顔タイプ別タートルネック|折り返しの高さと編み目の太さで決まる

**タートルネックを着て鏡を見たとき、顔が詰まって見える日と、すっきり収まる日があるはずです。**違いを作っているのは、首元の2か所です。
1つは、**あご先から襟の上端まで、指何本ぶん空いているか。**もう1つは、**編み目の畝(うね)が、離れて見て線に読めるか。**顔タイプ診断の2つの軸、子供顔か大人顔か、曲線か直線かが、それぞれこの2か所に対応しています。
自分の顔タイプがまだ分からない場合は、先に大人顔と子供顔の違いで1つ目の軸だけ確かめておくと、この記事の半分は使えます。
結論:タートルネックは2か所で決まる
| 顔タイプの軸 | 首元で対応する場所 | 測り方 |
|---|---|---|
| 子供顔か大人顔か | あご先から襟の上端までの距離 | 指を横にして何本入るか |
| 曲線か直線か | 編み目の畝が線に読めるか | 2歩下がって見る/畝1本の幅 |
子供顔の人ほど距離を空け、大人顔の人ほど詰めても収まります。曲線の人ほど細い畝、直線の人ほど太い畝が合います。襟の形の名前(タートル、ハイネック、モックネック)は、この2か所を満たすための手段だと考えてください。
測る①|あご先から襟の上端まで、指何本入るか
鏡の前でタートルネックを着て、顔をまっすぐ前に向けます。あごを引いたり上げたりしないでください。
その状態で、あご先の真下と襟の上端のあいだに、指を横にして差し込みます。何本入るかを数えます。
- 0本……襟があご先に触れている
- 1本……指1本ぶんの余白
- 2本……指2本ぶんの余白
- 3本以上……首がはっきり見えている
同じニットでも、折り返しを1回増やすと、指1本ぶんほど下がります。距離は、ニットを選ぶ段階だけでなく、着るときの折り方でも動かせます。
測る②|編み目の畝が、離れて線に読めるか
次に、鏡の前で2歩下がります。首元から胸にかけての縦のリブが、1本ずつの線として読めるか、ひとつながりの面に見えるかを見てください。
手に取って測る場合は、畝1本の幅が5mm以上なら太い側、3mm未満なら細い側です。あいだは中くらいとします。
太い畝は、顔の外側に縦の直線を何本も並べることになります。直線の多い顔とは線の向きがそろい、曲線の多い顔とは線がぶつかります。細い畝は面として働くので、曲線の顔の柔らかさをそのまま残します。
子供顔の側|襟とあごのあいだに指2本
子供顔の人は、顔の縦が横幅に対して短めで、目や鼻が顔の中心寄りに集まっています。この顔立ちでは、あごのすぐ下にも余白があるほうが、顔全体の配置が自然に見えます。
基準は指2本です。襟があごに近づいて指1本を切ると、顔の下の余白が消えて、顔が襟に乗っているように見えやすくなります。
高い襟が好きな場合は、折り返しを2回にして下げるか、首まわりにゆとりのあるものを選んで、襟を少したるませてください。たるみの分だけ上端が下がり、指2本が確保できます。
首元の余白は、色でも作れます。顔から遠い色、たとえば肌より明るい白や生成りのタートルネックは、襟が近くても余白に見えやすく、指1本半でも詰まって見えにくくなります。反対に濃い色は襟の輪郭がはっきり出るので、指2本を守ってください。
大人顔の側|襟があごに近づいても詰まらない
大人顔の人は、顔の縦がしっかりあり、パーツが顔の中で広く配置されています。この顔立ちでは、襟があごに近づいても、顔の中にすでに余白があるので詰まって見えにくくなります。
基準は指0〜1本です。あご先に触れるくらいの高い襟も、大人顔の人には収まりやすい形です。
反対に、指3本以上空くと、首の縦の長さが顔の縦に足されて、全体が縦に伸びて見えることがあります。首元が開きすぎていると感じたら、折り返しを1回減らして、襟を上げてください。
大人顔の人が高い襟を選ぶときに気をつけたいのは、襟の太さです。首にぴったり沿う細い襟は、あごとのあいだに縦の線を1本作ります。首まわりに指1本ほどのゆとりがある襟なら、筒の形が顔の下で受け皿のように働き、顔の縦を落ち着いて見せます。
直線の側|畝が線に読める太いリブと、ハリ
