輪郭診断|額・頬骨・エラの幅で分かる、6タイプの見分け方

「輪郭診断」で本当に知りたいのは、タイプの名前ではありません。自分の顔の外側が、どんな形をしているか、その一点です。
これは印象で決める必要がありません。額・頬骨・エラ(下顎)という3つの横幅と、顔の縦の長さ。この4つの数字を並べるだけで、6タイプのどこに位置するかが決まります。
早見表|6タイプの分かれ方
| タイプ | 額とエラの幅 | 顔の縦横比 | 輪郭の角 |
|---|---|---|---|
| 卵型 | 額がやや広く、エラに向けてなだらかに細まる | 1.4倍前後 | 角がほとんどない |
| 丸顔 | 額とエラの幅がほぼ同じ | 1.2倍未満 | 角がなく、頬に丸みが残る |
| 面長 | 額とエラの幅がほぼ同じ、やや細め | 1.5倍以上 | 角は少なく、縦に長い |
| 四角 | 額とエラの幅がほぼ同じ、やや広め | 1.3倍前後 | エラに角がはっきり出る |
| 逆三角 | 額が広く、エラが狭い | 1.3倍前後 | 額に丸み、あご先が細い |
| ベース型 | 額が狭く、エラが広い | 1.3倍前後 | エラの角が最も強く出る |
これは答えを覚えるための表ではありません。これから測る4つの数字を、どこに当てはめるかを先に見ておくための道具です。
輪郭診断と「顔タイプ診断」は何が違うか
先に整理しておきます。輪郭診断が見ているのは、顔の外側の形だけです。目や鼻の大きさ、パーツの印象は含みません。
一方、顔タイプ診断は「子供顔か大人顔か」「直線的か曲線的か」という2軸で8タイプに分ける診断で、輪郭の形に加えてパーツの大きさや配置まで含めて判定します。同じ卵型の輪郭でも、顔タイプ診断ではフレッシュにもエレガントにもなり得ます。
両方を検索して混乱している場合、輪郭診断が入口、顔タイプ診断がその先の細分化という位置づけで見ると整理しやすくなります。8タイプの詳しい違いは顔タイプ8種完全比較にまとめています。
実務的には、輪郭診断で分かった6タイプのうち、卵型は顔タイプ診断のどのタイプにもなり得る「白紙」の輪郭です。丸顔と面長はそれぞれ子供顔・大人顔の傾向と結びつきやすく、四角とベース型は直線寄りの顔タイプと、逆三角は上半分に重心のある顔タイプと結びつきやすい傾向があります。ただしこれは傾向であって、必ずそうなるという対応表ではありません。最終的な判定は、顔タイプ診断のほうで別途確認してください。
測り方の共通条件
正面から撮った写真を1枚用意します。前髪を上げ、無表情、正面を向いた自然光の1枚です。鏡でも構いませんが、写真のほうが同じ条件で見直せます。
定規かメジャーを用意してください。写真の場合は画面上のミリで構いません。あご先を引かず、目線を水平にすることだけ守ってください。あごを引くと縦の長さが実際より短く出ます。
測る時間帯もそろえておくと安定します。朝と夜ではむくみの出方が違い、特にエラの幅は夕方にかけてわずかに広く出やすい傾向があります。可能であれば、起きてから2〜3時間ほど経った時間帯に測ると、日によるぶれが少なくなります。
①額の幅
眉の上、生え際のすぐ下の高さで、いちばん広いところを測ります。前髪がある場合は上げてから測ってください。髪をはさむと実際より広く出ます。
②頬骨の幅
頬骨のいちばん張っているところの左右の幅です。指で軽くなぞると、いちばん高いところが分かります。3つの幅のうち、いちばん誤差が出にくい場所です。
③エラ(下顎)の幅
下あごの角、いちばん張っているところの左右の幅です。奥歯をかみしめると筋肉が張って実際より広く出るので、口を軽く閉じて力を抜いた状態で測ります。
④顔の縦の長さ
生え際の中央から、あご先までの長さです。これを②で測った頬骨の幅で割ると、顔の縦横比が出ます。(縦 ÷ 頬骨幅 = ______ 倍)
4つの数字を1行にまとめる
4つの数字を並べると、次の3つの問いに答えが出ます。
- 額とエラ、どちらが広いか(額が広い=逆三角寄り、エラが広い=ベース型寄り、同じ=丸顔・面長・四角のいずれか)
- 縦横比は何倍か(1.5倍以上=面長、1.2倍未満=丸顔、その間=四角かベース型か逆三角)
