ボブの巻き方|ストレートアイロンで内巻き・外はね・ゆるふわを分ける

**ボブの巻き方は、ストレートアイロンなら「毛先から何cmを挟むか」と「手首を何度返すか」の2つで決まります。**毛先から5cmを挟んで内へ90度なら内巻き、3cmを挟んで外へ90度なら外はね。アイロンを縦にして半回転ずつねじりながら下ろせば、ゆるふわになります。
ボブは長さが短いので、コテに巻きつけられる回数が少なく、毛先が逃げやすい髪型です。ストレートアイロンなら、挟んで返すだけで形が作れるので、短い毛でも扱いやすくなります。
この記事では、3つの形の作り方を数字で置き、うまくいかないときの直し方までまとめます。慣れれば朝5分でできます。
結論:挟む高さと返す角度で、3つの形に分かれる
先に全体を置きます。
| 形 | 挟む位置 | アイロンの向き | 手首の動き |
|---|---|---|---|
| 内巻き | 毛先から5cm | 横 | 内へ90度返し、そのまま毛先まで滑らせる |
| 外はね | 毛先から3cm | 横 | 外へ90度返し、毛先で止める |
| ゆるふわ | 根元から5cm下 | 縦 | 半回転ずつねじりながら、毛先まで下ろす |
**挟む位置が根元に近いほど丸みが大きく、毛先に近いほど丸みが小さくなります。**返す角度が大きいほどカールが強く、小さいほど毛先の向きが変わるだけになります。この2つを決めてしまえば、動画を見なくても毎回同じ形になります。
準備|乾かす、分ける、毛束の幅を決める
巻く前に3つを整えます。
- 根元まで乾かす:湿った髪は形が残りにくく、熱で傷みやすくなります。手を差し込んで、根元がひんやりしなければ乾いています
- 上下2段に分ける:耳の上端の高さで、上の段と下の段に分け、上の段をクリップで留めます。下の段から巻きます
- 毛束の幅は2〜3cm:アイロンのプレートの幅に収まる量にします。それより太いと、中の毛まで熱が届かず、形がすぐ取れます
アイロンの温度は、取扱説明書で示された範囲の中で、低めから試してください。同じ場所を何秒も挟み続けないことが、髪を守るいちばんの方法です。
内巻き|毛先から5cmを挟んで、内へ90度
内巻きは、ボブのいちばん基本の形です。顔まわりに丸みが出て、全体がまとまって見えます。
- 毛束を下へまっすぐ引き、毛先から5cmの位置をアイロンで横に挟む
- 手首を内側(顔や首の側)へ90度返す
- 返した角度のまま、2〜3秒かけて毛先まで滑らせる
- 毛先がアイロンから抜けたら、そのまま手を離す
ポイントは、返したあとに角度を戻さないことです。滑らせる途中で手首がまっすぐに戻ると、毛先の丸みが消えてしまいます。
下の段を巻き終えたら、上の段をおろして同じように巻きます。上の段は返す角度を少し小さく、60度くらいにすると、表面の丸みが控えめになって重く見えません。
外はね|毛先から3cmを挟んで、外へ90度
外はねは、毛先を外へ向けて軽さを出す形です。内巻きよりカジュアルで、動きが出ます。
- 毛束を下へまっすぐ引き、毛先から3cmの位置をアイロンで横に挟む
- 手首を外側(顔や首から離れる側)へ90度返す
- 返した位置で1〜2秒止めて、そのまま下へ抜く
外はねは、内巻きより毛先に近い位置を挟みます。**挟む位置が根元に寄りすぎると、はねではなく大きな外巻きになります。**毛先の3cmだけが外を向く、というくらいの小ささが、ボブの外はねのちょうどいい大きさです。
ゆるふわ|アイロンを縦にして、半回転ずつねじる
ゆるふわは、毛束の途中にもゆるい波を作る形です。3つの中でいちばん手数が多いので、内巻きと外はねに慣れてから試してください。
- 毛束を2cm幅に取り、根元から5cm下の位置をアイロンで縦に挟む
- 手首を内へ半回転(180度)ねじる
