顔タイプ診断のあと服がワンパターン|秋冬に同じ印象が続く直し方

**先週着た服を、月曜から日曜まで思い出してみてください。**首元の形、素材、柄、靴。7日のうち5日以上が同じ組み合わせだったなら、ワンパターンの原因は服の数ではなく、顔タイプの答えの使い方にあります。
顔タイプ診断のあと、結果どおりに服をそろえた人ほど、毎日の印象が動かなくなります。顔タイプが効くのは、顔から30cmほどの範囲までです。そこから先の身頃・ボトム・靴まで同じ答えでそろえると、どの日も同じ要素が全身に並びます。直し方は、顔まわりは答えに近いまま、遠い場所から半歩ずつずらすことです。
顔タイプそのものの決め方は顔タイプ診断をわかりやすくに、結果が前と変わったときの入れ替え方は顔タイプ診断の結果が前と変わったに分けてあります。この記事は、結果は合っているのに服が単調になった人のための直し方です。
結論:顔から30cmまでは答えどおり、その先は2段まで動かせる
先に、どこをどれだけ動かしてよいかを置きます。
| 顔からの距離 | 入るもの | 顔タイプの答えからの幅 |
|---|---|---|
| 0〜30cm | 首元、襟、イヤリング、髪、メガネ | 答えのまま、または1段まで |
| 30〜60cm | 身頃、胸元の柄、ボタン、ベルト | 1〜2段まで |
| 60cmより遠く | ボトム、靴、バッグ、コートの裾 | 2段まで、日によっては3段 |
**ワンパターンになっている人の多くは、3つの帯すべてを「答えのまま」で埋めています。**顔から遠い帯から動かせば、顔と服のつり合いを崩さずに、毎日の印象を変えられます。
30cmは、あご先から下へ、手のひらを縦に広げて2枚ぶんほどの長さです。多くの人では、みぞおちの少し上あたりまでが入ります。鏡の前であご先に手のひらを当て、2枚ぶん下ろした位置を覚えておくと、服のどこまでが顔と一緒に見られるかが分かります。60cmは、そこからさらに2枚ぶん、腰骨のあたりまでです。
ワンパターンになる3つの原因
同じ服ばかりに見える原因は、たいてい次の3つのどれかです。
| 原因 | 起きていること | 気づき方 |
|---|---|---|
| 答えを全身に広げている | 首元から靴まで同じ性格の要素が並ぶ | どの日の写真も同じ雰囲気に見える |
| 一覧の上から順に買っている | 同じ種類の服が数枚ずつ増える | クローゼットに似た服が3枚以上ある |
| 素材が1種類に偏っている | 形を変えても表面の見え方が同じ | 服を触ったときの手ざわりがどれも同じ |
3つが重なっている人も少なくありません。いちばん多いのは1つ目です。似合う服の一覧は「顔のそばに置くもの」の話なのに、全身の服に当てはめてしまうことで、答えの密度が上がりすぎます。
ワンパターンは、診断の失敗ではない
同じ服ばかりに見えると、診断が間違っていたのではないかと不安になる人がいます。けれど、毎日同じ印象に見えるのは、答えが合っているからこそ起きることでもあります。顔と服がいつも釣り合っているので、どの日も「いつものあの人」に見えるのです。
だから、ワンパターンを抜けたいかどうかは、先に自分で決めてください。**仕事で信頼される印象を毎日同じに保ちたい人にとっては、ワンパターンは長所です。**抜けたいのは、自分が飽きてきたとき、周りから「いつも同じ感じだね」と言われて気になったとき、行事や休日で違う顔を見せたいときです。そのどれかに当てはまるなら、この先の直し方を使ってください。
抜けたい理由によって、動かす量も変わります。自分が飽きただけなら、遠い場所を1か所動かせば足ります。周りの目が気になるなら、首元の1段まで使います。行事や休日で違う顔を見せたいなら、1週間のうち2日だけ、答えの薄い日を作ってください。
まず数える|1週間の服を採点する
直す前に、どれくらい偏っているかを数えます。手元に1週間分の服の写真があれば、10分で終わります。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | 7日分の服を、写真か書き出しで並べる |
