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シニヨンを簡単に作るやり方|ピン1本で留まる巻き数2周と直径の目安

メグラシ編集部//読了 14分
結んだ髪を丸めてピン1本で留める瞬間を鏡で確かめている女性

あなたの髪で簡単なシニヨンが作れるかは、巻き数が2周あるかと、丸の直径が頭の横幅の0.3以上あるかの2つで決まります。両方を満たしていれば、道具はゴムとピン1本で足ります。

簡単なシニヨンを探すと、手順の短さばかりが並びます。けれど朝の時間を食っているのは手順の数ではなく、ピンを探して、挿して、また挿し直す時間です。道具をピン1本に絞れれば、手順が同じでも朝はそれだけ短くなります。

この記事では、2つの条件の測り方、満たさないときの足し方、ミディアムとボブ・三つ編み・サイドでの作り方、そして秋冬の襟との高さ合わせまでを、道具を増やさない前提で書きます。

簡単なシニヨンは、ピン1本で留まるかで決まる

シニヨンが簡単に感じられるかどうかは、作る動作の数ではほとんど変わりません。結ぶ、巻く、留める。どのやり方でも、大きな動作はこの3つです。

差がつくのは「留める」の部分です。ピンが1本で済む日は、留める動作が一息で終わります。3本、4本と必要な日は、挿す位置を探し、前に挿したピンとぶつからないように角度を変え、最後に鏡で全体を確かめ直すことになります。

つまり、簡単にしたいなら、最初に見るべきは手順書の短さではなく、自分の髪がピン1本で留まる条件を満たしているかです。満たしていれば、どの手順でも速く終わります。満たしていなければ、条件のほうを先に整えます。

測るのは巻き数と直径比の2つ。所要1分

巻き数=結んだ束を根元に巻きつけて、何周できるか。直径比=丸の直径を、頭のいちばん広いところの幅で割った値。

巻き数は、実際に一度巻いてみて数えます。1周目は根元のゴムを隠すように、2周目はその外側に重ねるように巻き、どこで毛先が終わるかを見ます。

直径比は、正面の鏡で測ります。頭のいちばん広いところ(耳の少し上の高さ)の幅を指の本数で数え、次に丸の直径を同じく指で数えます。頭の幅が指8本ぶんなら、丸が指2本半ほどあれば0.3に届いています。定規はいりません。

ピン1本で留まる条件

条件目安満たさないとき
巻き数2周以上毛先を折り込んでから巻く
直径比0.3以上巻きを少し緩めて丸を広げる

この2つが揃うと、丸が自重で安定します。どちらか一方でも欠けると、ピンを増やして支える必要が出てきます。

表は、どちらの条件が欠けているかを見分けるためのものです。両方欠けている日は、巻き数のほうを先に足してください。巻き数が増えると丸の量も増えるので、直径比も一緒に上がることが多いからです。

簡単シニヨンのやり方|結ぶ・巻く・留めるの5工程

条件を測ったら、実際に丸めてピンを挿すまでの動作も分けておくと、毎朝の再現性が上がります。

  1. 髪をとかしてから、高さを決めて一つに結ぶ。 もつれたまま結ぶと、巻くときに束が均一にねじれません
  2. 結んだ束を、根元に沿って決めた方向へ巻きつける。 毎回同じ方向に統一すると、翌朝も迷いません
  3. 巻き終わりの毛先を、丸の内側に軽く押し込む。 外に出たままだと、ピンを挿す前にほどけてきます
  4. 丸の重心よりやや下、根元に近い位置にピンを構える。 位置を決めてから挿すと、挿し直しが減ります
  5. 丸の重心を斜めに貫くように、ピンを一息に挿し込む。 途中で止めると髪を巻き込んでうまく通りません

この5工程のうち、2の巻く方向を毎回そろえておくことが、翌朝の所要時間をいちばん縮めます。利き手が右の人は反時計回りのほうが力を入れやすく、左の人はその逆になりやすいので、一度試して楽なほうを自分の基準にしてください。

結ぶ高さの決め方|耳の上端・耳の中ほど・襟足

シニヨンを簡単に済ませたい日は、結ぶ高さを3つのうちから選ぶだけにしておくと迷いません。目印は耳です。

耳の上端の高さで結ぶと、丸が頭の後ろの丸みに乗るので、重さが分散してピン1本でも安定しやすくなります。耳の中ほどの高さは、横から見たときに丸が首と頭のちょうど境目に来る位置で、いちばん落ち着いて見えます。襟足(耳の下端より下)は、丸の重さが首側にかかるので、巻き数が足りていても下にずれやすい位置です。