- エラに角があるか(指でなぞって引っかかりがあれば四角かベース型、なめらかなら丸顔か卵型か逆三角)
この3つの答えを早見表に照らせば、6タイプのどこに位置するかが決まります。
6タイプそれぞれの特徴
卵型は、額がやや広く、エラに向けてなだらかに細まる形です。角がほとんどなく、バランスが取れた印象になりやすい輪郭です。6タイプの中では最も判定が割れにくく、他のどの型とも大きく矛盾しないため、迷ったときの基準として使われることもあります。
丸顔は、額とエラの幅がほぼ同じで、縦横比が1.2倍未満。頬に丸みが残り、親しみやすい印象になりやすい輪郭です。頬の位置に光が集まりやすく、笑ったときの印象がやわらかく出るのも特徴です。
面長は、額とエラの幅がほぼ同じで、縦横比が1.5倍以上。縦の長さが目立ち、大人っぽい印象になりやすい輪郭です。前髪の有無で縦の見え方が大きく変わるため、6タイプの中でも髪型による印象の変化がいちばん大きい輪郭でもあります。
四角は、額とエラの幅がほぼ同じで、エラに角がはっきり出る形です。輪郭に存在感があり、しっかりした印象になりやすい輪郭です。正面から見たときにエラの角が影を作りやすく、光の当たり方次第で印象の強さが変わります。
逆三角は、額が広くあご先が細い形です。上半分に重心があり、シャープな印象になりやすい輪郭です。あご先が細いぶん、下半分に視線を集める工夫をすると輪郭全体の印象が落ち着きます。
ベース型は、額が狭くエラが広い形です。エラの角が最も強く出やすく、力強い印象になりやすい輪郭です。6タイプの中でも輪郭の存在感が強く出やすいため、顔まわりを覆う髪の量で印象を調整する余地が大きい輪郭でもあります。
6タイプ別|似合う髪型の方向性
輪郭の形が分かると、髪型の方向性もあわせて決めやすくなります。輪郭の角を消すか、活かすかという1つの軸で考えると、選択肢が絞りやすくなります。
| タイプ | 髪型の方向性 | 避けたい形 |
|---|---|---|
| 卵型 | どの長さでも扱いやすい。前髪の有無は自由 | 特になし。輪郭を隠しすぎる厚い前髪だけ注意 |
| 丸顔 | 顔まわりに縦の面を作る、レイヤーの少ないロング寄り | 顔まわりで丸く膨らむショートボブ |
| 面長 | 横に広がりのあるボブ、厚めの前髪で縦を分割する | 顔まわりをすっきり見せすぎるハーフアップ |
| 四角 | 顔まわりに丸みのある巻き髪、ふんわりしたレイヤー | 顔にかかる直線的なストレートロング |
| 逆三角 | あご先に重心を作る内巻きボブ | トップにボリュームを足しすぎるスタイル |
| ベース型 | 顔まわりを縦に流し、エラを覆う長さの毛束 | 耳にかけてエラを見せるショートヘア |
髪型は輪郭診断だけで決まるものではありませんが、この表を出発点にすると、美容室での相談がまとまりやすくなります。
美容室で輪郭タイプを伝えるときの言い方
輪郭の型が分かったら、美容室でそのまま伝えられる言葉に変換しておくと便利です。「丸顔なので、顔まわりに縦の面を残したい」「エラが張っているので、その部分を髪で覆いたい」のように、型の名前と、どこをどうしたいかをセットで伝えると、意図が通じやすくなります。
前髪の相談も同じ考え方です。面長の場合は「額を出しすぎない、厚めの前髪で」、丸顔の場合は「頬の丸みを目立たせない、斜めに流す前髪で」のように伝えると、輪郭診断の結果がそのまま実際の仕上がりに反映されやすくなります。
どちらとも取れるとき①|2つの型の中間に落ちた
頬骨とエラの幅がほぼ同じで、縦横比も中間の帯(1.2〜1.3倍)に入る場合、四角と丸顔のどちらとも言い切れないことがあります。
これは測り方の失敗ではありません。輪郭は連続したもので、境目に乗る人のほうがむしろ多いくらいです。この場合は、顔まわりの線をどちらの型でも使える中間の形にしておくのが実務的です。強すぎない丸みのある四角い襟や、角を1か所だけ残した形なら、どちら側に判定が動いても対応できます。
どちらとも取れるとき②|左右で幅が違う
誰にでも左右差はあります。利き手と反対側で統一して測ると、毎回同じ基準で比較できます。
左右差が指1本ぶん(約1.5cm)を超える場合は、両方の数字を書き出して平均を採る方法も使えます。輪郭診断で知りたいのはおおまかな型なので、細かい左右差にとらわれすぎる必要はありません。