| 2 | 1日ごとに、首元・身頃・ボトム・靴・小物の5か所を見る |
| 3 | 5か所のうち、自分の顔タイプの答えと同じ性格のものに1点をつける |
| 4 | 1日の点数(0〜5点)を出す |
| 5 | 7日の点数を並べて、平均を出す |
「答えと同じ性格」は、顔タイプの2つの軸で判断します。子供顔か大人顔か、曲線か直線か。首元が丸襟で、自分が曲線の顔なら1点、というように、軸が合っている場所を数えるだけです。
点数の読み方
平均点と、日ごとの点数の散らばりで読みます。
| 1週間の平均 | 日ごとの散らばり | 読み方 |
|---|---|---|
| 4.5点以上 | どの日も4〜5点 | 答えを全身に広げすぎ。ワンパターンの主な原因 |
| 3.5〜4.4点 | 4点前後がほとんど | やや偏り。遠い場所から1か所ずつ崩す |
| 2.5〜3.4点 | 2〜4点に散らばる | ちょうどよい。顔まわりが答えなら印象は動いている |
| 1.5〜2.4点 | 1〜3点 | 答えから離れすぎの日がある。顔まわりを戻す |
| 1.4点以下 | 0〜2点 | 顔タイプの答えがほとんど使われていない |
目指すのは平均3点前後で、首元の1点は毎日入っている状態です。首元が答えのままなら、ほかの4か所のうち2か所を動かしても、顔と服はつり合って見えます。
顔タイプの2軸を「段」で見る
崩す幅を決めるために、8タイプを2つの軸の上に並べます。同じ子供顔・大人顔の中で、曲線から直線へ4段に並びます。
| 段 | 子供顔 | 大人顔 | 線の性格 |
|---|---|---|---|
| 1段目 | キュート | フェミニン | 曲線がいちばん強い |
| 2段目 | アクティブキュート | ソフトエレガント | 曲線寄りの中間 |
| 3段目 | フレッシュ | エレガント | 直線寄りの中間 |
| 4段目 | クールカジュアル | クール | 直線がいちばん強い |
子供顔と大人顔のあいだも、1段として数えます。キュートからフェミニンへ、クールカジュアルからクールへ動くのは、縦に1段です。表の上で隣り合っている枠へ動かすことを、この記事では「半歩ずらす」と呼びます。
8タイプそれぞれの、隣の枠
自分のタイプから、どの方向へずらせるかを並べます。まずは顔から遠い場所で、隣の枠の服を1つ試してください。
| 自分のタイプ | 線の方向の隣 | 年齢の方向の隣 |
|---|---|---|
| キュート | アクティブキュート | フェミニン |
| アクティブキュート | キュート、フレッシュ | ソフトエレガント |
| フレッシュ | アクティブキュート、クールカジュアル | エレガント |
| クールカジュアル | フレッシュ | クール |
| フェミニン | ソフトエレガント | キュート |
| ソフトエレガント | フェミニン、エレガント | アクティブキュート |
| エレガント | ソフトエレガント、クール | フレッシュ |
| クール | エレガント | クールカジュアル |
**2段ずらすときも、この表を2回たどります。**フェミニンから2段なら、ソフトエレガントを経てエレガント、またはソフトエレガントを経てアクティブキュートです。2段は、顔から30cmより遠い場所だけにしてください。
どちらの方向へずらすかは、そのときの気分で選んで構いません。ただ、迷ったら線の方向を先に試してください。年齢の方向へずらすと、子供顔の人は大人びて、大人顔の人は若々しく見えるので、印象の変わり方が大きく、慣れるまで違和感が出やすいからです。線の方向の半歩は、同じ年齢の軸の中での変化なので、周りからも「雰囲気が少し変わった」くらいに受け取られます。
顔から30cm以内で動かすもの
顔まわりは、答えのままか、1段だけ動かします。1段でも、首元の形が変わるだけで印象はかなり動きます。
| 場所 | 答えのままにする例 | 1段動かす例 |
