ボブのまとめ髪は、結んだあとゴムから出た毛先の長さで作れる形が決まる|3cm未満はそのまま、3〜7cmは折り返し、7cm以上は丸められる

ボブをゴム1本でまとめるとき、できる形を決めているのは髪の長さではありません。
結んだあと、ゴムの下の縁から毛先まで何cm出ているか。 これが3cm未満か、3〜7cmか、7cm以上かで、その日できる形が変わります。
同じ髪でも、結ぶ位置を2cm下げれば残り丈は2cm増えます。つまり、残り丈は自分で作れます。切る必要はありません。
📋 早見表|残り丈と、作れる形
この表は答えではありません。結んだ直後に、次の一手を決めるための道具です。
| ゴムから出た長さ | 指の幅 | 作れる形 | 必要な道具 |
|---|---|---|---|
| 3cm未満 | 指1本半 | そのまま出す | ゴム1本 |
| 3〜5cm | 指2〜3本 | 折り返して差し込む | ゴム1本 |
| 5〜7cm | 指3〜4本 | 折り返して広げる | ゴム1本 |
| 7cm以上 | 指4本以上 | 巻き込んで丸める | ゴム1本 |
残り丈は結んでから測ります。結ぶ前の長さで決めると、届くはずの形が届きません。
残り丈を測る。所要10秒
結んだ束を右手でつまんで、左手の指をゴムの下の縁に当てます。
指1本で約2cm、指2本で約3.5cm、指4本で約7cmです。定規は要りません。
測る毛は、いちばん長い1本ではありません。束をつまんだときに手のひらに当たる、真ん中あたりの毛で見てください。ボブは長さがそろっていないことが多く、いちばん長い1本で測ると、実際にはできない形を選ぶことになります。
短い毛が半分近くあるときは、真ん中の毛からさらに1cm引いた数字を使ってください。
残り丈は、結ぶ位置で作る
残り丈が足りないなら、結ぶ位置を下げます。
結ぶ位置が2cm下がれば、残り丈は2cm増えます。 上のほうで結ぶほど、毛先はゴムの近くで終わります。
動かせる幅は、耳の高さから首の付け根までです。この範囲なら、同じ髪で残り丈を3cmほど動かせます。
逆に、残り丈が長すぎて束が重く感じるときは、結ぶ位置を上げてください。上げると残り丈が減り、束が軽くなります。
3cm未満|そのまま出す
3cm未満は、折り返せません。無理に折り返すと、毛の戻る力で必ず出てきます。
この長さでやることは2つです。1つは、そのまま出しておくこと。出た毛先を指で内側へ向けて、2〜3秒握って形をつけます。握った形は、乾いた髪なら10分ほど残ります。
もう1つは、結ぶ位置を下げて残り丈を作ること。首の付け根まで下げれば、多くの場合3cmを超えます。
留め具を足す手もありますが、ゴムの真上に入れないでください。真上はゴムと重なって厚みが出ます。入れるのはゴムの1cm上です。
3〜5cm|折り返して差し込む
この長さがいちばん扱いやすい範囲です。
毛先を上へ持ち上げて、ゴムと地肌のあいだの隙間へ差し込みます。 差し込む深さは、毛先がゴムの上端を越えるところまでです。
越えていないと、毛の戻る力で押し出されます。越えていれば、ゴムそのものが押さえになり、留め具なしで残ります。
差し込んだあと、束の表面を上から手のひらで5秒押さえてください。押さえると、差し込んだ毛が地肌側に沈んで落ち着きます。
差し込む向きにも決まりがあります。毛先は、ゴムの下から上へ通します。上から下へ入れると、毛の流れと逆向きになり、表面がざらついて出てきやすくなります。下から上なら、毛の流れに沿うので、指を離しても位置が動きません。
差し込んだ直後は、束の下端に折り返しの輪ができます。この輪が横に広がりすぎているときは、輪の真ん中を指で1回つまんで縦に起こしてください。起こすと、後ろから見たときの束の幅が2cmほど細くなります。