- ねじった状態のまま3cm下へ滑らせ、今度は外へ半回転ねじる
- 毛先まで、内・外を交互に繰り返しながら下ろす
内と外を交互にすると、波が縦に並んで、横に広がりません。全部同じ向きにねじると、毛束がらせん状になり、ボブの長さではまとまりすぎて見えます。
長さ別|あご上・あご下・肩につく
同じボブでも、長さによって挟める位置が変わります。
- あご上のボブ:毛先から5cmを挟むと、根元に近すぎて丸みが大きくなりすぎる。内巻きは毛先から3〜4cm、外はねは2cmにする
- あご下から首の中ほど:この記事の数字がそのまま使える長さ
- 肩につく長さ:毛先が肩に当たって、形が崩れやすい。内巻きなら毛先から6cmを挟んでしっかり内へ入れ、外はねなら肩に当たる向きを利用して、3cmで外へ返す
あご上のボブで巻きにくいと感じるときは、ゆるふわは避けて、内巻きか外はねのどちらか1つにしてください。長さが足りない分、ねじる回数が取れず、波が1つだけ残って不自然になります。
後ろの巻き方|見えないところは、前に持ってこない
ボブの後ろは、ロングのように毛束を前に持ってきて鏡で見ることができません。後ろは、見ずに手の感覚で巻きます。
- 後ろの下の段を、左右2つに分ける
- 右半分は右手、左半分は左手で持つ。アイロンは利き手のまま、体の向きを変えて対応する
- 挟む位置は、首の付け根を指で触って確かめる。毛先がそこから何cm下にあるかを手で測っておく
後ろは、内巻きの角度を前より小さめ、60度くらいにしてください。後ろが強く内に入ると、首の後ろで毛先がそろいすぎて、横から見たときに丸いかたまりに見えます。
顔まわり|毛束を顔から離す向きに巻く
顔のすぐ横の毛束は、ほかの毛束と向きを変えます。顔から離れる向き、つまり外側へ流すように巻くと、顔まわりが明るく開いて見えます。
内巻きの日も、顔まわりの1束だけは、毛先から5cmを挟んで、顔の外側へ45度だけ返します。これで、全体は内巻きのまま、顔の横に小さな抜けができます。
顔に向かって巻き込むと、毛先が頬にかかって、顔まわりに影ができます。顔まわりの形の選び方はショートボブのヘアアレンジ|毛先を外に流すか内に入れるかの角度で決めるにもまとめてあります。
形を保たせる|10秒冷ましてから触る
巻いた形がすぐ取れる人は、次の3つを見直してください。
- 巻いた直後に触らない:熱が残っている間は形が決まっていません。10秒ほど置いて冷めてから、手ぐしでほぐします
- ほぐすのは1回だけ:何度も指を通すと、巻いた丸みが伸びていきます
- 仕上げは手のひらで:スタイリング剤は、手のひらに薄く広げてから、毛先を下から握るようにつけます。上からなでつけると、丸みがつぶれます
湿気の多い日は、形が取れやすくなります。その日は、ゆるふわより内巻きを選ぶと、崩れても形がまとまって見えます。
どちらとも取れるとき①|前下がり・前上がりのボブ
前と後ろで長さが違うボブは、場所によって挟む位置を変えます。
- 前下がり(前が長い):前は毛先から5cm、後ろは毛先から3cmを挟む。後ろの丸みを小さくすると、前の長さが引き立つ
- 前上がり(後ろが長い):前は毛先から3cm、後ろは毛先から5cmを挟む。後ろに丸みを持たせ、前は軽く
どちらの場合も、前と後ろで同じ位置を挟むと、長さの差が丸みの差として強く出すぎます。長い側を大きく、短い側を小さく巻くと、長さの差がなだらかにつながります。
どちらとも取れるとき②|片側だけはねる、片側だけ巻けない
左右で巻き上がりが違うときは、原因が2つ考えられます。
1つは、利き手と反対側で、アイロンの角度がそろっていないこと。反対側は、体を鏡に対して横に向けて、巻く側の毛束が鏡に映るようにすると、角度をそろえやすくなります。
もう1つは、つむじや生えぐせで、毛の流れる向きが左右で違うこと。はねやすい側は、挟む位置を1cm根元寄りにして、返す角度を少し大きくすると、反対側とそろいます。