|---|---|---|
| 首元の形 | 曲線の顔に丸い襟 | 丸い襟を、角の丸いVに |
| 襟の大きさ | 子供顔に小さめの襟 | 襟を一回り大きく |
| イヤリング | 曲線の顔に丸いモチーフ | 丸の中に直線の入ったモチーフ |
| 髪の毛先 | 曲線の顔に巻いた毛先 | 巻きをゆるめて、毛先を外へ流す |
| メガネ | 直線の顔に角のあるフレーム | 角を少し落としたフレーム |
| ストール | 大人顔に大判の布 | 中判の布を短めに巻く |
顔まわりの1段は、ワンパターンを崩すいちばん効き目のある一手です。ただし、1日に動かすのは1か所だけにしてください。2か所同時に動かすと、顔とのつり合いが読みにくくなります。
30〜60cmで動かすもの
身頃や胸元の柄は、顔と一緒に目に入りますが、顔から少し離れています。1〜2段まで動かして構いません。
| 場所 | 動かし方 | 動かしたときの変化 |
|---|---|---|
| 身頃のシルエット | 体に沿う形を、少しゆとりのある形に | 顔まわりの答えが引き立つ |
| 胸元の柄 | 小さな柄を、中くらいの柄に | 華やかさが一段増える |
| ボタン | 丸いボタンを、角のあるボタンに | 身頃に直線が入る |
| ベルト | 細いベルトを、幅のあるベルトに | 腰の位置で印象が締まる |
| ニットの編み地 | なめらかな編み地を、凹凸のある編み地に | 表面の質感が変わる |
この帯は、座っている時間が長い日にいちばん見られる場所でもあります。机をはさんで話す仕事の日や、食事の席では、顔と一緒に見られるのは胸から上で、ボトムや靴はほとんど目に入りません。座る日のワンパターンは、この帯で崩すと覚えておいてください。首元は答えのまま、ボタンやニットの編み地を1段動かすだけで、向かいに座った人に見える印象は変わります。
60cmより遠くで動かすもの
ボトムや靴やバッグは、顔とほとんど一緒に見られません。ここがワンパターンを崩すための、いちばん大きな余白です。
| 場所 | 2段動かす例 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ボトムの形 | 曲線の人が、まっすぐな細身のパンツ | 腰まわりの素材は身頃と合わせる |
| ボトムの素材 | なめらかな人が、コーデュロイやツイード | 上も同じ質感にしない |
| 靴 | 丸いつま先の人が、角のあるつま先 | 色は全体の中で浮かないものに |
| バッグ | 小さめの人が、大きめの四角いバッグ | 持ち手の形を顔まわりと合わせる |
| コートの裾 | 広がる裾の人が、まっすぐな裾 | 襟の形は答えのままにする |
**遠い場所の2段は、顔とぶつからないうえに、全身の印象をいちばん大きく動かします。**ワンパターンに悩んでいるなら、まずボトムを1本、隣の隣の枠から選んでみてください。
秋冬に同じ印象が続きやすい理由
秋冬は、夏よりワンパターンになりやすい季節です。理由は3つあります。
| 理由 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| コートの面積が大きい | 毎日同じコートが全身の半分以上を占める | コートの下で動かすより、首元と靴で変化をつける |
| 色が暗くなる | 暗い色は形や素材の差が見えにくい | 素材の質感で差をつける |
| 重ね着で首元が同じになる | タートルやマフラーで首元が毎日そろう | 首元の形より、巻き方や素材で1段動かす |
| 着る枚数が増える | 同じ答えの服が重なって密度が上がる | 重ねる服のどれか1枚だけ隣の枠にする |
コートを毎日着る時期は、コートを替えるより、コートから出ている首元と足元の2か所を日替わりにするほうが、少ない服で印象が動きます。
