顔タイプ診断をわかりやすく|手持ちの服を顔の下に当てて2軸を決める

**顔タイプ診断の説明を読んで、「大人顔」「曲線」という言葉は分かっても、自分がどこに入るのかが腑に落ちない。**そういうときは、顔を測るより先に、服を顔の下に当てて比べるほうが分かりやすくなります。
顔タイプ診断が見ているのは2本の軸だけです。子供顔か大人顔か、曲線か直線か。この2つを、手持ちの服を2枚ずつ当てる2回の比べで、1つずつ決めていきます。必要なのは鏡と、手持ちの服4点だけです。
顔の縦横比や目の比を数字で測る方法は顔タイプ診断の2軸と4象限にまとめてあります。この記事は、数字がしっくりこない人のための、もう1つの入口です。
結論:2つの軸を、2回の当て比べで1つずつ決める
| 回 | 決める軸 | 当てる2枚 | 顔に目が止まったら |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 子供顔か大人顔か | 小さい柄・細い線の布と、大きい柄・太い線の布 | 小さい側なら子供顔、大きい側なら大人顔 |
| 2回目 | 曲線か直線か | 丸い襟・柔らかい布と、まっすぐな襟・ハリのある布 | 丸い側なら曲線、まっすぐな側なら直線 |
見るのは、当てた瞬間に、顔と服のどちらに先に目が止まるかです。顔に目が止まるなら、その服は顔の中に溶けています。服に目が止まるなら、服の大きさや線が顔から浮いています。
用意するもの|手持ちから4点
1回目と2回目で、2枚ずつ使います。
1回目(大きさを比べる2枚)
- 小さい柄や細い線の布……柄の1つぶんが1cm以下のスカーフ、細い畝のリブニット、細いストライプのシャツ
- 大きい柄や太い線の布……柄の1つぶんが5cm以上のスカーフや大判のチェック、太いケーブル編みのニット、幅の広いストライプ
2回目(線を比べる2枚)
- 丸い線の服……丸い襟のブラウス、ギャザーの入ったもの、柔らかく落ちる布
- まっすぐな線の服……角のある襟のシャツ、ハリのある布、Vネックの深いもの
**どちらの回も、2枚の色をそろえてください。**白どうし、紺どうし、生成りどうし。色が違うと、顔色の見え方の差に先に目が行って、大きさや線の比べになりません。
当て方|あご先から5cm下、鏡から1m、3秒
当て方をそろえないと、比べが成り立ちません。次の3つを毎回同じにします。
- あご先から5cm下に、服の上端が来るように当てる。指を横にして2本半ほどです。首に近すぎると服の面積が大きく見え、遠すぎると顔と離れて比べにくくなります
- 鏡から1m離れて立つ。人と向かい合って話すときの距離です。近すぎると顔の細部ばかりが見えます
- 当てた瞬間から3秒だけ見て、最初に目が止まった場所を覚える。長く見ていると、目は自分の気になる場所へ移ってしまいます
1枚当てたら外して、目を一度閉じてから、もう1枚を当てます。2枚を続けて当てると、1枚目の印象が残るからです。
見方|先に目が止まるのが顔か、服か
当てた瞬間に顔に目が止まるのは、服の大きさや線が、顔のパーツの大きさや線とそろっているときです。服が顔の続きとして読まれるので、目は情報のいちばん多い顔に行きます。
服に目が止まるのは、服の側が顔より強いか、顔と方向が違うときです。柄の大きさが顔のパーツより極端に大きい、または小さい。襟の線が顔の線と逆向き。こうしたとき、目は顔から離れて服の側に引かれます。
どちらが良い悪いではありません。顔に目が止まった側が、自分の顔の側というだけです。服に目が止まった側は、使うなら面積や位置を工夫する側だと覚えておきます。
1回目|大きさ比べで、子供顔か大人顔かを決める
小さい柄の布と大きい柄の布を、順番に当てます。
- 小さい柄で顔に目が止まり、大きい柄で服に目が止まる……子供顔側です。顔のパーツと余白の配分がコンパクトで、大きな柄が顔の外側で目立ちます
- 大きい柄で顔に目が止まり、小さい柄で服に目が止まる、または全体がぼやける……大人顔側です。顔の面積の配り方がゆったりしているので、小さな柄は顔に対して細かすぎて、ざわついて見えます
- 両方とも顔に目が止まる……真ん中です。後ろの節で読み方を書いています
大人顔側の人が小さい柄を当てたときは、「服に目が止まる」というより「顔も服もぼんやりする」と感じることがあります。これも大人顔側の答えとして数えてください。
2回目|線の比べで、曲線か直線かを決める
次に、丸い襟の服とまっすぐな襟の服を当てます。今度は、首元の線の向きを比べています。
