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垢抜ける方法 女子|垢抜けたくて買ったのに着ていけない服の直し方

メグラシ編集部//読了 12分
ベッドの上に、値札が付いたままの赤茶色のニットと、はき慣れた青いジーンズと白いシャツが並べて置かれている

垢抜けたくて買った服が着ていけないのは、服が悪いからではありません。手持ちの服とつながらない、着ていく場所がない、着た自分にまだ慣れていない。この3つのどれかで止まっているからです。

SNSで見て、思い切って買ったニット。店員さんにすすめられて、いつもと違う色を選んだスカート。「これを着たら垢抜けるかも」と思って買ったのに、朝になるといつもの服に手が伸びる。気づけば、タグが付いたままクローゼットで眠っている。

この服を外に出すのに、新しく何かを買い足す必要はほとんどありません。**止まっている場所が分かれば、直すのはそこだけで足ります。**この記事では、着ていけない理由を3つに分けて、1枚ずつ外に出せる形にする手順を並べます。

いつもの地味な服から少しずつ変えていく考え方は地味な服ばかり選んでしまうに、頑張っているのに整わない日の見直し方は頑張ってるのに垢抜けないと感じるときにまとめてあります。この記事は、すでに買った服をどう着ていくかだけを扱います。

結論:着ていけない理由は、3つに分かれる

理由起きていること見分け方直す向き
手持ちとつながらない合わせる服が見つからない合わせられる手持ちが0〜1枚手持ちのいちばん普通の服と組む
着ていく場所がない予定の中に合う日がない月の予定に合う日が0回予定の中から行き先を探す
着た自分に慣れていない着ると落ち着かない合わせる服も行き先もあるのに着ない着る時間と場所を少しずつ広げる

**3つのうち、いちばん多いのは3つ目の「慣れていない」です。**合わせる服も、着ていく場所もあるのに、朝になるとなぜか選ばない。この場合、服を替えても同じことが起きます。先に、どの理由で止まっているかを確かめてください。

まず出してくる|着ていない服を並べる

垢抜けたくて買ったのに着ていない服を、クローゼットから全部出してきてください。タグが付いたままのもの、1回だけ着てしまったものも含めます。

1枚ずつ、次のことを書き出します。

聞くこと書き方の例分かること
いつ買ったか夏の終わり・先月季節がずれていないか
どうして買ったかSNSで見た・すすめられた自分で選んだかどうか
何に合わせるつもりだったか白いシャツ・ジーンズ合わせる服が手持ちにあるか
どこに着ていくつもりだったか友達とのカフェ行き先が予定にあるか
着たことはあるか家で1回だけ慣れの段階
着たとき、どこが気になったか丈・色・首元形の問題か、慣れの問題か

書けない項目がある服ほど、止まっている理由がはっきりします。「何に合わせるつもりだったか」が書けないなら理由1、「どこに着ていくつもりだったか」が書けないなら理由2、全部書けるのに着ていないなら理由3です。

書き出すのは、スマートフォンのメモでも紙でも構いません。大事なのは、頭の中で考えるのではなく、1枚ずつ文字にすることです。頭の中だけで考えると、「なんとなく着られない」で止まってしまいます。文字にすると、「合わせる服がない」のか「行く場所がない」のかが、自分でも区別できるようになります。

並べてみると、同じ理由で止まっている服が何枚もあることに気づくかもしれません。たとえば、どれも「手持ちとつながらない」で止まっているなら、買うときに手持ちの服を思い浮かべていなかった、ということが分かります。これは次の買い物に役立ちます。

理由1|手持ちの服とつながらない

垢抜けたくて買う服は、いつもの服と違うものを選びがちです。違うからこそ垢抜けそうに見えるのですが、いつもの服と違いすぎると、合わせる相手がクローゼットの中にいません。

たとえば、いつもはジーンズとスニーカーで過ごしている人が、きれいめの細いスカートを買う。売り場では素敵に見えたのに、家で合わせようとすると、手持ちのトップスがどれもくだけた服で、スカートだけが浮きます。そうなると、スカートに合わせる上をもう1枚買わないといけない気がして、結局着ないままになります。

