顔面タイプ診断|額・頬・あご先の平らさを3か所さわって、直線と曲線の配分を決める

「顔面タイプ診断」で知りたいのは、タイプの名前ではありません。自分の顔が直線寄りか曲線寄りか、その一点です。
これは印象で決める必要がありません。顔の表面が平らかどうかを、手でさわって数えられます。
さわる場所は3か所だけ。額の中央、頬骨の下、あご先です。所要は2分で、道具も要りません。
📋 早見表|3か所と、当たり方の見分け
この表は答えではありません。さわったときに何を見るかを決めるための道具です。
| さわる場所 | 当てるもの | 面で当たる | 点で当たる |
|---|---|---|---|
| 額の中央 | 手のひらの付け根 | 直線寄り | 曲線寄り |
| 頬骨の下 | 手のひら全体 | 直線寄り | 曲線寄り |
| あご先 | 親指と人差し指 | 直線寄り | 曲線寄り |
3か所のうち、面で当たったものが2つ以上なら直線寄り、0か1つなら曲線寄りです。
なぜ、見た目ではなくさわるのか
見た目は動きます。前髪を下ろすだけで同じ顔が縦にも横にも見え、光の向きが変われば頬の陰の形が変わります。判定するたびに答えが変わる材料では、基準になりません。
手のひらが当たる面の広さは、髪型でも化粧でも光でも変わりません。半年後に測っても同じ結果が出ます。だから、最初の一歩をここに置きます。
もう1つ理由があります。自分の顔は、毎日見ているぶん、見慣れた形を「普通」として処理してしまいます。目で判定しようとすると、他人の顔と比べる基準がなくて止まります。さわる判定なら、比べる相手が要りません。
「直線寄り」「曲線寄り」という言い方も、ここでは印象の話ではありません。顔の表面に平らな面がいくつあるか、という数の話です。 平らな面が多い顔は、光が均一に返るので輪郭の線がはっきり読まれます。平らな面が少ない顔は、光が連続して変わるので、境目がやわらかく読まれます。目に届いているのはこの差で、性格や雰囲気の話ではありません。
だから、この判定に良い悪いはありません。どちらの側に立っているかが分かれば、顔まわりに置くものが1つに決まる。 使い道はそれだけです。
測り方の共通条件
3か所とも、条件を2つ固定します。
1つめは、力を入れないこと。 押し込むと、どんな顔でも骨に当たって「面」になります。手を置いて、その重さだけで判定してください。
2つめは、表情を止めること。 笑うと頬の位置が上がり、当たり方が変わります。口を軽く閉じて、正面を向いた状態で測ります。
左右差は誰にでもあります。いつも同じ側で測ってください。利き手と反対の側に決めておくと、腕を動かしても数字がぶれません。
手が冷たいときは、少し温めてから測ってください。冷たい手は皮膚の側が反応して、当たっている面積が実際より広く感じられます。逆に、入浴のすぐあとも避けます。どちらも、測っているのが顔ではなく手の状態になってしまうからです。
測る時刻も、できれば固定します。朝いちばんと、日中と、夜では、同じ顔でも触れ方が少し変わります。 判定を1回で終わらせるなら、起きてから2時間ほど経った時刻がいちばん安定します。ここまで条件をそろえておけば、3か所の判定は2分で終わり、やり直す必要もありません。
額|手のひらの付け根を当てる
眉の上からはえぎわまでの中央に、手のひらの付け根を当てます。
- 付け根が広く触れて、左右に隙間ができない … 面で当たっています
- 付け根の一部だけが触れて、左右に隙間ができる … 点で当たっています
額は、はえぎわの位置に関係なく判定できます。はえぎわが高くても低くても、当たる面の広さは変わらないからです。
前髪がある場合は、上げてから測ってください。髪をはさむと、当たり方が実際より平らに出ます。
頬|手のひら全体を当てる
頬骨のいちばん高いところの、すぐ下に手のひら全体を当てます。指は伸ばしたままで構いません。
- 手のひらの真ん中まで触れている … 面で当たっています
- 手のひらの縁だけが触れて、中央が浮く … 点で当たっています
頬は3か所のうち、いちばん判定が効く場所です。人と向かい合ったとき、いちばん広く見えているのが頬だからです。額は髪で隠れ、あご先は下を向くと見えません。頬だけは、どの角度でも面積が変わりません。
判定に迷ったら、手のひらを当てたまま少しだけ動かしてください。動かしても触れ続けるなら面、すぐ離れるなら点です。
