大人顔と子供顔の中間|秋冬の服は鼻下からあごの長さで寄せる側を選ぶ

**大人顔か子供顔か、言い切れないまま服を選んでいませんか。**中間の顔の人は、どちらか片方の服で全身をそろえようとすると、幼く見えたり背伸びに見えたりします。決め方は、鼻の下からあご先までの長さです。
眉の下の線から鼻の下までを1として、鼻の下からあご先までが何倍あるかを測ってください。0.9〜1.1倍に収まれば、あなたは中間です。そのうえで、1.0より短い側なら首元は浅めに、1.0より長い側なら首元は少し開けます。首元は顔に合わせる。そして丈・柄・小物のどれか1か所で、反対側を足す。これが中間の人の秋冬の基本です。
大人顔と子供顔の見分け方には、目の位置や顔全体の縦横の比など、いくつかの方法があります。どれで測っても中間に出る人がいて、その人たちは服選びでいちばん迷います。この記事は、その中間の人のために書いています。はっきりどちらかに出る人の見分け方は、大人顔と子供顔の違いを見てください。
結論:首元は顔に合わせ、丈と小物で反対側を足す
中間の人が服で迷う理由は、顔のすぐ下と、体の全体で、合う方向が少し違うからです。顔のすぐ下は、顔の縦の長さとの釣り合いで決まります。体の全体は、年齢や場面にふさわしい落ち着きで決まります。中間の人はこの2つがずれやすく、片方に合わせるともう片方が外れます。
| 場所 | 何に合わせるか | 短い側の中間 | 長い側の中間 |
|---|---|---|---|
| 首元(顔から30cm以内) | 鼻下からあごの長さ | 浅め(鎖骨のくぼみから0〜4cm) | 中くらい(4〜8cm) |
| 丈・柄・小物のどれか1か所 | 首元の反対側を足す | 長めの丈・大きめの柄 | 短めの丈・小さめの柄 |
表は分け方を見せるためのものです。中身はこのあと、測り方から順に書いていきます。
大事なのは、反対側を足すのは1か所だけにすることです。丈も柄も小物も全部反対側にすると、首元で合わせた分が打ち消されて、結局どちらにも振れていない服になります。
鼻の下からあご先までを測る|正面の写真1枚で
測り方は、正面の写真1枚で足ります。
- 前髪を上げ、カメラを目の高さに構えて、真正面から顔を撮る
- 写真の上で、眉の下の線、鼻の下(鼻と唇の間のくぼみの上)、あご先の3か所に横線を引く
- 眉の下から鼻の下までの長さと、鼻の下からあご先までの長さを測る
- あご側の長さを、眉側の長さで割る
写真の上で測るのは、スマートフォンの画面に定規を当てるだけで十分です。実寸でなくても、2つの長さの比が分かれば答えは出ます。
カメラの高さには気をつけてください。カメラが目より上にあると、見下ろす角度になってあご側が短く写ります。目より下にあると、見上げる角度になってあご側が長く写ります。どちらも比が0.1近く動くことがあるので、必ず目の高さで撮ります。
口は軽く閉じて、歯を噛みしめない状態にしてください。笑ったり口を開けたりすると、あご側の長さが変わります。表情を変えた写真で比べたいなら、あとで別に撮ります。
中間と出る幅|比が0.9〜1.1倍なら中間
あご側を眉側で割った比が、0.9倍より小さければ子供顔寄り、1.1倍より大きければ大人顔寄りです。0.9〜1.1倍の間に入ったら、中間として扱ってください。
眉側の長さが6cmの人なら、あご側が5.4〜6.6cmの範囲が中間です。差にすると、上下に6mmずつ。思っているより狭い幅ですが、この範囲に入る人はかなり多いです。
中間の中でも、1.0より小さいか大きいかで、首元の寄せ方が変わります。
- 0.9〜1.0倍:短い側の中間。顔の下半分がやや短い
- 1.0〜1.1倍:長い側の中間。顔の下半分がやや長い
1.0ちょうど、またはそれに近い人もいます。その場合の決め方は、後半の「比が1.0ちょうどのとき」で書きます。
