顔タイプ診断をわかりやすく|迷う設問だけ鏡と定規で測り直す

**顔タイプ診断のセルフチェックで、手が止まった設問がありましたか。**それなら、その設問だけを測り直せば足ります。全部をやり直す必要はありません。
セルフチェックで迷うのは、設問の言葉に比べる相手がいないからです。「目は大きいですか」「顔は丸いですか」と聞かれても、毎日見ている自分の顔は、大きいのか小さいのか、丸いのか角ばっているのか判断がつきません。**迷った設問は、感覚で答え直さず、寸法に置き換える。**この記事では、つまずきやすい8つの設問を、それぞれ鏡と定規で測れる形にしていきます。
顔タイプ診断の2本の軸そのものは子供顔と大人顔の見分け方の記事に、写真で測るやり方は正面と横顔の2枚で測る記事にまとめてあります。ここでは、設問ごとに迷いを解くことだけを扱います。
結論:迷った設問は、答えずに測る
顔タイプ診断は、2本の軸で顔を見ます。1本は「子供顔か大人顔か」の年齢の軸、もう1本は「曲線か直線か」の形の軸です。セルフチェックの設問は、どれもこのどちらかを聞いています。
迷いやすい設問を、軸ごとに4つずつ並べると次のようになります。
| 軸 | 迷いやすい設問 | 測るところ |
|---|---|---|
| 年齢 | 顔は縦長か | 生え際からあご先 ÷ 頬骨の幅 |
| 年齢 | パーツは下に寄っているか | 目の位置が顔の縦の中点より上か下か |
| 年齢 | 鼻は長いか、目立つか | 眉頭の高さから小鼻の下までの長さ |
| 年齢 | 目は大きいか | 目の横幅と、目と目のあいだの幅 |
| 形 | 輪郭は丸いか角ばっているか | あごの角の角度と、あご先の幅 |
| 形 | 目は丸いか切れ長か | 目の縦幅 ÷ 横幅 |
| 形 | 眉はアーチかまっすぐか | 眉頭と眉山の高さの差 |
| 形 | 頬と唇に厚みがあるか | 横顔の頬のふくらみと、唇の上下の厚み |
各軸4か所のうち、3か所以上が同じ側に出たら、その軸は決まりです。2対2に割れたら、その軸は中間として扱います。中間の決め方は、記事の後半で厚めに書きます。
迷っていない設問は、セルフチェックの答えのままで構いません。この表で、迷った設問の行だけを見て、その章に飛んでください。
測る前の準備:鏡・定規・髪留めの3つ
測り始める前に、条件をそろえます。条件がずれると、同じ顔でも数mm単位で結果が動き、境目の人ほど答えが揺れます。
鏡:顔全体が映る大きさのもの。卓上鏡なら、顔から30〜40cm離して、目の高さに鏡の中心が来るように置きます。鏡を見下ろしたり見上げたりすると、顔の縦横の比率が変わって見えるので、必ず正面から見てください。
定規:15cmのもので足ります。透明なものだと、顔に当てたときに下の線が見えて測りやすくなります。定規がなければ、先に自分の人差し指の第一関節の幅を一度だけ測っておき、指の本数で数えてください。
髪留め:前髪と顔まわりの髪をすべて後ろに留め、生え際と輪郭が全部見える状態にします。髪が少しでもかかっていると、顔の縦の長さとあごの形が読み違えやすくなります。
光:窓に向かって立つか、正面から照明が当たる位置で測ります。横から光が当たると、片側に影ができて輪郭の角が強く見えます。
メイク:素顔か、下地とファンデーションだけの状態にします。眉は描かない状態で測ってください。アイラインやチークは、目の形と顔の縦横の印象を変えます。
時間帯:朝起きてすぐは、まぶたや頬がむくんで、目が小さく、頬が厚く出やすくなります。夜は疲れで目元が下がって見えることがあります。測るのは、起きてから2〜3時間たった昼前後がいちばん安定します。
順番:迷った設問が複数あるときは、年齢の軸から先に測ってください。年齢の軸は骨の比率を見るので、条件による揺れが小さく、数字が出やすいからです。形の軸は、目の形や頬の厚みなど、その日の状態で動く部分を含みます。先に揺れにくいほうを固めておくと、あとで形の軸が境目に出ても、全体の判断がぶれにくくなります。1回で全部測りきれなかった場合は、翌日の同じ時間帯に続きを測ります。