合わせられる手持ちを、数える

その服と一緒に着られる手持ちの服が、何枚あるかを数えます。上なら下を、下なら上を数えてください。

合わせられる手持ち状態判定
0枚合わせる相手がいない理由1で止まっている
1枚その組み合わせしかない1枚が洗濯中だと着られない
2枚2通りの組み方ができる服はつながっている
3枚以上毎週着られる服はつながっている。止まっているのは他の理由

**2枚以上あれば、服はつながっています。**それでも着ていないなら、止まっているのは理由2か理由3のほうです。0枚か1枚なら、次の「つなぎ方」で、手持ちとの橋を作ります。

数えるときは、「合わせたら変かな」と思う服も、いったん数に入れてください。実際に着て鏡の前に立つと、思っていたより合うことがよくあります。頭の中だけで数えると、枚数が少なく出がちです。

つなぎ方|手持ちのいちばん普通の服と組む

合わせる相手が見つからないときは、手持ちの中でいちばん普通の服と組んでください。無地の白いシャツ、黒か紺のパンツ、ジーンズ、グレーのニット。どんな服とも組める、いつもの服です。

着ていない服組む手持ち組んだときの見え方
色のはっきりしたニットジーンズ・黒のパンツ色がニットだけに集まって、垢抜けて見える
柄のスカート無地の白か黒のトップス柄が主役になる
きれいめの細いスカート無地のニット・白いシャツくだけすぎず、固すぎない
丈の短いトップス股上の深いパンツ丈の差が落ち着く
大きめのジャケット細めのパンツ・無地のトップス上だけ量があって形が決まる
光る素材のブラウスジーンズ光り方がくだけて普段着になる

垢抜けたくて買った服は、1枚だけで主役になる服であることが多いので、周りはいつもの服のほうがかえってまとまります。周りまで新しい服でそろえようとすると、どこが見せ場か分からなくなります。

それでも合わない場合は、その服の色か形が、手持ちの服のどれとも離れすぎています。そのときに初めて、橋になる1枚を買い足すかどうかを考えます。

理由2|着ていく場所がない

垢抜けたくて買う服は、「こんな服を着て出かけたい」という気持ちと一緒に選ぶことが多いものです。けれど、実際の予定の中に、その服を着ていく場所がないことがあります。

休日のおしゃれなカフェを思い浮かべて買ったワンピース。実際の休日は、家で過ごすか、近所のスーパーに行くか、バイトに行くか。予定の中に、そのワンピースを着ていく日が1日もなければ、着る機会はやってきません。

行き先を、月の予定から探す

カレンダーを開いて、これから1か月の予定を書き出してください。そのうえで、着ていない服を着ていける日がどれかを探します。

着ていない服行き先の候補見つからないとき
きれいめのワンピース友達との食事・家族の外食上に羽織りを足して学校や職場へ
色のはっきりしたニット学校・職場・友達と遊ぶ日下を落ち着いた色にしてどこへでも
柄のスカート友達と遊ぶ日・買い物上を無地にして学校や職場へ
大きめのジャケット学校・職場・出かける日ジーンズと合わせて週末に
光る素材のブラウス食事・イベントジーンズと合わせて普段の日に
丈の短いトップス友達と遊ぶ日上に長めの羽織りを重ねて普段に

**行き先が見つからない服も、組む相手を変えると行き先が増えます。**きれいめのワンピースは、そのままだと食事の日にしか着られませんが、上にカーディガンを羽織ると学校や職場にも着ていけます。

月に1回しか行き先がないなら、その服は月に1回着る服と決めてしまっても構いません。毎週着る服でなくても、着る日が決まっている服は眠りません。

行き先を探すときは、「特別な日」だけを探さないでください。垢抜けたくて買った服ほど、特別な日のために取っておきたくなります。けれど、特別な日はそう何度もありません。取っておくうちに季節が変わり、気分も変わって、結局一度も着ないまま次の年になります。普段の日の中から、少しだけいつもより気分のいい日を選ぶくらいが、ちょうどいい行き先です。授業のあとに友達とお茶をする日、バイトのない休日の午後、仕事の帰りに寄り道する日。そういう日で十分です。

