ポニーテール三つ編み|運動会・お呼ばれ・コートの日で編み始めを変える

**ポニーテール三つ編みは、その日の予定で「結ぶ高さ」と「編み始めの位置」を変えてください。**動く日は低めに結んで結び目のすぐ下からきつく、人に見せる日は高めに結んで少し下から編んでほぐす。コートの日は、毛先が襟に当たらない高さを選びます。
秋から冬にかけては、運動会、結婚式のお呼ばれ、旅行、年末の集まりと、髪をまとめる予定が増えます。同じポニーテール三つ編みでも、予定によって崩れやすい場所と、見られる場所が違います。毎回同じ高さ、同じ位置から編んでいると、ある日は昼に崩れ、ある日は場にそぐわなく感じる。手順ではなく、2つの位置を予定に合わせるだけで、1日の終わりまで形が残ります。
ポニーテールの土台をねじるか編み込むかの選び方はポニーテールアレンジ|土台をねじるか編み込むかで、印象がどれだけ変わるかに、三つ編みそのものの編み方は三つ編みのやり方|1段の縦の長さで、きつく見えるかゆるく見えるかが決まるに分けてあります。この記事は、ポニーテールの毛先を三つ編みにする形を、予定に合わせて決める話です。
結論:予定ごとに、結ぶ高さと編み始めを1つずつ決める
予定ごとに、結ぶ高さ、編み始めの位置、仕上げを決めておきます。高さは耳を目印にします。
| 予定 | 結ぶ高さ | 編み始めの位置 | 仕上げ |
|---|---|---|---|
| 運動会・外で動く日 | 耳の穴の高さ | 結び目のすぐ下 | きつく編み、ほぐさない |
| 結婚式のお呼ばれ | 耳より上 | 結び目から3cm下 | 段を横に5mmずつほぐす |
| 通勤・仕事の日 | 耳の穴の高さ | 結び目から1〜2cm下 | 表面だけ軽くほぐす |
| コート・マフラーの日 | 耳たぶより下 | 結び目のすぐ下 | 片方の肩の前に流す |
| 旅行・長く歩く日 | 耳の穴の高さ | 結び目のすぐ下 | 3段目に細いゴムを足す |
| 夜の集まり | 耳より上か、耳の穴の高さ | 結び目から2cm下 | 段を大きめにほぐし、飾りを1つ |
**動く日は低めに、きつく、結び目のすぐ下から。見せる日は高めに、ゆるく、少し下から。**この2つの向きを覚えておけば、表にない予定の日も決められます。
なぜこの向きになるのかは、崩れ方を考えるとわかります。ポニーテール三つ編みが崩れるのは、ほとんどが結び目と、編み始めの2〜3段です。高く結ぶほど三つ編みの重さが結び目を引き、編み始めを下げるほど結び目と編み目のあいだの毛束が動きます。動く日はこの2つの崩れやすさを両方小さくし、見せる日は形の見え方を優先して、崩れやすさを少し受け入れる。予定で変えるのは、どちらを優先するかの順番です。
まず測る|結び目から毛先までの長さ
ポニーテール三つ編みで最初に決まるのは、結び目から毛先までの長さです。この長さで、何段編めるか、編み始めをどこまで下げられるかが決まります。
測り方は、その日の高さで一度ポニーテールを結び、結び目のゴムから毛先までを、毛束をまっすぐ下に垂らして測るだけです。
| 結び目から毛先まで | 編める段数(1段2cm) | 編み始めの自由度 |
|---|---|---|
| 15cm未満 | 3〜4段 | 結び目のすぐ下からしか編めない。ねじりに替えてもよい |
| 15〜25cm | 5〜9段 | 結び目のすぐ下か、1〜2cm下まで |
| 25〜35cm | 10〜14段 | 3cm下まで下げられる |
| 35cm以上 | 15段以上 | 5cm下まで下げても、毛先まで十分に残る |
毛先は、編み終わりから3cmほど残すと、ゴムで留めたときに毛先が広がって、三つ編みの終わりがきれいに見えます。15cmの長さなら、5〜6段編んで3cmを残す計算です。
長さが足りないときは、結ぶ高さを1段下げてください。耳より上で結んでいたなら耳の穴の高さへ、耳の穴の高さなら耳たぶの下へ。結ぶ位置が下がるほど、結び目から毛先までの長さが伸びます。
