3歳の七五三の髪型は、ゴムが何周で止まるかで決まる|3周で止まるなら結べる、4周以上必要なら結ばずに飾りだけにする

3歳の髪でどんな形ができるかは、毛の長さでは決まりません。
決めているのは、後ろの毛を集めて細いゴムを巻いたとき、何周で手を離せるかの1点です。
3周で止まるなら、結ぶ形が成立します。4周以上かけてもゴムがゆるく回るなら、その束は結んでも端から抜けます。当日に何度も直すことになるので、最初から結ばない形を選びます。
判定は前日に30秒で終わります。細いゴムを1本用意するだけです。
📋 早見表|巻き数と、その日できる形
この表は答えではありません。自分の子の髪がどちらの側にあるかを先に決めるための道具です。
| ゴムの巻き数 | 束の状態 | 選べる形 | 飾りの置き場所 |
|---|---|---|---|
| 2周で止まる | 太い | 結ぶ・ねじる・編む | 結び目の上 |
| 3周で止まる | ちょうど | 結ぶ・ねじる | 結び目の横 |
| 4周でゆるい | 細い | 結ばない | 分け目の線の上 |
| 束にならない | 短い | 結ばない | 耳の上、地肌に近い位置 |
巻き数が決まったら、次は工程をいくつ入れられるかを決めます。ここは髪ではなく、子どもの側の条件で決まります。
測るのは2つ。前日に3分
用意するのは、太さ2mm前後の細いゴム1本とスマホだけです。
- 後ろの毛を耳の高さで集め、ゴムを1周かけて手を離す
- 束が下がったら2周目、また離す。下がらなくなるまで数える
- 子どもの頭に手を置き、動かずにいられた秒数をスマホで計る
- 数えた巻き数と秒数を書き留める
測るのはこの2つだけです。毛の長さも、毛量の多い少ないも見ません。
太いゴムを使うと、1周でも止まったように見えます。太いゴムは束を締める力ではなく、ゴム自体の厚みで止まっているだけなので、動くと外れます。判定には細いゴムを使ってください。
①2周で止まる|結ぶ・ねじる・編むが全部できる
2周で手を離せる束は、それ自体で形を保てます。ここに入る子は、結んだあとにねじる、編むといった工程を足せます。
ただし、足せるかどうかは工程の数のほうで決まります。巻き数が2周でも、じっとしていられる秒数が60秒しかないなら、入るのは1工程だけです。
この束で1工程だけ使うなら、耳の高さで2つに結ぶ形が最も崩れません。左右で高さを合わせる必要はありますが、そろえるのは指1本ぶん以内で足ります。片方が1cm高くても、正面から見て違いとしては届きません。
2つに分けるときの分け目は、後ろの中央を通します。頭頂から襟足まで、指を1本立てて下ろすだけで足ります。定規のようにまっすぐでなくて構いません。まっすぐにしようとして何度もとかすと、そのあいだ子どもがじっとしている秒数を使い切ります。
2周で止まる束は、飾りを結び目の上に置けます。束が飾りの重さを支えられるからです。置く位置は結び目の真上、束の根元から1cm以内。ここより離すと、飾りが毛の途中に乗って前へ倒れます。
②3周で止まる|結ぶかねじるか、どちらか1つ
3周で止まる束は、結んだ形は保てますが、そこに工程を重ねると重さで下がります。
結ぶだけにするか、ねじって留めるだけにするか、どちらか1つを選んでください。両方をやると、ねじりの分だけ束が細くなり、ゴムの効きが4周相当まで落ちます。
結ぶ場所は耳の高さより下です。高い位置で結ぶと、束の重さがそのままゴムにかかります。低い位置なら、束の一部が頭に触れて支えになります。3周の束は、この支えがあるかないかで持ち時間が変わります。
飾りは結び目の上ではなく、横に置いてください。上に載せると、飾りの重さが束の根元にかかり、3周のゴムがそこから回り始めます。横に置けば、重さは飾り自身の留め具が受けます。留めるのは結び目から2cm以内の位置、束ではなく地肌に近い毛をすくいます。