首元は、マフラーやストールの素材と巻き方で1段動かせます。同じマフラーでも、首に沿わせて短く巻く日と、ゆるく垂らして長く見せる日では、顔まわりの線が変わります。足元は、靴を2足用意して交互に履くだけで、コート姿の印象が日ごとに入れ替わります。コートの下の服は、室内に入ってから見られる服として、別に考えてください。
崩し方①|素材を1段ずらす
秋冬の服でいちばん差が出やすいのが素材です。同じ形の服でも、素材が変わるだけで印象が一段動きます。
| 自分のタイプ | いつもの素材 | 半歩ずらした素材 |
|---|---|---|
| キュート・フェミニン | ふんわりした起毛、やわらかいモヘア | 表面のなめらかな薄手のウール |
| アクティブキュート・ソフトエレガント | 軽いツイード、やわらかいジャージー | 目の詰まったなめらかなニット |
| フレッシュ・エレガント | なめらかな厚手のウール | 軽い凹凸のある編み地 |
| クールカジュアル・クール | ハリのある素材、かっちりしたウール | 起毛のある厚手のフランネル |
素材を変えるときは、色は変えないでください。いつもと同じ色で素材だけを替えると、何が効いたのかが自分で分かります。色と素材を同時に替えると、似合って見えても似合わなく見えても、原因がどちらにあるのか読めなくなります。
素材ごとの顔タイプとの相性は顔タイプ別の秋冬素材にまとめています。ワンパターンを崩すときは、その表の自分の行の、隣の行から1つ選んでください。
崩し方②|線の性格を1段ずらす
形の線を変えるのも効きます。曲線の人は直線を1本、直線の人は曲線を1本足すと考えてください。
| 自分の線 | 足す線 | 足す場所の例 |
|---|---|---|
| 曲線が強い | 直線を1本 | センタープレスのパンツ、四角いバッグ |
| 曲線寄りの中間 | 直線を1本 | 縦の切り替えのあるスカート |
| 直線寄りの中間 | 曲線を1本 | 丸いボタン、ギャザーの入った袖 |
| 直線が強い | 曲線を1本 | 裾が揺れるスカート、丸い持ち手 |
**足すのは1本だけです。**2本以上足すと、隣の枠ではなく別のタイプの服になってしまいます。
線を足す場所は、顔から遠いほど太い線でも構いません。曲線の顔の人が顔まわりに直線を足すなら、細いネックレスの鎖や、シャツの細い縦のステッチくらいの細さにとどめます。腰から下なら、センタープレスのしっかりした折り目や、四角いバッグの輪郭のような太い線でも、顔とはぶつかりません。
崩し方③|柄の大きさを変える
柄のある服を持っている人は、柄の大きさで子供顔と大人顔の軸を動かせます。
| 自分の顔 | いつもの柄 | 1段動かした柄 |
|---|---|---|
| 子供顔 | 小さな柄、細かいチェック | 中くらいの柄、少し大きめのチェック |
| 大人顔 | 大きな柄、幅のある縞 | 中くらいの柄、細めの縞 |
| 中間 | 中くらいの柄 | 一回り大きい柄か小さい柄のどちらか |
柄は顔から遠い場所ほど大きく動かせます。顔のすぐ下のブラウスは1段まで、スカートやストールの端なら2段までが目安です。
柄の大きさは、いちばん大きな柄の直径を、自分の顔の縦の長さと比べて読みます。顔の縦の半分以下なら小さな柄、半分から同じくらいなら中くらい、同じ以上なら大きな柄です。秋冬に多いチェックやツイードの格子も、格子ひとつの幅で同じように読めます。いつも小さな柄を選んでいる子供顔の人は、スカートだけ格子の幅が一回り大きいものにすると、顔まわりはそのまま、全身の印象が大人の側へ半歩動きます。
崩し方④|小物で1か所だけ外す
服を買い足さずに崩すなら、小物がいちばん手軽です。答えから外すのは、1日に1か所だけにします。
| 小物 | 外し方 | 外したときの変化 |
|---|---|---|
| バッグ | 形か大きさを2段動かす | 全身に別の線が1本入る |
| 靴 | つま先の形を2段動かす | 足元から印象が変わる |
| ベルト | 幅か金具の形を1段動かす | 腰の位置が締まる |
| 腕時計 | 文字盤の形を1段動かす | 手元に別の線が入る |