長さは、一度測ったら書き留めておくと、次からは測らずに済みます。「耳の穴の高さで22cm、耳より上で17cm」のように、高さごとの長さを2つ知っておけば、予定に合わせて高さを変えたときに、何段編めるかがすぐにわかります。髪を切ったり伸ばしたりしたときだけ、測り直してください。
結ぶ高さ|耳を目印に、3つの帯に分ける
結ぶ高さは、耳を目印にして3つの帯に分けます。高さによって、動いたときの揺れ方と、正面から見える量が変わります。
| 結ぶ高さ | 正面から見える量 | 動いたときの揺れ | 向く予定 |
|---|---|---|---|
| 耳より上 | 顔の横から三つ編みがのぞく | 大きい。揺れると結び目がゆるみやすい | お呼ばれ、夜の集まり |
| 耳の穴の高さ | 横を向いたときに見える | 中くらい | 運動会、通勤、旅行 |
| 耳たぶより下 | 正面からはほとんど見えない | 小さい | コート・マフラーの日、長時間座る日 |
高さを決めるときは、鏡の前で横を向き、耳の穴に指を当てて、その指の高さを基準にしてください。後ろ手で結ぶと、思ったより高さが下がりやすいので、結んだあとにもう一度横を向いて、結び目がどの帯に入っているかを確かめます。左右で高さがずれていると、三つ編みが片側に傾いて垂れるので、正面からも一度見ておきます。
耳より上で結ぶと、三つ編みの重さが高い位置にかかるので、動くたびに結び目が引っぱられます。動く予定の日に高く結ぶなら、結び目の下にもう1本ゴムを足して、2か所で支えてください。
結ぶ高さの印象の違いは可愛いポニーテール|結ぶ高さと頭頂の引き出し量の比で決まるにも書きました。
編み始めの位置|結び目のすぐ下か、少し下げるか
同じ高さで結んでも、三つ編みをどこから編み始めるかで、印象と持ちが変わります。
| 編み始め | 見え方 | 持ち | 向く予定 |
|---|---|---|---|
| 結び目のすぐ下 | 結び目から毛先まで1本の編み目。きちんと見える | いちばん崩れにくい | 運動会、旅行、コートの日 |
| 結び目から1〜2cm下 | 結び目の下に少し毛束が見え、やわらかい | 崩れにくい | 通勤、夜の集まり |
| 結び目から3cm下 | ポニーテールの形が残り、毛先だけが編み目になる | ほぐすと崩れやすい | お呼ばれ |
| 結び目から5cm下 | 下ろした毛束の先にだけ編み目がある | 長さが35cm以上あれば安定 | 髪の長い人のお呼ばれ |
**結び目のすぐ下から編むと、ゴムと編み目が近いぶん、編み目が上下にずれにくくなります。**編み始めを下げるほど、結び目と編み目のあいだにある毛束が動いて、昼までに少しずつ形が変わります。見せたい日は下げ、崩したくない日はすぐ下から、と覚えておいてください。
編み始めを下げる日は、結び目から編み始めまでの毛束が、そのまま「ポニーテールの部分」として見えます。この部分がまっすぐ下りているか、少しふくらんでいるかでも印象が変わります。お呼ばれや夜の集まりの日は、この部分を指で軽くつまんで、表面の毛を少しだけ引き出しておくと、編み目との段差がなだらかになり、全体がやわらかくつながって見えます。
1段の縦の長さとほぐす量|きつさは2か所で決まる
三つ編みのきつさは、1段の縦の長さと、編んだあとにほぐす量の2つで決まります。
| 1段の縦の長さ | 見え方 | 向く予定 |
|---|---|---|
| 1.5cm | 細かく詰まり、きちんと見える | 運動会、通勤 |
| 2cm | 標準。どの予定にも合わせやすい | 旅行、夜の集まり |
| 3cm | 1段が大きく、ゆるく見える | お呼ばれ |
| ほぐす量(1段の左右に広げる幅) | 見え方 | 向く予定 |
|---|---|---|
| ほぐさない | 細い1本の縄のように見える | 運動会、旅行 |
| 表面だけ2〜3mm | 少しやわらかく見える | 通勤 |
| 左右に5mmずつ | ふんわりと太く見える | お呼ばれ、夜の集まり |
