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ゴム1本でできるヘアアレンジ|束の太さと結ぶ高さで、成立する形が決まる

メグラシ編集部//読了 10分
髪を片手で束ねて、結ぶ高さを鏡で確かめているところ

簡単なアレンジを探すと、手順が三つのものが並びます。けれど朝に効いているのは、手順の数ではありません。

ピンが四本要る形は、手順が三つでも、ピンを探す時間と落ちたときに留め直す時間がついてきます。道具が一つで済むかどうかが、実際の分かれ目です。

ゴム一本で成立するかは、三つで判定できます。束が片手で握れるか、結ぶ高さが耳の上端より上か下か、毛先が肩に触れるか。順に見ていきます。

同じ「簡単」でも、決め手が違う記事が2本あります。朝の時間で選ぶなら朝に終わるヘアアレンジ(手を持ち替える回数)、夕方までの持ちで選ぶならミディアムの簡単ヘアアレンジへ。

📋 ゴム一本で成立する範囲|早見表

測るところ測り方通る側通らない側
束の太さ片手で握る親指と中指が触れる触れない
結ぶ高さ耳の上端との差上端より下上端より3cm以上上
毛先肩に触れるか触れない触れる
表面乾いているか乾いている濡れている

三点通れば、道具は一つで足ります。二点なら形を変える。一点以下なら、束を二つに分けてください。

「簡単」を決めているのは、手数ではなく道具の数

手順の数は、記事の中では数えられますが、朝には現れません。朝に現れるのは、引き出しを開ける回数と、床に落ちたものを拾う回数です。

ゴムは手首に通しておけます。ピンは通せません。この差が、同じ手順の形でも朝の所要時間を分けます。

だから最初に決めるのは、どの形にするかではなく、今日の髪がゴム一本の範囲に入っているかどうかです。

範囲に入っていれば、その中のどの型を選んでも失敗しません。入っていない日に無理に同じ型をやると、留め直しが一日に何度も入ります。同じ人が同じ形をやって、うまくいく日といかない日があるのは、腕前ではなく範囲の問題です。

範囲は毎日変わります。洗った翌朝と二日目、湿度の高い日と乾いた日で、束の太さもまとまり方も違います。だから判定は前の晩ではなく、結ぶ直前にやってください。

測る①|束は、片手で握れるか

髪を後ろで一つに集めて、片手で握ってください。親指と中指の先が触れれば、その束はゴム一本で留まります。

触れない太さの場合、ゴムを三重に巻いても、時間がたつと緩みます。ゴムが伸びているのではなく、束の外側の髪が中心へ入りきらないためです。

触れないときの選択肢は二つ。半分だけ上げて束の量を減らすか、左右二つに分けるか。どちらもゴム一本の範囲から出ません。 二つに分ける場合はゴムが二本要りますが、探す場所は同じ一か所です。

測る②|結ぶ高さは、耳の上端より上か下か

耳の上端が境目です。ここより上で結ぶと、束の重さが結び目を下へ引きます。三時間ほどで位置が1〜2cm下がり、下がったぶんだけ表面がゆるみます。

下で結ぶと、束は首や背中に触れて支えられます。位置が保たれるぶん、直す回数が減ります。

  • 荷物を背負う日:耳の上端より下
  • 動きの多い日:耳の上端より下
  • 短時間で終わる用事:上でも構わない
  • 写真に写る予定:上に置くと顔まわりが軽くなる

測る③|毛先が肩に触れるか

毛先が肩に触れると、動くたびに肩が束を押し返します。押し返された力は結び目の直下に集まるので、触れる長さのときだけ崩れが早くなります。

触れる場合は、結んだあとに毛先を結び目の内側へ一度通してください。束の下端が上がって、肩に触れなくなります。道具は増えません。

判定は座った状態でやってください。 立って触れなくても、座ると肩の位置が上がって触れることがあります。

三点を数える|そのままできる・形を変える・束を分ける

  • 三点:どの型でもゴム一本で成立します
  • 二点:通らなかった軸に合わせて型を変えます
  • 一点以下:束を二つに分けるか、半分だけ上げる形へ

通らなかった軸ごとの動かし方は決まっています。束が太いなら量を減らす、高さが高いなら下げる、毛先が触れるなら内側へ通す。三つを同時に動かさないでください。 一つずつ変えるほうが、次の日に再現できます。

型①|低い位置で、一つに束ねる

いちばん崩れにくい型です。耳の上端より下、首の付け根の高さで一つに集めます。

集めるときは、耳の上を手ぐしで一度なでてから後ろへ送ってください。ここを飛ばすと、耳の上だけがふくらんで、後から落ちてきます。

ゴムは二重で足ります。三重にすると、外すときに髪が引かれます。二重で緩むなら、ゴムが伸びているか、束が太さの判定を通っていないかのどちらかです。巻く回数を増やして解決しようとすると、外すときの手間だけが増えます。

低い位置は、後ろ姿の縦が長く出ます。それが気になる日は、束の下端が背中のどこにあるかを見てください。肩甲骨より下まで届いているなら、型②へ切り替えると縦が半分になります。

型②|結んでから、毛先を通す

一つに束ねたあと、結び目のすぐ上を左右に開いて、毛先を上から下へ通します。束の下端が上がり、後ろ姿の縦が短くなります。

通す回数は一回です。二回通すと束が固くなり、直したいときにほどけません。

この型は、毛先が肩に触れる長さのときにいちばん効きます。

型③|半分だけ上げる

耳の上端の高さで、上半分だけを集めて結びます。束が細くなるので、太さの判定を通らなかった日でも成立します。

上半分の取り方は、両耳の上端を結んだ線より上。この線より下から取ると、下の髪が引かれて首の後ろが突っ張ります。

残した下半分は、そのままで構いません。上半分の結び目が、横の一本の線として働きます。

この横線の高さは、顔の見え方に効きます。耳の上端より上に置くと、頭の上のほうに丸みが集まります。上端の高さに置くと、横の帯が耳の位置で一本通ります。どちらがよいかは好みですが、迷ったら上端の高さから試すと落ち着きます。