理由3|着た自分に、まだ慣れていない

合わせる服もある、着ていく場所もある。それでも朝になると選ばない。この場合は、着た自分にまだ慣れていないことが理由です。

垢抜けたくて買った服は、いつもの自分と違って見えます。違って見えるから買ったのですが、いつもと違う自分で人前に出るのは、誰にとっても落ち着かないものです。「何か言われたらどうしよう」「急にどうしたのと思われないか」。そう考えると、朝の短い時間では、いつもの服を選ぶほうが楽になります。

これは服の問題ではなく、慣れの問題です。慣れは、着る時間を少しずつ延ばすことで作れます。

慣れていない服を着ると、自分の姿が気になって、何度も鏡や窓を見てしまいます。そのたびに「やっぱり変かも」と思う。けれど、周りの人は、こちらが思うほど他人の服を見ていません。学校や職場で、昨日隣の人が何を着ていたかを思い出せるでしょうか。自分の中の「いつもと違う」は大きく感じても、周りから見るとほんの小さな違いであることが多いのです。

それでも、頭で分かっていても落ち着かないのが慣れの問題です。だからこそ、考えるより先に、着る時間を少しずつ延ばしていきます。

慣れるまでの順番|家の中から、少しずつ

いきなり友達と会う日に着ようとすると、落ち着かなさがいちばん大きい場面で着ることになります。人の目が少ない場所から、少しずつ着る時間を延ばしてください。

段階着る場所着る時間次に進む目安
1家の中1時間脱ぎたくならずに過ごせた
2家の中で、家族の前半日何か言われても気にならなかった
3近所の買い物30分店の窓に映った姿が気にならなかった
4ひとりで出かける2〜3時間途中で帰りたくならなかった
5友達と会う半日―

**段階1で1時間着ていられるなら、その服は外にも着ていけます。**あとは段階を1つずつ進むだけです。1週間に1段階ずつ進めば、1か月ほどで友達と会う日に着られるようになります。

段階3で、店の窓に映った自分の姿が目に入ったとき、どう感じたかを覚えておいてください。「思ったより普通だった」と感じたら、慣れはもうかなり進んでいます。

段階2で家族に何か言われることもあります。「珍しいね」「どうしたの」と言われると、それだけで脱ぎたくなるかもしれません。けれど、家族の言葉の多くは、ただ気づいたことを口にしているだけです。**「似合わない」と言われたのでなければ、次の段階に進んで構いません。**何度か着ているうちに、家族も何も言わなくなります。それが、服がいつもの服になったしるしです。

段階を進める途中で、どこかの段階で止まってしまうこともあります。そのときは、1つ前の段階に戻って、同じ場所で2〜3回着てから、もう一度進んでみてください。

脱ぎたくなるまでの時間を、測る

家の中で着てみて、何分で脱ぎたくなったかを測ります。この時間で、慣れの問題か、服が自分の過ごし方に合っていないのかが分かります。

脱ぎたくなるまで起きていることどうするか
1時間以上平気服は合っている。慣れの問題段階を進める
30分〜1時間少しだけ落ち着かない家の中で着る回数を増やす
15〜30分どこか1か所が気になる気になる場所を書き出す
15分未満体の動きと合っていない形か素材が過ごし方に合っていない

**15分未満で脱ぎたくなる服は、慣れではなく、形や素材が自分の過ごし方に合っていません。**首元がちくちくする、座ると丈が上がる、腕を動かすと肩が引っ張られる。こうした気になり方は、慣れても消えません。その服は、無理に着なくて構いません。

服の種類ごとの止まり方|色

同じ「着ていけない」でも、服の種類によって止まりやすい理由が違います。色で止まっている場合は、次のように分かれます。

色止まりやすい理由直し方
いつもより明るい色慣れていない羽織りの下に入れて、見える面積を減らす
いつもより鮮やかな色慣れていない下をいつもの暗い色にする
いつもより暗い色手持ちとつながらない首元に明るい色を少し足す
流行の色行き先がない小物や下に回して普段の日に
淡い色汚れが気になって着ない汚れにくい日を選んで着る

**色の服は、見える面積を減らすと慣れやすくなります。**前を開けた羽織りの下に入れると、色は縦の細い帯だけになります。その面積で1週間着てみて、平気なら羽織りを脱いで着てみてください。

色の服が落ち着かないのは、顔の近くに色があると、鏡を見るたびに目に入るからでもあります。上に着る服の色が気になるなら、同じ色を下に回すと、自分の目にはあまり入りません。いつもより明るい色や鮮やかな色は、下から始めると慣れが早いので、上下どちらの服を買ったかも見直してみてください。反対に、上の服で色を楽しみたいなら、首元に白やグレーの無地をのぞかせると、顔のすぐ横に落ち着いた色が入って、見慣れるまでの時間が短くなります。

