ボブは毛先が肩に触れなければ結婚式にそのまま出せる|触れるならバレッタで片側だけ耳の後ろへ寄せる

ボブをそのまま下ろして式に出られるかどうかは、長さの名前では決まりません。
毛先が肩に触れるかどうかです。
触れなければ、形は一日そのままです。触れると、座るたびに毛先が背もたれと肩に押し上げられて、外側へ跳ねます。跳ねる量は座った回数ぶん積み上がるので、写真ごとに違う形になります。
触れる場合の直し方は1つだけ。バレッタで、片側を耳の後ろへ寄せます。
📋 早見表|毛先と肩の距離で、その日の進め方が決まる
この表は答えではありません。そのまま出せるかを先に決めるための道具です。
| 毛先の位置 | 座ったとき | 一日の終わり | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 肩より3cm以上上 | 当たらない | 朝と同じ | そのまま |
| 肩より1〜3cm上 | ほぼ当たらない | ほぼ同じ | そのまま |
| 肩に触れている | 押し上げられる | 外へ跳ねる | 片側を寄せる |
| 肩を2cm以上超える | 毎回当たる | 左右で違う形 | 片側を寄せる |
触れるかどうかが決まってから、寄せる側を選びます。順番を逆にすると、留める必要のない日にも留めることになります。
測るのは1つ。所要20秒
用意するのは鏡だけです。
- 正面を向いて立つ(あごを引かない)
- 毛先がどこで止まっているかを見る
- 肩の面より上か、触れているか、超えているかを見る
あごを引くと毛先が前に出て、実際より下に見えます。式の日に長く取る姿勢は、立って正面を向いた状態なので、その姿勢で測ります。
①毛先と肩|触れているかどうかだけを見る
肩の面とは、鎖骨の外側から肩先へ続く、平らに見える部分のことです。ここに毛先が乗るかどうかを見ます。
乗らなければ、座っても背もたれに当たりません。背もたれに当たらない毛先は、押し上げられる力を受けないので、朝の形がそのまま残ります。
乗る場合は、座るたびに背もたれが毛先を押し上げます。押し上げられた毛先は、立ち上がったあとも元の向きに戻りません。 座る回数が10回あれば、10回ぶん外へ向きます。
式の日に座る回数は、思ったより多くなります。受付を待つ、挙式で座る、移動して座る、写真のあいだ立つ、また座る。5時間の式で15回を超えることは珍しくありません。
跳ねる向きも一定ではありません。背もたれの高さが椅子ごとに違うので、挙式の椅子で当たった位置と、披露宴の椅子で当たった位置がずれます。ずれた2か所で押し上げられると、毛先が2つの向きを持つことになり、そこから先はどちらにも収まりません。
この積み上がりは、朝に鏡で見た形とはまったく別のものです。写真を見返して「思っていた形と違う」と感じるとき、多くはこの積み上がりが写っています。朝の形ではなく、15回座ったあとの形で判定するのが、実際に合った見方です。
積み上がりを止める方法は、当たらないようにするか、当たる面を減らすかの2つしかありません。当たらないようにできるのは、毛先が肩より上にある人だけです。それ以外の人がやるのは、当たる面を減らすほうです。
②触れる場合|片側だけをバレッタで寄せる
両側を留める必要はありません。片側を寄せるだけで、触れる面が半分になります。
寄せた側の毛先は、耳の後ろを通って背中側へ落ちます。背中側へ落ちた毛先は、肩の面に乗らないので、押し上げられません。
残った側は触れたままですが、片側だけなら押し上げの力が分散します。両側とも留めると、後ろの中心の毛だけが残って肩に当たり、そこだけが跳ねます。中心だけが跳ねるのは、いちばん直しにくい形です。
③寄せる側の決め方|顔が見える側を空ける
その日の席で、人が座っている側とは反対を寄せます。顔が見える側を空けると、話しているあいだ顔の横に髪が落ちてきません。
席が決まっていない場合は、分け目の毛量が多い側を寄せてください。多い側は放っておくと肩に乗る量も多く、跳ねたときに目立ちます。
少ない側を寄せると、寄せたことが見えにくく、留めた意味が薄くなります。どちらが多いかは、分け目のところで両側を手のひらに乗せて比べれば分かります。
④留める高さ|耳の上端