直線の顔の人は、輪郭や目の形に直線が多く、顔の外側に線がはっきり出ています。首元にも、線として読める太い畝を置くと、顔とニットの線の向きがそろいます。
合わせやすいのは、畝の幅が5mm以上のリブ編みで、手に持ったときに押し返してくるハリのあるものです。折り返したときに、折り目が角になって残るものが向いています。
柔らかく首に沿う細い編みでも着られますが、その場合は襟の高さをきっちり出し、折り返しの線をまっすぐ整えてください。畝の代わりに、折り返しの縁が1本の直線として働きます。
曲線の側|面に見える細い畝と、落ち感
曲線の顔の人は、輪郭が丸く、目の形にも丸みがあります。首元に太い畝の線が何本も並ぶと、顔の丸みとぶつかって、ニットだけが硬く見えやすくなります。
合わせやすいのは、畝が3mm未満で、面として見える細かい編みです。首に柔らかく沿い、折り返しがふんわりと丸くなるものを選んでください。
太い畝のニットを着たい日は、襟を高く出さずに1回だけ折り、たるませて首元に丸い影を作ります。畝の線より、たるみの曲線が先に目に入るようになります。
8タイプの置き場所
2か所の組み合わせで、8タイプの置き場所はこうなります。表は比較の軸を示すためのもので、自分の数字は上の2つの手順で確かめてください。
| タイプ | あご先との距離 | 畝の太さ |
|---|---|---|
| キュート | 指2〜3本 | 細い(3mm未満) |
| アクティブキュート | 指2本 | 細い〜中くらい |
| フレッシュ | 指2本 | 中くらい。凹凸は控えめ |
| クールカジュアル | 指2本 | 太い(5mm以上) |
| フェミニン | 指0〜1本 | 細い。落ち感のあるもの |
| ソフトエレガント | 指1〜2本 | 細い〜中くらい |
| エレガント | 指1本 | 中くらい。表面がなめらか |
| クール | 指0〜1本 | 太い。ハリのあるもの |
同じ「指2本」でも、キュートとクールカジュアルでは畝の太さが正反対です。タイプ名が近くても、合うニットが同じとは限らないのはこのためです。
どちらとも取れるとき①|中間タイプと言われた
2つの軸は、別々に扱ってください。
子供顔か大人顔かが中間なら、距離は指1本半を基準にします。そのうえで、折り返しを1回にするか2回にするかで、日ごとに半本ずつ動かします。曲線か直線かが中間なら、畝は3〜5mmの中くらいを選びます。
両方とも中間の場合は、距離を先に決めて、畝はあとから選ぶほうが迷いません。距離のほうが顔に近く、見た印象を大きく動かすからです。中間タイプ全体の考え方は中間タイプの見分け方と装いの決め方にあります。
どちらとも取れるとき②|髪の長さで結果が変わる
ロングヘアを下ろしていると、襟の上に髪が乗って、首元の余白が減ります。同じ指2本でも、髪を下ろすと実際に見える余白は指1本半ほどになります。髪を下ろす日は、距離を指半本ぶん多めに空けてください。
髪をまとめる日やショートヘアの人は、首が全部見えるので、襟の高さがそのまま顔の下の余白になります。距離は基準どおりにして、そのぶん畝の太さで印象を調整すると合わせやすくなります。
どちらとも取れるとき③|メガネやピアスを足す日
顔のまわりに、メガネのフレームや大きめのピアスがある日は、首元の2か所と合わせて線の数を数え直してください。
フレームの太いメガネをかける日は、顔の中にすでに太い線が1本あります。直線の人でも、畝は中くらいに落とすと、線が多くなりすぎません。首元と顔まわりの重なり方はメガネに合うマフラーとハイネックの選び方でも扱っています。
ピアスやイヤリングが縦に長い日は、あご先との距離を指半本ぶん空けてください。揺れるものの下端が襟に触れると、顔の下がにぎやかになります。
折り返しの幅と、たるませ方
折り返しは、距離と畝の両方を動かせる場所です。
- 折り返しの回数……1回増やすと、襟の上端が指1本ぶんほど下がる
- 折り返しの幅……幅が広いほど、首元に横の線が1本はっきり出る
- たるませ方……首まわりにゆとりがあるものは、たるませると上端が下がり、丸い影ができる