服の種類ごとの止まり方|形と丈

形・丈止まりやすい理由直し方
いつもより短い丈慣れていない・座ると気になる下に長めのものを重ねる
いつもより長い丈手持ちの靴とつながらない靴を先に合わせてみる
体に沿う形線が出て落ち着かない上に羽織りを足す
大きめの形着られている感じがする下を細めにまとめる
肩や袖に特徴がある形上着と合わない上着を着ない季節に回す

形の服は、着て座ったときにどうなるかで止まることがよくあります。立って鏡を見たときはよかったのに、座ったら丈が上がる、お腹まわりに布がたまる。家で着たときに、必ず一度椅子に座ってみてください。

服の種類ごとの止まり方|素材と柄

素材・柄止まりやすい理由直し方
光る素材場所を選ぶ気がするジーンズと合わせて普段の日に
透ける素材下に着るものが分からない同じ色の薄手を1枚下に
ちくちくする素材肌に当たって脱ぎたくなる下に長袖を1枚入れる
大きな柄目立ちすぎる気がする他を全部無地にする
しわになりやすい素材手入れが面倒で着ない着る前夜にだけ手入れする日を決める

素材は、試着室の短い時間では分かりにくいところです。10分着ても平気だったのに、1時間たつと首元がかゆくなる、座っているうちにしわが気になる、ということがよくあります。素材で止まっている服は、慣れでは直らないことがあります。肌に当たって気になる素材は、下に1枚入れると直ることが多いので、捨てる前に一度試してみてください。

SNSで見た服・すすめられた服は、どこで止まるか

買ったきっかけでも、止まりやすい理由が分かれます。

買ったきっかけ止まりやすい理由見直すところ
SNSで見たコーデの1枚手持ちとつながらない写真の人が合わせていた服が手持ちにあるか
店員さんにすすめられた慣れていない自分でも選んだかどうか
友達に似合うと言われた慣れていない家で1時間着ていられるか
セールで勢いで買った行き先がない月の予定に合う日があるか
雑誌やネットの記事を見て手持ちとつながらない記事の人と服の数が違う

**SNSで見たコーデは、写真の人が持っている服と組んで完成しています。**その中の1枚だけを買っても、残りの服は自分のクローゼットにはありません。写真で合わせていた服と、手持ちの中で近いものを探して、組んでみてください。

写真の人と同じ組み方にならなくても構いません。色の明るさが近い、丈が近い、形が近い。そのどれか1つがそろえば、写真の雰囲気はかなり近づきます。写真の服を全部そろえるのではなく、1枚目に買った服を活かす組み方を、手持ちの中から見つけるほうが、その服は長く着られます。

店員さんにすすめられて買った服は、売り場で一緒に合わせてもらった服が手元にないことがよくあります。そのときは、すすめられたときに何と合わせていたかを思い出して、手持ちで近いものを探してください。

秋に買った服と、季節のずれ

9月から10月は、秋服を買うことが多い時期です。けれど、買った時期と着られる時期がずれていて、着ないまま季節が過ぎてしまうことがあります。

買った時期服着られる時期起きやすいこと
9月の初め厚手のニット11月ごろから暑くて着られず、買ったことを忘れる
9月の初め薄手の長袖9月末からすぐ着られる
10月薄手のジャケット10月から11月着られる期間が短い
10月中綿の上着11月末から着る前に次の服に目が行く
夏の終わりのセール夏物来年の夏来年には気分が変わっている

**厚手の服を早く買ったときは、着られる時期が来たら思い出せるように、手前に掛けておいてください。**クローゼットの奥にしまうと、季節が来ても気づかないまま、いつもの服を着て過ごしてしまいます。

1回着て出かけた日の、見返し方

着ていなかった服を1回着て出かけられたら、その日の夜に少しだけ見返してください。

見返すこと書き方の例次にどうするか
どこで気になったか電車の窓に映ったとき気にならなくなるまで同じ場所で着る
何か言われたか「いいね」と言われた次は同じ組み方でもう一度
何も言われなかったか誰も気づかなかった思ったより普通。慣れが進んでいる
疲れたところ靴で足が痛かった靴を替えてもう一度
また着たいか着たい・どちらでもない着たいなら毎週の候補に入れる

