ポニーテール巻き髪|結んでから巻くか、巻いてから結ぶか

**あなたの髪は、結び目から毛先までの長さで順番が決まります。**20cm以上あるなら結んでから巻く、15cm未満なら巻いてから結ぶ。そのあいだの長さなら、毛先だけ先に巻いてから結び、表面を足します。
ポニーテールの巻き髪は、結んでから巻く方法がよく紹介されます。けれどこの方法は、結び目の下に巻ける長さが十分に残っている人のためのものです。長さが足りないと、コテが結び目にぶつかって1回転もできず、巻きがほとんど残りません。
結論:結び目から毛先までの長さで、順番が決まる
先に全体を置きます。長さはいつも結ぶ高さで測ります。
| 結び目から毛先まで | 順番 | コテの太さの目安 | 巻く回数 |
|---|---|---|---|
| 20cm以上 | 結んでから巻く | 32mm | 1回転半〜2回転 |
| 15〜20cm | 毛先だけ先に巻き、結んでから表面を足す | 26〜32mm | 1回転半 |
| 15cm未満 | 巻いてから結ぶ | 26mm | 1回転〜1回転半 |
この表だけで決まる人は、下の「手順」から読んでください。長さがちょうど15cmや20cmの境目にある人、段が入っていて長さがそろっていない人は、後半の「どちらとも取れるとき」を先に見てください。
測り方|今日の高さで一度結んで、毛先までを測る
長さは、今日結ぶつもりの高さで一度結んでから測ります。同じ髪でも、高く結ぶほど結び目から毛先までは短くなるからです。
- 今日結ぶ高さで、ゴム1本でざっと結ぶ
- 束を下にまっすぐ垂らす
- 結び目のゴムの下端から、いちばん長い毛先までを測る
定規がなければ、手持ちのスマートフォンの長いほうの辺が15cm前後なので、それを目安にしても構いません。スマートフォン1台分に届かなければ15cm未満、1台分と3分の1を超えれば20cm以上です。
なぜ長さで順番が変わるのか|コテ1回転で使う長さ
コテに髪を1回転巻きつけると、筒のまわりの長さぶん髪を使います。26mmのコテなら約8cm、32mmなら約10cm、38mmなら約12cmです。巻きがはっきり残るのは、1回転半以上巻けたときです。
結んでから巻く場合、結び目のすぐ下の5cmほどはコテを当てられません。ゴムに熱が当たるうえ、根元の近くは束が太すぎて熱が中まで届かないからです。巻けるのは、結び目から5cmより下の長さだけです。
20cmの束なら、巻ける長さは15cm。32mmで1回転半とれます。15cmの束だと巻ける長さは10cmで、32mmでは1回転、26mmでも1回転と少しです。これが、長さで順番を変える理由です。
結んでから巻く手順|20cm以上の人
長さに余裕がある人は、結んでから巻きます。巻く場所が1か所にまとまるので、手を後ろに回す回数が減ります。
- 結んだ束を、幅2〜3cmの小束に分ける。20cmの束なら5〜6本になる
- 小束を1本ずつ、結び目から5cm下にコテを当て、毛先に向かって巻きつける
- 巻き終えたら、コテを抜いた形のまま指で10秒支えて冷ます
- 全部冷めてから、指を入れて小束どうしをほぐす
巻く向きは、外側の小束を外巻き、内側の小束を内巻きにそろえると、束が横に広がりすぎず縦に揺れます。全部を同じ向きにすると、束が1本の太い筒のように見えます。
巻いてから結ぶ手順|15cm未満の人
長さが短い人は、先に巻いてから結びます。こうすると、結んだあとには巻けない毛先の部分に、先に巻きを入れておけます。
- 結ぶ位置より下の髪だけを、幅2〜3cmの小束に分けて巻く
- 巻くのは、結んだときに結び目より下に来る部分だけ。目安は毛先から10cm
- 巻いた束はすべて冷ましてから、ブラシではなく指で後ろへ集める