頬で気をつけることが1つあります。手を当てる高さを間違えると、答えが反対に出ます。 頬骨の高いところそのものに当てると、どんな顔でも点になります。逆に口の横まで下げると、どんな顔でも面になります。当てるのは、頬骨のいちばん高いところから指1本ぶん下です。ここを外さなければ、何度測っても同じ結果が出ます。
高さの目印は、目の下のふちから真下にたどっていくと分かります。目の下のふちから指2本ぶん下がった位置が、だいたいこの高さに当たります。
あご先|親指と人差し指ではさむ
あごの先を、親指と人差し指で軽くはさみます。つまむのではなく、両側から挟んで止める形です。
- 指のあいだに平らな部分があり、はさんだ指が平行に近い … 面で当たっています
- 指先どうしが近づき、はさんだ指がV字になる … 点で当たっています
あご先は、口を閉じて力を抜いた状態で測ります。奥歯をかみしめると、あごの角の筋肉が張って形が変わります。
3か所を、1行にまとめる
3か所を「面/点」で書くと、一人ぶんが1行になります。
| 数えた結果 | 読み方 | 顔まわりに置く線 |
|---|---|---|
| 面が3つ | 直線寄りがはっきり | まっすぐな線を1本 |
| 面が2つ | 直線寄り | まっすぐな線を1本 |
| 面が1つ | 曲線寄り | 丸みのある線を1本 |
| 面が0 | 曲線寄りがはっきり | 丸みのある線を1本 |
数が多いほうが良い、ということではありません。どちらに寄っているかが分かれば、顔まわりに置く線が1つに決まります。 それがこの判定の全部です。
どちらとも取れるとき①|3か所が割れた
面が1つ、点が2つ。あるいはその逆。この形はよく出ます。
割れたときは、頬の結果を採用してください。 理由は先ほどのとおりで、頬がいちばん人の目に入るからです。額とあご先は、髪型と角度で見え方が変わります。
頬そのものが中間で、面とも点とも言えない場合だけ、額とあご先の多いほうを採ります。それでも決まらないなら、この人はどちらにも寄っていないということです。寄っていない場合は、顔まわりの線をまっすぐでも丸みでも選べます。 制約が少ないのは不利ではありません。
割れ方には、意味の読み取れる組み合わせがあります。額が面で、あご先が点。この場合は、顔の上半分が直線寄り、下半分が曲線寄りということです。顔まわりに置く線を上下で分けられるなら、首もとを丸み、髪の分け目をまっすぐにすると、両方に合います。
逆に額が点で、あご先が面という組み合わせもあります。このときは首もとをまっすぐにして、髪の輪郭に丸みを残します。どちらの場合も、上と下で違う線を使えるという情報として読んでください。 割れたことを、判定できなかったと受け取る必要はありません。
どちらとも取れるとき②|日によって印象が変わる
朝と夜、あるいは日によって、鏡の中の顔の印象が違う。これは判定の失敗ではなく、誰にでも起きることです。
さわる判定は、この揺れの影響をほとんど受けません。当たる面の広さは、その日のむくみ具合では変わらないからです。印象が変わったと感じた日ほど、目ではなく手で確かめてください。
それでも数字が動くなら、3日ぶん測って多いほうを採ります。ここで知りたいのは正確な形ではなく、どちら寄りかという一点だけなので、多数決で足ります。
測り直す時期も決めておくと楽です。季節の変わり目に1度で足ります。 顔の表面の作りは、数か月では動きません。毎朝測ると、測ること自体が習慣になって、答えを使う段階に進めなくなります。
年月をまたいで結果が変わることはあります。そのときは、変わったという事実をそのまま採ってください。前の結果に合わせ続けるより、今の結果に合わせたほうが、鏡の中の違和感は早く消えます。
どちらとも取れるとき③|写真と鏡で答えが違う
鏡では丸く見えるのに、写真では直線的に見える。この食い違いは、光の向きで起きます。
正面から光が当たる鏡では、頬の陰が消えて丸く見えます。斜め上から光が来る写真では、頬骨の下に陰ができて、面が強調されます。どちらも本当の顔で、どちらも判定には使えません。
だから、判定の材料は手のほうに置きます。写真と鏡は、決めたあとの確認に使ってください。順番を逆にすると、光の条件を追いかけ続けることになります。
決めたあと、顔から30センチだけ合わせる
判定が出たら、使う場所は1か所です。あごから下におよそ30センチまでの範囲に、判定と同じ側の線を1本置きます。