| 左右に1cm以上 | 大きく崩した形に見える | 長さと量がある人の、見せる日だけ |
ほぐすときは、編み終わってゴムで留めてから、毛先側から結び目側に向かって、1段ずつ指先で左右に引き出します。結び目側からほぐすと、編み目が下にずれてゆるみやすくなります。
ほぐす幅は、左右でそろえることが大事です。片側だけ大きくほぐすと、三つ編みが斜めに曲がって見えます。鏡を2枚使って後ろを見ながらほぐすか、三つ編みを肩の前に持ってきて、目で見ながらほぐしてから後ろに戻してください。指先でつまむのは、編み目の外側の毛だけにします。束の内側まで引き出すと、編み目そのものがゆるんでしまいます。
手順|結ぶ、分ける、編む、留める
予定ごとに変えるのは高さと編み始めだけで、手順そのものは毎回同じです。
| 順番 | すること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 髪全体をとかし、決めた高さで1本に結ぶ | 耳を目印に、左右の高さをそろえる |
| 2 | 編み始めの位置まで、毛束をまっすぐ下ろす | すぐ下から編むなら省く |
| 3 | 毛束を3つに分ける | 3束の太さをそろえる |
| 4 | 外側の束を真ん中に交互に重ねていく | 1段の縦の長さを一定に |
| 5 | 毛先3cmを残して、細いゴムで留める | 編み終わりの1cm上で |
| 6 | 予定に合わせて、ほぐすか飾りを付ける | ほぐすのは毛先側から |
3つに分けるときに太さがそろっていないと、編み目が片側に傾いて見えます。分けたら一度、3束を指でつまんで太さを比べてください。編み始めを結び目から下げる日は、結び目から編み始めまでの毛束を、手でまっすぐに整えてから分けます。ここがねじれていると、編んだあとに三つ編みが斜めを向きます。
編むあいだは、毛束を体から少し離して、斜め下に引きながら編むと、段の長さがそろいやすくなります。自分の後ろで編むのが難しい人は、ポニーテールを片方の肩の前に持ってきて、見ながら編んでから、後ろに戻してください。
運動会・外で動く日|低めに、きつく、すぐ下から
秋は運動会やスポーツの観戦など、外で長く動く予定が入りやすい季節です。応援で立ったり座ったり、しゃがんだりする日は、崩れにくさを最優先にします。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳の穴の高さ | 揺れが小さく、帽子もかぶれる |
| 編み始め | 結び目のすぐ下 | 編み目が上下にずれない |
| 1段の縦の長さ | 1.5cm | 段が細かいほど、途中でほどけにくい |
| 仕上げ | ほぐさない。3段目に細いゴムを足す | 動いても形が変わらない |
| 帽子をかぶるとき | 結び目を帽子の後ろの穴から出す位置で結ぶ | 結び目が帽子に押されない |
3段目に足す細いゴムは、編み目の中に少し食い込ませるように留めると、外から見えにくくなります。髪と同じ色のゴムを選べば、近くで見てもほとんどわかりません。1本足すだけで、編み始めのゆるみが下へ広がるのを止められるので、動く日にはいちばん効く手間です。
外で長く過ごす日は、風で顔まわりの髪が乱れやすくなります。結ぶ前に、顔まわりの髪も全部まとめてしまい、後れ毛は残さないほうが、1日の終わりまで整って見えます。
結婚式のお呼ばれ|高めに、ゆるく、3cm下から
秋は結婚式の多い季節です。お呼ばれの日は、きちんと見えることと、華やかさの両方が欲しくなります。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳より上 | 正面から三つ編みがのぞき、華やかに見える |
| 結び目 | 髪を1束巻きつけてゴムを見せない | ゴムが見えると日常の印象になる |
| 編み始め | 結び目から3cm下 | ポニーテールの形を残し、毛先だけを編み目にする |
| 1段の縦の長さ | 3cm | 大きな編み目でやわらかく見える |