襟足で作りたい日は、直径比を0.3ぎりぎりではなく0.33前後まで確保してください。丸が大きいほうが、根元との接地面が広がって、下へのずれを受け止めます。

鏡を見ずに高さをそろえたいときは、耳の上端に人さし指を当て、そのまま指を後ろへ水平に滑らせた先で結んでください。毎朝同じ指の通り道を使えば、合わせ鏡で確かめる時間を省けます。

判定①|巻き数が足りないとき

束を巻きつけて2周に届かない場合、毛先を一度内側に折り込んでから巻いてください。折り込むことで束の先端が太くなり、丸の芯ができるので、少ない周数でも形が保てます。

それでも届かない長さの場合は、無理に2周を狙わず、丸を小さめにして直径比の条件だけを優先してください。小さい丸でもピン1本で留まる場合があります。

判定②|直径比が足りないとき

丸の直径が頭の横幅の0.3に届かない場合、巻く量を増やすか、巻く強さをゆるめて丸を大きくします。強く締めすぎると直径が小さくなりすぎるので、2周巻けているならやや緩めに仕上げるほうが直径比は確保しやすくなります。

緩める量の目安は、巻き終えたあと指1本が丸と根元の間に軽く入る程度です。指が入らないほど締まっている場合は、締めすぎのサインです。

ピンを挿す向きと角度

ピンは、丸の重心を斜めに貫くように挿してください。まっすぐ挿すよりも、斜めに通したほうが抜けにくくなります。挿す位置は丸の中心よりやや下が基準です。中心より上に挿すと、丸が下側の重さで回転しやすくなります。

角度の目安は、地肌に対しておよそ45度です。垂直に近い角度で挿すと、髪の少ない一部分にしか通らず抜けやすくなります。45度前後で通すと、ピンが多くの毛束を横断するので、面で支える形になり安定します。

ピンの先端が地肌に軽く触れる程度まで挿し込めば、十分な支えになります。地肌に強く当てる必要はありません。ピンの向きと交差のさせ方をもっと詳しく知りたいときは、ヘアピンの使い方|向きと交差の角度にまとめています。

ピン1本に向くピン、向かないピン

ピン1本で留めるなら、ピンの形も選びます。目安は、ピンの長さが丸の直径の半分以上あるかどうかです。丸の直径が6cmなら、3cm以上の長さがあるピンを選んでください。短いピンは丸の手前側の毛束しか拾えず、重心まで届きません。

先が開いたU字のピンは、丸の内側の毛を広く拾うので、ピン1本の前提に向いています。先が閉じた平たいピンは、地肌の近くを押さえる力が強いかわり、丸の中心まで通しにくい形です。丸を留める1本にはU字のピンを、後れ毛を押さえる用途には平たいピンを、と役割を分けておくと迷いません。

U字のピンでも、先端の開きが指1本より広いものは、挿したあとに丸の中で回ってしまいます。開きの狭いものを1本、決まった場所に置いておくと、朝にピンを探す時間そのものがなくなります。

髪の長さ別①|ロングは巻き数より締め具合を見る

肩甲骨より下まである髪は、たいてい2周以上巻けます。ロングで気をつけるのは巻き数ではなく、量が多いぶん丸が重くなることです。

3周以上巻ける日は、丸を少し締めて直径を0.32〜0.35に収めてください。0.4を超えるほど大きく作ると、丸の重さがピン1本の支えを上回り、昼過ぎには下がってきます。ロングで簡単に済ませたいなら、余った長さは周数に回し、直径は広げすぎないのが近道です。

毛先が腰に届くほど長い日は、4周目以降が丸の外側にはみ出して、形がいびつになりやすくなります。その場合は、結ぶ前に束を軽くねじってから巻くと、1周あたりに使う長さが増えて、3周前後で収まります。

髪の長さ別②|ミディアムでシニヨンを作るとき

肩から鎖骨くらいの長さのミディアムは、結ぶ高さによって巻き数が変わります。高い位置で結ぶほど、ゴムから出る毛先が短くなるからです。

ミディアムでシニヨンを簡単に作るなら、まず耳の中ほどの高さで結び、ゴムから出た毛先の長さを確かめてください。目安は次のとおりです。

ゴムから出た毛先できること
15cm以上2周巻ける。ロングと同じ手順でよい
7〜15cm毛先を折り込んでから1周半。丸は小さめ
7cm未満丸めずに、低い一つ結びに切り替える

