ボブの一つ結びがかわいく見えるのは、落ちてくる毛が耳たぶの下端を越えるとき|越えないと跳ねて見える

ボブを一つに結ぶと、必ず何本かは束に入りきらずに落ちてきます。これは長さのせいなので、丁寧に集めても同じです。
分かれるのは、そこから先です。落ちた毛の先が、耳たぶの下端を越えているかどうか。
越えていれば、顔の横に細い線が下りて、結び目とつながって見えます。越えていないと、毛先が横を向いたところで止まり、顔の横に短い角ができます。
判定は結び終わったあと、鏡で1秒です。
📋 早見表|落ちた毛の長さと、次にやること
この表は答えではありません。結び終わった時点で、直すか進むかを決めるための道具です。
| 落ちた毛の先の位置 | 見え方 | 次にやること | そのままにすると |
|---|---|---|---|
| 耳たぶの下端より下 | 縦の線になる | そのまま | 一日そのまま |
| 下端とちょうど同じ | ぎりぎり | 耳にかける | 動くと横を向く |
| 下端より上 | 横へ跳ねる | 3つの直し方から1つ | 夕方まで角が残る |
| 落ちる毛がない | 束に全部入っている | そのまま | 顔の横が硬く見える |
判定が済んだら、直し方を1つだけ選びます。3つとも使う必要はありません。
見るのは1本の線だけ。所要1秒
用意するのは鏡だけです。
- 結び終わったら、正面を向いて鏡を見る
- 顔の横に落ちている毛の先を探す
- その先が、耳たぶのいちばん下より下にあるか上にあるかを見る
左右で違う場合は、短いほうの側で判定してください。短いほうが先に跳ねて見えるので、そちらに合わせて直すほうが結果がそろいます。
判定のときにあごを引かないでください。あごを引くと、落ちた毛が顔の前へ寄って、実際より長く見えます。
越えているとき|そのままでいい
落ちた毛の先が耳たぶの下端より下にあるなら、その毛は自分の重さで下へ落ちきっています。
顔の横に細い縦の線ができ、その線が結び目のほうへ流れます。線が1本あることで、束と顔のあいだがつながって見えます。
このとき、落ちた毛を増やす必要はありません。片側1〜2束で足ります。3束以上になると線が増え、顔の横で線どうしが重なって、太い1本の毛の塊に見えます。
多すぎる場合は、余った束を耳の後ろへ入れてください。抜くのではなく、後ろへ回すだけです。
残す束をどこから取るかも決まっています。こめかみから耳の前までのあいだです。それより後ろから取ると、束が耳の上を通って落ちるので、耳の輪郭と重なって線が2本に見えます。前髪の側から取ると、分け目が動いたときに束の位置も動きます。
越えていないとき①|結ぶ位置を1cm下げる
3つの直し方のうち、いちばん手数が少ないのがこれです。
低く結ぶと、それまで届かずに落ちていた毛が束に入ります。落ちる毛そのものが減るので、跳ねる先がなくなります。
下げるのは1cmで足ります。それ以上下げると、束が首に触れる位置に近づき、動くたびに毛が抜けます。
下げたあと、もう一度耳たぶの線で判定してください。まだ落ちる毛があって、その先が下端を越えていないなら、次の直し方へ進みます。
越えていないとき②|落ちた毛を耳にかける
落ちた毛を耳にかけると、毛先が耳の後ろへ隠れます。横を向いていた先端が見えなくなるので、角が消えます。
かける位置が結果を決めます。耳の上端から1cm後ろでかけてください。 耳の真上でかけると、毛束が耳の前へ落ちてきて、かけた意味がなくなります。
かけたあと、毛先が耳の後ろから出てくるかを確かめてください。出てくるなら、その1束だけをピン1本で留めます。ピンは耳の後ろの、外から見えない位置に入れます。
この直し方は、片側だけでも成立します。両側をかけると顔の横に何もない形になり、束の位置がそのまま見えます。片側だけかけると、線のある側とない側ができて、正面から見たときに向きが決まります。
