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垢抜けする方法|冬の野暮ったさは厚みか色数か、鏡の前で分ける

メグラシ編集部//読了 9分
キャメルのコートの前を両手で開き、中に重ねた薄い灰色のニットと生成りの長袖の厚みを確かめている手元

**寒くなって重ね着を始めてから、鏡の前で「なんだか野暮ったい」と感じるようになった。**そう感じているなら、原因は服のセンスではなく、重ね方です。

冬の野暮ったさの原因は、ほぼ2つに分かれます。1つは、重ねた服の厚み。もう1つは、重ねて増えた色の数です。どちらが原因かで、直す場所はまったく変わります。厚みが原因の人が色を減らしても変わらず、色が原因の人が薄い服に替えても変わりません。

先に言い切ります。**横向きで鏡を見て体が分厚く見えるなら、厚みを直す。正面から見て目が止まる場所が3か所以上あるなら、色の数を直す。**両方当てはまるなら、色の数から先に直してください。手持ちの服のまま、重ねる順番と見せる色を変えるだけで、垢抜けて見えるようになります。

結論:見る場所は2つ、直す場所も2つ

鏡で見ること当てはまったら直すところ
横向きで、胸から背中までの幅が増えて見える厚みが原因厚いものを体の真ん中に集め、首・手首・足首を薄くする
正面で、目が止まる場所が3か所以上ある色の数が原因見える範囲の色を2色までにまとめる

この表は、全部を直すためのものではありません。自分がどちらに当てはまるかを決めるためのものです。当てはまったほうだけを直してください。

鏡の前で確かめる手順|横向きと正面を1回ずつ

外に出るときと同じ服を、コートまで全部着て、全身が映る鏡の前に立ってください。

まず横向きになります。胸のいちばん前から、背中のいちばん後ろまでの幅を見ます。重ね着をしていない日の自分と比べて、明らかに分厚く見えるなら、厚みが原因です。目安は、胸の前と背中の後ろに、それぞれ手のひら1枚分以上の厚みが足されて見えるかどうかです。

次に正面を向きます。鏡に映った自分を、ぱっと見て目が止まる場所を数えてください。白・黒・灰色・紺・ベージュのような控えめな色は数に入れません。赤いマフラー、緑のニットの袖、柄のスカートのように、色や柄で目が止まる場所が3か所以上あるなら、色の数が原因です。

厚みが原因の人|厚いものを真ん中に集める

横向きで分厚く見える人は、厚いものが体のあちこちに散らばっています。厚手のニットの上に厚手のカーディガン、さらに厚いコート、首には大きなマフラー。どれも暖かいのですが、全部が厚いと、体が一回り大きな塊に見えます。

直し方は、厚いものを体の真ん中に集めることです。胴体、つまり胸から腰のあいだは、厚くても構いません。そのかわり、首・手首・足首の3か所は、肌か薄い布が見える状態にしてください。この3か所が細く見えると、胴体が厚くても全体は軽く見えます。

たとえば、厚手のニットを着るなら、首元は詰まった形より少し開いた形にします。袖が手の甲までかかるなら、手首が見えるところまで折り返すか、袖口の締まった形に替えます。足首は、パンツの裾と靴のあいだに少しすき間をつくるか、薄いタイツで足首の細さを見せます。

厚みが原因の人|中を薄くして、外だけ厚くする

もう一つの直し方は、重ねる順番を変えることです。厚いものを内側に着ると、外側に重ねるものがその分だけ膨らみます。

外に厚いコートを着る日は、**中を薄いものの重ね着にしてください。**薄手の長袖に、薄手のニットを1枚。この2枚で、厚手のニット1枚と同じくらいの暖かさになることが多くあります。中が薄いと、コートの形がそのまま出るので、厚いコートを着ても体の線が崩れません。

反対に、外に羽織るのが薄手のジャケットやカーディガンなら、中に厚手のニットを1枚着ても構いません。厚いものは、外か中のどちらか一方にだけ置く。それが、厚みで野暮ったくならない決まりです。

厚みが原因の人が、やりがちなこと

厚みが原因の人がやりがちなのは、大きいサイズのコートを選ぶことです。中に厚いものを着るから、と一つ上のサイズを選ぶと、肩が落ち、袖が長くなり、さらに体が大きく見えます。

コートのサイズは、中に着る服の厚みを決めてから選んでください。中を薄くするなら、いつものサイズで足ります。コートを着て腕を前に出したとき、背中が引っ張られなければ、そのサイズで十分です。

色の数が原因の人|見える範囲を2色にまとめる

正面から見て目が止まる場所が多い人は、重ね着で色が増えています。暖かい季節には1枚で済んでいた服が、冬にはインナー・ニット・コート・マフラー・帽子・手袋と増えます。1つずつは気に入った色でも、重ねると色が散ります。

直し方は、見える範囲の色を2色までにまとめることです。控えめな色を土台にして、色のあるものは2か所までにしてください。たとえば、灰色のコートに黒のパンツを土台にしたら、色を入れるのはマフラーとニットの2か所まで。手袋や帽子は土台と同じ控えめな色にします。

2色にまとめるとき、2つの色を同じ系統にするとさらに散って見えません。赤いマフラーなら、ニットは赤に近い茶色やピンク。青いマフラーなら、ニットは紺や水色。同じ系統の2色は、遠目に1つの色に見えるからです。