この比は、目の位置で測る方法とも大きくは矛盾しません。目が顔の縦の中心より上にある人は、あご側が短めに出やすく、下にある人は長めに出やすいからです。ただ、目の位置は写真の上で中心線を決めにくく、中間の人ほど判断が揺れます。鼻の下で区切る方法は、線を引く位置がはっきりしているので、中間の人でも比べやすいのが利点です。
短い側の中間|首元は浅く、丈で大人を足す
比が0.9〜1.0倍の人は、顔の下半分がやや短めです。この人が首元を深く開けると、顔の下に長い空白が続いて、顔が小さく浮いて見えます。だから首元は浅めにしてください。襟のいちばん低い位置が、鎖骨のくぼみから0〜4cm下に来るものが目安です。
秋冬なら、クルーネックのニット、浅めのボートネック、スタンドカラー、タートルネックがそのまま使えます。首元にスカーフを巻くなら、結び目があご先から10cm以内に来る高さで巻くと、顔と服がつながります。
首元をここまで子供側に寄せたら、反対側を1か所足します。いちばん使いやすいのは丈です。ふくらはぎの下まであるロングスカート、くるぶしまでのワイドパンツ、膝下まであるコート。丈が長いと、全身の印象が落ち着いて、首元の浅さが幼さに転びません。
丈のかわりに柄で足すこともできます。目の横幅より大きめのチェックや、はっきりした線の柄を、ボトムかアウターに使います。小物で足すなら、硬い革のバッグや、角のあるかっちりした靴です。どれか1つで十分です。
短い側の中間の人が、首元を深く開けたくなるのは、大人っぽい服の多くが深い襟を持っているからです。けれど深い襟は、顔のすぐ下に空白を作るので、中間の人には大人っぽさより顔の小ささのほうが目立ちます。大人っぽさは首元ではなく、丈か柄で足してください。
長い側の中間|首元は少し開け、柄と小物で子供を足す
比が1.0〜1.1倍の人は、顔の下半分がやや長めです。この人が首元を詰めすぎると、顔の下に余白がなくなって、窮屈に見えます。だから首元は少し開けてください。襟のいちばん低い位置が、鎖骨のくぼみから4〜8cm下に来るものが目安です。
秋冬なら、浅めのVネック、少し広めのUネック、前を2つ開けたシャツ、ボタンを外して着るカーディガン。深く開けすぎる必要はなく、指3本ぶんほどの縦の空白が首元にあれば十分です。
首元を大人側に寄せたら、反対側を1か所足します。長い側の中間の人は、丈で子供側を足すより、柄か小物で足すほうが使いやすいです。目の横幅と同じくらいか小さめの柄、丸いボタン、小ぶりで丸みのあるバッグ、甲の浅い丸いつま先の靴。顔から離れた場所に、小さく丸いものを1つ置くと、首元の大人っぽさがきつく転びません。
丈で足すなら、膝が見えるくらいの丈か、くるぶしが見える短めのパンツ丈です。ただし秋冬は寒さもあるので、丈を短くするより、柄や小物で足すほうが季節に合わせやすいでしょう。
長い側の中間の人が、タートルネックを着たいときは、首元を詰めたぶんを上に重ねるもので開けてください。前を開けたカーディガンやジャケットを重ねると、タートルの上に縦の空白ができます。長めのネックレスを1本足すのでも構いません。
短い側と長い側のどちらでも、反対側を足す1か所は、顔から遠い場所ほど効き目が穏やかで、近い場所ほど強くなります。丈や靴のように足元に近い場所で足すと、全身の印象が少しだけ動きます。バッグや袖口のように腰の高さで足すと、もう少しはっきり動きます。肩より上で足すと、首元とぶつかりやすくなります。中間の人が反対側を足すときは、まず足元か腰の高さから試し、足りなければ少しずつ顔に近づける、という順番にすると失敗が少なくなります。
秋冬の首元|タートル・マフラー・襟の高さをあご先から測る
秋冬は、首元にものが増える季節です。タートルネック、ハイネック、マフラー、ストール、コートの襟。中間の人にとっては、ここで首元の深さを調整できるかどうかが、印象を大きく左右します。
秋冬の首元は、鎖骨のくぼみからではなく、あご先からの距離で測ると分かりやすくなります。首元を覆うものの上端が、あご先から何cm下に来るかを見てください。
- 0〜3cm:あごのすぐ下まで覆う。短い側の中間に合う
- 4〜7cm:首の真ん中あたり。どちらの中間にも使える
