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自分の顔が可愛いかわからない|会う人との距離で、秋冬の予定を分ける

メグラシ編集部//読了 11分
秋の午後、紅葉が見える窓際のカフェの席で、生成り色の丸首ニットを着て髪を片耳にかけた女性が、向かいの人と話しながら笑っている

**自分の顔が可愛いかわからないときは、その答えを出そうとするより先に、次に会う人との距離を決めてください。**隣に座るのか、テーブルの向かいなのか、部屋の向こうなのか、行事の人ごしなのか。距離が決まれば、相手に届くものが決まり、支度で整える場所も決まります。

可愛いかどうかがわからないのは、見る目がないからではありません。**鏡で見る顔、写真に写る顔、人が覚えている顔の3つが、それぞれ違って見えているからです。**どれか1つを見て答えを出そうとすると、見るたびに答えが変わります。秋から冬は、ランチ、面談、忘年会、家族の集まり、年賀状の写真と、人に会う予定が増える時期です。この記事では、その予定を距離で分けて、距離ごとに整える場所をまとめました。

結論:可愛いかどうかより、会う距離で整える場所を決める

会う人との距離相手に届くもの整える場所
50cm(隣に座る、並んで歩く)肌と目元、髪の表面、生地の表面髪の毛先、生地の毛玉、首元の近く
1〜1.5m(テーブルの向かい)顔と首元の色のまとまりあごの下の色、襟の形
3m(部屋の向こうから挨拶)顔まわりの輪郭、髪と襟の形髪と襟の距離、上半身の色
5m以上(行事、集合写真)全身の色の塊と、立ち姿上下の色の組み合わせ、靴

表の右の列を見ると、距離が変わるたびに、整える場所が顔から離れていくのが分かります。相手が近くにいるほど細かいところが届き、遠くにいるほど全体の色と形が届きます。顔の形そのものを整える場所は、どの距離にもありません。

自分の顔がわからなくなる理由|鏡・写真・記憶のずれ

自分の顔を見る方法は、鏡と写真の2つしかありません。そして、他の人が見ている顔は、そのどちらとも違います。

見る方法どう見えているか人が見る顔との違い
鏡左右が逆、止まっている、30〜50cmの距離左右が逆で、表情が動いていない
スマートフォンで自分を撮る30〜50cmの距離、広い角度のレンズ近すぎて、顔の真ん中が前に出る
人に撮ってもらう写真1〜3m、一瞬を切り取る動きの途中で止まった表情が残る
人の記憶1m前後、話して動いている顔自分では見られない

**人の記憶に残っている顔だけは、自分では見ることができません。**鏡と写真を見比べて答えを出そうとしても、人が見ている顔にはたどり着きません。だから、自分の顔が可愛いかどうかがわからないのは、ごく普通のことです。

鏡の顔は、人が見る顔と左右が逆

鏡に映る顔は、左右が逆になっています。人の顔は左右がまったく同じではないので、鏡で見慣れた顔と、人が見ている顔とでは、少し印象が違います。

鏡で見ている顔人が見ている顔
左右が逆左右がそのまま
毎日見ているので見慣れている会うたびに見る
自分から見に行くので、止まっている話したり笑ったりして動いている
気になる場所を探して見る全体をまとめて見る

鏡の前に立つときは、気になる場所を探して見ていることが多いものです。人は、会ったときに顔の1か所だけを探して見ることはほとんどありません。表情、声、髪、服の色をまとめて受け取っています。鏡で細かく見るほど、人が見ている顔からは離れていきます。

写真の顔は、距離とレンズで変わる

写真に写る顔は、撮る距離で形が変わります。スマートフォンを手に持って自分を撮る距離は30〜50cmで、人と会うときの距離よりずっと近くなります。

撮る距離写り方近い場面
30〜50cm(手に持って撮る)顔の真ん中が前に出て、耳が小さく写る人と会う場面にはほとんどない
1m実際に近い形で写る隣の席の人と話す
2m会ったときに近い形で写るテーブルの向かいで話す
5m以上顔は小さく、全身の色が写る行事、集合写真