**何も言われなかった日は、失敗ではありません。**垢抜けたくて買った服が、周りから見て普通になじんでいたということです。自分の中の「いつもと違う」は、周りから見ると思ったほど大きくないことがよくあります。

着ないと決めてもいい服

全部の服を着られるようにする必要はありません。次のどれかに当てはまる服は、着ないと決めても構いません。

当てはまること理由
家の中で15分もたずに脱ぎたくなる形や素材が過ごし方に合っていない
1週間、毎朝候補に入れても1回も選ばない今の自分が着たい服ではない
合わせる服を2枚以上買い足さないと着られない手持ちから離れすぎている
着ていく場所が1年に1回もない予定と合っていない
着るたびに体のどこかが痛い体の動きと合っていない

着ないと決めた服は、すぐに手放さず、目に入らない場所に移して1か月置いてください。**そのあいだに一度も思い出さなかったら、手放しても困りません。**着ないと決めることは、自分がどんな服を着て過ごしたいかが1つ分かった、ということでもあります。

次に買うとき|売り場で言えるかを確かめる

同じことを起こさないために、次に垢抜けたくて服を買うときは、売り場で3つのことを言えるかを確かめてください。

確かめること言えるときの例言えないとき
手持ちの何と合わせるか白いシャツとジーンズ2枚言えないなら、今日は買わない
どこに着ていくか来週の友達との食事予定に入っていないなら保留
家で1時間着ていられそうか試着室で座っても平気試着室で座って確かめる

3つ目の「家で1時間着ていられそうか」は、試着室でしか確かめられません。試着室では、立って鏡を見るだけでなく、椅子に座る、腕を前に伸ばす、しゃがむ、の3つの動きをしてみてください。どれか1つで気になる場所があれば、家でもそこが気になって、1時間もたないことが多くなります。

**手持ちの2枚と、行き先を1つ言えれば、その服は眠りにくくなります。**言えないときは、その日は買わずに、手持ちの服を思い出してから出直しても遅くありません。服の買い物で迷ったときの考え方は服の買い物で失敗しない基準も参考になります。

どちらとも取れるとき①|友達に似合うと言われて買った

友達と一緒に買い物に行って、「それ似合う」と言われて買った服。自分ではしっくりこないけれど、友達の言葉も信じたい。こういうときは迷います。

友達の言葉自分の感じ方どうするか
似合うと言われた家で1時間着られる慣れの問題。段階を進める
似合うと言われた15分で脱ぎたくなる形か素材が合っていない。無理に着ない
かわいいと言われた自分の好みと違う友達の好みと自分の好みは違ってよい
垢抜けたと言われた落ち着かない見える面積を減らして慣れる

**友達が見ていたのは、試着室の一瞬の姿です。**自分が感じているのは、その服を着て過ごす時間の中での感じ方です。どちらも間違いではありません。家で1時間着てみて、その結果で決めてください。

どちらとも取れるとき②|似合っている気もするが、落ち着かない

鏡で見ると、似合っている気もする。けれど、外に着ていくと落ち着かない。この場合は、服は合っていて、慣れがまだ追いついていません。

鏡で見たとき外で感じることどうするか
似合っている人の目が気になる近所の買い物から段階を進める
似合っている自分らしくない気がするいつもの小物を1つ合わせる
どちらとも言えない落ち着かない見える面積を減らす

**いつもの小物を1つ合わせると、新しい服の中に「いつもの自分」が残ります。**いつものバッグ、いつもの靴、いつものアクセサリー。1つあるだけで、落ち着かなさがやわらぎます。

どちらとも取れるとき③|思い切って買ったので、着ないのが悔しい

思い切って買った服ほど、着ないままにしておくのが悔しく感じます。けれど、悔しさから無理に着ると、着ている間ずっと落ち着かず、服そのものが苦手になってしまいます。

状態どうするか
家で1時間着られる悔しさではなく、慣れの段階として着ていく
家で15分もたない無理に着ない。組む服を変えて一度だけ試す
組む服を変えてもだめ着ないと決める候補に入れる