5〜7cm|折り返して左右に広げる
5cmを超えると、折り返した束が厚くなって、差し込んだ場所が盛り上がります。
この長さでは、折り返す前に束を左右2つに分けてください。分けた2つをそれぞれ差し込むと、厚みが半分ずつになり、平らに収まります。
分ける位置は、束の真ん中です。左右で量が違うと、多いほうだけが浮きます。つまんで、手の中でおおよそ同じ重さになれば足ります。
7cm以上|巻き込んで丸める
7cm以上あれば、毛先を巻き込んで丸められます。
束を根元から2回ねじって、ねじった束をゴムに巻きつけていきます。巻きつけたら、毛先をゴムの内側へ入れます。
巻く回数は2回までにしてください。3回巻くと、丸の直径が広がって、後頭部から横に出ます。ボブの長さでは、2回で止めたほうが後ろ姿の輪郭が続きます。
巻く前のねじりは2回で足ります。ねじりが足りないと束がほどけながら巻かれ、巻き終わりで毛先がばらけます。ねじりすぎると束が硬い棒になり、ゴムに沿って曲がらず、巻いた場所が浮きます。手の中で束が1本の縄に見えたら、そこで止めてください。
毛先を内側へ入れたら、丸の外側を親指と人さし指ではさんで1回だけ軽く押します。押すと、巻いた層どうしが噛んで、走っても位置が変わりません。押す強さは、丸が1mmへこむ程度で足ります。
結ぶ前に、束を1回下へ引く
同じ髪でも、結ぶ直前の扱いで残り丈が変わります。
集めた毛を手で持ったまま、下へ1回引いてください。引くと、地肌に近い短い毛が束の中へ引き込まれ、束全体の長さがそろいます。引かずに結ぶと、短い毛が根元付近で余り、ゴムの上へはみ出します。
引く強さは、頭が少し後ろへ動くくらいで足ります。強く引くと地肌が痛み、そのあと必ず触ります。引いたら、そのままの位置でゴムを入れてください。手をゆるめてから入れると、引いた分が戻ります。
引いたあとに測った残り丈が、その日の実際に使える数字です。引く前に測ると、5mmから1cmほど長く出ます。
落ちてくる毛は、結ぶ前に分けておく
ボブは結ぶと、耳の上や横から短い毛が落ちます。落ちてから直そうとすると、結び直しになります。
結ぶ前に、耳の上から前の毛を、左右それぞれ指1本分だけ残してください。残りを結びます。
残した毛は、結び終わってから耳の後ろへ寄せて、まとめて1か所で留めます。全部を結ぼうとすると、届かない毛が結び目の周りから均等に飛び出して、そのほうが目につきます。
ゴムの巻き方は、2周で止める
ゴムを何周させるかでも、残り丈の使いやすさが変わります。
2周で止めてください。3周させると、ゴムの縦幅が広がって、折り返した毛先がゴムの上端を越えにくくなります。同じ残り丈でも、3周だと届かなくなります。
2周でゆるいなら、ゴムを替えます。周回数を増やすのではなく、細いゴムに替えるほうが、残り丈をそのまま使えます。
後頭部の高さは、結ぶ前に決める
ボブは束が短いので、結び目の位置がそのまま後ろ姿の形になります。
耳の高さで結ぶと、束が後頭部の丸みの上に乗ります。 首の付け根で結ぶと、束が首に沿って下ります。
どちらを選ぶかは、残り丈で決めてください。3cm未満で上に結ぶと、束が短くて丸みの上で跳ねます。3cm未満のときは、下で結ぶほうが収まります。
どちらとも取れるとき①|残り丈が3cmちょうど
3cmちょうどは、折り返せるかどうかの境目です。
判定は1回でつきます。毛先を持ち上げて、ゴムの上端まで届くか。 届けば折り返せます。届かなければ、そのまま出す形にしてください。
届かないのに差し込むと、5分で出てきます。出てきた毛先は、まっすぐではなく折れた形で出るので、そのまま出しておくより目につきます。
どちらとも取れるとき②|束の中で長さがばらばら