- ゆるめに結び、最後に結び目の上の表面を少し引き出す
ブラシでとかすと、巻いた形がまっすぐに伸びてしまいます。集めるときは手ぐしで、巻きの山と山を重ねるつもりでまとめてください。
15〜20cmの人|毛先だけ先に巻いて、結んでから表面を足す
あいだの長さの人は、2つの手順を半分ずつ使います。
まず、結ぶ前に毛先の5cmだけを巻いて冷ましておきます。次に結び、結び目から5cm下より先の部分を、表面の小束だけもう一度巻きます。内側は先に巻いた毛先の巻きが残っているので、表面だけ足せば、全体に巻きがあるように見えます。
コテは26mmか32mmのどちらかです。巻きを強く残したい日は26mm、ゆるく揺らしたい日は32mmを選びます。
結ぶ高さで、毛先が落ちる位置が変わる
同じ長さの髪でも、結ぶ高さで毛先が落ちる位置が変わります。高さは、耳との位置で3つに分けて考えます。
- 耳の上端より上:毛先は首の付け根のあたりで揺れる
- 耳の高さ:毛先は襟足から肩甲骨の上あたりに落ちる
- 耳の下端より下:毛先は背中に乗り、束がそのまま背中に沿う
高く結ぶほど、巻いた毛先が空中で揺れる時間が長くなります。低く結ぶと、毛先は背中や服に触れて、巻きがそのぶん落ち着きます。頭頂の引き出し方と高さの組み合わせは可愛いポニーテール|結ぶ高さと頭頂の引き出し量の比で決まるにまとめてあります。
秋冬の襟とマフラー|毛先を襟の上端から3cm離す
秋から冬にかけては、コートやジャケットの襟が高くなり、マフラーも首まわりに加わります。ここでポニーテールの巻きがつぶれやすくなります。
**毛先が襟の上端に触れていると、首を動かすたびにこすれて、1時間ほどで巻きがつぶれます。**鏡を2枚使って横から見て、毛先が襟の上端から3cm以上上で止まっているかを確かめてください。
届いてしまうときは、結ぶ位置を2〜3cm上げます。低い位置で結びたい日は、束を片側の肩の前に流すと、襟とぶつかりません。首もとの布が上がる季節の結び方全体は秋のヘアアレンジ|首もとの布の上端が上がった分だけ、束を上げて下ろす量を減らすにも書きました。
夕方まで持たせる|冷ましてから、結んでからほぐす
巻きが夕方まで残るかどうかは、コテを外したあとの扱いで決まります。
髪は、熱いうちは形がやわらかく、冷めるときに形が決まります。コテから外したら、巻いた形のまま指で10秒ほど支えて、温度が下がるのを待ってください。熱いうちに指でほぐすと、形が決まる前に伸びてしまいます。
巻いてから結ぶ方法では、ほぐすのは結んだあとにします。結ぶ前にほぐすと、手で集めるときにさらに伸びて、巻きが半分ほどになります。スタイリング剤を使うなら、全部冷めてから、手のひらに薄くのばして表面をなでる程度にします。
顔まわりの後れ毛は、1段細いコテで1回転だけ
ポニーテールで後れ毛を残すなら、束とは別に巻きます。後れ毛は束より短く細いので、束と同じ太さのコテだと巻きが残りません。
1段細いコテで、顔から離れる向きに1回転だけ巻きます。何回転も巻くと、束の巻きより目立って、顔まわりだけがにぎやかに見えます。後れ毛の本数は、耳の前に左右1束ずつで十分です。
どちらとも取れるとき①|長さがちょうど境目にある
測ったら15cmちょうど、あるいは20cmちょうどだった。こういうときは、今日結ぶ高さを1〜2cm上下に動かして決めます。
たとえば20cmちょうどの人が、結んでから巻くのに少し足りないと感じたら、結ぶ位置を2cm下げます。すると束は2cmほど長くなり、巻ける長さに余裕が出ます。反対に、15cmちょうどの人が巻いてから結ぶ手間を減らしたいなら、あいだの手順を使ってください。
どちらとも取れるとき②|段が入っていて、内側が短い
