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垢抜け診断|垢抜けない原因は5か所のどれか、写真で1つに絞る

メグラシ編集部//読了 20分
窓辺の昼の光の中で、撮ったばかりの自分の全身写真をスマートフォンで見返している灰色のニットの女性

**あなたが垢抜けないと感じている原因は、たぶん1か所だけです。**髪、顔まわりの色、服のサイズ、上下の明るさの差、足元。この5か所のどこかに、引っかかりが集まっています。全部を変える必要はありません。最初に直すのは、写真で最初に目が止まる1か所だけです。

垢抜けたいと思ったとき、多くの人は服を何着か買い足すか、髪を大きく変えるか、どちらかから始めます。けれど、どこに原因があるかを決めないまま変えると、効いたのか効かなかったのかがわかりません。似合わなかったときに、何を戻せばいいのかもわからなくなります。それで疲れて、結局いつもの服に戻ってしまう。垢抜けの相談では、この流れがいちばん多く聞かれます。

この記事は、原因を1か所に絞るための自己診断です。骨格や顔の形を当てる診断ではありません。それは骨格診断を自分でやる方法に任せて、ここでは「いまの自分の、どこで止まっているか」だけを見ます。

結論:垢抜け診断は、原因を1か所に絞るためにやる

垢抜けない印象は、ひとつの大きな失敗からではなく、どこか1か所の「ずれ」から生まれます。そして、そのずれは写真で見ると、たいてい最初に目が止まる場所として現れます。

見る場所写真で起きていること直すときの最初の一手
髪輪郭がぼやけて、頭の形が大きく見える毛先の位置と分け目を変える
顔まわりの色首から上だけ沈む、または浮く襟元の色を1つ替える
服のサイズ肩・袖口・裾のどれかが体と合っていない合っていない1点だけを直す
上下の明るさの差全身がひとかたまりに見える上か下の明るさを1段ずらす
足元服より足元が古く見える、または重い靴の手入れと、裾との距離を見直す

この表は答えではなく、見る順番です。5か所を全部直す表ではありません。自分の写真でどこに目が止まったかを決めたら、その行だけを読んでください。

診断の準備|3m離れて、全身を2枚撮る

診断に使うのは、鏡ではなく写真です。鏡はいつも同じ距離、同じ角度で見ているので、目が慣れてしまっています。慣れた目では、ずれが見えません。人が自分を見るときの距離に近いのは、写真の方です。

撮り方は次の通りです。

  • 自分から3mほど離れたところにスマートフォンを置く。誰かに撮ってもらえるならその方がいい
  • 胸の高さから、頭の上から足の先までが入るように撮る
  • 正面を1枚、少し斜めを向いて1枚の計2枚
  • 服は、いちばんよく着ている組み合わせにする。よそ行きではなく、平日の自分の服で撮る

いちばんよく着ている服で撮るのが大事です。気に入っているけれど月に一度しか着ない服で撮っても、ふだんの自分の印象は出てきません。人が覚えているのは、いちばん多く見ている姿の方です。

明るさは、窓から入る昼の光がいちばん見やすくなります。夜の部屋の照明だと、色が黄みに寄って、顔まわりの色の判断が狂います。秋から冬にかけては日の傾きが早いので、撮るなら昼過ぎまでに済ませてください。

判定の仕方|最初に目が止まった場所を、そのまま書き留める

写真を開いたら、1秒だけ見て、すぐに閉じてください。そのとき最初に目が行った場所を、紙に1つだけ書きます。

ここで大事なのは、理屈で直さないことです。「髪が気になったけど、本当は服のせいかもしれない」と考え始めると、5か所が全部悪く見えてきます。最初に目が止まった場所は、他の人があなたを見たときにも最初に目が行く場所です。それをそのまま信じてください。

1秒で決められなかったら、写真を逆さまにして見る方法もあります。逆さまにすると、顔や服の意味が読めなくなり、形と明るさだけが目に入ります。そのとき目立つ場所が、印象を引っ張っている場所です。