バレッタを留める高さは、耳の上端です。
ここより上げると、顔の横に縦の線が出ます。下げると、寄せた毛が耳の下でふくらんで、横から見たときに輪郭の外へ出ます。
耳の上端で留めると、寄せた毛が耳の輪郭に沿って流れるので、横から見たときの線が1本にまとまります。
留める束は、こめかみから耳の前までの毛だけです。それより後ろの毛まで取ると、後頭部の面が引かれて平らになります。平らになった後頭部は、上から撮られたときに形が読めません。
留めたあと、耳の後ろで束がどう落ちているかを横から見てください。耳の輪郭に沿って落ちていれば、線が1本です。耳から浮いて落ちているなら、留めた位置が前すぎます。1センチ後ろへずらすと、耳に沿います。
もう1つ確かめるのは、留めた側のこめかみに毛が残っていないかです。取り残した細い毛が数本あると、そこだけが顔の横に落ちて、留めた線とは別の線をつくります。取り残しは、指を生え際に当てて、耳の前まで一度なでれば拾えます。
バレッタの向きは、横に寝かせて留めます。縦に立てて留めると、耳の輪郭と交差する線ができて、横顔で線が2本になります。この形で見せたいのは、耳に沿う横の線1本です。
留まらないときは、束の量を見る
バレッタが落ちる、浮くというときは、束の量が合っていません。位置ではありません。
留めたい束を平らにつぶして、その幅がバレッタの横幅とだいたい同じか、少し狭ければ範囲に入っています。明らかに広ければ減らし、半分程度なら足します。
厚みは指ではさめる範囲までです。それを超えると、金具が閉じたように見えても内側で押し返されていて、時間とともに緩みます。
すべって留まらない日は、束を1回ねじってから留めてください。ねじると断面が丸くなり、金具の内側に当たる面が増えます。
閉じきったかどうかは、音で分かります。最後まで閉じたときは、金具が止まる短い音がします。音がしないまま止まっているなら、途中で押し返されています。この確認は、鏡がなくてもできるので、会場の席に座ったままでも使えます。
式の途中で緩んできたら、外して、束を少し減らしてから留め直してください。同じ量のまま留め直しても、金具はもう同じ力で閉じません。減らすのは、束の下側から3分の1ほどです。上側から減らすと、留めた線の高さが変わります。
巻くかどうかは、触れるかどうかとは別
毛先を巻くと、巻いたぶんだけ位置が上がります。肩に触れていた毛先が、巻くと触れなくなることがあります。
ただし、巻いて上がった位置は一日は続きません。時間がたつと巻きがゆるみ、位置が下がって、また触れるようになります。
判定は、巻かない状態でしてください。巻かない状態で触れているなら、その日は片側を寄せる側です。巻きは形のためのもので、触れるかどうかを変えるための手段ではありません。
巻く場合の向きは、内と外で結果が変わります。内に巻くと毛先が首のほうへ向かうので、肩に乗る面積が減ります。外に巻くと毛先が肩の外へ出るので、乗る面積は変わりませんが、跳ねたときの向きが元からその向きなので、崩れが目立ちにくくなります。
触れている日に巻くなら、外向きのほうが一日を通して読める形になります。内に巻くと、押し上げられたときに向きが逆になり、そこだけが不自然に見えます。押し上げられる向きと、巻きの向きをそろえておくのが要点です。
服の襟との関係|襟が高い日は必ず触れる
襟が立っている服の日は、毛先が襟の上に乗ります。襟の高さが肩より上にあるので、触れる位置が実際より高くなります。
この日は、毛先と肩の距離が3センチ以上あっても、片側を寄せてください。襟の上に乗った毛先は、首を回すたびに向きが変わります。
首もとが開いている服の日は、判定どおりで構いません。服の襟が、判定の基準を上げ下げしています。
羽織りものを着たり脱いだりする日も、同じ扱いにしてください。脱ぐときに袖を通す動きで、毛先が肩の上を前へ引かれます。引かれた毛先は前へ落ちて、そのまま顔の横に残ります。片側を寄せておけば、寄せた側だけは引かれません。
会場の外に出る時間が長い日は、風の影響も足されます。風は毛先を一方向へ押し続けるので、押された側だけが後ろへ流れて、左右が非対称になります。この日は、風下になる側ではなく、寄せていない側が乱れます。外に出る前に、留めた側を確認しておくと、写真の前に直せます。