段の入った髪は、束の外側と内側で長さが違います。外側は20cmあるのに、内側の短い毛は10cmしかない、ということがあります。
この場合は、短い側の長さで順番を決めます。短い毛は、結んでからだと巻けないうえ、結び目の近くから飛び出してきます。先に短い毛だけを巻いてから結び、結んだあとに外側の長い毛を足して巻きます。
どちらとも取れるとき③|巻きが戻りやすい髪
同じ手順でも、髪の太さや硬さによって、巻きの残り方は違います。まっすぐに戻りやすい髪の人は、次の3つを変えてください。
1つは小束の幅を2cmまで細くすること。2つめは冷ます時間を15秒に延ばすこと。3つめはコテを1段細くすることです。32mmで戻ってしまうなら26mmに替えると、同じ時間でも巻きが強く残ります。
乾かした直後の髪も、巻きが入りにくくなります。乾かしてから少し時間をおいたほうが、形がその場に留まりやすくなります。乾かしてからの時間と髪型の関係は簡単な髪型が決まるかは、髪が乾いてから何分たったかで決まる|乾いた直後はすべって落ち、30分後からは束がその場に留まるに書きました。
昼に巻きが落ちたときの戻し方|ほどかずに直す
出先で巻きが落ちてきても、ゴムをほどく必要はありません。コテがなくても、形をある程度まで戻せます。
- 束を3〜4本の小束に分ける
- 1本ずつ人さし指に毛先から巻きつけ、結び目の方向へ指ごと転がし上げる
- 巻きつけた形のまま10秒握り、指を抜く
- 全部終えたら、手ぐしで小束どうしを軽くほぐす
手のひらの温度でも、10秒握れば形は少し戻ります。それでも束がまっすぐなままなら、束をねじって結び目に巻きつけ、ピンで2か所留めてお団子に切り替えます。巻きが落ちたポニーテールより、ねじった束のほうが夕方まで形が崩れません。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ポニーテールの巻き髪は、結んでから巻くのと巻いてから結ぶのと、どちらが簡単ですか
- 結び目から毛先まで20cm以上ある人は、結んでから巻くほうが簡単です。巻く場所が1か所にまとまっているので、手を後ろに回す回数が少なく済みます。15cmより短い人は、結んでからだとコテが結び目にぶつかって1回転もできないので、巻いてから結ぶほうが早く仕上がります。まず一度結んで、結び目から毛先までを測ってから決めてください。
- Q. 巻いてもすぐにまっすぐに戻ってしまいます
- 3つを見直してください。1つは束の幅で、3cmより太いと熱が中まで届かず、巻きが浅くなります。2つめは冷まし方で、コテから外したあと、巻いた形のまま指で10秒ほど支えて冷ますと、形が残りやすくなります。3つめはコテの太さで、1段細いものに替えると、同じ時間でも巻きが強く残ります。スタイリング剤は巻く前ではなく、冷ましたあとに使います。
- Q. コートやマフラーをすると、巻きがすぐにつぶれます
- 毛先が襟の上に乗っている可能性があります。毛先が襟の上端に触れていると、首を動かすたびにこすれて、1時間ほどで巻きがつぶれます。結ぶ位置を2〜3cm上げて、毛先が襟の上端より3cm以上上で止まるようにしてください。低い位置で結びたい日は、束を片側の肩の前に流すと、襟とぶつからずに済みます。
- Q. 顔まわりの後れ毛も巻いたほうがいいですか
- 巻くなら、ポニーテールの束より1段細いコテで、顔から離す向きに1回転だけにしてください。後れ毛は束より短く細いので、同じ太さで巻くと巻きが強すぎず、まっすぐなままに見えます。反対に何回転も巻くと、束の巻きより目立ってしまいます。後れ毛を残す本数や位置は、結ぶ高さに合わせて決めます。
— メグラシ編集部