書き留めたら、斜めを向いた2枚目でも同じことをします。2枚とも同じ場所なら、それが原因です。違う場所が出たときは、後の「どちらとも取れるとき」で決め方を書いています。

チェック1|髪:写真の中で、頭の輪郭が1本の線になっているか

髪が原因のとき、写真では頭のまわりがぼんやりと広がって見えます。輪郭が1本の線ではなく、ふわふわとした帯のようになって、顔と肩の間がわかりにくくなります。

見るところは3つです。

  • 毛先がどこで止まっているか。肩に当たって外にはねていると、肩幅が広く、首が短く見えやすい
  • 分け目が、頭のてっぺんでぺたんとつぶれていないか。つぶれていると、顔のまわりの量が下に溜まって見える
  • 前髪や顔まわりの髪が、目の上に影を落としていないか

髪は、服よりも先に目に入る場所です。服を何着変えても垢抜けない感じが残る人は、髪が原因になっていることが少なくありません。

ただし、髪を大きく変えるのは、5か所のなかでいちばん戻しにくい手です。髪が原因だと出たときも、まずは分け目を反対にする、毛先を内側に入れる、顔まわりを耳にかけてみる、という戻せる手から試してください。それで写真の印象が変わったら、髪が原因だったことが確かめられます。切るのはその後でかまいません。

髪が原因と出たときに、まず試す3つ

1つ目は、分け目を反対側にすることです。いつもの分け目は、長い年月で根元の髪が寝ていて、てっぺんがつぶれやすくなっています。反対に分けると根元が自然に立ち上がり、頭の形が小さくまとまって見えます。2つ目は、毛先の向きをそろえることです。肩に当たって外にはねている毛先を、ドライヤーで内側に向けて乾かすだけで、首まわりの線がすっきりします。3つ目は、顔まわりの髪を片側だけ耳にかけることです。左右の片方に顔の輪郭が見えると、写真の中で顔の位置がはっきりします。

3つを一度に試す必要はありません。1つずつ試して、そのたびに同じ距離から写真を撮ります。どの手で印象が変わったかがわかれば、美容院で伝えるときも、何を変えたいのかを言葉にしやすくなります。

チェック2|顔まわりの色:首から上20cmに、何色あるか

顔まわりの色が原因のときは、写真で「首から上だけが沈む」か「首から上だけが浮く」かのどちらかが起きます。服は整っているのに、顔だけが疲れて見える。あるいは、服だけが明るくて、顔が置いていかれたように見える。そういう写真です。

見るのは、あごの下から20cmくらいの範囲です。そこに何色あるかを数えてください。襟の色、インナーの色、アクセサリーの色、髪の色。この範囲に色が3つ以上あると、目がどこに止まればいいのか迷って、顔の印象が散ります。

もう一つ見るのは、顔のすぐ下の色の明るさです。顔の明るさに比べて、襟元の色がずっと暗いと、顔が浮いて見えます。逆に、襟元の色が顔より明るすぎると、顔がくすんで見えます。どちらが自分に合うかは人によって違うので、ここで答えを決める必要はありません。今の写真で「沈む」か「浮く」かだけを書き留めてください。

秋から冬は、暗い色の上着やニットが増えて、顔のすぐ下に暗い色が来る日が多くなります。春先までは気にならなかったのに、寒くなってから急に垢抜けない気がする人は、この場所を先に疑ってみてください。

顔まわりの色が原因だと出たときは、上着ではなく、いちばん内側の襟元の色を1つ替えるのが、最初の一手です。上着は面積が大きいので替えるとお金がかかりますが、インナーの襟元なら、手持ちのなかで入れ替えられることが多いからです。

沈むか浮くかで、替える向きを決める

写真で顔が沈んで見えたときは、襟元の色を今より少し明るくする方向に替えてみてください。黒のタートルネックを濃い灰色に、焦げ茶のインナーを明るめのベージュに。色の名前を大きく変えなくても、明るさが1段上がるだけで、顔に光が戻って見えることがあります。