上のほうの毛が短く、下のほうが長いボブでは、束の中で残り丈が2倍近く違うことがあります。
このときは、短いほうに合わせてください。長いほうに合わせると、短い毛が折り返しから抜けて、束の途中から飛び出します。
短いほうに合わせると、長い毛が余ります。余った毛は、折り返したあとに毛先だけをもう一度内側へ入れれば収まります。入れる場所は、最初に差し込んだ穴の隣です。同じ穴に重ねて入れると、そこだけ厚くなって浮きます。
どちらとも取れるとき③|片側だけ残り丈が短い
分け目の関係で、左右の残り丈が違うことがあります。
差が1cm以内なら、そのまま短いほうに合わせて構いません。1cmを超えるときは、結ぶ位置を短い側へ1cmずらしてください。
ずらすと、短い側の毛が引かれる距離が減り、残り丈が伸びます。真ん中で結ぶことより、左右がそろうことを優先してください。
まとめ
ボブのまとめ髪でできる形を決めているのは、結んだあとにゴムから出ている毛先の長さです。
3cm未満なら折り返せないので、そのまま出すか、結ぶ位置を下げて残り丈を作ります。3〜5cmはゴムと地肌のあいだへ差し込み、5〜7cmは束を左右に分けてから差し込みます。7cm以上あれば、2回ねじって巻きつけ、毛先を内側へ入れます。
測るのはいちばん長い毛ではなく、手のひらに当たる真ん中の毛。ゴムは2周で止め、落ちてくる毛は結ぶ前に指1本分だけ残しておいてください。
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よくある問い
- Q. 残り丈はどこで測るのですか
- 結んだあと、ゴムのいちばん下の縁から毛先までを指の幅で測ります。指1本で約2cm、指2本で約3.5cm、指4本で約7cmです。束の中でいちばん短い毛ではなく、いちばん長い毛でもなく、束をつまんだときに手のひらに当たる真ん中あたりの毛で見てください。ボブは長さがそろっていないことが多いので、いちばん長い1本で測ると、実際にはできない形を選ぶことになります。
- Q. 残り丈が足りないときは、どうすればいいですか
- 結ぶ位置を下げてください。同じ髪でも、結ぶ位置が2cm下がれば残り丈は2cm増えます。上のほうで結ぶほど、毛先はゴムの近くで終わります。逆に、残り丈が長すぎて扱いにくいときは結ぶ位置を上げます。髪を切らなくても、結ぶ位置だけで残り丈は3cmくらい動かせます。動かせる幅は、耳の高さから首の付け根までです。
- Q. 折り返した毛先が、すぐ出てきます
- 折り返す向きが外側になっていることが多いです。折り返すのは、束の外側ではなく内側です。毛先を上へ持ち上げて、ゴムと地肌のあいだの隙間へ差し込んでください。差し込む深さは、毛先がゴムの上端を越えるところまでです。越えていないと、毛の戻る力で押し出されます。差し込んだあと、束の表面を上から手のひらで5秒押さえると、位置が落ち着きます。
- Q. ゴム1本だけで、本当に留まりますか
- 残り丈が3cm以上あれば留まります。3cm未満のときは、ゴムだけでは折り返せないので、そのまま出す形にするか、留め具を1つ足してください。留め具を足す場合は、ゴムの真上ではなく、ゴムの1cm上の毛をすくって留めます。真上に入れるとゴムと重なって、厚みで浮きます。1cm上なら、地肌に沿って寝てくれます。
- Q. 短い毛が横から落ちてきます
- 落ちてくる毛は、結ぶ前に分けておきます。耳の上から前の毛を左右それぞれ指1本分だけ残し、残りを結んでください。残した毛は、結び終わってから耳の後ろへ寄せて、まとめて1か所で留めます。全部を結ぼうとすると、届かない毛が結び目の周りから均等に飛び出して、そのほうが目につきます。先に分けて、あとで寄せるほうが早く終わります。
— メグラシ編集部





