お宮参りの髪型をセルフで決めるなら、抱っこの姿勢で顔の前に落ちる毛束を数える|0本ならそのまま、3本以上なら全部まとめる

お宮参りの髪型を自分で決めるとき、鏡の前で正面を向いて確かめても足りません。
当日いちばん長く取る姿勢は、あごを引いて下を向いた姿勢です。抱いている時間、のぞき込む時間、荷物を取る時間。どれも下向きです。
だから判定も下向きでやります。あごを胸に近づけて10秒。そのとき顔の前に落ちてくる毛束が何本あるかで、その日の髪型が決まります。
📋 早見表|落ちる本数と、選ぶ形
この表は答えではありません。前日に、どの形で当日を過ごすかを決めるための道具です。
| 落ちる束の数 | 選ぶ形 | 使う道具 | かかる時間 |
|---|---|---|---|
| 0本 | そのまま下ろす | なし | 0分 |
| 1〜2本 | 耳の後ろで留める | 留め具1〜2つ | 2分 |
| 3〜4本 | 半分上げて留める | ゴム1本と留め具1つ | 5分 |
| 5本以上 | 全部まとめる | ゴム1本と留め具2つ | 8分 |
数えるのは前日です。当日の朝に数えると、直す時間がありません。
数え方。所要10秒
鏡の前に立って、あごを胸に近づけます。赤ちゃんを抱いているつもりで、少し前かがみになってください。
その姿勢のまま10秒動かないでください。 すぐ戻すと、落ちきる前の状態を数えることになります。
10秒たったところで、顔の横に来ている束を数えます。1本ずつの毛ではなく、指ではさめる太さのまとまりを1束と数えます。
左右それぞれ数えて、多いほうの数字を使ってください。片側だけ多いときは、その側だけ留めれば足ります。両側を同じにそろえる必要はありません。
0本|そのまま下ろしていい
下を向いても顔の前に何も落ちてこないなら、触る必要はありません。
このとき無理にまとめると、まとめた分だけ崩れる場所が増えます。触っていない髪はいちばん崩れません。
やることがあるとすれば、毛先の向きだけです。毛先が外へ跳ねていると、写真で横向きになったときに輪郭の外へ出ます。指で内側へ向けて2〜3秒握ると、乾いた髪なら形がつきます。
0本でも、髪を耳にかけている場合は数え直してください。耳にかけた毛は、下を向いた瞬間に外れて前へ落ちます。かけた状態で数えるのではなく、かけていない状態で数えるほうが、当日の実際に近くなります。
1〜2本|耳の後ろに移して留める
落ちる束が1〜2本なら、その束だけを動かします。
落ちた束を耳の後ろへ寄せて、耳の上端の高さで留めます。留め具は地肌に沿って横向き、すくう毛は5mm幅で足ります。
留める位置を耳より前にすると、正面から留め具が見えます。後ろに寄せすぎると、落ちる出どころが押さえられず、また同じ場所から落ちます。出どころは耳の前なので、耳の上端が境目です。
留めたら、もう一度あごを引いて10秒。0本になっていれば終わりです。
3〜4本|半分上げる
3本を超えると、1つずつ留めても間に合いません。留め具が増えるほど、外れる箇所も増えます。
耳の上端より上の毛を全部集めて、後ろで1つに結んでください。結んだ束を上へ折り返して、留め具1つで留めます。
下ろしたままの下半分は、そのままで構いません。下半分は下を向いても前へ来ません。前へ来るのは、耳より上に生えている毛だけです。
集めるときは、こめかみの毛まで入れてください。こめかみを外すと、そこだけが残って、下を向いたときに1本落ちます。落ちる1本のために留め具を足すことになるので、最初から入れたほうが道具が減ります。
折り返した束の毛先は、ゴムの内側へ入れます。外に出したままだと、抱いた赤ちゃんの手が届く高さになります。内側へ入れておけば、つままれる場所がなくなります。
5本以上|全部まとめる
5本以上落ちるなら、下ろす形はあきらめたほうが早く終わります。
まとめる位置は、耳の上端と同じ高さか、それより下です。それより高いと、あごを引いたときに束が後頭部の丸みの上で跳ねます。
抱いている時間が長い日は、首の付け根まで下げてください。下げるほど、頭を動かしたときの束の振れ幅が小さくなります。
まとめたあと、束の毛先は必ず内側へ入れてください。毛先が下に垂れていると、抱いたときに赤ちゃんの顔の高さに来ます。内側へ入れるのは、折り返して留め具1つで足ります。
まとめ終わったら、もう一度あごを引いて10秒。ここで新しく落ちてくる束があれば、それはまとめる範囲から外れた毛です。外れた毛だけを耳の後ろへ寄せて、留め具をもう1つ足してください。全部やり直す必要はありません。
前髪は、落ちる本数と別に数える
前髪は顔の前に落ちるのが前提なので、束の数には入れません。別に見ます。
あごを引いた姿勢で、前髪の毛先がまぶたに触れるかどうかだけ確かめてください。触れるなら、触れる分を横へ流して耳の上で留めます。
触れなければ、そのままで構いません。まぶたに触れる毛は、視界に入るたびに手で払うことになります。払う動作が、いちばん形を崩します。
流す向きは、抱く側と逆にしてください。抱く側へ流すと、腕を上げたときに袖が前髪をこすります。逆側なら、腕の動きが髪に届きません。どちらの腕で抱くか決まっていないなら、利き手と逆へ流しておくと外れが少なくなります。
留め具は、片手で開くものを選ぶ
当日は片手がふさがっている時間が長くなります。
両手が要る留め方は、その場で直せません。片手で開いて片手で留められるものを1つ、すぐ出せる場所に入れておいてください。
鏡がない場所でも、耳の上端を指で探せば位置は決まります。位置さえ決まっていれば、見ずに留められます。