反対に、顔が浮いて見えたときは、襟元の色を少し落ち着かせます。真っ白のシャツを生成りに、明るい水色をくすんだ青に。顔のすぐ下で光が強すぎると、顔の方が負けて見えるからです。どちらの場合も、試すのは1色だけです。替えたら同じ距離で撮って、顔の印象が戻ったかどうかだけを確かめます。

チェック3|服のサイズ:肩・袖口・裾の3点を1つずつ見る

サイズが原因のとき、写真では服が体から「浮いている」か「張り付いている」かのどちらかが起きます。全体の形がだらしなく見えるか、窮屈に見えるかです。

見るのは3点だけです。

  • 肩の縫い目が、自分の肩の骨のどこにあるか。骨より外に2cm以上落ちていると、意図していなくても大きめに見える
  • 袖口が、手首の骨にかかっているか。手の甲の半分まで来ていると、腕全体が重く見える
  • 上着の裾が、腰のいちばん張っているところで止まっていないか。そこで止まると、横の幅がいちばん強く出る

3点を全部直そうとしないでください。写真で最初に目が止まったのがサイズだったなら、3点のうちどれが目に入ったかを、もう一度だけ見ます。肩なのか、袖なのか、裾なのか。そこだけを直します。

袖口は、袖を一折りするだけで直せることがあります。裾は、前だけを軽く入れることで位置を変えられます。肩は直しにくいので、肩が原因のときは、その1着の着る回数を減らして、肩の合う服を前に出すことから始めます。

サイズのずれは、大きいか小さいかの2択では決めない

サイズが合っていないと聞くと、大きすぎるか小さすぎるかのどちらかを考えがちです。けれど実際の写真では、肩は大きいのに袖は短い、丈は合っているのに身幅だけが余る、というように、場所ごとにずれ方が違うことがほとんどです。だから、1着をまるごと「大きい服」「小さい服」と決めつけないでください。

見るのは、3点のうちどこがいちばん目に入るかだけです。肩が落ちすぎていても、袖口と裾が合っていれば、写真ではあまり気になりません。反対に、肩が合っていても袖口が手の甲まで来ていると、そこに目が吸い寄せられます。ずれの大きさより、目に入るかどうかで決めてください。

チェック4|上下の明るさの差:全身がひとかたまりに見えていないか

上下の明るさが原因のときは、写真で全身がひとかたまりの影のように見えます。どこが上着でどこがパンツなのか、ぱっと見て区切りがわからない状態です。あるいは逆に、上と下で明るさが離れすぎて、体が真ん中で2つに切られたように見えることもあります。

確かめるには、写真を白黒にしてみてください。色の情報を抜くと、明るさの差だけが残ります。白黒にしたときに上下の境目が見えなければ、差が小さすぎます。境目がくっきりしすぎて、上と下が別の人のように見えるなら、差が大きすぎます。

秋冬は、黒・紺・焦げ茶のような濃い色同士の組み合わせが増えます。濃い色同士は合わせやすい反面、白黒にするとほぼ同じ明るさになって、全身が重いかたまりになりがちです。上か下のどちらかを1段だけ明るい色にする。それだけで、全体の重さが抜けることがあります。

明るさの差が原因だと出たときは、新しい色を足すのではなく、手持ちのなかで「1段明るい」ものを探してください。黒のパンツなら、濃い灰色。紺のニットなら、少し明るい紺。色の名前を変えずに明るさだけをずらすと、これまでの自分の雰囲気を残したまま変えられます。

差が大きすぎて体が2つに切れて見えるときは、反対に、上と下の間をつなぐものを1つ足します。上が白で下が黒なら、上着かバッグか靴のどれかに、その中間の明るさのものを持ってきます。真ん中の明るさが1か所あるだけで、目が上から下へなめらかに動くようになり、体が切れて見えなくなります。