**手に持って撮った写真の顔が、人に見られている顔だとは考えなくて大丈夫です。**その距離で人と向き合うことは、日常ではほとんどありません。写真で自分の顔を確かめたいなら、誰かに1.5〜2m離れて撮ってもらってください。会ったときの顔に近いものが写ります。

人が覚えているのは、動いている顔

人と会ったあとに相手の顔を思い出すと、止まった顔ではなく、話していた顔や笑っていた顔が浮かびます。人が覚えているのは、動いている顔と、そのときの声や服の色がまとまったものです。

人が覚えていること覚えていないこと
笑ったときの目の形鏡で気にしていた細かいところ
話しているときの声の調子写真で気になった角度
顔のまわりの色(服、髪)服の細かい形
うなずいたときの髪の動き靴の形

動いている顔は、止まった顔よりもやわらかく見えます。表情が動きやすい状態で人に会うことは、顔を整えることよりも、相手に残る印象を大きく変えます。表情が動きやすい服の選び方は、後の節でまとめました。自分の顔を思い浮かべるとき、止まった顔しか出てこないのは、自分の動いている顔を見る機会がほとんどないからです。

秋冬に増える予定を、距離で並べる

秋から冬は、人に会う予定が増える時期です。先に、自分の予定を距離で並べてみてください。

予定時期相手との距離
友人とのランチ、カフェ10月〜11月1〜1.5m(テーブルの向かい)
職場の面談、打ち合わせ10月〜12月1〜1.5m
恋人や親しい人と出かけるいつでも50cm(隣に座る、並んで歩く)
習い事や地域の集まり10月〜11月3m(部屋の向こうから挨拶)
忘年会、年末の集まり12月50cm〜1.5m(隣と向かい)
子どもの行事、七五三の付き添い10月〜11月5m以上(行事、写真)
年賀状や家族の写真11月〜12月2〜3m(撮る人との距離)

並べると、同じ月の中でも、距離の違う予定が混ざっていることが分かります。距離が違えば、整える場所も違います。全部の予定のために顔をどうにかしようとするより、予定ごとに距離を見て、整える場所を1つか2つに絞るほうが、支度は早く決まります。

手帳やカレンダーの予定の横に、50cm・1.5m・3m・5mのどれかを書き込んでおくと、前の晩に迷わずに済みます。距離が書いてあれば、その晩に見るのは、その距離で届く場所だけになるからです。1つの予定に2つの距離が混ざるときは、いちばん長くいる距離を書いておきます。書き込んでみると、1か月の予定のうち、50cmの予定は思ったより少なく、1.5mと5mの予定が多いことに気づくかもしれません。

50cm|隣に座る・並んで歩く

50cmは、隣の席に座る、並んで歩く、という距離です。この距離では、肌と目元、髪の表面、服の生地の表面まで届きます。

届くもの整える場所前の日にすること
髪の表面毛先のまとまり、分け目毛先を整える
服の生地の表面毛玉、糸のほつれ、しわ明るい場所で見る
首元の近く襟の内側、首にかかる生地襟の汚れを見る
香り服にしみた匂い前の日に着た服でないか確かめる

隣に座ると、相手は顔を正面からではなく、横か斜めから見ることになります。横から見えるのは、髪の横と、耳のまわりと、首元の横です。耳に髪をかけるか、おろすかで、横から見える印象が変わります。耳元に小さな光るものを1つ置くと、横から見たときに顔のまわりに明るい点ができます。

50cmの予定は、相手が親しい人であることが多い距離です。親しい人は、いつもの顔をよく知っています。この距離の予定で整えるのは、顔ではなく、手を伸ばせば触れる場所の手触りだと考えてください。やわらかい生地、毛玉のない袖口、からまっていない毛先。近くにいる人ほど、そうしたところから、その日を大事にしてきたことを受け取ります。