どちらをかけるかは、その日に人がいる側で決めてください。話す相手が右にいるなら、右をかけて顔の横を空けます。左には線が残るので、正面からは片側だけに線がある形になります。決まっていない日は、毛量の多い側をかけてください。多い側は落ちる束も太く、跳ねたときに目立ちます。
越えていないとき③|毛先を内側へ折り込む
3つ目は、落ちた毛の先だけを内側へ折り込む方法です。
落ちた束を指でつまみ、毛先を2cm内側へ折り返して、根元に向けて押し込みます。押し込んだ場所をピン1本で留めます。
折り返す長さは2cmで足ります。長く折り返すと、その厚みが顔の横で膨らみます。
この方法は、落ちた毛が2〜3cmしかない場合に使います。短すぎて耳にかけられず、結ぶ位置を下げても束に入らない長さのときが、ここに当たります。
ピンを入れる向きは、顔の側から後ろへ向かってです。後ろから前へ入れると、ピンの先が顔の横に出てきます。入れたあと、指の腹でピンの上を軽くなでて、髪の面と同じ高さになっているかを確かめてください。指が引っかかるなら、ピンが浮いています。
結ぶ高さの上限と下限
結ぶ位置は、上限と下限が決まっています。
上限は耳の穴の高さです。 それより上で結ぶと、耳の下にあった毛が束に届かなくなります。ボブの長さでは、高く結ぶほど入る毛が減り、落ちる毛が増えます。
下限は襟足の生え際から2cm上です。 それより下げると、束が首に触れます。触れると、動くたびに束が押し上げられて毛が抜けます。
このあいだで、その日いちばん毛が入る位置を探してください。同じ人でも、乾かし方や前日の状態で1cmは動きます。毎回同じ位置に決めておく必要はありません。
探し方は簡単です。まず耳の穴の高さで結んでみて、落ちた毛の先を見る。越えていなければ1cm下げて結び直す。2回下げても越えないなら、その日は下限まで来ているので、直し方②か③へ移ります。結び直しは1回15秒で終わるので、2回試しても30秒です。
高さを変えると、束の見える位置も変わります。上限で結ぶと束が後頭部の丸みの上に乗り、下限で結ぶと首の後ろに沿います。どちらがいいかではなく、落ちる毛が跳ねない位置を先に決めて、束の見え方はそのあとで受け取ってください。
結ぶ前に、後ろの毛を下から集める
集め方でも、落ちる毛の量が変わります。
手を上から下ろして集めると、耳の下にある短い毛が手から逃げます。下から上へ、襟足に手を入れて持ち上げるように集めてください。この向きだと、短い毛も一緒に上がります。
集めたあと、そのまま結ばずに、いったん手のひらで束を軽く握ってください。握ると束の中で毛の長さがそろい、いちばん短い毛がどこまで届いているかが手に伝わります。届いていない毛があれば、その時点で位置を1cm下げます。
前髪を下ろしているとき|落ちた毛の量を減らす
前髪を下ろしている場合、顔の横に線を足す必要はあまりありません。前髪がすでに1本の線として働いているからです。
この場合、落ちる毛は片側1束までにしてください。前髪と落ちた毛で線が2本になると、顔の横の情報が増えます。
減らし方は、耳にかける直し方と同じです。余った束を耳の上端から1cm後ろでかけ、耳の後ろへ入れます。
夕方に落ちる毛が増えたときの戻し方
夕方に落ちてくる毛が増えるのは、束が下がって根元がゆるんでいるからです。
結び直す必要はありません。ゴムを下から指で押し上げて、根元の位置を1cm戻してください。押し上げると、抜けかけていた毛が束の中へ戻ります。
これで戻らないなら、朝の結ぶ位置が上限に近すぎます。翌日は1cm下げて結んでください。夕方に増えるかどうかは、朝に決めた高さで決まっています。
どちらとも取れるとき①|先端が下端とちょうど同じ
落ちた毛の先が、耳たぶの下端とほぼ同じ高さで止まっている。この状態はぎりぎりです。
立っているあいだは線に見えますが、歩くと横を向きます。耳にかける直し方を1つだけ足してください。かけるのは片側だけで足ります。
かけたあと、5分歩いてから鏡を見てください。それでも先端が横を向くなら、結ぶ位置を1cm下げます。