途中でほどけたときの直し方も、先に決めておきます。3周の束は、ゴムを全部外さずに1周だけ足せば戻ります。外して結び直すと、そのあいだに毛が散って、集め直す工程がもう1つ増えます。予備のゴムを1本、袖ではなく自分のかばんに入れておいてください。
③4周でゆるい|結ばずに、分け目の線で留める
4周かけてもゴムがゆるく回る束は、結んでも端から抜けます。ここは結ぶ形を外してください。
代わりに使うのは分け目です。分け目の線は地肌に近く、飾りを載せる面があります。毛の上に飾りを載せると滑りますが、線の上なら土台になります。
やり方は3つの手順で終わります。
- 分け目を頭頂から耳の上まで伸ばす(まっすぐでなくて構わない)
- 線の途中、耳の上端から3cm上の位置に飾りを置く
- 飾りの下を通る毛を1束だけすくい、細いピンで線と直角に留める
すくう毛は5mm幅で足ります。多くすくうと、そこだけが引かれて分け目が曲がります。
④束にならない|耳の上、地肌に近い位置に置く
後ろの毛が集まらない長さのときは、分け目も作りにくくなります。
この場合は耳の上に飾りを置いてください。耳の上は毛が薄く、地肌までの距離が近いので、小さいピンでも届きます。置く高さは耳の上端から2cm上です。それより上げると、毛の厚い場所に入って浮きます。
左右どちらに置くかは、その日の写真で顔がどちらを向くかで決めます。決まっていないなら、髪が少ないほうの側に置いてください。多いほうに置くと、飾りが毛に埋もれます。
工程の数は、髪ではなく秒数で決める
巻き数で形が決まったら、次は工程の数です。ここは髪の条件では決まりません。
前日に子どもの頭に手を置いて、動かずにいられた秒数を数えてください。
- 60秒未満 … 工程は1つ
- 60〜120秒 … 工程は2つ
- 120秒を超える … 工程は3つまで
工程とは、結ぶ・編む・飾りを留めるといった、手を止めずに続けるひとまとまりのことです。秒数を超えて続けると、途中で動かれてやり直しになり、結果として時間が増えます。
順番は、後ろ・横・前の順に固定する
工程が2つ以上ある日は、触る順番を先に決めておきます。順番は後ろ、横、前です。
後ろは自分から見えず、子どもも見えないので、いちばん集中が続いているうちに終わらせます。横は鏡で見えるので、子どもが動いても位置が分かります。前は最後です。前髪を先にやると、後ろを触っているあいだに崩れます。
途中で子どもが動いたら、その工程を止めて、次の工程へ進んでください。戻ってやり直すより、全部を一度終わらせてから直すほうが、触る合計時間が短くなります。
髪を作るのは、着せる前か後か
支度の順番は、着るものが頭から通す形かどうかで決まります。
頭から通す形なら、髪はあとです。先に作ると、通すときに束が押されて位置がずれます。前を開いて着せる形なら、髪が先で構いません。着せているあいだ、頭に手が触れないからです。
判定は、当日の朝ではなく前日に済ませてください。実際に一度着せてみて、頭が通る場面があるかを見ます。あるなら、髪の道具は着せ終わってから出します。先に出しておくと、順番が前後します。
髪があとになる日は、着せたあとに子どもが座れる場所を1つ決めておいてください。立ったまま髪を触ると、体が動くたびに手もとがずれます。座る高さは、自分が立ったときに子どもの頭が胸の高さに来るくらいが手を動かしやすい位置です。
飾りは、当日ではなく前日に選んでおく
当日に飾りを選ぶと、その場で位置を決めることになり、工程が1つ増えます。
前日に、実際に頭に当てて位置を決めてください。決めた位置は写真に撮っておきます。当日は写真のとおりに置くだけになるので、迷う時間がなくなります。
飾りの大きさは、子どもの耳の縦の長さを目安にしてください。耳より大きい飾りは、頭を傾けたときに肩や襟に当たります。当たると子どもが気にして手をやります。
どちらとも取れるとき①|3周と4周の境目
3周でぎりぎり止まるが、頭を振ると下がる。この状態は4周の側として扱ってください。
七五三の日は、歩く時間も、頭を動かす時間も、前日に試したときより長くなります。ぎりぎりの束は、その時間のどこかで下がります。