- 8cm以上:首元が見える。長い側の中間に合う
タートルネックの折り返しは、折り方で高さが変わります。短い側の中間の人は、2回折って高めに。長い側の中間の人は、3回折って低めにするか、もともと低いハイネックを選びます。
マフラーは、巻き方で高さを変えられます。短い側の中間の人は、首にぐるりと巻いて、あごのすぐ下に布が来るようにします。長い側の中間の人は、首にかけて前に垂らすか、ゆるく1回巻いて、首元に空白を残します。
ストールのように面積の大きいものは、柄と色が顔のすぐ近くに来ます。ここでは柄の大きさを、反対側を足す場所として使うこともできます。短い側の中間の人が大きめの柄のストールを巻けば、首元は浅いまま、柄で大人側を足せます。
コートの丈と襟|中間の人がいちばん迷う1枚
秋冬のコートは、首元と丈が1枚に含まれている服です。中間の人にとっていちばん迷う1枚ですが、首元と丈を分けて考えると、選び方ははっきりします。
まず襟を見ます。短い側の中間の人は、スタンドカラーや、ボタンを上まで留められるステンカラー、小さめの丸い襟。首元が浅く詰まる形です。長い側の中間の人は、テーラードの襟や、前を開けて着るノーカラー、ショールカラー。首元に縦の空白ができる形です。
次に丈を見ます。ここで反対側を足します。短い側の中間の人は、膝下からふくらはぎまでのロング丈にすると、首元の浅さと釣り合います。長い側の中間の人は、腰からお尻までのショート丈か、膝が見えるくらいのミドル丈にすると、首元の開きと釣り合います。
コートは1枚で全身の半分以上を覆うので、首元と丈の両方を同じ側にそろえてしまうと、全身がその側に振れます。短い側の中間の人が、詰まった襟のショート丈を着ると、全身が子供側に寄って幼く見えやすい。長い側の中間の人が、開いた襟のロング丈を着ると、全身が大人側に寄って落ち着きすぎることがあります。
手持ちのコートが、首元と丈の両方を同じ側にそろえているなら、中に着るもので調整してください。首元が詰まったショートコートなら、中に長めのスカートかワイドパンツを合わせて丈を足す。開いた襟のロングコートなら、中に浅い襟のニットを着て首元を浅くする。外と中の2枚で、首元と丈を分けます。
コートを新しく買うときは、店頭で前を閉めた状態と開けた状態の両方を試してください。同じコートでも、前を閉めると首元は浅く、開けると深くなります。短い側の中間の人は、前を閉めて似合うものを選べば、開けたときは少し大人側に振れる着方として使えます。長い側の中間の人は、前を開けて似合うものを選び、寒い日に閉めるときは、中に開いた首元のニットを着て縦の空白を残してください。前の開け閉めで首元の深さを変えられるコートは、中間の人にとってとても便利な1枚です。
幼く見えたとき、背伸びに見えたときの戻し方
ここがいちばん迷うところです。測って、首元を合わせて、反対側を1か所足したのに、鏡を見ると幼く見える。あるいは背伸びして見える。中間の人には、こういう日が必ずあります。
戻し方の原則はひとつです。**幼く見えたら首元ではなく丈を、背伸びに見えたら丈ではなく首元を動かします。**動かすのは毎回1か所だけです。
幼く見えたとき、多くの人は首元を深く開けようとします。けれど、首元は顔の長さに合わせて決めたものです。ここを動かすと、顔の下の空白の釣り合いが崩れて、今度は顔だけが浮いて見えます。幼さを打ち消したいなら、丈を長くするか、生地を厚く硬いものに変えてください。顔から離れた場所で大人側を足すほうが、顔の印象を崩さずに済みます。
背伸びに見えたとき、多くの人は丈を短くしようとします。けれど背伸びに見える原因の多くは、首元が顔に対して深すぎるか、首元の柄や小物が顔に対して大きすぎることです。丈より先に、首元を浅くするか、首元の柄を小さくしてください。
どちらに見えているのか、自分では分からないこともあります。その場合は、写真を撮って、顔と首元だけを隠して見てください。首から下だけを見て、落ち着いて見えるなら、問題は首元にあります。首から下だけでも幼く見えるなら、問題は丈や生地にあります。