1〜1.5m|テーブルの向かい

1〜1.5mは、テーブルの向かいに座って話す距離です。ランチ、面談、打ち合わせ、忘年会の向かいの席がこの距離になります。この距離では、顔と首元の色がひとつにまとまって届きます。

届くもの整える場所選び方
顔と首元の色のまとまりあごの下10cmに来る色顔の明るさに近いか、少し明るい色
襟の形顔の下に来る線丸い襟、Vの襟、襟なしのどれか
テーブルの上に出る上半身胸から上色を1か所に置く

テーブルに座ると、相手から見えるのは胸から上だけです。**色や柄を置くなら、胸から上にしてください。**テーブルの下に隠れる下の服に色を置いても、この距離の予定では届きません。

向かいの席で話しているとき、相手の目はほとんど顔にあります。ただ、顔だけを見ているわけではなく、顔のすぐ下に来る首元の色が、顔と一緒に目に入っています。向かいの席の予定では、あごの下の色と襟の形の2つを決めれば、支度はほぼ終わりです。袖や裾は、テーブルの上に手を出したときに袖口が見えるくらいなので、袖口がきれいかどうかだけ見ておきます。

3m|部屋の向こうから挨拶する

3mは、部屋の入口から挨拶する、習い事の教室で向こうの人と目が合う、という距離です。この距離では、顔まわりの輪郭と、髪と襟の形が届きます。

届くもの整える場所選び方
顔まわりの輪郭髪の外側の線髪がまとまっているか、広がっているか
髪と襟の形髪の毛先と襟の間髪と襟が重なっていないか
上半身の色上の服全体顔から離れた色でも届く

3m離れると、顔の細かいところは届かなくなり、顔と髪と襟がひとつの形として見えます。**髪と襟が重なっていると、顔のまわりの形がはっきりしなくなります。**髪をまとめるか、襟を低くして首元を見せると、3mでも顔のまわりの形がはっきり届きます。

3mの予定では、会話より先に、姿が相手の目に入ります。部屋に入ったとき、教室の向こうで顔を上げたとき、相手は顔と髪と上半身の色を、ひとかたまりで見ています。この距離で届く色は、顔の近くより、上の服全体の色です。上の服の色が顔の明るさと近ければ、顔まわりがなだらかに見え、差が大きければ、顔がくっきり浮いて見えます。どちらがいいかではなく、その集まりでどう見られたいかで決めてください。

5m以上|行事や集合写真

5m以上は、子どもの行事で遠くから見られる、集合写真に写る、という距離です。この距離では、顔はほとんど届かず、全身の色の塊と立ち姿が届きます。

届くもの整える場所選び方
全身の色の塊上下の色の組み合わせ上下の明るさの差
立ち姿肩と背中の線肩に重さの残らない上着
足元靴の色下の服か靴下と明るさを合わせる

集合写真では、顔は小さく写り、服の色が大きな面として写ります。**上下の明るさの差が大きいと、写真の中で体が上下2つに分かれて見えます。**上下の明るさを近づけると、立ち姿が1本の線として写ります。この距離の予定で顔のことを考える必要は、ほとんどありません。子どもの行事のように、主役が自分ではない予定なら、なおさらです。見られているのは、行事の中に立っている姿と、服の色のまとまりです。顔が可愛いかどうかという問いを、この距離の予定に持ち込まなくていい、と分かっているだけでも、支度の時間はかなり短くなります。

首元の色|あごの下10cmに何色を置くか

1〜1.5mの予定でいちばん届くのは、あごの下10cmに来る色です。顔とこの色がひとつにまとまって、相手に届きます。

あごの下の色顔の見え方向く予定
顔の明るさに近い色顔と首元がなだらかにつながるランチ、面談
顔より少し明るい色顔のまわりが明るく見える忘年会の夜、照明の暗い店
顔より暗い色顔がくっきり浮く昼の明るい場所
顔より大きく暗い色顔と首元の差が強く出る明るい照明の場所