- 丸い襟で顔に目が止まり、まっすぐな襟で服に目が止まる……曲線側です。目や輪郭の丸みと、襟の丸みが続いて見えます
- まっすぐな襟で顔に目が止まり、丸い襟で服に目が止まる……直線側です。丸い襟を当てると、襟だけが甘く浮いて見えることが多くなります
- 両方とも顔に目が止まる……真ん中です
丸い襟の服が手元にないときは、柔らかく落ちる布と、ハリのある布でも比べられます。ハリのある布は、折れた線が顔の下にできるので、直線の布として働きます。
2つの結果を、4つの場所に置く
1回目と2回目の結果を組み合わせると、顔タイプ診断の4つの場所のどこにいるかが決まります。
| 1回目 | 2回目 | 入る場所 | 近いタイプ |
|---|---|---|---|
| 子供顔 | 曲線 | 子供顔×曲線 | キュート、アクティブキュート |
| 子供顔 | 直線 | 子供顔×直線 | クールカジュアル、フレッシュ |
| 大人顔 | 曲線 | 大人顔×曲線 | フェミニン、ソフトエレガント |
| 大人顔 | 直線 | 大人顔×直線 | クール、エレガント |
同じ場所に2つのタイプがあるのは、どちらの端に近いかで分かれるからです。当て比べで「はっきり顔に目が行った」なら端に近い側(キュート、クールカジュアル、フェミニン、クール)、「わずかに顔に目が行った」なら真ん中に近い側に入ります。8つのタイプの特徴そのものは顔タイプ診断 セルフチェックで確かめられます。
どちらとも取れるとき①|両方とも顔に目が行く
1回目でも2回目でも、2枚とも顔に目が止まることがあります。これはその軸で、どちらの端にも寄っていないという結果です。決められなかったのではなく、真ん中にいると決まりました。
両方の軸が真ん中なら、フレッシュかソフトエレガントに入りやすくなります。片方の軸だけが真ん中なら、その軸の真ん中に近いタイプ、たとえば子供顔で線が真ん中ならアクティブキュートかフレッシュ、大人顔で線が真ん中ならエレガントかソフトエレガントです。
真ん中の人は、当てた2枚のどちらも使える人です。服選びでは選べる幅が広いので、迷ったら顔に目が止まる時間が長かったほうを少しだけ優先してください。中間のタイプの扱い方は顔タイプの中間にまとめてあります。
どちらとも取れるとき②|両方とも服に目が行く
2枚とも服に目が止まるときは、比べている2枚がどちらも強すぎる可能性があります。よくある原因は3つです。
- **色が強い。**鮮やかな赤や柄の多い色は、大きさや線より先に目を引きます。白や紺など、落ち着いた色どうしで比べ直してください
- **面積が大きい。**スカーフを広げすぎていると、布の面積そのものが目を引きます。あご先から下へ15cmほどの範囲に収まるように、たたんで当てます
- **光が偏っている。**窓を背にしていると顔が暗くなり、服の側に目が行きます。窓に向かって立つか、顔の正面から光が当たる場所で比べます
この3つを直してもまだ両方とも服に目が行くなら、当てる位置を少し下げて、あご先から8cm下で比べてみてください。首の見えている長さが変わると、答えが出ることがあります。
どちらとも取れるとき③|1回目と2回目で、答えの強さが違う
1回目ははっきり答えが出たのに、2回目はぼんやりしている。そういう人は多いはずです。答えがはっきりした軸を先に決めて、ぼんやりした軸は真ん中寄りとして扱ってください。
たとえば1回目ではっきり大人顔、2回目がどちらともつかないなら、大人顔×真ん中で、エレガントかソフトエレガントの近くにいます。この場合、服選びでは大きさを優先して決め、線は丸いものとまっすぐなものの両方を試せます。
反対に、2回目ははっきり直線、1回目がどちらともつかないなら、直線×真ん中で、フレッシュやエレガントの近くです。線を優先して、柄の大きさは中くらいのものから選ぶと外れにくくなります。
色が混ざると、判定が狂う
当て比べでいちばん多い失敗は、2枚の色が違うことです。
同じ白でも、青みのある白と、黄みのある生成りでは、顔色の見え方が変わります。顔色が明るく見えた側に目が行くと、それは大きさや線の比べではなく、色の比べの結果になってしまいます。色の相性はパーソナルカラー診断が見ている別の軸です。
2枚の色がそろわないときは、2枚を入れ替えて2回ずつ当てる方法もあります。4回のうち3回以上同じ側に目が止まったら、それを答えとします。色の差で揺れているだけなら、4回の答えがばらつきます。