年齢の軸で迷う設問①「顔は縦長か」
「顔は縦長ですか、丸いですか」という設問は、いちばん迷う人が多い設問です。面長と言われたこともあるし、丸顔と言われたこともある、という人も少なくありません。
測り方:髪の生え際の中央から、あご先までの長さを測ります。次に、左右の頬骨のいちばん高いところ同士の幅を測ります。縦の長さを横の幅で割ってください。
読み方:1.4以上なら縦長、つまり大人顔の側です。1.3以下なら横幅が勝っていて、子供顔の側です。1.3から1.4のあいだは境目なので、この設問は外します。
生え際がはっきりしない人は、眉の上に指を4本並べた位置を生え際とみなしてください。額が広い人は、そこで測ると実際より縦長に出ることがあるので、もう一つの目安として、眉頭からあご先までの長さと、頬骨の幅を比べる方法も使えます。こちらは1.0以上なら縦長の側、0.9以下なら横幅の側です。
迷いの原因が「頬にふくらみがあるから丸く見える」という場合は、この設問ではなく、形の軸の「頬の厚み」の設問で扱います。縦横比は、骨の比率だけを見る設問です。
年齢の軸で迷う設問②「パーツは下に寄っているか」
「目や鼻などのパーツが顔の下のほうに寄っていますか」という設問も、迷いやすいものです。パーツの位置は、自分では比較しようがないからです。
測り方:生え際の中央からあご先までの長さを測り、その真ん中の位置に鏡の上から指を置きます。その指の位置と、黒目の中心の高さを比べてください。
読み方:黒目の中心が、真ん中より下にあればパーツが下に寄っている側、つまり子供顔の側です。真ん中か、真ん中より上にあれば大人顔の側です。差が5mm以内なら境目として外します。
もう一つの見方は、鼻の下からあご先までの長さです。鼻の下からあご先までが、目の下から鼻の下までより短ければ、パーツが下に寄って見える子供顔の側、長ければ大人顔の側です。大人顔と子供顔の中間の記事では、この鼻下からあごまでの長さを使って、秋冬の服をどちらに寄せるかを決めています。
この設問で迷う人の多くは、額が広いか狭いかに引っ張られています。額が広いと、パーツ全体が下にあるように見えます。測るときは、額の広さではなく、黒目の位置だけを見てください。
年齢の軸で迷う設問③「鼻は長いか、目立つか」
「鼻が高い、または長いですか」という設問は、鼻の高さと長さが混ざって聞かれていることが多く、どちらに答えればいいか迷いやすい設問です。
測り方:眉頭の高さから、小鼻の下(鼻の穴の上のあたり)までの長さを測ります。次に、顔の縦の長さ(生え際からあご先)を測り、鼻の長さが顔の縦の何割にあたるかを出します。
読み方:鼻の長さが顔の縦の3分の1以上なら長い側、つまり大人顔の側です。3分の1より5mm以上短ければ子供顔の側。その間は境目として外します。
高さのほうは、横顔で見ます。鏡を2枚使うか、スマートフォンで横顔を撮って、鼻筋がまっすぐ前に出ているか、低めにおさまっているかを見てください。鼻筋が目の高さから前に1.5cm以上出ていれば高い側です。ただし、高さは年齢の軸より、立体感や形の軸に影響することが多いので、迷ったら長さのほうを優先します。
鼻が長いか短いかで迷う人は、写真で見ると決めやすくなります。真正面から撮った写真に、眉頭と小鼻の下とあご先の3か所に印をつけ、間隔を比べてください。
年齢の軸で迷う設問④「目は大きいか」
「目は大きいですか」は、もっとも比べる相手がほしくなる設問です。周りの人と比べても、メイクで印象が変わるので、答えが揺れます。
測り方:片方の目の横幅(目頭から目尻まで)を測ります。次に、左右の目頭のあいだの幅を測ります。
読み方:目の横幅が、目頭のあいだの幅より3mm以上広ければ大きい側、つまり子供顔の側です。3mm以上狭ければ小さい側で、大人顔の側に寄ります。差が3mm以内なら境目として外します。
大きさの印象には、目の縦幅も効きます。まぶたを開いたときに、黒目の上下が白目に囲まれず、まぶたに少しかかっている状態がふつうです。黒目全体が見えて上下に白目がのぞくなら、目は大きく見える側です。