7〜15cmの帯にいる人は、結ぶ位置を襟足側へ1〜2cm下げるだけで、毛先が15cmに届くことがあります。高さを少し譲るか、丸の小ささを受け入れるか。この2択で考えると、朝に迷う時間が減ります。

髪の長さ別③|ボブはシニヨンにこだわらない

あごから肩のあいだのボブは、ゴムから出る毛先が7cmに届かないことが多い長さです。この場合、丸を作ろうとしてピンを何本も足すより、結んだ毛先の始末だけで形にするほうが簡単に済みます。

ボブでまとめ髪をする日の判断は、ゴムから出た毛先が何cmあるかで分かれます。詳しくはボブのまとめ髪|ゴムから出た毛先の長さで決まるに分けて書きました。

ボブの中でも肩につく長さで、毛先が7cmを超える日は、小さな丸が作れます。このときは直径比0.3にこだわらず、0.25前後でもピン1本で留まることがあります。丸が小さいぶん重さも軽いからです。

三つ編みシニヨンで滑りを止める

三つ編みにしてから巻くシニヨンは、髪が滑って丸がまとまらない人に向いています。編むことで束の表面に凹凸ができ、巻いた束同士がかみ合って、途中でほどけにくくなります。

一方で、三つ編みにすると束の長さが1割ほど縮みます。ストレートのままで2周ぎりぎりだった人は、編んだとたんに2周に届かなくなることがあります。

使い分けの境目は、ストレートのまま巻いて何周できるかです。2周半以上巻ける人は、三つ編みにしても2周が残るので、滑り止めとして編む価値があります。2周ちょうどの人は、編まずに表面をコームで整えるほうを選んでください。

編み込みのシニヨンは見映えが変わりますが、編む工程が増えるぶん、簡単という目的からは外れます。朝に時間をかけられる日の選択肢として残しておき、編み方は三つ編みの構造と所要時間を参考にしてください。

サイドシニヨンをピン1本で留めるとき

耳の後ろあたりに丸を寄せるサイドシニヨンは、重さのかかる向きが真後ろのシニヨンと変わります。丸が横に引っぱられるので、ピンの向きも合わせて変えます。

サイドに作るときは、ピンの先を頭の中心(後頭部のいちばん高いところ)へ向けて挿してください。丸の重さを頭の中心側へ引き戻す向きになるので、ピン1本でも横へずれにくくなります。

位置の目安は、丸の中心が耳の後ろ端から指2本ぶん後ろに来るあたりです。耳に近すぎると、耳たぶの動きで丸が押されて緩みます。サイドで結ぶときの束の出方は、編み込みサイドアップの束の出方も合わせて見ると判断しやすくなります。

サイドシニヨンは、結ぶ前に髪を片側へ寄せる工程が1つ増えます。寄せた側と反対の耳の上で髪が引っぱられて浮きやすいので、寄せる前に反対側の耳の上だけを手のひらで押さえ、そのまま束を寄せてから結んでください。ここが浮いたまま結ぶと、丸をどれだけきれいに留めても、正面から見たときに頭の形が片側だけふくらんで見えます。

秋冬の襟とシニヨンの高さ|コート・タートル・マフラー

秋から冬にかけてシニヨンが崩れやすくなるのは、髪の条件が変わったからではなく、襟が高くなるからです。コートの襟、タートルネック、マフラー。どれも首の後ろで丸を下から押し上げます。

基準は、丸の下端と襟の上端のあいだの隙間です。**指2本ぶん空いていれば、首を動かしても襟が丸に触れません。**指1本以下だと、振り向くたびに丸が少しずつ押し上げられ、ピンの周辺から緩みます。

タートルネックやマフラーの日は、結ぶ位置を耳の中ほどまで上げておくと、この隙間が取りやすくなります。襟足で作りたい日は、丸を小さめにして下端を上へ逃がしてください。マフラーを厚く巻く日は、巻いた状態で一度鏡を見て、隙間が残っているかを確かめると確実です。マフラーの厚みの見方はマフラーの結び方|生地をつまんだ厚みで選ぶにあります。

崩れる場所は、ピンの周辺2cm

シニヨンが崩れるとき、緩んでいるのは丸全体ではなく、ピンの周辺2cmであることがほとんどです。ここは巻きの締めが最初に緩む場所です。

直すときも、この2cmだけを指でつまんで丸の中心方向へ寄せてください。丸ごと結び直す必要はなく、10秒ほどで戻ります。

崩れ方には2種類あります。ピンの周辺の髪がふわっと浮いてきた場合は、押さえるだけで直ります。ピンごと下にずり落ちてきた場合は、一度ピンを抜いて、より下側(丸の重心に近い位置)へ挿し直してください。ずり落ちを繰り返す日は、ピンの角度が垂直に近すぎる可能性が高いので、45度をあらためて確かめます。