| 仕上げ | 左右に5mmずつほぐす。飾りを結び目に1つ | ほぐした編み目が光を受け、立体的に見える |
結び目に髪を巻きつけるときは、ポニーテールの内側から細い1束を取り、結び目のゴムの上を2〜3周巻いて、毛先をゴムの内側に差し込みます。ピンで1本留めておくと、1日ほどけません。ゴムが見えなくなるだけで、同じポニーテールでもきちんとした場の髪型に見えます。
会場では、長い時間座って過ごします。背もたれに三つ編みが当たる高さだと、座っているあいだに編み目がつぶれます。耳より上で結ぶと、三つ編みの上のほうは背もたれより上に来るので、つぶれにくくなります。耳飾りと毛束の位置の合わせ方はお呼ばれの髪型は、耳飾りの下端と毛束の下端が重なるかで決まるにまとめてあります。
通勤・仕事の日|耳の穴の高さで、表面だけほぐす
仕事の日は、動きやすさときちんと感の間を取ります。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳の穴の高さ | 座っても背もたれに当たりにくい |
| 編み始め | 結び目から1〜2cm下 | 結び目の下に少し毛束が見え、やわらかい |
| 仕上げ | 表面だけ2〜3mmほぐす | きつすぎず、崩れすぎない |
仕事の日は、朝に結んでから帰るまで、10時間ほど同じ形で過ごすことになります。結び目から1〜2cm下げて編み始めるのは、結び目のすぐ下から編んだきつい形より、少しだけやわらかく見せるためです。きちんと感は編み目で、やわらかさは結び目の下の毛束で、と役割を分けると、職場でも堅くなりすぎません。
パソコンに向かう時間が長い人は、三つ編みを後ろに垂らしたままより、片方の肩の前に流しておくと、背もたれに当たらず、首を動かしたときにも邪魔になりにくくなります。
コート・マフラーの日|毛先を襟から3cm離す
秋の終わりから冬にかけては、コートとマフラーの季節です。毛先が襟に当たると、首を動かすたびに編み目が押されて、つぶれたり、ほどけたりします。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳より上か、耳たぶより下のどちらか | 真ん中の高さは、毛先がちょうど襟に当たりやすい |
| 高く結ぶとき | 毛先を襟の上端から3cm以上離す | 首を動かしても襟に届かない |
| 低く結ぶとき | 三つ編みを片方の肩の前に流す | 前身頃の上に乗り、襟には当たらない |
| マフラーを巻くとき | マフラーの上に三つ編みを出しておく | 巻き直しのときに引っかからない |
真ん中の高さ、つまり耳の穴のあたりで結ぶと、多くの人は毛先がちょうど襟の上端あたりに来ます。いちばん襟に当たりやすい高さなので、コートの日はここを避けて、上か下のどちらかに振ってください。高く振るか低く振るかは、その日にほかの予定があるかで決めます。見せる予定があるなら上、ないなら下です。
コートを着る前に、鏡で横を向き、毛先が襟の上端からどれくらい離れているかを見てください。指2本ぶん、3cm以上離れていれば、首を動かしても当たりません。襟と毛先の距離の考え方はポニーテール巻き髪|結んでから巻くか、巻いてから結ぶかでも扱っています。
旅行・長く歩く日|3段目に細いゴムを足す
紅葉を見に行く、温泉に泊まる、といった秋冬の旅行では、朝に結んだ髪を夜まで保たせたい日が続きます。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳の穴の高さ | 乗り物の背もたれにも、帽子にも合わせやすい |
| 編み始め | 結び目のすぐ下 | 崩れにくい |
| 補強 | 3段目に細いゴムを1本足す | 編み始めのゆるみが下に広がらない |
| 持ち物 | 細いゴム2本と、小さなコーム | 途中で直すための最小限 |
旅行の日は、朝に宿を出てから夜に戻るまで、髪を直せる場所が限られます。持ち歩くのは細いゴム2本と小さなコームだけにして、崩れたら「昼に崩れたときの直し方」の表のとおりに、崩れた場所だけを直してください。泊まりの旅行なら、2日目は1日目と同じ高さで結ぶと、前の日のゴムの跡がそのまま目印になり、結ぶのが早く済みます。