色の数が原因の人|小物の色をそろえる

色の数で野暮ったく見える人の多くは、小物の色がばらばらです。マフラーと手袋と帽子とかばん。冬は小物が増えるので、ここで色が一気に増えます。

いちばん手早いのは、小物をすべて1色にそろえることです。黒でも茶色でも灰色でも構いません。**小物が1色にそろうと、服のほうで色を2色使っても散って見えません。**小物の色を変えたいときは、マフラーだけを変えて、ほかの小物はそろえたままにします。

どちらとも取れるとき|厚みも色数も当てはまる

横向きでも分厚く見えて、正面でも目が止まる場所が多い。そういう人もいると思います。そのときは、先に色の数を直してください。

理由は、色がまとまると、厚みが同じでも塊として見えにくくなるからです。体の線は、色が切り替わる場所で目に入ります。色が2色以内にまとまると、切り替わる場所が減り、胸の前や背中の厚みに目が行かなくなります。反対に、厚みだけを直しても、色が散ったままだと、目は色のほうへ飛び、野暮ったさが残ります。

色をまとめてから、もう一度横向きで鏡を見てください。それでも分厚く見えるなら、そこで初めて厚みを直します。2つを同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなるので、1つずつ変えていきます。

どちらとも取れるとき|どちらにも当てはまらない

反対に、横向きでも分厚く見えず、正面でも目が止まる場所が2か所以内なのに、それでも野暮ったいと感じる人もいます。

その場合は、冬の重ね方ではない別のところに原因があります。暖かい季節にも同じ気持ちがあったなら、服の形やサイズ、着ている年数など、季節と関係のない原因を探す番です。写真を使って原因を1つに絞る方法を、垢抜け診断にまとめています。

冬に1つだけ買い足すなら

手持ちの服で直したうえで、1つだけ買い足すなら、厚みが原因の人と色の数が原因の人で選ぶものが違います。

厚みが原因の人は、薄くて暖かい中に着る1枚です。厚手のニット1枚を、薄手の2枚の重ね着に置き換えられるからです。色の数が原因の人は、土台になる控えめな色のマフラーか手袋です。小物の色がそろうだけで、服のほうの自由が増えます。

どちらの場合も、目立つ色や柄のものを先に買うのは避けてください。人にいちばん長く見られるのはコートです。その1着から変えたいときは、垢抜けたい|まず変えるのは、人にいちばん長く見られる1着を見てください。

垢抜けたくて買った服が、冬に着られないとき

垢抜けたくて買った服が、寒くなってから出番を失っていることもあります。薄手のきれいなブラウスや、明るい色のスカートなど、冬の重ね着の中でどう着ればいいか分からない服です。

この場合も、見るのは厚みと色です。薄手のブラウスは、厚いニットの下ではなく、薄手のカーディガンの下に着れば形が残ります。明るい色のスカートは、上を控えめな色にまとめれば、その1か所だけが色として生きます。買ったのに着ていけない服の直し方は、垢抜ける方法 女子にくわしく書いています。

毎朝の確かめ方を、30秒にする

最後に、毎朝の確かめ方を一つにまとめておきます。

コートまで着て、鏡の前で横向きに1回、正面に1回。横向きで胸と背中の厚みを見て、正面で目が止まる場所を数えます。厚ければ首・手首・足首のどこか1か所を薄くし、色が多ければ小物を1つ外すか控えめな色に替えます。

これを1週間続けると、自分がどちらに崩れやすいかが分かってきます。分かってしまえば、服を選ぶ段階で崩れなくなり、鏡の前で直す必要もなくなります。

まとめ:冬の野暮ったさは、2つのうちどちらか

冬に急に垢抜けなく見えるのは、重ね着で増えた厚みか、増えた色の数のどちらかです。横向きで分厚く見えるなら厚みを、正面で目が止まる場所が3か所以上なら色の数を直します。両方なら、色から先に。

どちらも、服を買い替えなくても直せます。重ねる順番と見せる色を変えるだけで、寒い季節の自分を、もう一度好きになれるはずです。

よくある問い

Q. 寒いので重ね着は減らせません。それでも垢抜けますか
減らす必要はありません。直すのは重ねる枚数ではなく、どこを厚くするかと、何色を見せるかです。体の真ん中に厚いものを集めて、首・手首・足首の3か所を薄く見せると、同じ枚数でも軽く見えます。色は見える範囲を2色にまとめれば、重ねても散って見えません。
Q. 色数は何色までなら大丈夫ですか
見える範囲で、白・黒・灰色・紺・ベージュのような控えめな色を除いて2色までが目安です。控えめな色は何色あっても目が止まりにくいので、数に入れなくて構いません。正面から鏡を見て、目が止まる場所が2か所以内なら、色数は足りています。
Q. 厚手のコートを買ったら、急に野暮ったくなりました
コートの厚みに、中の服の厚みが足されている可能性があります。コートを着たまま横向きで鏡を見て、胸から背中までの幅がコートなしのときより大きく増えているなら、中の服を1枚薄いものに替えてください。厚いコートの下は、薄手を重ねるほうが形が崩れません。
Q. 垢抜けない原因が冬服なのか、ほかにあるのか分かりません
暖かい季節には気にならなかったのに、重ね着が始まってから気になったなら、原因は冬の重ね方です。季節に関係なく気になるなら、服の形やサイズなど別のところに原因があります。その場合は、写真で原因を1つに絞る方法から始めてください。

— メグラシ編集部

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