時間がない朝の順番

順番はこうです。

  1. 髪をとかしてから、決めた高さで一つに結ぶ。 もつれたまま結ぶと崩れやすくなる
  2. 根元に巻きつけて周数を確かめる。 2周に届かなければ毛先を折り込んでから巻く
  3. 丸の直径を頭の横幅と見比べる。 指の本数で0.3以上あるかを確認する
  4. 巻き終わりの毛先を、丸の内側に押し込む。 外に出したままにしない
  5. 丸の重心よりやや下に、45度の角度でピンを一息に挿す。

この5つで、道具はゴムとピン1本のまま完結します。秋冬は、5のあとに襟との隙間を指2本ぶん確かめる工程を1つ足してください。

巻き数と直径、両方が余裕のある日

巻き数が3周以上、直径比も0.35を超えるような余裕のある日は、丸をやや締めて直径を小さくしても、ピン1本のまま安定します。逆に量が多い日に大きな丸のまま留めようとすると、ピン1本では支えきれないことがあるので、そのぶん少し締めて直径を抑えてください。

余裕がある日ほど、実は油断してほどけやすくなります。余った量を使い切って丸を大きく作ると、支えられる重さの上限に近づくためです。巻き数に余裕があるなら、直径は0.32〜0.35程度の中間に収め、締める強さのほうで余裕を活かすと、ピン1本でも安定した状態が長く続きます。

前日に確かめておくこと

初めて試す日は、前日に一度作って条件を満たすか確かめておくと、当日の朝に慌てません。巻き数と直径比の両方を測り、どちらも目安を満たしていれば、翌朝は同じ手順を繰り返すだけで再現できます。

条件を満たさなかった場合は、対処法をメモしておくと、翌朝すぐに切り替えられます。髪の長さは数cm変わるだけでも周数に影響するので、毛先を整えた直後の週は、もう一度前日確認をやり直すと安心です。

崩れにくくする一手間

丸を作ったあと、表面を軽くコームでなでて整えると、後れ毛が減って崩れにくくなります。整えすぎて毛が1本も出ない状態にすると、逆に面として大きく見えることがあるので、表面はほどほどに整える程度で十分です。

毛量が多い人は表面がまとまりにくいので、コームでなでる前に、丸の外側だけを軽く霧吹きで湿らせておくと表面がなじみやすくなります。くせ毛で表面がぱらつく人は、なでる方向を巻いた方向と同じ一方向にそろえると、逆向きの毛だけが浮いて崩れて見えるのを防げます。

秋冬は空気が乾いて、表面の細い毛が静電気で浮きやすくなります。コームでなでたあと、手のひらで丸を包むように数秒押さえておくと、浮いた毛が落ち着きます。

どちらとも取れるとき①|2周は巻けるが直径が足りない

巻き数は足りているのに直径比が0.3に届かない場合、原因は2つに分かれます。

(a) 髪の量そのものが少ない場合 これ以上直径を作りようがありません。丸を作るのではなく、低い位置で一つに束ねる形へ切り替えるほうが、ピン1本での安定は保てます。

(b) 締めすぎている場合 巻くときに強く締めると、周数は足りていても直径が小さくなりすぎます。この場合はやや緩めに巻き直すと、同じ2周のまま直径比が上がります。緩めても2周巻けるかどうかで、(a)と(b)を切り分けられます。

どちらとも取れるとき②|直径はあるが巻けない

直径比は足りているのに2周巻けない場合、原因は2つに分かれます。

(a) 毛量が多すぎる場合 根元に巻きつけにくいことが原因です。半分の量だけを巻いて丸にし、残りは丸の外側に添わせるようにまとめると、ピン1本で留まる形に近づきます。

(b) 髪が滑りやすい場合 量は適正でも、表面が滑って巻きつけている途中でほどけてしまうことがあります。ストレートのまま2周半以上あるなら三つ編みにしてから巻き、2周ちょうどなら巻く前に根元をコームで整えて、毎回同じ力で巻くようにしてください。

どちらとも取れるとき③|作った直後は良いが数時間で緩む

条件(巻き数2周以上・直径比0.3以上)を満たしているのに数時間で緩む場合、原因はここまでの2条件では説明できません。

(a) ピンの角度が浅い場合 垂直に近い角度で挿していると、時間の経過とともに重みでピンが少しずつ下がってきます。45度の角度に挿し直してください。

(b) 襟が丸を押している場合 秋冬に急に緩むようになったなら、まず襟との隙間を疑ってください。座ったときや振り向いたときに、襟が丸に当たっていないかを鏡で確かめます。隙間が指1本以下なら、結ぶ位置を上げます。