乗り物の中で長く座る日は、背もたれに頭を預けると、結び目が押されます。耳の穴の高さなら、結び目は背もたれの上の端に当たるくらいで済みます。長く寝るような移動のときは、いったんほどいて、着いてから結び直すほうが早いこともあります。
夜の集まり|少し高めに、大きめにほぐす
年末に向けて、夜の食事や集まりの予定が増えます。夜の照明の下では、編み目の凹凸に影ができて、昼より立体的に見えます。
| 決めること | この日の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 結ぶ高さ | 耳より上か、耳の穴の高さ | 座った正面から三つ編みが見える |
| 編み始め | 結び目から2cm下 | 結び目の下の毛束が、照明でやわらかく見える |
| 仕上げ | 左右に5mmずつほぐし、結び目に飾りを1つ | 照明の下で編み目が光る |
夜の店の照明は、真上から当たることが多く、結び目のあたりに光が集まります。結び目の下を2cmほど下ろしてから編み始めると、その毛束に光が当たって、髪のつやが見えやすくなります。昼の予定から続けて夜に向かう日は、結び目の下の毛束を指で軽くほぐし直すだけで、夜の形に近づきます。
飾りは、結び目に1つで十分です。三つ編みの途中にも飾りを足すと、正面から見たときに飾りが2つ並び、どちらに目を向ければいいかわからなくなります。
雨や湿気の日|秋雨の季節は、編み目を細かくする
秋は雨の日が続くことがあります。湿気の多い日は、髪がふくらんだり、うねりが出たりして、編み目が崩れやすくなります。
| 髪の状態 | 湿気の日に起きること | 編み方の変え方 |
|---|---|---|
| 直毛 | 表面がふくらみ、ほぐした段が広がる | ほぐす量を半分にする |
| くせ毛・うねり | 段が乱れ、毛先が広がる | 1段を1.5cmに縮めて細かく編む |
| 量が多い | 三つ編み全体が太くなる | 結び目を二重に留め、ほぐさない |
| 顔まわりの短い毛 | うねって飛び出す | ピンで全部留め、後れ毛を残さない |
湿気の日は、ほぐした形ほど崩れが目立ちます。見せる予定の日でも、雨なら少しきつめに編み、会場に着いてから表面だけをほぐすほうが、1日の終わりまで形が残ります。傘をさして歩くと、三つ編みの片側だけが濡れることもあるので、雨の日は三つ編みを傘の内側、体の前に流しておくと安心です。
服の襟の形と合わせる
三つ編みを後ろに垂らすか、肩の前に流すかは、その日の服の襟の形でも決まります。
| 襟の形 | 三つ編みの置き方 | 理由 |
|---|---|---|
| 首の詰まったタートルネック | 後ろに垂らす | 前に流すと首元が詰まって見える |
| 丸く開いた首元 | どちらでもよい | 首元に三つ編みが乗っても重く見えない |
| 大きな襟のブラウス・シャツ | 後ろに垂らし、襟の上に出す | 襟の下に入ると、襟が浮く |
| フードつきの上着 | 片方の肩の前に流す | 後ろに垂らすとフードの中に入る |
| 襟の高いコート | 毛先を襟の上端から3cm離すか、前に流す | 襟に押されて編み目がつぶれない |
フードつきの上着は、秋の運動会や旅行でよく着る服です。後ろに垂らした三つ編みがフードの中に入ると、フードをかぶったときに引っぱられて、結び目がゆるみます。フードのある服の日は、はじめから三つ編みを前に流す形にしておいてください。
毛量と毛質で、留め方を変える
同じ手順でも、髪の量や質によって、崩れ方が違います。
| 毛量・毛質 | 起きやすいこと | 留め方 |
|---|---|---|
| 量が多い | 三つ編みが太くなり、重さで結び目が下がる | 結び目を2本のゴムで二重に留める |
| 量が少ない | 三つ編みが細く、ほぐすとすき間が出る | 1段を1.5cmにし、ほぐすのは表面だけ |