予備は1つで足ります。2つ以上持つと、どこに入れたか探すことになります。入れる場所は、荷物の中ではなく、上着の外側の浅いところです。荷物の中に入れると、片手で取り出せません。
当日落ちてきたら、元に戻さない
落ちた束を元の場所へ戻すのは、その場ではやりません。戻しても、10分後に同じ束が同じ場所から落ちます。
やることは1つです。落ちた束を耳の後ろへ移して、留め具を1つ足す。
移す先は、すでに留めてある場所の1cm下です。同じ場所に重ねると、留め具どうしが当たって両方浮きます。
上着や羽織りを脱ぐ場面で崩れる
一日のうちで、まとめた髪が崩れる場面は決まっています。
いちばん多いのは、上着を脱ぐときです。襟が後頭部を通ると、留めた場所が押し上げられます。脱ぐときは、両手で襟を持って前から抜いてください。
もう1つは、荷物を肩にかけ直すときです。持ち手を持ち上げる動きで、腕が後頭部の高さを通ります。かけ直すのは、頭の後ろではなく体の前でやってください。
写真で並ぶときの、束の位置
写真では横並びになる時間があります。並んだときは、隣の人との距離が近くなります。
まとめた束が横へ出ていると、隣の人と重なって見えます。束は後頭部の中心線の上に置いてください。 中心から左右に3cm以上ずれていると、正面からの写真で片側だけ厚く見えます。
抱いている側の肩は下がるので、髪も同じ側へ寄ります。寄る分を見越して、束は少しだけ反対側に置くとつり合います。
どちらとも取れるとき①|2本と3本のあいだ
数えて2本のときと3本のときで迷うのは、束の太さの見立てが揺れているからです。
判定は簡単にできます。落ちた束を、指2本ではさめるか。 はさめるなら1束、はさみきれないなら2束と数えてください。
迷ったら多いほうの数字で選びます。留める場所が1つ増えるだけで、やり直しは要りません。
どちらとも取れるとき②|髪が短くてまとめられない
まとめようとしても、耳の上の毛が届かないことがあります。
このときは、まとめるのをやめて、落ちる束だけを耳の後ろへ留めてください。届かない毛を無理に集めると、集めた場所から短い毛が飛び出します。
留め具は2つまでです。3つ以上必要なら、その髪ではまとめる形が成立していません。落ちる束だけを押さえる形に切り替えてください。
どちらとも取れるとき③|当日の朝に数え忘れた
前日に数えていないまま朝を迎えたら、その場で数えるより、最初から全部まとめる形を選んでください。
朝は時間がありません。数えて、留めて、また数え直すと、10分では終わりません。
全部まとめる形は、落ちる本数がいくつでも成立します。判定を省くときは、いちばん厳しい側を選ぶ。 これで当日直す回数がゼロに近づきます。
まとめ
お宮参りの髪型をセルフで決めるときの判定は、正面の鏡ではなく、あごを引いて下を向いた姿勢でおこないます。
10秒そのままにして、顔の前に落ちてきた束を数えます。0本ならそのまま、1〜2本なら耳の上端の高さで耳の後ろへ留め、3〜4本なら耳から上を半分上げ、5本以上なら全部まとめます。
まとめる位置は耳の上端と同じか、それより下。留め具は片手で開くものを1つ持ち、当日落ちてきたら元へ戻さず、耳の後ろへ移して足してください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. なぜ正面の鏡ではなく、下を向いて数えるのですか
- お宮参りのあいだ、顔が正面を向いている時間は短いからです。抱いている時間、のぞき込む時間、荷物を取る時間は、どれもあごを引いた姿勢になります。正面の鏡でおさまって見える髪でも、あごを引くと顔の横の毛が前へ落ちます。落ちた毛は視界に入るので、無意識に手で戻します。戻す動作が増えるほど形は崩れるので、最初から落ちない形を選ぶほうが手数が減ります。
- Q. 落ちる毛束は、どうやって数えるのですか
- 1本ずつの毛ではなく、指ではさめる太さのまとまりを1束と数えます。鏡の前で、あごを胸に近づけて10秒そのままにしてください。10秒たったところで顔の横に来ている束を数えます。すぐに戻すと数えられないので、10秒は動かさないでください。左右それぞれ数えて、多いほうの数字を使います。片側だけ多いときは、その側だけ留めれば足ります。
- Q. 1〜2本のとき、どこに留めればいいですか
- 耳の後ろ、耳の上端の高さです。落ちた束を耳の後ろへ寄せて、地肌に沿って横向きに留め具を入れます。すくう毛は5mm幅で足ります。留める位置を耳より前にすると、正面から留め具が見えます。後ろに寄せすぎると、落ちる毛の出どころが押さえられず、また同じ場所から落ちます。出どころは耳の前なので、耳の上端が境目になります。
- Q. 3本以上落ちるとき、まとめる位置はどこですか
- 耳の上端と同じ高さか、それより下です。それより高い位置でまとめると、あごを引いたときに束が後頭部の丸みの上で跳ねます。低い位置なら、下を向いても束が首に沿って落ち着きます。抱いている時間が長い日は、首の付け根まで下げてください。下げるほど、頭を動かしたときに束が振れる幅が小さくなります。
- Q. 当日、途中で落ちてきたら直せますか
- 直せます。落ちた束を元の場所へ戻すのではなく、耳の後ろへ移して留め具を1つ足してください。元の場所へ戻すと、10分後に同じ束が同じ場所から落ちます。片手がふさがっている場面が多いので、留め具は片手で開くものを1つ、すぐ出せる場所に入れておいてください。鏡がなくても、耳の上端を指で探せば位置は決まります。
— メグラシ編集部