左右差そのものは、ほとんどの人に自然に存在するもので、輪郭診断の精度を下げる原因にはなっても、輪郭の型そのものを変えるほどの影響は多くの場合ありません。気になる場合は、正面から撮った写真を左右反転させたものと見比べると、どちら側の数字がより顔全体の印象に近いかを確認できます。
輪郭診断の結果を、服のどこに使うか
輪郭診断が受け持つのは、顔の外枠の形です。使い道は主に襟元とアクセサリーの形にあります。
輪郭に角が多い型(四角・ベース型)は、襟元に丸みのある形を1つ置くと、輪郭の角と服の丸みが釣り合います。逆に輪郭に丸みが多い型(丸顔・卵型)は、襟元に直線の形を1つ置くと、輪郭のやわらかさに芯が加わります。面長・逆三角は、横に広がる襟の形で顔の縦の長さを分散させると釣り合いが取れます。
色や素材の選び方は輪郭診断の担当ではありません。それはパーソナルカラーや骨格診断が受け持つ範囲です。輪郭診断はあくまで「顔の外枠の形」という一つの軸を担当していると考えてください。
眼鏡を選ぶときにも、同じ考え方が使えます。輪郭に角が多い型はフレームに丸みを、輪郭に丸みが多い型はフレームに直線を1つ持たせると、輪郭とフレームの線が打ち消し合って、顔まわりがすっきり見えやすくなります。帽子の形も同様で、輪郭の形と逆方向の丸みや角を、つばやクラウンのシルエットに1つ加えると釣り合いが取れます。
まとめ
輪郭診断で知りたいのは、タイプの名前ではなく顔の外側の形です。額・頬骨・エラの3つの幅と、顔の縦の長さを測れば、6タイプのどこに位置するかが分かります。
顔タイプ診断とは見ている軸が違うので、両方を混同する必要はありません。輪郭診断は形だけ、顔タイプ診断は形と印象の両方を見ています。中間に落ちても、置く場所を1か所決めれば服選びには困りません。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 輪郭診断とは、何を診断するものですか
- 顔の外側の形、つまり額・頬骨・エラ(下顎)の3つの横幅と、顔の縦の長さの関係を診断するものです。目や鼻の大きさ、肌の色みは見ません。この4つの数字の組み合わせだけで、卵型・丸顔・面長・四角・逆三角・ベース型の6タイプのどこに位置するかが決まります。似た名前の「顔型診断」もほぼ同じ意味で使われますが、呼び方に厳密な統一はなく、案内している場所によって6タイプか5タイプかが変わることがあります。
- Q. 輪郭診断と顔タイプ診断は同じものですか
- 別のものです。輪郭診断は顔の外側の形だけを見て6タイプに分けます。顔タイプ診断は「子供顔か大人顔か」と「直線的か曲線的か」という2つの軸で8タイプに分けるもので、輪郭の形に加えて目や鼻の印象、パーツの大きさまで含めて判定します。同じ卵型の輪郭でも、顔タイプ診断ではフレッシュにもソフトエレガントにもなり得ます。輪郭診断は入口、顔タイプ診断はその先の細分化と考えると位置づけが分かりやすくなります。
- Q. 2つのタイプの中間に落ちたときはどうすればいいですか
- 無理にどちらかへ寄せる必要はありません。輪郭は連続したものなので、境目に乗る人のほうがむしろ多いくらいです。4つの数字のうち、どれが割れたかを見てください。頬骨とエラの幅がほぼ同じで割れた場合は、顔まわりの線をどちらの型でも使える中間の形(強すぎない丸みのある四角)にしておくと、日によって使い分けられます。
- Q. 左右で顔の幅が違うのですが、どちらの数字を使えばいいですか
- 誰にでも左右差はあります。利き手と反対側で統一して測ってください。毎回同じ側で測れば、数字が変わっても比較の基準は保てます。左右差が指1本ぶん(約1.5cm)を超える場合は、両方の数字を書き出して平均を採る方法も使えます。
- Q. 輪郭診断の結果は、服選びのどこに使えますか
- 主に襟元とアクセサリーの形です。輪郭で分かるのは顔の外枠の形なので、その形と近い線や、逆に足りない線を襟元に1つ置くと、顔まわりの印象が整いやすくなります。色や素材の選び方は輪郭診断の担当ではなく、パーソナルカラーや骨格診断が受け持つ範囲です。
— メグラシ編集部