それでも決まらない日は、首元を中くらい、つまりあご先から4〜7cmに置き、丈も中くらいにして、無地の服を選んでください。中間の顔は、どちらにも大きく振れない服を着ても、顔そのものが中間なので印象がぼやけにくいのです。迷った日は、真ん中に置く。これも中間の人の強みです。
戻し方を、よくある場面で具体的に書いておきます。短い側の中間の人が、浅い襟のニットにくるぶし丈のスカートを合わせたのに、鏡で幼く見えたとします。この場合は首元はそのまま、スカートの生地を厚手のウールに替えるか、上に膝下丈のコートを羽織ってください。丈と生地は顔から離れた場所なので、首元の釣り合いを崩さずに大人側を足せます。
長い側の中間の人が、Vネックのニットに丸い小さなバッグを合わせたのに、背伸びに見えたとします。この場合は、バッグはそのまま、首元を浅くします。Vネックの中に浅いクルーネックのインナーを重ねるか、首に小さなスカーフを巻いて、あご先から4〜7cmに布の上端を置いてください。それでもまだ背伸びに見えるなら、首元の柄やアクセサリーが大きすぎないかを確かめます。顔の近くにある柄が目の横幅の1.5倍を超えているなら、目の横幅と同じくらいのものに替えます。
どちらの場合も、2か所以上を同時に動かさないことが大切です。2か所を同時に変えると、どちらが効いたのかが分からなくなり、次に同じことが起きたときにまた迷います。1か所ずつ動かして、効いた場所を覚えておけば、次からは鏡の前で迷う時間が短くなります。
比が1.0ちょうどのとき
測った比が0.98〜1.02倍のように、1.0にほとんど重なる人もいます。この場合、短い側と長い側のどちらに寄せればいいか、比だけでは決まりません。
そのときは、顔の横幅を見てください。顔の縦の長さ(髪の生え際からあご先まで)を、いちばん横幅の広い位置の幅で割ります。1.3倍より小さければ顔は横に広めなので、短い側の中間として首元を浅めに。1.4倍より大きければ縦に長めなので、長い側の中間として首元を少し開けます。
横幅でも決まらなければ、首元は中くらいに置き、反対側を足す場所を、その日の予定で選んでください。人と向かい合って話す時間が長い日は、顔に近い首元の印象が残るので、首元を中くらいにしたうえで小物で調整します。遠くから見られることが多い日は、全身の印象が残るので、丈で調整します。
1.0ちょうどの人は、中間の中の中間です。どちらの服でも大きく外すことはありません。そのかわり、どちらの服もはっきり似合うとは感じにくいので、首元と反対側の1か所を決めて、少し振ってあげると服が生きてきます。
測り直したくなったときのために、比を記録しておく方法も書いておきます。年に一度、秋冬の服を出すころに同じ条件で写真を撮り、比をメモしておいてください。髪型を大きく変えたあとや、眼鏡を替えたあとも、印象の受け取られ方が変わることがあります。比そのものは大きく動かなくても、首元をどちらに寄せると落ち着くかは、髪や眼鏡との組み合わせで少しずつ変わります。記録が2〜3年分たまると、自分がどの幅で揺れているのかが分かり、服の寄せ方に迷うことがさらに減ります。
写真と鏡で印象が違うとき
鏡で見ると幼く見えるのに、写真では大人っぽく見える。あるいはその逆。中間の人には、こういうことがよく起きます。
鏡は左右が反転していて、しかも目の高さから見下ろす角度で自分を見ています。写真は、カメラの高さによって顔の縦の長さが変わります。スマートフォンを顔より高く構えると、あご側が短く写って子供寄りに、低く構えると長く写って大人寄りになります。中間の人は、この0.05倍ほどの違いで、印象がどちらにも転びます。
どちらに合わせるかは、どちらで見られることが多いかで決めてください。人と直接会う場面が多いなら鏡に、写真やビデオ通話に残る場面が多いなら写真に合わせます。
迷うなら、首元は鏡で決め、丈は写真で決めると、どちらでも大きく外れません。首元は人と向かい合ったときにいちばん近くで見られる場所なので鏡に、丈は全身が写る写真のほうが判断しやすいからです。