| 帽子 | つばの形を1段動かす | 顔の近くなので1段まで |
帽子は顔に近いので、1段までにしてください。顔タイプ別の帽子の選び方は顔タイプ別の帽子の選び方にあります。
小物で崩すよさは、服と違って、外した結果を1日で戻せることです。隣の枠のバッグを持って出かけて、違和感があれば翌日は元のバッグに戻せば済みます。服を買い足す前に、小物で1週間試してみると、自分がどの方向に崩すと心地よいかが見えてきます。その方向が分かってから服を足せば、買ったあとに着ない服が増えません。
フェミニンの人がはまりやすい形
フェミニンの人のワンパターンは、「やわらかい・丸い・華やか」の3つが全身にそろうことで起きます。首元のフリル、とろみのあるブラウス、広がるスカート、丸いつま先の靴、小さなバッグ。どれも答えどおりですが、全部そろうと、毎日同じ華やかさが続きます。
直し方は、首元のやわらかさだけを残して、身頃から下を1〜2段ずらすことです。**ブラウスはとろみのまま、スカートを縦の切り替えのあるものに替える。**あるいは、スカートは広がるまま、靴を角のあるつま先にする。フェミニンの人は顔まわりの曲線があれば顔とつり合うので、下半身に直線が入っても、似合う範囲からは外れません。秋冬のカジュアルの崩し方は顔タイプフェミニンのカジュアルにも書いています。
エレガントの人がはまりやすい形
エレガントの人のワンパターンは、「整っている・なめらか・きちんとしている」がそろうことで起きます。光沢のあるブラウス、センタープレスのパンツ、きれいな形のジャケット、上品なパンプス。どの日も隙がないぶん、変化が見えにくくなります。
直し方は、表面の質感を1か所だけ変えることです。**顔まわりは整った線のまま、ボトムかバッグに凹凸のある素材を入れる。**ツイードのスカート、起毛したパンツ、編み目の見えるバッグ。質感が1か所変わるだけで、同じ整った服に抜けが出ます。エレガントの人がよく言われる言葉と秋冬の外し方は顔タイプエレガントのあるあるにまとめています。
顔立ちは同じでも、髪で段が動く
服を変えずに印象を動かしたいなら、髪がいちばん大きく効きます。髪は顔のすぐ横と上に面を作るので、顔立ちの見え方そのものを1段動かします。
髪をまとめて耳と首を出すと、顔の輪郭がはっきり見えて、大人顔と直線の側へ半歩寄ります。髪を下ろして毛先を巻くと、顔まわりに曲線が増えて、子供顔と曲線の側へ半歩寄ります。前髪を横に流すか、まっすぐ下ろすかでも、線の性格は変わります。服が答えどおりの日に、髪だけ隣の枠に寄せると、服を1枚も買わずにワンパターンから抜けられます。
秋冬はコートの襟やマフラーで首元が埋まるぶん、髪をまとめる日が増えます。まとめ髪の日は輪郭が出て直線寄りに見えるので、曲線の顔の人は、イヤリングを丸いモチーフにして顔まわりの答えを1点残してください。直線の顔の人は、まとめ髪の日は答えがそろいすぎるので、毛先に少しだけ動きを残すと抜けが出ます。
ほかの6タイプ|最初に崩す1か所
自分のタイプの行だけ読んでください。
| タイプ | はまりやすい形 | 最初に崩す1か所 |
|---|---|---|
| キュート | 小さく丸いものが全身に並ぶ | バッグを一回り大きく |
| アクティブキュート | 元気な柄と色が重なる | ボトムを無地にする |
| フレッシュ | すっきりした服ばかりで淡い | 靴かバッグに質感を足す |
| クールカジュアル | 直線的なカジュアルがそろう | ボトムに曲線を1本 |
| ソフトエレガント | 穏やかでやさしい服が続く | ベルトかバッグに直線を1本 |
| クール | 直線と暗い色で固まる | 身頃の素材に起毛を入れる |
1週間の回し方
崩し方が分かったら、1週間の中で答えの濃い日と薄い日を回します。毎日同じ濃さにしないことが、ワンパターンから抜けるいちばんの近道です。
| 曜日の例 | 答えの濃さ | 動かす場所 |
|---|---|---|
| 月 | 濃い(4点) | 靴だけ隣の枠 |
| 火 | 中くらい(3点) | ボトムを隣の枠 |