この設問で迷うのは、二重か一重かに引っ張られている人です。二重だと目が大きく見え、一重だと小さく見えやすいのですが、顔タイプ診断で見ているのは目の大きさの比率です。二重かどうかは、形の軸の「目の形」の設問で扱います。
形の軸で迷う設問①「輪郭は丸いか角ばっているか」
形の軸で最初に迷うのが輪郭です。頬にふくらみがあって丸く見える一方で、あごの骨はしっかりしている、という人も多くいます。
測り方:鏡の正面で、耳の下からあごの角までを指でなぞります。あごの角(エラの位置)で、骨がどれくらいの角度で曲がっているかを感じてください。次に、あご先の幅を測ります。あご先の左右の端、正面から見て輪郭がカーブを始める位置同士の幅です。
読み方:あごの角で骨がはっきり曲がっていて、指でなぞったときに角を感じるなら直線の側です。あご先の幅が3cm以上あって、平らに見える場合も直線の側に寄ります。角を感じずに、ゆるやかなカーブでつながっていて、あご先の幅が2cm以下で丸みがあるなら曲線の側。その間は外します。
頬のふくらみは輪郭の判定に混ぜないでください。頬の厚みは、形の軸の4つ目の設問で扱います。ここで見るのは、骨の形だけです。輪郭の形をもっと詳しく分けたい人は、顔の輪郭を6つの形で見る記事を使ってください。
形の軸で迷う設問②「目は丸いか切れ長か」
「目の形は丸いですか、切れ長ですか」という設問は、大きさの設問と混ざって迷いやすいものです。大きくて切れ長の目も、小さくて丸い目もあります。
測り方:片方の目を正面から見て、目の縦幅(まぶたを開いたときの上下のいちばん広いところ)と、横幅(目頭から目尻まで)を測ります。縦幅を横幅で割ってください。
読み方:0.4以上なら丸い側、つまり曲線の側です。0.33以下なら切れ長で直線の側。その間は外します。
目尻の角度も手がかりになります。目頭と目尻を結んだ線が、水平から上に5度以上上がっていれば、目元に直線の印象が出ます。水平か下がっていれば、曲線の側に寄ります。二重の幅が広く、まぶたのラインが丸くカーブしているなら曲線の側、奥二重や一重で、まぶたのラインがまっすぐなら直線の側です。
測るときは、まばたきの直後ではなく、自然に開いた状態で測ってください。意識して目を見開くと、縦幅が大きく出て丸い側に寄りすぎます。
形の軸で迷う設問③「眉はアーチかまっすぐか」
眉の形は、ふだん描いている形に引っ張られやすい設問です。描いていない状態で、生えている眉の形を見ます。
測り方:眉を描かない状態で、眉頭の上端と眉山(眉のいちばん高いところ)の高さの差を測ります。
読み方:眉山が眉頭より5mm以上高く、そこから眉尻に向かってなだらかにカーブしていればアーチ、つまり曲線の側です。差が2mm以内で、眉頭から眉尻まで一直線に近ければ直線の側。ただし、眉山がはっきりした角になっている場合は、高さの差があっても直線の側に数えます。角があるかどうかは、眉の上の線を指でなぞったときに、途中で折れる感覚があるかで判断してください。
眉の形は、手入れで大きく変わる部分です。長く同じ形に整えてきた人は、生えている形自体がその形に近づいていることがあります。迷ったら、この設問は外して、残りの3つで形の軸を決めてください。
形の軸で迷う設問④「頬と唇に厚みがあるか」
最後は、立体感の設問です。「頬はふっくらしていますか」「唇は厚いですか」と聞かれても、自分の頬や唇を他人と比べることはほとんどないので、迷いやすくなります。
測り方(頬):横顔を鏡かスマートフォンの写真で見て、頬骨の下から口角の横にかけて、頬が前に丸くふくらんでいるかを見ます。目尻から口角に向かって線を引いたとき、その線より頬が外に出ていれば厚みがある側です。
測り方(唇):正面から唇を見て、上唇と下唇の厚みを測ります。下唇が1cm以上あるか、上下の厚みの合計が2cm以上あれば厚い側です。
読み方:頬と唇の両方に厚みがあれば曲線の側、両方とも薄めなら直線の側です。片方だけに厚みがある場合は、この設問は外します。