どちらとも取れるとき①|毛先が肩にぎりぎり届く
触れているようで触れていない、という長さがあります。この場合は、座って確かめてください。
背もたれのある椅子に深く座り、背中をつけます。その状態で毛先が背もたれに当たっているなら、触れる側です。当たっていなければ、そのままで足ります。
立った状態の判定より、座った状態のほうが正確です。式の日に形が変わるのは、座ったときだからです。
どちらとも取れるとき②|左右で長さが違う
切ったときはそろっていても、乾かし方の癖で左右の長さが違って見えることがあります。
この場合は、長いほうを基準にしてください。長いほうが触れているなら、そちら側を寄せます。短いほうは触れていないので、そのままで構いません。
左右のどちらを寄せるかは、この時点で決まります。席の位置より、触れているかどうかが先です。
どちらとも取れるとき③|途中で毛先が跳ねてきた
バレッタ1つなら、その場で留め直せます。手が届く高さに留め具があるので、外して、寄せ直して、留めるだけです。
跳ねているのは留めていない側なので、そちら側を耳の後ろへ入れ、バレッタを反対側から移してください。
片側だけを留める形は、途中で左右を入れ替えられるのが利点です。両側を編み込んだ形だと、途中では戻せません。当日その場で戻せる形を選んでおくことが、崩れたあとの選択肢になります。
まとめ
ボブをそのまま式に出せるかどうかは、毛先が肩に触れるかどうかで決まります。
触れなければ、一日そのままで構いません。触れるなら、バレッタ1つで片側だけを耳の後ろへ寄せます。
寄せる側は、人が座っている側とは反対。留める高さは耳の上端。取る束は、こめかみから耳の前までの毛だけ。この形なら、式の途中でも左右を入れ替えて直せます。
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よくある問い
- Q. ボブをそのまま下ろして結婚式に出てもいいですか
- 毛先が肩に触れていなければ、そのままで問題ありません。判定は正面を向いて立ち、あごを引かずに毛先の位置を見ることです。毛先が肩の面より上で止まっていれば、座っても背もたれに当たらず、一日を通して形が変わりません。触れている場合は、座るたびに毛先が押し上げられて外側へ跳ねるので、写真ごとに違う形になります。長さの名前ではなく、触れるかどうかで決めてください。
- Q. 毛先が肩に触れる場合はどうすればいいですか
- バレッタを1つ使って、片側だけを耳の後ろへ寄せてください。両側を留める必要はありません。片側を寄せると、その側の毛先が肩から離れるので、触れる面が半分になります。残った側は触れますが、片側だけなら座ったときの押し上げが分散して、跳ね方が小さくなります。両側とも留めると、後ろの毛だけが残って肩に当たり、そこだけが跳ねます。
- Q. 寄せるのは左右どちらがいいですか
- その日の席で、人が座っている側とは反対です。顔が見える側を空けると、話しているあいだ顔の横に髪が落ちてきません。席が決まっていない場合は、分け目の毛量が多い側を寄せてください。多い側は放っておくと肩に乗る量も多く、跳ねたときに目立ちます。少ない側を寄せると、寄せたことが見えにくく、留めた意味が薄くなります。
- Q. バレッタはどの高さに留めればいいですか
- 耳の上端の高さです。ここより上げると顔の横に縦の線が出て、下げると寄せた毛が耳の下でふくらみます。耳の上端で留めると、寄せた毛が耳の輪郭に沿って流れるので、横から見たときの線が1本にまとまります。留める束は、こめかみから耳の前までの毛だけ。それより後ろの毛まで取ると、後頭部の面が引かれて平らになります。
- Q. 式の途中で毛先が跳ねてきたら直せますか
- バレッタ1つなら、その場で留め直せます。手が届く高さに留め具があるので、鏡の前で外して、寄せ直して、留めるだけです。跳ねているのは留めていない側なので、そちら側を耳の後ろへ入れ、バレッタを反対側から移してください。片側だけを留める形は、途中で左右を入れ替えられるのが利点です。両側を編み込んだ形だと、途中では戻せません。
— メグラシ編集部