どうしても結びたい場合は、結ぶ位置を耳の高さから3cm下げてください。下げるほど束が頭に触れる面が増え、支えになります。
どちらとも取れるとき②|毛量が左右で違う
片側は3周、もう片側は4周。この場合は少ないほうに合わせてください。
多いほうに合わせると、少ないほうが当日にほどけます。片側だけがほどけた形は、正面から見て左右が違うので、直さないわけにいきません。
少ないほうに合わせると、多いほうは余裕を持って保ちます。左右をそろえる方向は、いつも少ないほうです。
どちらとも取れるとき③|秒数が日によって違う
前日は120秒、当日の朝は40秒。この差は珍しくありません。
当日の朝にもう一度、頭に手を置いて数えてください。前日より短いなら、工程を1つ減らします。減らす工程は、いちばん後ろのものです。前と横は写真に写る面積が大きいので、そちらを残します。
前日の数字は上限で、当日の数字が実際に使える数です。上限のほうで組んでおくと、減らす余地が残ります。
まとめ
3歳の髪でどんな形ができるかを決めているのは、細いゴムが何周で止まるかです。
3周までで止まるなら結ぶ形が成立し、4周以上必要なら結ばずに、分け目の線の上へ飾りを置きます。工程の数は髪ではなく、子どもが動かずにいられる秒数で決めます。60秒未満なら1つ、120秒あれば2つです。
前日に測るのは巻き数と秒数の2つだけ。この2つが決まっていれば、当日の朝に迷う場面がなくなります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ゴムの巻き数は、どうやって数えるのですか
- 後ろの毛を耳の高さで集め、太さ2mm前後の細いゴムを束にかけます。1周かけて手を離し、束が落ちるかを見ます。落ちたら2周目、また離す。この繰り返しで、手を離しても束が下がらなくなった回数が巻き数です。3周までで止まれば結ぶ形が成立します。4周かけてもゴムがゆるく回るなら、束が細すぎて結んでも端から抜けます。太いゴムでは判定できません。細いゴムで測ってください。
- Q. 4周以上必要でした。結ぶのはあきらめたほうがいいですか
- 結ぶ形は外して、飾りだけの形に切り替えてください。3歳の髪は毛が細く量も少ないので、束にすると保持する力が足りません。代わりに、分け目の線の上に飾りを置きます。毛の上に載せると滑りますが、分け目の線は地肌に近く、飾りの土台になる面があります。分け目を耳の上まで伸ばして、その線の途中にピンで留めれば、走っても位置が変わりません。
- Q. 工程はいくつまで入れられますか
- 前日に、子どもの頭に手を置いて何秒動かずにいられるかを数えてください。60秒未満なら工程は1つ、120秒あれば2つ、180秒を超えれば3つまでです。工程とは、結ぶ・編む・飾りを留めるといった、手を止めずに続ける作業のひとまとまりを指します。秒数を超えて続けると、途中で動かれてやり直しになり、結果として時間が増えます。数えた秒数を上限として、先に工程の数を決めてください。
- Q. 当日に崩れたら、その場で直せますか
- 工程が1つか2つの形なら直せます。直す順番は決まっていて、まず飾りを外し、次にゴムを外し、毛を集め直してから同じ順で戻します。途中だけを直そうとすると、残った部分が引かれて全体がずれます。工程が3つを超える形は、外した時点で元の形が分からなくなるので、当日その場では戻せません。写真を1枚撮っておくと、順番を思い出せます。
- Q. 前髪はどうすればいいですか
- 眉が見えるかどうかで決めてください。前髪の先が眉にかかっている場合、下を向いたときに目に入り、子どもが手で払います。払う動作が入ると、そのたびに横の毛が乱れます。眉より上で横に流すか、細いピンで横に留めてください。留める位置は眉尻の真上です。ここより内側に留めると視界に入り、外側だと毛先が浮きます。前髪を切る必要はありません。
— メグラシ編集部