頬の厚みは、体重の変化や季節のむくみで変わる部分です。朝起きてすぐと、夕方とで印象が違うこともあるので、測るのは昼前後がいいでしょう。
測った結果を2本の軸に置く
8か所を測り終えたら、軸ごとに数えます。紙に2本の線を引いて、年齢の軸と形の軸それぞれに、子供顔・大人顔、曲線・直線のどちらに何か所出たかを書いてください。外した設問は数に入れません。
年齢の軸:4か所のうち、3か所以上が子供顔の側なら子供顔、3か所以上が大人顔の側なら大人顔です。
形の軸:4か所のうち、3か所以上が曲線の側なら曲線、3か所以上が直線の側なら直線です。
2本の軸が決まれば、8つのタイプのどれかに入ります。子供顔で曲線ならキュートかフレッシュに近い側、子供顔で直線ならアクティブキュートかクールカジュアルに近い側、大人顔で曲線ならフェミニンかソフトエレガントに近い側、大人顔で直線ならエレガントかクールに近い側です。この中のどちらかは、パーツの大きさや立体感でさらに分かれますが、服を選ぶときは2本の軸が決まっていれば、大きくは外れません。
外した設問が多くて、3か所以上がそろわなかった軸は、次の章の中間の決め方に進んでください。
2対2に割れたとき ── 中間の人の決め方
測っても2対2に割れる軸は、そのまま中間として扱って構いません。中間は失敗ではなく、2つの側の特徴を両方持っているということです。ただ、服を選ぶときには、どちらに寄せるかを決めたほうが選びやすくなります。
中間を決める順番
2対2に割れたときは、4か所のうち、顔の中で目に入りやすい場所の結果を優先します。優先する順番は、次のとおりです。
- 年齢の軸:顔の縦横比 → 目の大きさ → パーツの位置 → 鼻の長さ
- 形の軸:輪郭 → 目の形 → 頬と唇の厚み → 眉の形
たとえば年齢の軸で、縦横比と鼻が大人顔、目の大きさとパーツの位置が子供顔に出た場合は、いちばん優先する縦横比が大人顔なので、大人顔の側に寄せます。
外した設問が多いとき
境目で外した設問が多く、3か所以上そろわない軸もあります。その場合は、外した設問の測った数字を見て、境目のどちら側に近かったかで数え直してください。たとえば縦横比が1.36だった場合は、1.4に近いので大人顔の側に半分寄せて数えます。
両方の軸が中間のとき
年齢の軸も形の軸も中間の人は、顔のパーツの主張が控えめで、どちらにも寄せられる顔です。この場合は、無理にどちらかに決めず、場面で寄せる側を変える使い方ができます。仕事の日は大人顔・直線の側に、休日は子供顔・曲線の側に、というように。顔タイプ中間タイプの記事にも、中間の人の場面の使い分けをまとめてあります。
実際に割れた例で決めてみる
たとえば、次のように測れた人がいたとします。
- 縦横比は1.42で大人顔の側
- 黒目の位置は顔の縦の中点より4mm下で、境目として外した
- 鼻の長さは顔の縦の3分の1ちょうどで大人顔の側
- 目の横幅は目頭のあいだより4mm広く、子供顔の側
年齢の軸は、大人顔が2つ、子供顔が1つ、外したものが1つです。3か所そろわないので、外した黒目の位置を見直します。中点より4mm下は、境目の5mmに近いものの子供顔の側なので、半分だけ子供顔に数えます。それでも大人顔2、子供顔1.5なので、大人顔の側に寄せます。優先順位でも、いちばん上の縦横比が大人顔なので、結論は変わりません。
形の軸で、輪郭は角を感じて直線、目の形は縦横比0.36で外した、眉は眉山が6mm高くアーチで曲線、頬と唇は頬だけ厚みがあって外した、という結果だったとします。直線1、曲線1、外したもの2です。この場合は優先順位で決めます。いちばん上の輪郭が直線なので、直線の側に寄せます。ただ、2番目の目の形が外れているので、服を顔の下に当てる確かめ方を1回だけやって、直線の側で違和感がないかを確かめてください。
この人の結果は「大人顔・直線寄り」で、エレガントかクールに近い側です。ただし形の軸は直線にわずかに寄っているだけなので、服の線を直線にそろえすぎず、どこかに1か所だけ曲線を残すと、顔の印象とずれません。