どちらとも取れるとき③|内巻きが重く見える
内巻きにしたら、頭全体が丸く重たく見える。そのときは、丸みの量を減らします。
- 上の段は内巻きにせず、毛先を軽く返すだけにする(返す角度30度)
- 挟む位置を毛先から5cmから4cmへ下げる
- 顔まわりの1束だけ外へ流す
丸みを作るのは下の段だけにすると、表面はまっすぐ、毛先だけがまとまる形になって、軽く見えます。
どちらとも取れるとき④|タートルネックとマフラーの季節
秋冬は、首元に布が増えます。ボブの毛先が襟の上端に当たると、外へはねたり、内へつぶれたりして、朝の形が崩れます。
巻く前に、今日の服を着て、鏡で毛先と襟の位置を見てください。
- 毛先が襟の上端から指2本ぶん以上上にある:どの形でも襟とぶつからない
- 毛先が襟の上端に当たる:内巻きにして、毛先を襟の内側へ収める
- 毛先が襟より下に届く:外はねにして、襟の外へ流す
外はねの日にタートルネックを着ると、毛先が襟に押されて、はねが大きくなりすぎます。首元の布が多い日は内巻き、と決めておくと迷いません。首元の布と髪の高さの関係は秋のヘアアレンジでも扱っています。
朝5分の手順
慣れてきたら、次の順番で5分に収まります。
- 根元まで乾いているか確かめ、上下2段に分ける(30秒)
- 下の段を、2〜3cmずつ内巻きか外はねで巻く(2分)
- 上の段をおろして、角度を小さめに巻く(1分30秒)
- 顔まわりの1束を外へ流す(30秒)
- 10秒冷まして、手ぐしで1回ほぐし、スタイリング剤を手のひらで毛先につける(30秒)
形を決めかねる日は、内巻きにしておくのがいちばん外しにくい選び方です。巻いたあとの結び方やピンの使い方は、ボブのヘアアレンジで扱っています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ボブはコテとストレートアイロン、どちらで巻くのがいいですか
- 毛先に軽く丸みをつけるだけなら、ストレートアイロンのほうが扱いやすいです。挟んで返すだけなので、短い毛でも手元で毛束がはずれにくく、根元近くまで挟めます。カールをはっきり作りたいならコテが向いていますが、ボブの長さだと巻きつけられる回数が少なく、毛先が逃げやすくなります。朝の時間が短い日や、巻くのに慣れていない人は、ストレートアイロンから始めてください。
- Q. 巻いても30分くらいで取れてしまいます
- いちばん多い原因は、巻いた直後に手で触っていることです。熱が残っている間に指でほぐすと、形が決まる前に伸びてしまいます。巻いた毛束は、そのまま10秒ほど置いて冷ましてから触ってください。次に多いのは、毛束が太すぎることです。1回に挟む毛束は、アイロンのプレートの幅に収まる量、2〜3cmまでにします。髪が湿っていると形が残りにくいので、根元まで乾いてから巻きます。
- Q. 片側だけうまく巻けません
- 利き手と反対側、とくに後ろ側がうまくいかないことが多いです。反対側は、アイロンを持ち替えずに、体の向きを変えて鏡に対して横を向くと巻きやすくなります。もう1つの原因は、つむじや生えぐせで毛の流れる向きが左右で違うことです。はねやすい側は、挟む位置を1cm根元寄りにして、返す角度を少し大きくすると、反対側とそろいます。
- Q. 内巻きにすると、全体が重たく見えます
- 毛先だけでなく、表面の毛まで全部同じ角度で内に入れていると、頭の形が丸く重く見えます。内巻きにするのは下の段だけにして、上の段は毛先を軽く返す程度にとどめてください。また、挟む位置が根元寄りすぎると、丸みが大きくなって重さが出ます。挟む位置を毛先から5cmより下げて、4cmくらいにすると、丸みが小さくなって軽く見えます。
— メグラシ編集部