どちらとも取れるとき②|左右で長さが違う
右は越えていて、左は越えていない。この場合は越えていないほうに合わせてください。
越えているほうに合わせて何もしないと、片側だけが跳ねる形になります。正面から見て左右が違うので、そのままにはできません。
越えていない側だけを耳にかければ、それでそろいます。越えている側は触りません。
どちらとも取れるとき③|落ちる毛が1本もない
束に全部入っていて、顔の横に何も落ちていない場合があります。この状態は跳ねませんが、顔と束のあいだに何もない形になります。
線が欲しい場合は、こめかみから耳の前までのあいだから、指1本ぶんの束を引き出してください。引き出す量は、指の腹でつまめる程度で足ります。
引き出した束の先が耳たぶの下端を越えるかも、同じように確かめます。越えないなら引き出さず、そのままにしてください。越えない毛を引き出すと、跳ねる先を自分で作ることになります。
まとめ
ボブの一つ結びがかわいく見えるかどうかを分けているのは、束に入りきらず落ちてきた毛の先が、耳たぶの下端を越えているかどうかです。
越えていれば顔の横に縦の線ができ、そのままで構いません。越えていないなら、結ぶ位置を1cm下げる、耳の上端から1cm後ろでかける、毛先を2cm内側へ折り込む、の3つから1つを選びます。
結ぶ高さの上限は耳の穴、下限は襟足の生え際から2cm上です。この範囲で、その日いちばん毛が入る位置を探してください。
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よくある問い
- Q. 落ちた毛が耳たぶの下端を越えているかは、どこで見るのですか
- 結び終わったあと、正面を向いて鏡を見てください。顔の横に落ちている毛の先が、耳たぶのいちばん下より下にあるか上にあるかを見ます。下にあれば越えている側です。上で止まっていれば越えていない側です。左右で違う場合は、短いほうの側で判定してください。短いほうが先に跳ねて見えるので、そちらに合わせて直すほうが結果がそろいます。
- Q. 越えていないと、なぜ跳ねて見えるのですか
- 毛が短いほど、下に向かう重さが足りないからです。長い毛は自分の重さで下へ落ち、顔の横に細い線を作ります。短い毛は下へ落ちきる前に毛先の向きが決まってしまい、外側へ向いたところで止まります。止まった先が横を向くと、顔の横に短い角ができます。長さの問題なので、押さえつけても翌日また同じ形になります。
- Q. 越えていないときは、どう直せばいいですか
- 3つあります。1つ目は結ぶ位置を1cm下げること。低く結ぶと、落ちていた毛が束に入り、落ちる毛そのものが減ります。2つ目は落ちた毛を耳にかけること。耳にかけると毛先が耳の後ろへ隠れるので、横を向いた先が見えなくなります。3つ目は毛先だけを内側へ折り込んでピン1本で留めること。跳ねている先端をなくします。1つずつ試して、いちばん手数が少ないものを選んでください。
- Q. 結ぶ高さはどこがいいですか
- 耳の穴の高さが上限です。それより上で結ぶと、耳の下にあった毛が束に届かなくなり、落ちる毛が増えます。ボブの長さでは、高く結ぶほど入る毛が減ります。低く結ぶほど毛が入りますが、襟足の生え際から2cmより下げると、今度は束が首に触れて動くたびに毛が抜けます。上限は耳の穴、下限は生え際から2cm。このあいだで、その日いちばん毛が入る位置を探してください。
- Q. 夕方になると落ちてくる毛が増えます
- 束が下がって、根元がゆるんでいる状態です。結び直す必要はありません。ゴムを下から指で押し上げて、根元の位置を1cm戻してください。押し上げると、抜けかけていた毛が束の中へ戻ります。それでも増えるなら、朝の結ぶ位置が上限に近すぎます。翌日は1cm下げて結んでください。夕方に増えるかどうかは、朝に決めた高さで決まっています。
— メグラシ編集部