どの色がいいかは、人によって違います。確かめ方は簡単で、手持ちの服を3枚、あごの下に1枚ずつ当てて、鏡から1.5m離れて見るだけです。鏡に近づいて見ると細かいところばかり目に入るので、1.5m離れるのがこつです。3枚のうち、顔を見たときに服より先に顔に目が行く1枚が、その予定の首元の色です。3枚とも同じくらいに見えるときは、どれを選んでも1.5mの距離では差が届かないということなので、その日の気分で好きな1枚を選んでください。好きな色を着ている日は、それだけで表情がやわらかくなります。

襟の形|顔の下に来る線

襟の形は、顔の下にどんな線が来るかを決めます。1〜3mの予定では、この線が顔の印象と一緒に届きます。

襟の形顔の下に来る線見え方
丸い襟なだらかな曲線やわらかく見える
Vの襟下に向かう線首元がすっきり見える
詰まった襟(タートルなど)横の線顔がくっきり区切られる
シャツの襟顔の横に立つ線きちんと見える
襟なし(ボートネックなど)横に広い線首元が広く見える

**どの形がいいかより、その予定でどう見られたいかで選んでください。**面談ならきちんと見えるシャツの襟、友人とのランチならやわらかく見える丸い襟、というように、予定の目的と襟の線を合わせると選びやすくなります。

襟は、手持ちの服の中で形が限られているかもしれません。その場合は、新しく買う前に、襟の開き方を変えられないかを見てください。シャツならボタンを1つ開けるか閉めるかで、Vの深さが変わります。丸い襟の上に薄い巻き物を重ねると、詰まった横の線に変わります。1枚の服で2つの線を作れれば、予定の目的に合わせて襟を選び分けられます。

髪と襟の距離

3mの予定で届くのは、髪と襟の形です。髪の毛先と襟が近いか離れているかで、顔のまわりの形が変わります。

髪と襟の距離顔のまわりの見え方選び方
毛先が襟にかかって重なる顔のまわりの形がはっきりしない髪をまとめるか、襟を低くする
毛先と襟の間が3〜5cm首元が少し見えて、形がはっきりするそのままでよい
毛先が肩より上で、襟が低い首元が広く見える首元に小物を1つ
髪をまとめて、襟が高い顔が襟の上にのって見える耳元を見せる

**毛先が襟に重なると、髪と襟がひとつの塊になって、顔のまわりの形が届きにくくなります。**髪の長さを変える必要はありません。毛先と襟の間に3〜5cmの隙間ができるように、襟の高さか髪のまとめ方を変えるだけで足ります。

光|会う場所の明るさで、首元の色を動かす

同じ服でも、会う場所の光によって、顔と首元の色の見え方が変わります。秋冬は日が短く、夕方からの予定では、店の照明の下で会うことが増えます。会う場所の光を先に思い浮かべて、首元の色を少し明るくするか、そのままにするかを決めてください。

会う場所光の特徴首元の色
昼のカフェの窓際横から自然な光が入るそのままでよい
会議室、職場上からの白い光、影が目の下にできる少し明るい色にする
夜のレストラン暖かい色の弱い光顔より少し明るい色にする
居酒屋、にぎやかな店光が強い場所と暗い場所が混ざる顔の明るさに近い色
屋外の行事日差しが強く、影がはっきり出る白に近い色は顔に光を返す

**上から光が当たる会議室や、暗めの夜の店では、首元に少し明るい色を置くと、顔のまわりに光が返ります。**暗い色の服を着たいときは、襟の内側に明るい色を細く見せるだけでも、顔の下が明るくなります。昼の窓際の席なら、光が横から顔に当たるので、首元の色はどれでもそのまま届きます。

眼鏡をかける日|フレームと襟の線

眼鏡をかけて人に会う日もあります。眼鏡のフレームは、顔の真ん中に来る線です。1〜1.5mの予定では、フレームの線と、襟の線が一緒に届きます。

フレーム合わせやすい襟理由
細い金属のフレームどの襟でも合う線が細く、襟の線とぶつからない
太いフレーム、濃い色襟なし、浅い丸い襟顔のまわりに太い線が2本並ばない
丸いフレーム丸い襟曲線がそろう
四角いフレームシャツの襟、Vの襟直線がそろう