秋冬の手持ちで試すなら
9月の終わりから冬にかけては、クローゼットの手持ちで当て比べがしやすい季節です。ニットやマフラーは、大きさと線の違いが分かりやすいからです。
- 1回目(大きさ)……細い畝のリブニットと太いケーブル編みのニット。小さな千鳥格子のマフラーと大きなチェックのマフラー
- 2回目(線)……丸首のニットと深いVネックのニット。ふんわり巻いたストールと、たたんで角を出したストール
ニットで比べるときは、首元の形がそろっているもの同士で比べると、編み目の大きさだけを見られます。当て比べで分かった結果を、首元の高さで活かす方法は顔タイプ別タートルネックに、秋冬の素材で活かす方法は顔タイプ別の秋の素材に書いてあります。
写真に残して、あとで並べる
鏡で決めきれないときは、スマートフォンで1枚ずつ写真に撮っておきます。
撮るときは、同じ場所、同じ光、同じ距離で撮ってください。1mほど離れた位置からスマートフォンを目の高さに構えて、肩から上が入るように撮ります。撮ったら2枚を横に並べて、画面から少し離れて見比べます。
家族や友人に見てもらうのも有効です。そのときは「どっちが似合う?」ではなく、「最初にどこを見た?」と聞いてください。似合うかどうかを聞くと、好みの答えが返ってきます。どこを見たかを聞くと、当て比べと同じ答えが返ってきます。
数字で測る方法との使い分け
顔タイプ診断には、顔の縦横比や目の比を数字で測る方法もあります。数字は、顔の造形が2軸のどこにあるかを出します。当て比べは、実際に服を着たときにどう見えるかを出します。
**服を選ぶために使うなら、当て比べの結果を優先してください。**数字と当て比べの結果が1段以内でずれているなら、両方の結果に共通するタイプの服から試すと外れにくくなります。2段以上ずれているときは、数字を測った写真の撮り方が原因のことが多いので、顔タイプ診断 AIの結果がバラつくのは写真の条件で撮り方を確かめてください。
装いに活かすなら
当て比べで分かるのは、タイプの名前より先に、自分の顔には、どの大きさの柄と、どの向きの線が溶けるかです。これが分かっていれば、売り場でタイプの名前を思い出せなくても、スカーフや襟を顔の下に当てるだけで選べます。
秋冬の買い物の前に、手持ちの服を4点だけ出して、2回の当て比べをしてみてください。顔に目が止まった側の大きさと線を覚えておくと、新しいニットやマフラーを選ぶときの迷いが減ります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔タイプ診断を、いちばんわかりやすくやる方法はありますか
- 顔を測るより先に、服を顔の下に当てて比べる方法がいちばん分かりやすいはずです。小さい柄の布と大きい柄の布を1枚ずつ、あご先から5cm下に当てて、鏡から1m離れて3秒見ます。先に目が止まったのが顔なら、その布の大きさが自分の顔に合っています。同じことを丸い襟とまっすぐな襟でもう一度やると、顔タイプ診断が見ている2つの軸が、両方とも自分の目で決まります。
- Q. 当てる服は、どんなものでもいいですか
- 色をそろえてください。1回目の2枚、2回目の2枚は、それぞれできるだけ同じ色どうしで比べます。色が違うと、顔色の見え方が変わって、大きさや線の違いより先に色の違いに目が行ってしまいます。白どうし、紺どうし、生成りどうしなど、手持ちでそろう色で構いません。柄の布が見つからなければ、細いリブのニットと太いケーブル編みのニットでも代わりになります。
- Q. 両方とも顔に目が行ってしまい、決められません
- その軸では、あなたの顔はどちらの端にも寄っていない、という結果です。決められないのではなく、真ん中にいると決まったことになります。顔タイプ診断では、両方の軸が真ん中に近い人はフレッシュやソフトエレガントに、片方だけ真ん中の人はアクティブキュートやエレガントに入りやすくなります。当てた2枚のどちらも使える、ということなので、服選びでは選べる幅が広い側です。
- Q. 測る方法と、服を当てる方法で結果が違いました
- 服を当てた結果を先に使ってください。数字で測る方法は、顔の造形が2軸のどこにあるかを出します。服を当てる方法は、実際に服を着たときにどう見えるかを出します。服選びに使うのは後者なので、食い違ったら当てた結果を採ります。そのうえで、食い違いが1段以内なら、両方の結果に共通する服から試すと外れにくくなります。
— メグラシ編集部