| 直毛で滑りやすい | 編み目がずれて、昼にはほどけやすい | 編む前に手のひらで軽くまとまりを出す |
| くせ毛・うねりがある | 段がそろわず、表面が広がりやすい | 1段を2cmにそろえ、毛先を内側に巻いて留める |
| 段が入っている | 短い毛が途中から飛び出す | 飛び出す毛は、そのままほぐした表情として残す |
量が多い人は、三つ編みが太くなるぶん、1本の三つ編みの重さも増えます。結び目が下がってくるのは、この重さのためです。結び目を二重に留めるほかに、編み始めを結び目のすぐ下にしておくと、重さが結び目から離れた場所にかからず、下がりにくくなります。量が少ない人は、反対に、ほぐしすぎると編み目のすき間から地肌側の髪が見えて寂しく見えることがあるので、ほぐすのは表面の2〜3mmまでにしてください。
直毛で滑りやすい髪は、編む前に、手のひらに少量のスタイリング剤をなじませて、毛束全体を軽くなでておくと、編み目がずれにくくなります。つけすぎると重く見えるので、手のひらに薄く伸ばして、手に残ったぶんだけで足ります。
ゴムと留め具の選び方
ポニーテール三つ編みには、結び目と毛先の2か所に留め具が要ります。予定によって、見えるものと見えないものを分けます。
| 留める場所 | 動く日 | 見せる日 |
|---|---|---|
| 結び目 | 太めのゴムで2回巻く | 細いゴムで留め、髪を1束巻きつけて隠す |
| 3段目 | 細いゴムを1本 | 使わない |
| 毛先 | 細いゴムを編み終わりの1cm上に | 透明か髪と同じ色の細いゴム |
| 飾り | 付けない | 結び目に1つ |
| 前髪・顔まわり | ピンで全部留める | 1〜2本だけ残す |
毛先のゴムは、編み終わりのすぐ下ではなく、1cm上に留めると、ゴムが編み目に食い込んで、下にずれにくくなります。
朝の時間で、どこまでやるか
朝にかけられる時間によって、やることを絞ります。
| かけられる時間 | やること | 省くこと |
|---|---|---|
| 3分 | 結ぶ、すぐ下から編む、毛先を留める | ほぐし、飾り |
| 5分 | 3分の手順に、表面を軽くほぐす | 結び目を隠す |
| 10分 | 結び目に髪を巻きつけ、編んで、ほぐす | ― |
| 15分 | 10分の手順に、顔まわりを整え、飾りを付ける | ― |
| 前の晩に準備 | 結ぶ高さと編み始めを決め、ゴムと飾りを出しておく | 朝の迷い |
予定のある日の前の晩に、結ぶ高さと編み始めの位置を決めて、使うゴムと飾りを洗面台に並べておくと、朝の迷いがなくなります。運動会なら太めのゴムと細いゴム2本、お呼ばれなら細いゴムとピンと飾り。並べておくものが予定ごとに違うので、並べた時点でその日の形が決まります。
忙しい朝は、3分の手順で十分です。結び目のすぐ下からきつめに編んだ三つ編みは、ほぐさなくても形として完成しています。時間のある日だけ、ほぐしと飾りを足してください。
昼に崩れたときの直し方|ほどかずに戻す
どんなに丁寧に編んでも、1日のうちに少しは崩れます。ほどいて編み直す時間がないときは、崩れた場所だけを直します。
| 崩れた場所 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| 結び目が下がった | 三つ編みの重さでゴムがずれた | 結び目を持ち上げ、上からもう1本ゴムを足す |
| 編み始めがゆるんだ | 上の2〜3段が下へずれた | 3段目を指でつまんで上に寄せ、細いゴムで留める |
| 毛先がほどけた | 毛先のゴムがずれた | 編み目を2段だけ編み直し、1cm上で留め直す |
| ほぐしたところが広がりすぎた | 動くうちに段が横に開いた | 手のひらで両側から軽く押さえる |
直すときは、崩れた場所より上には触らないのがこつです。結び目がしっかりしているのに、つい全体を締め直そうとすると、ほかの場所までゆるみます。崩れた1か所だけを直し、ほかはそのままにしておいてください。