フレームの太さと、襟の目立ち方を、どちらか一方にしておくと、顔のまわりに線が重なりすぎません。太いフレームの日は襟をおとなしく、細いフレームの日は襟で形を出す、と考えると選びやすくなります。フレームの色と首元の色を同じ明るさにそろえると、顔と首元がひとつにまとまって見えます。

表情が出やすい服|肩と首が動くか

人が覚えているのは動いている顔でした。表情が動きやすいのは、首と肩が楽に動くときです。服が首や肩を押さえていると、うなずく、振り向く、笑って肩が上がる、という動きが小さくなります。

服の状態動きへの影響選び方
首元が詰まってきついうなずきにくい指1本入るゆとり
肩が張ってきつい腕を動かしにくい、肩が上がらない肩の縫い目が肩の端にある
重い上着を着たまま肩が下がって動きにくい室内では脱げる上着
生地がかたい振り向くと生地が突っ張る少し伸びる生地

会う予定の日は、ふだんより少し楽な服を選ぶと、表情が動きやすくなります。きちんと見せたい面談でも、首元に指1本分のゆとりがあるシャツを選ぶだけで、話しているときの顔がやわらかくなります。

前の日にできる確かめ方|1.5m離れて3秒の動画

自分の顔が人にどう見えているかを、いちばん近い形で見る方法は、動画です。スマートフォンを1.5m離れた棚に置いて、3秒の動画を撮ってください。

順番すること見るところ
1スマートフォンを胸の高さの棚に置く1.5m離れる
2会う予定の服を着る首元の色と襟
33秒の動画を撮る。話すように口を動かし、うなずく動いている顔
4左右を反転しないまま見る人が見ている向き
5首元の色を替えて、もう一度撮るどちらが顔に目が行くか

動画を見るときは、止めて1コマずつ見るのではなく、**3秒を流して1回だけ見てください。**人は会ったときに、顔を止めて見ることはありません。流して見たときに、顔より先に服に目が行くなら、その服はその予定では主張が強すぎます。顔に目が行けば、その服で支度は終わりです。

動画を撮るのに抵抗があるときは、音を消して、画面を小さくしたまま1回だけ見るのでも構いません。大事なのは、止めずに、1回だけ、離れた距離の顔を見ることです。何度も見返すと、また鏡の前と同じように、気になる場所を探す見方に戻ってしまいます。見終わったら動画は消してしまって大丈夫です。

会う前の5分|家を出る前と、着いてから

支度が終わっても、家を出る前や、会う場所に着いたあとに、また自分の顔が気になってくることがあります。そのときに鏡で顔を細かく見直すと、答えの出ない問いに戻ってしまいます。会う前の5分は、顔ではなく、その予定の距離で届く場所だけを見てください。

いつ見るところ見ないところ
家を出る前1.5m離れて、首元の色と襟の形鏡に近づいて顔の細かいところ
電車や車の中見ない窓に映る顔
着いてから、化粧室で髪の毛先と襟の間、生地の表面顔の形
相手に会う直前肩の力を抜いて、首を一度回す鏡

着いてから見るのは、移動で崩れやすい場所だけです。風で髪の毛先が襟にかかっていないか、上着を脱いだときに襟が片側に寄っていないか、の2つを見れば足ります。相手に会う直前に首を一度ゆっくり回すと、肩の力が抜けて、話し始めたときの表情が動きやすくなります。窓や車のガラスに映る顔は、暗くて左右も逆なので、見ないで済むなら見ないほうが楽です。

可愛いと言われても信じられないとき

人に可愛いと言われても、信じられないことがあります。信じられないのは、言ってくれた人が見ている顔と、自分が知っている顔が違うからかもしれません。

言ってくれた人が見ている顔自分が知っている顔
1m前後の距離鏡の30〜50cmの距離
話して、笑って、動いている止まっている
左右がそのまま左右が逆
声や服の色と一緒顔だけ

