顔タイプフェミニンのカジュアル|秋服で崩す軸は2つまで

**スウェットやデニムを着た日の写真を、1枚だけ見返してください。**顔だけが別の場所にいるように見えるなら、その日の服は、顔の持つ2つの軸から3つ以上ずれています。
顔タイプフェミニンは、大人顔で曲線の顔立ちです。カジュアルな服の多くは、この大人と曲線のどちらかを外側へずらすので、組み合わせ方で顔が浮きます。とはいえ、カジュアルを避ける必要はありません。ずれを数えて、上限を守れば着られます。
フェミニンの顔の見分け方は顔タイプフェミニンの顔の特徴に、「垢抜けない」と感じるときの切り分けは顔タイプフェミニンが垢抜けない理由にまとめてあります。この記事はカジュアルの日だけに絞ります。
結論:崩してよいのは1コーデで2つまで。胸から上には1つまで
カジュアルな服が顔の軸をずらす数を数えて、1コーデで2つまでにする。そのうち、顔に近い胸から上に置くのは1つだけにする。守るのはこの2つです。
2つまでなら、顔の大人っぽさと曲線が服の中にまだ残っているので、顔と服がつながって見えます。3つ目が入ると、服の中に顔と同じ性格の場所がなくなり、顔だけが浮きます。
フェミニンの顔が持っている2つの軸
顔タイプは、大人顔か子供顔か、曲線か直線か、の2軸で分けます。フェミニンは大人顔で曲線です。服の側で言えば、次の性格が顔と同じ側にあります。
- 大人側:丈が長め、首元にゆとり、布に落ち感、色の明るさが落ち着いている
- 曲線側:襟や裾に丸み、布が体に沿って揺れる、表面につやがある
カジュアルな服はこの逆、子供側か直線側に寄りやすい服です。どちらに寄るかはアイテムごとにほぼ決まっています。
📋 秋のカジュアル服は、どちらの軸をずらすか
| アイテム | ずれる軸 | どこでずれるか |
|---|---|---|
| スウェット | 子供側 | 詰まった丸首と、裾のリブで丈が短く丸くまとまる |
| パーカー | 子供側 | フードの量が首の後ろに集まる |
| デニム | 直線側 | 布の硬さと、縫い目の線 |
| チェックのネルシャツ | 直線側 | 柄の格子が線として見える |
| 厚底のスニーカー | 子供側 | つま先の丸みと底の厚み |
| ボアのブルゾン | 子供側 | 毛足で輪郭が丸く膨らむ |
| マウンテンパーカー | 直線側 | ハリのある布と、ファスナーの線 |
表は、どれを避けるかを決めるためのものではありません。1コーデの中で、ずれがいくつあるかを数えるための目盛りです。
数え方|全身を鏡に映して、1枚ずつ数える
- 着た状態で、鏡から2mほど離れて全身を映す
- 上から順に、表のどれに当たるかを1枚ずつ数える
- 胸から上に来ているものには印をつける
- 合計が2以下、胸から上が1以下なら、そのまま出かけられる
表に無い服は、丸く短くまとまるなら子供側、硬く線が見えるなら直線側と考えてください。どちらにも当てはまらないとろみのブラウスやハイゲージのニットは、ずれを0と数えます。
胸から上に置いていいのは1つだけ
同じ1つのずれでも、顔に近いほど強く効きます。足元のスニーカーは顔から最も遠いので、ずれを持っていても顔と直接並びません。胸から上に来るスウェットやパーカーは、顔のすぐ下で起きるので、1つでも顔と服の境目がはっきり分かれます。
胸から上にずれが2つ重なる組み合わせ、たとえばパーカーの上にボアのブルゾンを重ねる日は、それだけで上限を使い切ります。どちらか1枚を、首元に落ち感のある布に替えてください。
スウェット|首元にもう1本、曲線を足す
スウェットは、子供側へのずれが胸から上に来るアイテムです。そのぶん、首元で打ち消しやすいアイテムでもあります。