直線寄りなら、襟や開きの線がまっすぐな形、または首もとで直線が1本通る形。曲線寄りなら、開きが丸い形、または首もとに丸みが1つある形です。
30センチより下は、顔から離れるので関係が薄くなります。全身をそろえる必要はありません。 そろえる場所を1か所に絞るほうが、手持ちの服で足ります。
置く線は1本で足ります。2本以上そろえると、線どうしが競って、どちらも読まれなくなります。首もとで1本決めたら、その上に重ねる小物の線は、あえて外して構いません。
髪も同じ範囲に入ります。顔の輪郭に沿って落ちる髪の先が、まっすぐ切りそろえられているか、丸く内側に入っているか。この1か所は、服より先に人の目に入ります。 服で迷ったときは、先に髪の先の形を判定と同じ側にそろえると、服の選択肢が広がります。
2週間、頬だけ記録する
判定を身につけるのに、毎日測る必要はありません。
2週間、その日に着た服の首もとが「まっすぐ」「丸み」のどちらだったかと、外で気になったかどうかを1行で書きます。14行たまると、自分がどちらの日に落ち着いているかが見えます。
書く欄は2つだけにしてください。増やすと、記録すること自体が目的になります。
14行たまったとき、どちらか一方に偏っていれば、それがそのまま自分の標準になります。偏りが出ない場合は、どちらでも成立しているということなので、その日の予定で選び分けて構いません。
この判定でいちばん役に立つのは、迷う回数が減ることです。 首もとの形で迷ったときに、判定した側を選べばよいと決まっていれば、その場で終わります。合っているかどうかを毎回考え直す必要はありません。
判定を人に説明する必要もありません。自分の中で1つ決まっていれば足ります。説明できる形にしようとすると、名前のあるタイプに当てはめたくなって、また迷う場所が増えます。
まとめ
顔面タイプ診断で知りたいのは、名前ではなく直線寄りか曲線寄りかです。それは、額・頬・あご先の3か所をさわれば数えられます。
面で当たったものが2つ以上なら直線寄り、0か1つなら曲線寄り。割れたら頬を採る。この一文で、顔まわりに置く線が決まります。
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よくある問い
- Q. 顔面タイプ診断とは、どういう診断ですか
- 言葉としては、顔の作りそのものを見て、直線と曲線のどちら寄りかを決める診断を指して使われることが多いです。ただし決まった呼び名ではないので、案内している場所によって中身が違います。共通しているのは、目や鼻の大きさではなく、顔の表面がどう作られているかを見る点です。この記事では、手でさわって面の広さを数える方法を使います。目で見る方法より判定がぶれにくく、道具も要りません。
- Q. 見た目ではなく、なぜさわって判定するのですか
- 見た目は、髪型・化粧・その日の光でかんたんに動くからです。前髪の有無だけで、同じ顔が丸くも縦長にも見えます。一方、手のひらが当たる面の広さは、髪型でも光でも変わりません。判定材料として安定しているものを使うと、日によって答えが変わらなくなります。さわる場所を3か所に固定しておけば、半年後に測り直しても同じ結果になります。
- Q. 3か所の結果が割れたときはどうすればいいですか
- 頬の結果を採用してください。3か所のうち、人と向かい合ったときにいちばん広く見えているのが頬だからです。額は髪で隠れることがあり、あご先は下を向くと見えなくなります。頬だけは、どの角度でも面積が変わりません。ただし、頬が中間で判定できないときだけ、額とあご先の多いほうを採ります。
- Q. この判定は、服選びのどこに使えますか
- 顔まわりに置く線の種類を決めるのに使えます。直線寄りなら襟や開きの線がまっすぐな形、曲線寄りなら丸みのある形が、顔の作りとそろいます。合わせる場所は、あごから下におよそ30センチまでの範囲です。そこから下は距離が離れるので、顔の作りとの関係が薄くなります。全身を寄せる必要はなく、顔に近い一か所だけで足ります。
- Q. 顔タイプ診断や骨格診断とは、どう違いますか
- 見ている場所が違います。この判定が見ているのは顔の表面の平らさだけで、目や口の大きさ、子どもっぽさ大人っぽさは見ていません。顔タイプ診断はそこまで含めて分類します。骨格診断は首から下の厚みと質感を見るので、顔は見ません。順番としては、この判定を先にして顔まわりの線を決め、そのあとで全身の話に進むと、決めることが重ならずに済みます。
— メグラシ編集部