| 水 | 濃い(4点) | バッグだけ隣の枠 |
| 木 | 薄い(2点) | ボトムと靴を隣の隣の枠 |
| 金 | 中くらい(3点) | 首元を1段、ほかは答えのまま |
| 休日1 | 薄い(2点) | 身頃の素材とボトムを動かす |
| 休日2 | 中くらい(3点) | 小物を2つ動かす |
大切な予定のある日は濃く、いつもの日は中くらい、気楽な日は薄くと決めておくと、服を選ぶときに迷いません。
表の点数は、前の節の採点と同じ数え方です。首元・身頃・ボトム・靴・小物の5か所のうち、顔タイプの答えと同じ性格のものの数を数えています。濃い日でも5点にはせず、最大4点にしておくと、同じ服を着ても前の週と違う印象が1か所残ります。
写真で確かめる|崩した日と崩さない日を並べる
崩し方を試したら、答えどおりの日と、崩した日の写真を並べて見てください。鏡の前では、見慣れた服ほど差が分からなくなります。写真を横に並べると、どこが変わったかが一目で分かります。
撮るときは、同じ場所、同じ時間帯、同じ距離で撮ります。胸から上の1枚と、全身の1枚の2枚を撮っておくと、顔まわりの1段と、遠い場所の2段の効き方を別々に確かめられます。**胸から上の写真で顔が服に負けていなければ、顔まわりの動かし方は合っています。**全身の写真で「いつもと違う」と感じられれば、遠い場所の動かし方も合っています。
反対に、胸から上の写真で顔より服に先に目が行くなら、顔まわりで動かしすぎです。首元かイヤリングのどちらかを答えに戻してください。全身の写真で上下がばらばらに見えるなら、上と下の線がぶつかっているので、ベルトか靴で同じ線を1本つないでください。
どちらとも取れるとき①|崩したら似合わなく見えた
隣の枠の服を試して、似合わなく見えた。そのときは、動かした場所が顔から何cmだったかを確かめてください。
顔から30cm以内で2段動かしていたなら、動かしすぎです。1段に戻してください。顔から60cmより遠い場所で2段動かして違和感があるなら、原因は顔タイプではなく、上半身と下半身の線がぶつかっていることが多いです。**ボトムの線を変えたなら、身頃の裾かベルトに同じ線を1本入れて、上下をつないでください。**直線のパンツに替えたなら、ベルトを細い直線のものにする、といった具合です。
どちらとも取れるとき②|中間タイプと言われた
2つのタイプの中間と言われた人は、もともと答えの幅が広いので、ワンパターンになりにくいはずです。それでも同じ服ばかりになっているなら、2つのうち片方の答えだけを使っている可能性があります。
1週間のうち、半分はもう片方のタイプの答えを使ってください。中間タイプの人にとって、もう片方の答えは「隣の枠」ではなく「自分の枠の中」です。**顔まわりにも使えるので、30cm以内でも遠慮なく入れ替えて構いません。**中間の見分け方は顔タイプ中間タイプの見分け方にあります。
どちらとも取れるとき③|仕事で服が決まっている
制服や、決まった色のスーツで働いている人は、服そのもので崩せる場所がほとんどありません。この場合は、顔まわり30cm以内の1段と、小物の2段で動かします。
イヤリングの形、髪の毛先の流し方、メガネのフレーム、通勤のバッグ。この4つを日替わりで1つずつ動かすだけで、同じ制服でも印象は変わります。
通勤の服が自由なら、通勤のあいだだけ見られるコートと靴で遠い場所の2段を使えます。職場に着いてからの服は決まっていても、行き帰りの印象は自分で選べます。制服の日は顔まわりの1段がいちばん効くので、首元のスカーフやインナーの襟が選べるなら、そこから試してください。
手持ちの服で先に試す
新しい服を買う前に、今のクローゼットの中から「隣の枠」の服を探してください。多くの人は、診断の前に買った服の中に、隣の枠の服を持っています。
| 探すもの | どこにありがちか | 使い方 |
|---|---|---|
| 隣の枠のボトム | 診断前に買ったパンツやスカート | 答えどおりのトップスと合わせる |