中間の人がいちばん避けたいのは、両方の側の特徴を同時に足しすぎることです。服で大人っぽさも可愛らしさも両方足すと、顔の印象がどちらにもつかずにぼやけます。1日のコーデでは、どちらか一方に寄せてください。
それでも決まらないときに、服の側で確かめる
測っても中間で、優先順位で決めても納得できない場合は、最後に服の側で確かめます。顔の下に服を当てて、顔がどう見えるかを比べる方法です。
用意するのは、手持ちの服の中から2枚。迷っている2つの側を代表するものを選びます。年齢の軸で迷っているなら、子供顔の側としてボタンの丸いカーディガンや小花柄のブラウス、大人顔の側として無地のテーラードジャケットやシンプルなシャツ。形の軸で迷っているなら、曲線の側としてフリルやラウンドネックのブラウス、直線の側としてVネックや襟の尖ったシャツを選びます。
鏡の前で1枚ずつ顔の下に当てて、鏡から3歩離れて見てください。服を当てたときに、最初に顔に目が行くほうが、あなたの寄せる側です。服のほうに目が行くなら、その服はあなたの顔より主張が強く、合っていません。
この確かめ方は、手持ちの服を顔の下に当てて2軸を決める記事で詳しく扱っています。測ったあとに使うと、迷いがほとんど残りません。
写真で測ると数字がずれる3つの原因
鏡の前で定規を当てるのが難しい人は、スマートフォンで正面の写真を撮って、画面の上で測る方法もあります。ただ、写真で測ると、鏡で測ったときと数字がずれることがあります。ずれる原因はほとんどが次の3つなので、撮る前に確かめてください。
原因1:顔とカメラの距離が近すぎる
スマートフォンを手に持って自撮りすると、顔からカメラまでが30cm前後になり、鼻や頬など手前にある部分が大きく、耳や輪郭など奥にある部分が小さく写ります。この状態で縦横比を測ると、頬骨の幅が実際より狭く出て、縦長の側に寄りやすくなります。撮るときは、誰かに頼むか、スマートフォンを棚に置いてタイマーを使い、顔から1.5m以上離して、ズームで顔を大きくしてください。
原因2:カメラの高さが目の高さと合っていない
カメラが目より上にあると、額が広く、あごが小さく写ります。下にあると、あごが大きく、額が狭く写ります。どちらも、パーツの位置の設問と輪郭の設問で結果を動かします。カメラのレンズが、ちょうど黒目の高さに来るように置いてください。
原因3:顔がわずかに傾いている
顔が左右どちらかに傾いていると、目の横幅や眉の高さの左右差が大きく写ります。傾きは自分では気づきにくいので、撮った写真の両目の黒目を結んだ線が、画面の横の辺と平行になっているかを確かめます。平行でなければ撮り直してください。
写真で測るときは、画面の上で定規を当てるより、写真の横幅に対する割合で測るほうが正確です。たとえば、生え際からあご先までが画面の縦の何割か、頬骨の幅が画面の横の何割か、というように測り、その割合同士を割ると縦横比が出ます。画面の大きさに左右されません。
測った数字の残し方と、セルフチェックへの戻し方
8か所を測り終えたら、数字をそのまま残しておきます。顔タイプ診断の結果だけを覚えていても、あとで迷ったときにどこが境目だったかがわからなくなるからです。
残し方は、1行に1か所ずつ、次の3つを書くだけです。
- 測った場所(例:縦横比)
- 数字(例:1.36)
- どちら側に数えたか(例:外した、ただし大人顔寄り)
8行書けば終わります。日付も添えておくと、数年後に測り直したときに、どこが動いたかを比べられます。
この記録を持って、最初に迷ったセルフチェックに戻ってください。迷った設問は、測った数字で答えます。外した設問は「どちらとも言えない」の選択肢があればそれを選び、なければ、数字が境目のどちら側に近かったかで答えます。
セルフチェックに戻ったら、結果が測った2本の軸と同じ象限に入るかを確かめます。同じ象限に入れば、その結果を信じて構いません。違う象限に出た場合は、迷った設問以外の設問で答えが揺れている可能性があります。そのときは、セルフチェックの結果ではなく、測った2本の軸のほうを優先してください。設問の言葉は人によって受け取り方が違いますが、測った数字は誰が読んでも同じだからです。