**無理に信じなくても構いません。**ただ、相手の言葉を「自分の知らない顔の話」として受け取っておくことはできます。前の節の3秒の動画は、言ってくれた人が見た距離の顔にいちばん近いものです。一度見てみると、相手の言葉と自分の見え方の差が少し縮まることがあります。

自分の写真を見るのがつらいとき

写真に写った自分の顔を見るのがつらい、ということもあります。つらく感じるのは、写真が、人と会うときとは違う条件で撮られていることが多いからかもしれません。

写真の条件会ったときとの違い変えられること
手に持って自分を撮る30〜50cmと近すぎる人に2m離れて撮ってもらう
下から撮られる見上げる角度で、あごの下が写る撮る人に胸の高さで構えてもらう
一瞬の表情が残る動きの途中で止まる何枚か撮って、動いている途中の1枚を選ぶ
真上からの照明目の下に影ができる窓の近くで、横から光が当たる場所に立つ

**写真で見る顔が、人に見られている顔だとは考えなくて大丈夫です。**年賀状や家族の写真のように、写る必要がある予定なら、撮る人に2mほど離れてもらい、窓の近くで撮ると、会ったときの顔に近く写ります。写真を見返すのがつらいときは、見る枚数を決めて、選ぶのを家族に任せるのも1つの方法です。

どちらとも取れるとき①|立食で距離が変わる会

立食の忘年会のように、会の途中で相手との距離が変わる予定もあります。50cmで話す時間も、3m離れて挨拶する時間もあります。このときは、いちばん長くいる距離に合わせて、首元を決めてください。

会の中の時間距離整える場所
入口で挨拶する3m髪と襟の形
グラスを持って話す50cm〜1m首元の色、生地の表面
乾杯や集合写真5m上下の色

立食の会は、グラスを持って50cm〜1mで話す時間がいちばん長くなります。**首元の色と、生地の表面を整えておけば、会の大半に合います。**挨拶と写真の時間は短いので、髪と襟の形、上下の色は、入口に着く前に鏡で一度見るくらいで足ります。

どちらとも取れるとき②|初めて会う人と、よく知っている人が混ざる

習い事の集まりや、家族の集まりのように、初めて会う人とよく知っている人が混ざる予定もあります。初めて会う人との距離に合わせて整えてください。

相手覚えてもらうもの整える場所
初めて会う人顔のまわりの色と形首元の色、髪と襟の距離
よく知っている人いつもとの違い変えるのは1か所だけ

よく知っている人は、いつもの顔をすでに覚えています。**いつもと違うところが1か所あれば、それだけで気づいてもらえます。**初めて会う人のために首元を整えれば、よく知っている人には、その1か所がいつもとの違いとして届きます。両方に合わせて全部を変える必要はありません。

どちらとも取れるとき③|写真に残る予定がある

年賀状の写真や、七五三の付き添いの家族写真のように、写真に残る予定もあります。写真は、会ったときと違って、あとから何度も見返されます。写真に残る予定は、撮る距離を2〜3mに決めてから、首元と上下の色を整えてください。

写真の撮り方写る範囲整える場所
2m、胸から上顔と首元あごの下の色、襟の形
3m、全身全身の色上下の明るさ、靴
家族で並ぶ家族全員の色家族の中で自分だけ浮かない明るさ

家族で並ぶ写真では、自分の顔よりも、家族の中での色のまとまりが目に入ります。**家族の服の明るさを近づけておくと、写真の中で誰かひとりが浮くことがありません。**顔の写り方は、撮る距離を離すだけでかなり変わるので、撮る人に2m以上離れてもらうことを先に頼んでおきます。

