肩を上げたり、力を入れたりすると見え方が変わります。腕を体の横に自然に下ろした状態で見てください。
1段目|膝を見る
膝は、座って足を床につけた状態で上から見ると見やすいです。
- **膝のお皿が小さく、膝まわりがすっきりしている:**ストレート寄り
- **膝のお皿が小さく、膝の上に少し肉が乗る:**ウェーブ寄り
- **膝のお皿が大きく、骨がはっきり出る:**ナチュラル寄り
膝は、筋肉や脂肪のつき方で見え方が変わりやすい部位です。骨の大きさだけに注目してください。
1段目で揃った人|そこで決める
3か所のうち2か所以上が同じタイプに寄ったなら、そのタイプを採ってください。残りの1か所が違っても構いません。骨格は部位によって多少ばらつくのが普通です。
**2段目に進まないことが大事です。**見えない部位を測ると、かえって迷いが増えます。1段目で決まった人は、ここで服選びに移ってください。
2段目|スマホのタイマー撮影の置き方
1段目で割れた人は、見えない部位をスマホで撮ります。撮り方を揃えておくと、何度でも同じ条件で見直せます。
- スマホを床から腰の高さに置く。棚や椅子の上に本を重ねて高さを合わせる
- 体から2m離す
- タイマーを10秒にして、横向きと後ろ向きを1枚ずつ撮る
- 体に沿う薄手の服を着る。厚手のニットやゆったりした服は避ける
撮るときは、肩の力を抜いて、腕を体の横に自然に下ろします。背筋を伸ばしすぎると、背中の厚みの見え方が変わります。
2段目|首の後ろを見る
横向きの写真で、首の後ろの付け根あたりを見ます。
- **首の後ろが短く、肩までの距離が近い:**ストレート寄り
- **首の後ろが長く、細く見える:**ウェーブ寄り
- **首の後ろの骨が出ていて、首と肩のつながりが角ばる:**ナチュラル寄り
服の跡で見るなら、タートルネックや襟のある服を1日着たあとに、首の後ろに跡が残るかを見ます。襟が当たって跡が残りやすい人は、首の後ろが短めです。
2段目|背中の厚みを見る
横向きの写真で、胸の前から背中までの厚みを見ます。
- **胸から背中まで厚みがあり、横から見て立体的:**ストレート寄り
- **胸から背中まで薄く、横から見て平たい:**ウェーブ寄り
- **背中の肩甲骨がはっきり出て、厚みより骨の形が目立つ:**ナチュラル寄り
服の跡で見るなら、下着の肩ひもの跡を後ろ向きの写真で見ます。肩ひもの跡が肩の外側寄りに残るなら肩に厚みがあり、内側寄りに残るなら肩が薄い傾向です。
2段目|お尻の位置を見る
横向きの写真で、お尻のいちばん高い位置を見ます。
- **お尻の位置が高く、丸みがある:**ストレート寄り
- **お尻の位置が低めで、横に広がる:**ウェーブ寄り
- **お尻が平たく、骨盤の骨がはっきり感じられる:**ナチュラル寄り
服の跡で見るなら、パンツのウエストの跡を見ます。跡が水平なら腰の位置が高めです。跡が前下がりになるなら、腰の位置が低めか、骨盤が前に傾いている可能性があります。
2段目でも割れたとき|困っている場所に近い部位を採る
1段目と2段目を合わせても、どのタイプにも揃わない人は、いま服で困っている場所に近い部位の結果を採ってください。
- **上半身の服で困っている:**首の後ろか背中の厚みの結果
- **ボトムスで困っている:**お尻の位置か膝の結果
- **手元のアクセサリーや袖丈で困っている:**手首の結果
骨格診断は、服を選びやすくするための道具です。困っている場所が直る結果を採ることで、診断は役に立つものになります。全部の部位が1つのタイプに揃う必要はありません。
上下で寄りが割れる人の服の決め方は骨格12タイプのセルフチェックの考え方も参考になります。
一人で測るときに起きやすいずれ
一人で測るとき、結果がずれやすい場面がいくつかあります。
- 夜の照明の下で見る:影が強く出て、骨が目立って見える
- 厚手の服のまま撮る:背中やお尻の厚みが実際より厚く見える
- 姿勢を意識しすぎる:背中を伸ばしすぎて平たく見える
測るのは、昼間に窓の光が入る部屋で、薄手の服で、肩の力を抜いた状態がいちばんぶれません。
秋冬の服に移すときの順番
結果が決まったら、秋冬の服に移すときは、困っている場所から順番に直します。
- いちばん困っている部位に関係するアイテムを1つ選ぶ
- そのタイプで合いやすい形と素材を試す
- 合ったら、ほかのアイテムにも同じ考え方を広げる
コートやニットなど秋冬の大きなアイテムは、肩と背中の厚みの影響を強く受けます。上半身で困っている人は、首の後ろと背中の厚みの結果を優先して選んでください。
測り直す時期
骨格は大きく変わるものではありませんが、筋肉のつき方や体重の変化で、見え方は少しずつ変わります。
服が以前より合わなくなったと感じたら、1段目の3か所だけを測り直してください。2段目まで測り直す必要があるのは、1段目の結果が前回と変わったときだけです。
骨格診断のセルフチェック全体の流れは骨格診断の自己判定の決め方にまとめています。
よくある問い
- Q. 全身鏡がなくても骨格診断のセルフチェックはできますか
- できます。手首、鎖骨、膝は、手鏡か洗面所の鏡でも見られます。見えない部位はスマホのタイマー撮影で代わりに撮れば足ります。全身鏡が必要になるのは、立ったときの全体のバランスを見る段だけで、それもスマホを2mほど離して置いて撮れば代わりになります。
- Q. 服の跡で何がわかるのですか
- 肌に残る跡は、服が体のどこに当たっているかを教えてくれます。たとえば下着の肩ひもの跡が肩の外側寄りに残るか内側寄りに残るか、パンツのウエストの跡が水平か前下がりかで、肩の厚みや腰の位置の傾きがわかります。自分で見えない場所でも、跡ならスマホで撮って見られます。
- Q. 見える部位の結果と見えない部位の結果が違いました
- 見えない部位の結果は、見える部位で割れたときの決め手として使うものです。見える部位で2か所以上が同じ側に寄っているなら、見える部位の結果を採ってください。見える部位で割れたときだけ、見えない部位の結果を足して多いほうを採ります。それでも割れたら、いま服で困っている場所に近い部位を優先します。
- Q. 家族に見てもらうのとどちらが正確ですか
- 家族に見てもらうと、見えない部位を見てもらえる利点がありますが、見る人によって判断がぶれます。一人でスマホで撮った写真のほうが、同じ条件で何度も見直せる分、ぶれは少なくなります。迷ったら、撮った写真を家族と一緒に見る、という使い方がいちばん確かです。
— メグラシ編集部