**思い切って買ったこと自体は、垢抜けたいと思って動いた1歩です。**その服が着られなかったとしても、次に何を選ばないほうがいいかが分かりました。次の1枚を選ぶときに、その分かったことが生きてきます。

1週間でする確認

確かめることやり方だめだったとき
合わせられる手持ち実際に着て鏡の前で組む0〜1枚なら、いちばん普通の服と組む
行き先1か月の予定を書き出す組む相手を変えて行き先を増やす
家で着ていられる時間家の中で着て測る15分未満なら無理に着ない
座ったとき椅子に座ってみる丈や布のたまりを直す
朝の候補毎朝その服を候補に入れる1回も選ばないなら着ない候補に
1回着て出かける近所の買い物で30分気になった場所を書き出す

**1週間のうちに1回でも外に着ていけたら、その服はもう眠っていません。**あとは、同じ組み方で何回か着るうちに、いつもの服の1枚になっていきます。1枚が外に出せたら、次の1枚に進んでください。着ていない服が何枚あっても、同じ順番で1枚ずつ確かめていけば足ります。

よくある行き違い

よく言われること実際のところ
垢抜けるには全部買い替える1枚ずつ、手持ちとつなげて足すほうが毎日の服に入る
着ていない服は選び方が悪かった多くは慣れの問題で、服そのものは合っている
垢抜けた服は周りも新しい服で合わせる周りはいつもの服のほうが、見せ場がはっきりする
何も言われなかったら似合っていない周りから見て普通になじんでいたということ
着ない服は早く手放すべき1か月置いて、思い出さなかったら手放せばよい
似合うと言われた服は着るべき家で1時間着ていられるかで決めてよい

一つ目の「全部買い替える」は、垢抜けたいと思ったときにいちばん起きやすい考え方です。けれど、全部を一度に変えると、どれも慣れていない服になります。朝の支度で迷う時間が増えて、結局いつもの服に戻ることが多いのです。1枚ずつ外に出せる形にしてから次に進むほうが、毎日の服は確実に変わっていきます。

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よくある問い

Q. 垢抜けたくて買った服を、どうしても着て出かけられません
まず、その服に合わせられる手持ちの服が何枚あるかを数えてください。0枚なら、服を着る前に合わせる1枚が足りていません。2枚以上あるのに着られないなら、止まっているのは服ではなく、着た自分にまだ慣れていないことのほうです。その場合は、いきなり友達と会う日に着るのではなく、家の中で1時間、近所の買い物で30分、と着る時間と場所を少しずつ広げていくと、外に出られる日がきます。
Q. 垢抜けるには、服を全部買い替えないといけませんか
買い替える必要はありません。垢抜けたくて買った1枚が浮いてしまうのは、手持ちの服と離れすぎているからです。新しく買う服は、手持ちのいちばん普通の服と合わせられるものを1枚ずつ足していくほうが、毎日の服の中に入っていきます。全部を一度に変えると、どれも慣れていない服になり、朝の支度で迷う時間が増えます。1枚ずつ、着られる形にしてから次に進むほうが、結果的に早く変わります。
Q. 友達に似合うと言われて買った服が、自分ではしっくりきません
友達が見ていたのは、売り場や試着室で見た一瞬の姿です。自分がしっくりこないのは、その服を着て過ごす時間の中での感じ方なので、どちらも間違っていません。家の中で1時間着て、脱ぎたくなるまでの時間を測ってみてください。1時間着ていられるなら、慣れれば外にも着ていけます。15分で脱ぎたくなるなら、形や素材が自分の過ごし方に合っていないので、無理に着なくて構いません。
Q. 着ていない服を手放すのがもったいなく感じます
すぐに手放す必要はありません。1週間、朝に服を選ぶときにその服を毎回候補に入れてみて、1回も選ばなかったら、着ないと決める候補にします。決めたあとも、すぐに処分せず、目に入らない場所に移して1か月置いておきます。そのあいだに一度も思い出さなかったら、手放しても困りません。着ないと決めることは失敗ではなく、自分がどんな服を着て過ごしたいかが分かったということです。

— メグラシ編集部

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