| 隣の枠の靴 | 仕事用、行事用の靴 | 休日の服と合わせる |
| 隣の枠のバッグ | もらいもの、旅行用 | 普段の服に1つだけ足す |
| 質感の違う服 | 秋冬の奥にしまった服 | 身頃かボトムに1枚 |
診断のあとに奥にしまった服の中に、崩すための1枚があることがよくあります。似合わないと思ってしまった服も、顔から遠い場所なら、もう一度出番があります。
出してきた服は、答えどおりの服と1回だけ組み合わせて、写真を撮ってください。1回着て違和感がなければ、その服は「崩すための服」として手前の棚に戻します。
買い足すなら、この1着
手持ちで試して、それでも足りないときは、1着だけ買い足します。選ぶのは、顔から遠い場所の、隣の隣の枠の服です。
| 自分の顔 | 買い足す1着の例 |
|---|---|
| 曲線の子供顔 | 直線の入った細身のパンツ |
| 直線の子供顔 | 裾が揺れる落ち感のあるスカート |
| 曲線の大人顔 | センタープレスのワイドパンツ |
| 直線の大人顔 | 起毛のある厚手のフレアスカート |
| 中間 | 自分の枠と反対側の質感のボトム |
よくある行き違い
**「顔タイプの答えは全身に当てはめるもの」。**顔タイプが見ているのは顔と服のつり合いで、効くのは顔から30cmほどです。全身に当てはめると、答えの密度が上がりすぎてワンパターンになります。
**「答えから外れた服は着ないほうがいい」。**顔から遠い場所なら、2段外れても顔とぶつかりません。外すことで、答えどおりの顔まわりがかえって引き立ちます。
**「ワンパターンを抜けるには服を増やすしかない」。**多くの場合、手持ちの服の組み合わせを変えるだけで印象は動きます。増やすのは、それでも足りない1着だけです。
**「崩すなら全部を変える」。**動かすのは1日1〜2か所で足ります。全部変えると、顔とのつり合いが読めなくなります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔タイプ診断の結果どおりに服を選んでいるのに、毎日同じに見えるのはなぜですか
- 顔タイプの答えを、顔まわりだけでなく全身に当てはめているからです。顔タイプは、顔の形やパーツと服の形・素材・柄が釣り合うかを見るもので、効くのは顔から30cmほどの範囲です。ボトムや靴やバッグまで同じ答えでそろえると、どの日も同じ要素が全身に並び、印象が動かなくなります。顔まわりは答えに近いまま、顔から遠い場所を1〜2段ずらすと、似合う範囲のまま変化が出ます。
- Q. 答えから外すと、似合わなくなりませんか
- 顔から30cm以内で2段以上動かすと、顔と服がずれて見えることがあります。けれど、30cmより遠い場所は、2段離れても顔とぶつかりません。たとえばフェミニンの人が、首元はやわらかい素材のまま、ボトムを直線的なパンツにしても、顔まわりの答えは崩れていません。崩すのは遠い場所から、近い場所は1段までと決めておけば、外しすぎることはありません。
- Q. フェミニンで、甘い服ばかりになってしまいます
- 甘さの要素が、首元・身頃・ボトム・小物のすべてに入っていないか数えてください。フェミニンの人は、首元のやわらかさと、顔から30cm以内の曲線があれば、顔と釣り合います。身頃から下は、ソフトエレガントやエレガントの側へ1〜2段ずらして、直線の入ったスカートや、表面のなめらかな厚手のパンツを入れてみてください。甘さの数が4つから2つに減るだけで、同じ服でも印象が変わります。
- Q. エレガントで、どの服もきちんとして見えて変化がありません
- エレガントの人がはまりやすいのは、素材がすべてなめらかで光沢があり、形がすべて整っている状態です。顔まわりは整った線のまま、身頃かボトムにだけ、表面に凹凸のある素材や、ゆるさのある形を入れてください。クールやソフトエレガントの側へ1段、顔から遠い場所ならフレッシュの側まで動かして構いません。質感が1か所変わるだけで、同じ整った服でも抜けが出ます。
— メグラシ編集部