ビデオ通話が多い人は、カメラの高さを目の高さに合わせておくと、写る顔の比が鏡に近づきます。画面に写るのは首元までなので、通話の多い日は首元だけ気をつければ十分です。
髪とメイクで寄った側を、服で打ち消さない
中間の人は、髪型やメイクでも印象がどちらにも動きます。前髪を下ろすと子供側に、上げると大人側に寄ります。丸く描いた眉や頬の色は子供側、まっすぐ描いた眉や頬骨に沿った陰影は大人側に寄ります。
ここで気をつけたいのは、髪とメイクで寄せた側を、服で打ち消さないことです。前髪を上げて大人側に寄せた日に、首元を浅く詰めて丈を短くすると、髪と服が反対を向いて、印象がちぐはぐになります。
髪とメイクは、首元の延長として扱ってください。顔に近い場所なので、首元と同じく顔の長さに合わせます。そのうえで、反対側を足す1か所は、服の丈・柄・小物のどれかに置きます。髪で1か所、首元で1か所、と顔まわりを両方同じ側に寄せたなら、反対側は丈か小物でしっかり足してください。
前髪の長さで迷ったら、大人顔の前髪も参考になります。中間の人は、額を見せる割合を半分前後にすると、どちらにも寄りすぎません。
人によって言われ方が割れるとき
「大人っぽいね」と言う人もいれば、「若く見えるね」と言う人もいる。中間の人は、周りからの言われ方が割れやすいものです。どちらを信じればいいのか分からなくなりますが、言われ方が割れるのは、あなたが中間にいるという何よりの証拠です。
言われ方が割れるときは、誰が、どんな場面で言ったかを思い出してください。初めて会った人の言葉は、首元と顔の印象から来ていることが多いです。長く知っている人の言葉は、話し方やふるまいまで含めた印象から来ていることが多い。服で調整できるのは前者のほうです。
初対面の場で幼く見られたくない日は、首元を顔に合わせたうえで、丈と生地で大人側を足してください。親しみやすく見られたい日は、首元を顔に合わせたうえで、小物で子供側を足します。首元は動かさず、反対側を足す場所と量だけを、その日の相手で変えます。
周りの言葉を、似合う似合わないの判定として受け取る必要はありません。中間の顔は、服でどちらにも寄せられる顔です。言われ方が割れるのは、寄せた側がちゃんと伝わっているということでもあります。
眼鏡・帽子・耳元|顔のすぐ横に来る小物の置き方
秋冬は、帽子や眼鏡、耳元のアクセサリーなど、顔のすぐ横に来る小物が増えます。中間の人にとって、これらは首元と同じく顔に近い場所なので、置き方に少し気をつけてください。
帽子は、顔の縦の長さを直接変えます。つばのある帽子や、深くかぶるニット帽は、額を覆って顔の上の部分を短く見せます。すると相対的に、顔の下半分が長く見えます。長い側の中間の人がこれをすると、顔の下半分がさらに長く見えて、大人側に寄りすぎることがあります。長い側の人は、浅めにかぶって額を少し見せるか、つばの小さいものを選んでください。短い側の人は、深くかぶっても下半分の短さとちょうど釣り合うので、気にせず使えます。
眼鏡は、フレームの縦の幅と形で印象が動きます。縦に幅のある丸いフレームは子供側に、細く横に長い角のあるフレームは大人側に寄せます。眼鏡は毎日同じものをかけることが多いので、反対側を足す1か所としては使いにくい小物です。首元と同じく、顔に合わせる側として扱ってください。短い側の中間なら縦にやや幅のあるもの、長い側の中間なら横に長めのものが、顔の比と釣り合います。
耳元のアクセサリーは、縦に揺れるか、耳に留まるかで分けます。耳たぶから下に揺れるものは、顔の横に縦の線を足すので、短い側の中間の人には大人側を足す1か所として使えます。耳に小さく留まるものは、長い側の中間の人に子供側を足す1か所として使えます。長さの目安は、揺れるものの下端があご先より上で止まるか、下まで届くか。あご先より下まで届くものは、顔の縦の長さを強く伸ばします。
小物は面積が小さいぶん、反対側を足す1か所として扱いやすいのが利点です。ただし、首元の近くに来る小物を2つ以上同じ側に寄せると、首元を顔に合わせた意味が薄れます。顔のすぐ横に置く小物は、1日に1つまでにしておくと迷いません。