(c) 巻き終わりの毛先が丸の外に出ている場合 毛先が外に出ていると、そこから少しずつほどけていきます。巻き終わったら、毛先を必ず丸の内側に押し込んでください。

3つとも当てはまらない場合は、ゴム自体の締める力が弱くなっている可能性があります。ゴムを1本、新しいものに替えて試してみてください。

どちらとも取れるとき④|ミディアムとボブの境目の長さ

ゴムから出た毛先がちょうど7cm前後の人は、丸を作るか、一つ結びにとどめるかで毎朝迷います。この長さは、丸は作れても、ピン1本で半日もつかどうかがその日の髪の状態で変わる帯です。

迷ったときは、作った丸を指で軽く横に押してみてください。押した指を離したあと、丸が元の位置に戻るなら、ピン1本で半日もちます。押した方向にずれたまま戻らないなら、その日は一つ結びに切り替えたほうが、昼に直す手間がかかりません。

この帯にいる人は、2〜3週間ごとに毛先の長さが変わるたびに判断が入れ替わります。毛先を整えた直後は一つ結び、伸びてきたらシニヨン、と時期で分けておくのも1つのやり方です。

より丁寧に作りたい日は

時短ではなく、丸の位置や横顔の奥行きまで含めて丁寧に仕上げたい日は、シニヨンヘア|丸の直径と横から見た奥行きで決まるに詳しい判定をまとめています。この記事の条件を満たしたうえで、さらに整えたいときに参考にしてください。

式典や食事会など、長い時間形を保ちたい日は、ピン1本という前提から外れて構いません。そういう日は時間をかけるほうを優先し、使える時間に応じた選び方をヘアアレンジを、かけられる時間で決めるで確かめてください。

まとめ

  • シニヨンを簡単にするのは手順の数ではなく、道具をゴムとピン1本に絞れるかどうか
  • ピン1本で留まる目安は、巻き数2周以上・直径比0.3以上
  • 巻き数が足りなければ毛先を折り込む。直径が足りなければ巻きを緩める
  • ゴムから出た毛先が15cm以上なら2周、7〜15cmは折り込み、7cm未満は一つ結び
  • 三つ編みは滑り止めになるが長さが1割縮む。2周半以上ある人に向く
  • サイドに作るときは、ピンの先を頭の中心へ向ける
  • 秋冬は、丸の下端と襟の上端のあいだに指2本ぶんの隙間を取る
  • 崩れるのはピン周辺2cm。そこだけつまんで直せば足りる

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 簡単なシニヨンは、手順が少ないものを選べばいいですか
手順の数より、使う道具がピン1本で済むかどうかを見てください。ピンを何本も探して留める形は、手順が同じでも朝の所要時間が長くなります。ピン1本で留まる条件を満たしていれば、結ぶ・巻く・留めるの3動作で終わります。
Q. ピン1本で留まる条件は何ですか
2つあります。束を根元に巻きつけられる周数が2周以上であること、そして丸の直径が頭の横幅の0.3以上あることです。この2つが揃うと、丸が自重で安定するので、ピン1本でも位置がずれにくくなります。どちらか一方でも欠けると、ピンを足すか形を変える必要が出てきます。
Q. ミディアムやボブでもシニヨンはできますか
結んだあと、ゴムから出た毛先の長さで決まります。15cm以上あれば2周巻けるので、ロングと同じ手順で作れます。7〜15cmなら毛先を内側に折り込んでから巻き、丸を小さめにまとめます。7cm未満の場合は丸めずに、低い位置の一つ結びに切り替えるほうが崩れません。
Q. ピン1本だとすぐに緩んできます
緩む場所はピンの周辺2cmに集中しています。全体を巻き直す必要はなく、その2cmだけを指でつまんで丸の中心方向へ寄せれば直ります。ピンは地肌に対して45度前後で、丸の重心を斜めに貫くように挿すと抜けにくくなります。
Q. コートやマフラーの季節は、シニヨンの位置を変えたほうがいいですか
変えたほうが崩れにくくなります。丸の下端が襟の上端より下にあると、首を動かすたびに襟が丸を押し上げます。丸の下端と襟の上端のあいだに、指2本ぶんの隙間を取ってください。タートルネックやマフラーの日は、結ぶ位置を耳の中ほどの高さまで上げるのが目安です。

— メグラシ編集部

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