上半分だけの型は、束が細いぶんゴムの跡が付きにくく、外したあとに形が残りません。夕方に一度ほどいて結び直す予定がある日は、この型を選ぶと切り替えが早く済みます。

崩れる場所は、結び目の直下2cm

崩れているのは結び目そのものではありません。その直下2cm、束が一本にまとまりきる前の区間です。

ここは外側の髪だけが先にゆるむ場所で、鏡で見ると結び目は動いていないのに、輪郭だけがぼやけて見えます。

直すのもこの2cmだけで足ります。指で軽くつまんで上へ寄せる。三十秒で戻ります。結び直すと、かえって新しいゆるみができます。

寄せる向きは、下から上です。上から押さえると、押さえた指の跡が表面に残ります。下から親指の腹で持ち上げて、そのまま指を離してください。

一日に三回以上この直しが必要なら、その日は範囲から外れています。翌日は結ぶ高さを2cm下げるか、半分だけ上げる型へ切り替えると、直しは一回に収まります。

どちらとも取れる場合|握れるのに落ちる、途中で高さを変えたい

束が握れるのに落ちてくる日は、表面が湿っています。湿った髪は束としてまとまらず、外側だけが遅れて落ちます。結ぶ前に、根元から毛先まで一度手ぐしを通して、触って冷たいところがないか確かめてください。

一日の途中で高さを変えたい場合は、上げるのではなく下げてください。上げると、それまで下で支えられていた束が急に重くなり、三十分で落ちます。下げる方向なら、同じゴムのまま移せます。

前髪をどう扱うか

前髪は、束に入れるか入れないかを先に決めます。途中から入れると、生え際が引かれて分け目が動きます。

入れない場合は、結ぶ前に前髪だけを分けて、指で軽く押さえておきます。入れる場合は、いちばん最初に後ろへ送ってください。順番を守るだけで、朝の直しが一回減ります。

顔まわりの毛を少し残すかどうかも、結ぶ前に決めます。残すなら、耳の前で1〜2cm幅。それより広く残すと、束から抜けた毛と見分けがつかなくなり、整えたのか崩れたのか分からない状態になります。

残した毛の下端は、あご先の高さで終わらせると輪郭の線とぶつかりません。あご先より下まで垂らすと、首の前で縦の線が二本増えます。残す幅と終わる高さ、この二つだけ決めておけば、あとは触らなくて済みます。

まとめ

  • 道具:手順の数ではなく、道具が一つで済むかで選ぶ
  • 太さ:片手で握って親指と中指が触れれば、ゴム一本で留まる
  • 高さ:耳の上端が境目。動く日、荷物を背負う日は下で結ぶ
  • 毛先:肩に触れるなら、結び目の内側へ一度通して下端を上げる
  • 崩れ:直すのは結び目ではなく直下2cm。指でつまんで上へ寄せる
  • 前髪:束に入れるか入れないかを、結ぶ前に決める

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 簡単なアレンジを探しても、結局うまくいきません
手順の数ではなく、道具の数で選び直してみてください。手順が三つでもピンが四本要る形は、朝には向きません。ピンを探す時間、留める時間、落ちたときに気づいて留め直す時間が後からついてくるからです。ゴム一本だけで成立するかどうかは、三つで判定できます。束が片手で握れるか、結ぶ高さが耳の上端より上か下か、毛先が肩に触れるか。三点そろえば、道具は一つで足ります。
Q. 束が握れるかどうかは、どう測りますか
髪を後ろで一つに集めて、片手で握ってください。親指と中指の先が触れれば、その束はゴム一本で留まります。触れない太さの場合、ゴムは三重に巻いても緩みます。触れないときは、半分だけ上げる形にして束の量を減らすか、二つに分けて左右で結ぶかのどちらかです。太さは日によって変わるので、湿っている朝は一度確かめてください。
Q. 結ぶ高さは、どこを基準にしますか
耳の上端が境目です。ここより上で結ぶと、束の重さが結び目を下へ引くので、時間がたつほど位置が下がります。下で結ぶと、束は首や背中に支えられて位置が保たれます。動きの多い日、荷物を背負う日は、耳の上端より下で結ぶほうが一日もちます。反対に、写真に写る予定がある短い時間なら、上で結んでも崩れる前に終わります。
Q. 結んでもすぐ落ちてきます
落ちているのは結び目ではなく、その直下2cmの部分であることがほとんどです。ここは束が一本にまとまりきる前の区間で、外側の髪だけが先にゆるみます。直すときも、結び直すのではなく、この2cmを指でつまんで上へ寄せてください。三十秒で戻ります。それでも落ちる場合は、結ぶ前に髪を軽く湿らせて、乾かしながら一度手ぐしを通しておくと、束としてまとまりやすくなります。
Q. 毛先が肩に触れる長さだと、何が変わりますか
毛先が肩に触れると、動くたびに肩が束を押し返します。押し返された力は結び目の直下へ集まるので、触れる長さのときだけ崩れが早くなります。この場合は、結んだあとに毛先を結び目の内側へ一度通す形にすると、束の下端が上がって肩に触れなくなります。通すのはゴム一本のままできる動作なので、道具は増えません。

— メグラシ編集部

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