細いゴムを2本、持ち歩いておくと、たいていの崩れはその場で直せます。鏡がないときは、スマートフォンのカメラで後ろ姿を撮って確かめてください。
どちらとも取れるとき①|1日のうちに、動く予定と見せる予定がある
昼は子どもの運動会、夜は食事の予定、というように、1日のうちに動く予定と見せる予定が重なる日もあります。
この日は、動く予定に合わせて朝に結び、見せる予定の前に仕上げだけを変えます。朝は耳の穴の高さで結び、結び目のすぐ下からきつく編む。夜の予定の前に、3段目の細いゴムを外し、表面を左右に5mmずつほぐして、結び目に飾りを1つ付ける。結ぶ高さと編み始めはそのままで、仕上げだけを見せる日の形に変えれば、5分で済みます。
どちらとも取れるとき②|コートの日に、お呼ばれがある
冬のお呼ばれの日は、会場までコートを着ていき、会場では脱ぎます。移動中は襟を気にして低く結びたいのに、会場では高めに結んだ形を見せたい。
この場合は、会場での見え方を優先して、耳より上で結んでください。移動中は、毛先が襟の上端から3cm以上離れていることを確かめ、マフラーを巻くなら、三つ編みをマフラーの上に出しておきます。会場に着いたら、化粧室で鏡を見て、編み目を指で軽くほぐし直すだけで、朝の形に戻ります。
どちらとも取れるとき③|長さが15cmに少し足りない
結び目から毛先までが12〜14cmで、少しだけ足りない、という人もいます。この場合は、3つの方法から選んでください。
1つ目は、結ぶ高さを1段下げることです。耳の穴の高さから耳たぶの下へ下げれば、多くの場合2〜3cm長さが伸びます。2つ目は、1段の縦の長さを1.5cmに縮めて、段数を増やすことです。3つ目は、三つ編みではなく、2束をねじり合わせる形にすることです。ねじりは三つ編みより短い長さでも毛先までまとまり、ほぐすと三つ編みに近い見え方になります。
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よくある問い
- Q. ポニーテールの三つ編みは、どのくらいの長さがあればできますか
- 結び目から毛先までが15cmあれば編めます。15cmあると、1段2cmで5〜6段編んで、毛先を3cmほど残せるからです。15cmに届かない場合は、結ぶ高さを1段下げると、結び目から毛先までの長さが伸びます。耳より上で結んでいたなら耳の穴の高さに、耳の穴の高さなら耳たぶの下に。それでも短いときは、三つ編みではなく、2束をねじり合わせる形にすると、短い長さでも毛先までまとまります。
- Q. 三つ編みを編んでも、昼にはゆるんでしまいます
- ゆるむのは、多くの場合、編み始めの2〜3段です。結び目のすぐ下は、ポニーテールのゴムで髪が引っぱられているので、編んだ直後は締まっていても、動くうちに段が下へずれていきます。編み始めの3段だけは、ほかより強く引いて編み、3段目のところで細いゴムを1本留めておくと、そこから下がゆるみにくくなります。毛先のゴムも、編み終わりから1cm上で留めると、ずれにくくなります。
- Q. お呼ばれでポニーテール三つ編みは、カジュアルすぎませんか
- 結ぶ高さと、ほぐし方で印象が変わります。耳より上の高さで結び、結び目に髪を1束巻きつけてゴムを見えなくする。そのうえで、三つ編みの段を指で横に5mmずつ広げてほぐすと、きちんとした場にも合う形になります。反対に、耳の穴の高さできつく編んだままだと、動きやすさが前に出ます。会場の雰囲気や服の形に合わせて、高さとほぐす量を決めてください。
- Q. コートを着ると、三つ編みが襟に当たって崩れます
- 毛先が襟の上端に近いと、首を動かすたびに襟に押されて、段がつぶれていきます。結ぶ高さを上げて、毛先を襟の上端から3cm以上離すか、反対に耳たぶより下の低い位置で結び、三つ編みを片方の肩の前に流してください。肩の前に流すと、三つ編みはコートの前身頃の上に乗るので、襟には当たりません。マフラーを巻く日は、マフラーの上に三つ編みを出しておくと、巻き直すときにも崩れにくくなります。
— メグラシ編集部