ネットの診断をいくつか試して結果が割れたときも、この記録が役に立ちます。複数の診断サイトの結果を照らし合わせる記事と合わせて、どのサイトがどの設問で答えを分けたかを見ると、自分の境目がどこにあるかがはっきりします。
測り直しが要るとき
一度測った結果も、条件が変わると動くことがあります。次のような変化があったら、迷った設問だけをもう一度測り直してください。
髪型を大きく変えたとき:前髪を作った、切った、顔まわりの長さを変えた場合は、顔の縦横の見え方が変わります。ただ、顔タイプ診断は髪をすべて上げて測るものなので、髪型を変えても測った数字は変わりません。変わったのは印象のほうなので、服を当てる確かめ方だけをやり直してください。
体重が変わったとき:頬と輪郭の印象が変わります。頬の厚みの設問と、輪郭の設問を測り直します。年齢の軸のほうは、骨の比率を見ているので、大きくは変わりません。
年齢を重ねたとき:顔の縦の長さとパーツの位置が、少しずつ大人顔の側に動くことがあります。5年に一度くらい、年齢の軸の4か所を測り直すと、服の寄せ方を見直すきっかけになります。
メイクを変えたとき:顔タイプ診断の結果は素顔で測るので、メイクを変えても結果は変わりません。ただ、ふだんのメイクで寄せている方向と、測った結果がずれていると、服を合わせたときに違和感が出ます。そのときは、メイクと服のどちらを結果に合わせるかを決めてください。
顔タイプ診断がわかりやすくならないのは、設問が悪いのではなく、比べる相手がいないからです。迷った設問だけを測って、数字で答えを出してください。全部を測り直さなくても、迷いのある場所さえ数字にすれば、あなたのタイプは決まります。
よくある問い
- Q. 顔タイプ診断のセルフチェックで、どの設問も迷ってしまいます
- 全部の設問で迷う場合は、設問に答えるのをいったんやめて、この記事の8か所を先に測ってください。設問は「大きい」「丸い」など比べる相手が必要な言葉で書かれているので、自分の顔だけを見ていると答えが出にくいのです。8か所はどれも、鏡と定規か、指の幅で測れます。測った数字が出そろってから設問に戻ると、ほとんどの設問はその数字で答えられます。数字にしても境目に近い設問は、答えずに外して構いません。外した設問は、最後に服を顔の下に当てて確かめます。
- Q. 測った結果が、ネットの診断と違うタイプになりました
- ネットの診断は、写真の角度や光、設問の言葉の受け取り方で結果が揺れます。測った結果と違ったときは、どの設問で答えが分かれたかを見てください。たとえばネットの診断では「目が大きい」と答えたのに、測ると目の横幅が目と目のあいだの幅より狭かった、という場合は、測った側を優先します。どちらとも言えない場所だけが違う場合は、2つの結果のあいだ、つまり中間として扱うのが安全です。中間の人の決め方は、この記事の後半にまとめてあります。
- Q. メイクをすると結果が変わる気がします
- 変わります。アイラインやアイシャドウで目の形と大きさ、眉の描き方で眉の形、チークの位置で顔の縦横の印象が変わるからです。顔タイプ診断は、素顔の骨格とパーツの形を見るものなので、測るのは素顔か、ベースメイクだけの状態にしてください。眉は描かない状態で測るのがいちばん確かです。素顔で測った結果と、ふだんのメイクで見える印象がずれている場合は、メイクで寄せている方向がわかります。そのずれも、服を選ぶときの手がかりになります。
- Q. 測るのに、何cmの定規があればいいですか
- 15cmの定規が1本あれば足ります。顔の縦の長さを測るときだけ15cmを超えることがありますが、その場合は生え際からあご先までを2回に分けて測るか、細い紙テープを当てて印をつけ、あとで定規で測ってください。定規がない場合は、指の幅でも代わりになります。人差し指の第一関節の幅はだいたい1.5〜2cmなので、先に自分の指の幅を一度だけ定規で測っておくと、あとは指で数えられます。
— メグラシ編集部