直線の人は、折り返しをきっちり整えて縁をまっすぐに。曲線の人は、折り返しをふんわり残して、縁を丸く。同じニット1枚で、折り方だけで2方向に寄せられます。
秋口はモックネック、真冬は折り返し
9月末から10月は、まだ日中に気温が上がる日があります。この時期は、襟の低いモックネックや、薄手のハイネックから始めるのが自然です。襟が低い分、どのタイプでもあご先との距離が取りやすく、畝の太さだけで調整できます。
11月に入って冷え込むと、首元を覆う高い襟の出番が増えます。このときに、子供顔の人は折り返しを2回に、大人顔の人は1回にと、距離の側で合わせます。季節が進んでも、測る場所は同じ2か所です。
似合わないと感じる理由を骨格や首の見え方の側から見たいときは、タートルネックが似合わない骨格は?が参考になります。
店で確かめるとき|試着できない日の2つの手順
売り場で試着できない日や、通販で選ぶ日は、次の2つで代わりに確かめられます。
1つ目は、襟の高さを自分の首に当てて測ることです。手持ちのタートルネックを着て、あご先から襟の上端まで指何本だったかを覚えておきます。そのニットの襟の高さ(折り返す前の長さ)を測っておけば、売り場や商品ページの寸法と比べるだけで、指が何本になるかの見当がつきます。襟の高さが2cm違えば、指1本ぶん変わると考えてください。
2つ目は、畝の幅を写真で確かめることです。商品写真を拡大して、リブ1本の幅がボタンや縫い目のような分かる大きさのものと比べて、どれくらいかを見ます。よく分からないときは、全身の写真で首元が線に見えるか面に見えるかを見るほうが確かです。2歩下がって鏡を見るのと同じことが、全身写真でできます。
どちらも分からない場合は、首まわりにゆとりのあるものを選んでください。折り返しとたるみで距離を動かせるので、あとから調整がききます。
装いに活かすなら
タートルネックは、秋から冬にかけていちばん顔に近い場所に来る服です。形の名前で選ぶと当たり外れが続きますが、見る場所を2つに絞ると、店でも手持ちでも同じ判断ができます。
あご先から襟まで指何本か。2歩下がって畝が線に見えるか。この2つを確かめて、足りなければ折り返しの回数で調整する。それだけで、顔が詰まって見える日は減っていきます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 子供顔ですが、タートルネックは似合わないのでしょうか
- 似合わないわけではありません。子供顔の人は顔の縦が短めで、パーツが中心に寄っているため、襟があごに近づくと顔の下に余白が無くなり、詰まって見えやすいだけです。あご先から襟の上端までを指2本以上空けてください。折り返しを1回多く折って低くするか、襟の低いモックネックを選ぶと、同じタートルでも顔まわりに余白が残ります。
- Q. 畝(うね)の太さは、どうやって見分ければいいですか
- ニットを鏡の前で着て、2歩下がって見てください。縦のリブの一本一本が線として読めれば太い側、面にしか見えなければ細い側です。手に取って測るなら、畝1本の幅が5mm以上なら太い側、3mm未満なら細い側、あいだは中くらいと考えます。直線の顔には線に読める太い畝、曲線の顔には面に見える細い畝が合わせやすくなります。
- Q. 中間タイプと言われました。どちらに合わせればいいですか
- 2つの軸を別々に扱ってください。子供顔か大人顔かが中間なら、あご先から襟までは指1本半を基準にして、折り返しの回数で日ごとに調整します。曲線か直線かが中間なら、畝は3〜5mmの中くらいを選びます。両方とも中間なら、まず距離を決めてから畝を選ぶほうが迷いません。距離のほうが顔に近く、印象を大きく動かすからです。
- Q. ショートヘアとロングヘアで、タートルネックの選び方は変わりますか
- 変わります。ロングヘアで髪を下ろすと、襟の上に髪が乗って首元の余白が減るため、距離は指半本ぶん多めに空けてください。ショートヘアは首が全部見えるので、襟の高さがそのまま顔の下の余白になります。ショートの人は距離を基準どおりにして、そのぶん畝の太さで印象を調整するのが合わせやすい方法です。
— メグラシ編集部