- 首元の開きが広めのものを選ぶ。鎖骨の中央のくぼみが見えるくらい
- 襟からブラウスやシャツの丸い襟を1〜2cmのぞかせる
- 杢の入った表面より、つやのある度詰めの生地を選ぶ
どれか1つで、胸から上のずれは0に戻ります。そうすれば下にデニムを履き、スニーカーを合わせても、ずれは2つで止まります。
デニム|形より先に、布の柔らかさを見る
デニムは布の硬さと縫い目の線で、直線側へずれます。形の名前より先に、布の柔らかさを確かめてください。
手に持って20cmほど垂らしたとき、裾がまっすぐ棒のように落ちるものは直線側に1つ。少し揺れて波が出るものは、ずれを半分と数えて構いません。形は、裾へ向けて少し広がるものか、ゆとりのあるまっすぐなものが合わせやすくなります。体に沿う細身は、布の硬さが脚の線にそのまま出るので、ずれが残りやすい形です。
スニーカーとブーツ|足元は1つ使ってよい場所
足元は、ずれを1つ使ってよい場所です。厚底のスニーカーを履くなら、上半身はずれ0の服でそろえてください。そうすれば合計は1で、余裕があります。
秋が深まってショートブーツに替えると、つま先が細めで甲が低いものは大人側に残るので、ずれは0と数えられます。スニーカーの日とブーツの日で、上に着られるカジュアルの量が1つ変わると覚えておくと、朝に迷いません。
秋の羽織り|ボアとマウンテンパーカーは胸から上に来る
羽織りは胸から上を大きく覆うので、ずれを持つ羽織りを着た時点で胸から上の1枠を使います。ボアのブルゾンやマウンテンパーカーを着る日は、中は必ずずれ0の服にしてください。
前を開けて着るなら、中のブラウスやニットが縦に1本見えるので、顔の下に曲線の布が戻ります。ボアの日に首元の詰まったスウェットを中に着ると、胸から上に子供側が2つ重なり、上限を超えます。
どちらとも取れるとき①|素材は大人、形は子供
ハイゲージのウールでできたスウェット形のニット、落ち感のある布でできたパーカー。素材は大人側なのに、形は子供側、という服があります。
この場合は、**顔からの距離で分けて数えてください。**首元に丸いリブが詰まっているなら、顔に近い場所で形のずれが起きているので1つと数えます。首元の開きが広く、リブが裾と袖だけなら、顔の近くは素材が勝つので0と数えて構いません。
どちらとも取れるとき②|フェミニンかソフトエレガントか迷っている
診断で、フェミニンとソフトエレガントの間と言われた人もいるはずです。ソフトエレガントは、フェミニンより顔の華やかさが控えめで、大人と曲線の性格が穏やかに出ます。
穏やかに出るぶん、服のずれに引っぱられやすくなります。迷っている人は、上限を1つ減らして、1コーデで1つ、胸から上は0から始めてください。写真で見て余裕があれば、2つに戻します。自分の顔の軸を手持ちの服で確かめる方法は顔タイプ診断をわかりやすくにあります。
どちらとも取れるとき③|髪を結ぶ日
髪は、顔のまわりで曲線を足せる場所です。下ろした髪がゆるく波打っていれば、胸から上のずれを1つ打ち消します。
反対に、髪を高い位置でひとつに結ぶと、顔のまわりの曲線が消えます。カジュアルの日に髪を結ぶなら、胸から上のずれを0にしてください。耳の後ろで低くまとめて、顔の横に少し髪を残すなら、下ろした日と同じに数えて構いません。
例:秋の休日の3コーデを数える
数え方に慣れるために、よくある組み合わせを3つ数えてみます。