生地の厚みとニットの編み目で、寄せる量を調整する
秋冬は、同じ形の服でも、生地の厚みと編み目の大きさで、大人と子供の印象が動きます。中間の人は、この差を使って寄せる量を細かく調整できます。
厚くて目の詰まった生地は、全身を落ち着いた印象にします。薄くて軽い生地や、ふんわりと空気を含んだ生地は、軽く若い印象にします。中間の人は、首元を顔に合わせたあと、反対側を足す1か所として生地の厚みを使うこともできます。短い側の中間の人が浅い首元のニットを着るなら、目の詰まった厚手を選ぶと、首元の浅さが幼さに転びません。長い側の中間の人が少し開いた首元のニットを着るなら、ふんわりとした軽い編み地を選ぶと、首元の大人っぽさがやわらぎます。
編み目の大きさも同じです。太い糸でざっくり編んだ大きな編み目は、柄と同じく大人側に、細い糸で細かく編んだ小さな編み目は子供側に寄ります。編み目のひとつが、目の横幅と比べて大きいか小さいかで見てください。
ただし、生地の厚みや編み目で反対側を足したなら、丈や柄や小物では足さないようにします。足すのは1か所だけ、という原則は、ここでも同じです。生地で足した日は、丈は中くらい、柄は無地、小物は控えめにしておくと、首元で合わせた顔の印象がそのまま残ります。
手持ちの秋冬服を2列に分ける
最後に、手持ちの秋冬服を2列に分けておくと、毎朝の組み合わせが速くなります。
クローゼットから、トップスとアウターを出して、首元で2列に分けます。左の列に、首元が浅いもの(鎖骨のくぼみから0〜4cm、あご先から0〜3cm)。右の列に、首元が開いているもの(くぼみから4cm以上)。中くらいのものは、どちらか近いほうに入れます。
短い側の中間の人は、左の列が主役です。左の列から1枚選び、丈か柄か小物で大人側を1か所足します。右の列は、重ね着の外側として使うか、首元にスカーフを足して浅くしてから着ます。
長い側の中間の人は、右の列が主役です。右の列から1枚選び、柄か小物で子供側を1か所足します。左の列は、前を開けた羽織りを重ねて、首元に縦の空白を作ってから着ます。
ボトムとアウターの丈も、長いものと短いものの2列に分けておくと、反対側を足すときに迷いません。首元の列と丈の列、2つの列を持っておけば、中間の顔は、秋冬のどんな予定にも合わせて振り分けられます。
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よくある問い
- Q. 大人顔か子供顔か、自分ではどうしても決められません
- 正面の写真を1枚撮り、眉の下の線から鼻の下まで、鼻の下からあご先までの2つの長さを測ってください。あご側を眉側で割った比が0.9〜1.1倍なら中間です。中間の人は、どちらかに決めようとせず、首元を顔に合わせて丈と小物で反対側を足す、という着方をするほうが失敗が少なくなります。
- Q. 童顔と言われるのに、大人っぽい服のほうが落ち着きます
- 中間の顔で、下半分が短い側にいる人によくあることです。顔のすぐ下は浅い襟で子供側に合わせ、丈や生地で大人側を足していれば、大人っぽい服でも背伸びに見えません。逆に首元まで深く開けると、顔だけが小さく浮いて見えやすくなります。
- Q. 秋冬のタートルネックは、中間の顔でも着られますか
- 着られます。下半分が短い側の中間ならタートルはそのまま使えます。長い側の中間なら、折り返しの高さをあご先から5cm以上離すか、首に沿う低めのハイネックにして、上に前を開けた羽織りを重ねると首元に縦の空白が残ります。
- Q. 写真だと大人っぽく、鏡だと幼く見えます。どちらに合わせればいいですか
- 人と会う場面が多いなら鏡、写真に残る場面が多いなら写真に合わせてください。迷うなら、首元は鏡で、丈は写真で決めると両方で大きく外れません。写真はレンズの位置で顔の縦の長さが変わるので、撮るときは目の高さにカメラを構えて比べてください。
— メグラシ編集部