よくある行き違い

**「可愛いかどうかがわかれば、服も決まる」。**可愛いかどうかは、鏡・写真・人の記憶で答えが変わるので、決まらないまま予定の日が来ます。服は、会う距離から決めるほうが早く決まります。

**「鏡に近づいてよく見れば、わかる」。**近づくほど細かいところばかりが目に入り、人が見ている顔から離れます。見るなら1.5m離れてください。

**「写真写りが悪いのは、顔のせい」。**写真の顔は、撮る距離とレンズと光で変わります。手に持って撮る30〜50cmの距離は、人と会うときの距離とは大きく違います。

**「会う予定のたびに、全部を整えないといけない」。**距離によって届くものは違います。予定ごとに、その距離で届く場所を1つか2つ整えれば足ります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 自分の顔が可愛いのかどうか、どうやったら分かりますか
自分ひとりで確かめるのは難しいと考えてください。鏡の顔は左右が逆で、しかも止まっています。写真の顔は、撮る距離やレンズで形が変わります。人が覚えているのは、話したり笑ったりして動いている顔です。3つがそれぞれ違うので、どれか1つを見て答えを出そうとすると、見るたびに答えが変わります。可愛いかどうかを決めるより、会う人との距離で、相手に届く場所を整えるほうが、次の予定の支度が決まります。
Q. 人に可愛いと言われても信じられません
信じられないのは、言ってくれた人が見ている顔と、自分が知っている顔が違うからかもしれません。相手が見ているのは、1mほど離れて、話したり笑ったりしている顔です。自分が知っているのは、鏡の前で止まっている顔か、写真の顔です。無理に信じなくても構いません。ただ、言ってくれた人が見た距離の顔を、1.5m離れて撮った動画で一度見てみると、相手の言葉と自分の見え方の差が少し縮まることがあります。
Q. 写真に写った自分の顔を見るのがつらいです
写真は、撮る距離が近いほど、顔の真ん中が前に出て写ります。スマートフォンを手に持って撮る距離は30〜50cmで、人と会うときの距離よりずっと近いので、会ったときの顔とは違って写ります。写真で見る顔が、人に見られている顔だとは考えなくて大丈夫です。どうしても写る必要がある予定なら、撮る人に2mほど離れてもらうと、会ったときの顔に近く写ります。
Q. 秋冬に人と会う予定が増えて、何を着ればいいかわからなくなります
予定を、会う人との距離で分けてください。隣に座る予定、テーブルの向かいで話す予定、部屋の向こうから挨拶する予定、行事や集合写真の予定の4つです。距離によって、相手に届くものが違います。近い予定ほど、首元の色と生地の表面、遠い予定ほど、全身の色の塊が届きます。予定ごとに、その距離で届く場所だけを整えれば、全部をいちどに整えなくて済みます。

— メグラシ編集部

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ハンガーをそろえ、色順に並べ、同じ箱にラベルを貼った。おしゃれに整えたクローゼット収納が2週間で崩れるのは、見た目を揃えた場所と、毎日手を動かす場所が重なっているからです。色順の列、細いハンガー、詰まった間隔、蓋つきの箱、オープンのかご、ラベル、飾る棚、一度着た服、家族の出し入れ。崩れやすい9か所を、戻す回数や動作の数で見分けて、揃える場所と揃えない場所を分け直す手順にまとめました。秋冬物に入れ替える時期の直し方も載せています。

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デニムを洗う頻度|履いた回数より、伸びる糸と色の濃さで決める

自分を知る

デニムを洗う頻度|履いた回数より、伸びる糸と色の濃さで決める

デニムを洗う頻度は、履いた回数だけでは決まりません。先に見るのは、伸びる糸が入っているかと、色がどれだけ濃いかの2つです。綿だけの濃い1本と、伸びる糸の入った淡い1本では、同じ5回でも洗う時期が違います。洗濯表示と白い紙で自分の1本を4つに分ける方法、秋冬にタイツを重ねる日の数え方、膝の出っ張りを定規で測って洗う日を前倒しする目安、裏返して洗う・筒にして干す手順、どちらとも取れる1本の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分

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