**杢グレーのスウェット、硬めのストレートデニム、厚底のスニーカー。**スウェットが子供側に1つ(胸から上)、デニムが直線側に1つ、スニーカーが子供側に1つで、合計3つです。上限を1つ超えています。スウェットの襟からブラウスの丸い襟をのぞかせると、胸から上が0になり、合計2つに収まります。
**とろみのブラウス、柔らかいデニム、ショートブーツ。**ブラウスは0、柔らかいデニムは半分、ブーツは0。合計は半分で、上に羽織りを1枚足す余裕があります。ボアのブルゾンを足しても、胸から上は1つ、合計1つ半で上限の中です。
**パーカー、チェックのネルシャツを腰に巻く、スニーカー。**パーカーが胸から上で1つ、ネルシャツが直線側に1つ、スニーカーが1つで合計3つです。この日は、腰のネルシャツを外すのがいちばん手早い戻し方になります。
3つ以上ずれたときの戻し方|アクセサリーより先に素材
数えてみて3つ以上あったら、まず顔にいちばん近い1枚の素材を替えてください。アクセサリーを足して曲線を戻そうとすると、点がひとつ増えるだけで、面としてのずれは残ります。
戻す順番は、胸から上の服、羽織り、足元の順です。顔に近い側から1つずつ戻して、数えなおします。多くの日は、1枚替えるだけで2つに収まります。
替える服が手元にないときは、重ね方で戻せます。スウェットやパーカーの下に、襟のあるブラウスかシャツを1枚着て、襟だけを外に出す。デニムの日は、上を丈の長いカーディガンにして、硬い布の面積を縦に分ける。どちらも、手持ちの服の組み合わせだけでできる戻し方です。
よくある行き違い
**「フェミニンはカジュアルを着てはいけない」。**着てはいけないのではなく、ずれの数に上限があるだけです。2つまでなら、スウェットもデニムも着られます。
**「甘い小物を足せばカジュアルが似合う」。**リボンや花柄の小物は曲線を足しますが、点で足すので、面のずれは残ります。先に素材で戻してください。
**「大きめのサイズなら大人っぽくなる」。**丈が長くなるので大人側に寄ることもありますが、肩が落ちて輪郭が四角くなると直線側にずれます。大きめを着る日は、肩の線が丸く落ちるものを選んでください。
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よくある問い
- Q. 顔タイプフェミニンはカジュアルが似合わないのですか
- 似合わないわけではありません。カジュアルな服の多くは、フェミニンの顔が持つ大人と曲線の2つの軸のどちらかを外側へずらします。ずれが1コーデで2つまでなら、顔と服はつながって見えます。3つ以上になると、顔だけが別の場所にいるように見えます。つまり、カジュアルの量ではなく、ずれの数で決まります。スウェットもデニムもスニーカーも、数を守れば着られます。
- Q. スウェットを着ると、顔だけ浮いて見えます
- スウェットは首の詰まった丸い襟と、裾のリブで、子供側に1つずれます。しかも胸から上に来るので、顔のすぐ下でずれが起きます。首元の開きが広めのものを選ぶか、襟からブラウスやシャツの襟を1〜2cmのぞかせてください。首元に曲線のある布が1本入ると、ずれは胸から上で打ち消されます。そのぶん、下はデニムを履いても2つを超えません。
- Q. デニムはどんな形なら合いますか
- デニムは布が硬く、縫い目が線として見えるので、直線側に1つずれます。形より先に、布の硬さを見てください。手に持って20cmほど垂らしたとき、裾がまっすぐ落ちずに少し揺れるくらいの柔らかさなら、ずれは半分ほどに減ります。形は、裾に向けて少し広がるものか、ゆとりのあるストレートが、フェミニンの曲線と合わせやすい形です。
- Q. スニーカーは何を選べばいいですか
- つま先の丸みと、底の厚みを見てください。つま先が丸く底が厚いものは子供側にずれます。つま先が細めで、底が薄いものほど大人側に残ります。足元は顔から最も遠いので、スニーカーがずれを1つ持っていても、胸から上には影響しません。ずれの数を数えるときに1つとして入れておけば十分です。
— メグラシ編集部