チェック5|足元:服より足元が古く見えていないか

足元が原因のとき、写真では視線が下に落ちて、そこで止まります。服は今の自分に合っているのに、靴だけが何年も前のものに見える。あるいは、靴が重くて、足首から下にだけ重さが溜まって見える。そういう写真です。

見るのは2つです。

  • 靴のつま先と、かかとの外側の擦れ。写真では細かい傷は写りませんが、形が崩れていると、全体の印象が古くなる
  • 裾と靴の間の距離。裾が靴にかぶさって溜まっているか、肌や靴下がどれだけ見えているか

足元は、5か所のなかで直すのがいちばん簡単な場所です。靴を磨いて形を整えるだけでも、写真の印象は変わります。裾の長さを少し調整するだけで、足元の重さが抜けることもあります。

秋冬に入ると、厚手の靴やブーツが増えて、足元に重さが溜まりやすくなります。服が軽く見えるのに足元だけが重いときは、靴を変えるより先に、裾と靴の間に少しだけ隙間を作れないかを試してみてください。

足元の古さは、形と色の2つで見る

靴が古く見える理由は、傷みよりも形にあることが多いです。つま先の形や、靴底の厚みは、年ごとに少しずつ変わっていきます。何年も前の靴が悪いわけではありませんが、服だけが新しくて靴の形が離れていると、そこで時間がずれて見えます。もう一つは色です。黒い靴は何にでも合いますが、服が軽い色のときに足元だけが濃い黒だと、重さが下に溜まります。服の中にある色に近い靴を選ぶと、足元が全体になじみます。

足元が原因と出たら、新しい靴を買う前に、手持ちの靴を全部並べて写真の服と合わせてみてください。持っているのに使っていなかった1足が、いちばん合うこともあります。

どちらとも取れるとき①|2か所が同じくらい気になる

正面と斜めの2枚で、違う場所に目が止まることがあります。たとえば正面では髪、斜めでは服のサイズ。どちらが本当の原因か、決められない。

この場合は、写真をもう1枚、さらに1m離れて撮ってください。4mの距離になると、細かいところは見えなくなり、形と明るさの大きなまとまりだけが残ります。そこで目が止まる方が、印象を引っ張っている原因です。近くでないと気にならない方は、後回しにして大丈夫です。

それでも同じくらい気になるときは、次の順番で決めます。

  1. お金がかからない方を先にする
  2. 元に戻せる方を先にする
  3. 毎日目に入る方を先にする

髪と靴なら、靴の手入れや裾の調整の方が、お金もかからず元にも戻せます。髪とサイズなら、髪の分け目を変える方が先です。サイズを直すのは、服を買い替えるか直しに出すかになることが多いからです。

この順番で選ぶのは、正しい原因を当てるためではありません。外れても損が小さい方から試すためです。外れたら、もう一方を試せばいい。1か所ずつ試していけば、2週間ごとに確実にどちらかに近づいていきます。

どちらとも取れるとき②|どこも悪くないのに、垢抜けない気がする

5か所を全部見ても、どこにも引っかかりがない。それでも、自分では垢抜けない気がする。この相談は、実はかなり多くあります。

この場合は、服ではなく、写真の中の自分の表情と姿勢を見てください。写されるのが苦手な人は、カメラを向けられると肩が前に入り、目線が少し下がります。服がどれだけ整っていても、体が縮こまっていると、全体の印象は沈みます。これは服の問題ではなく、写真を撮られる緊張の問題です。

確かめるには、撮ってもらう人に、何も言わずに歩いているところを撮ってもらうのがいちばんです。歩いている写真で印象が変わるなら、服ではなく、撮られる瞬間の構えが原因です。

もう一つの可能性は、全部が無難にそろいすぎていることです。色も形も、どこにも引っかかりがない。それは失敗ではありませんが、目が止まる場所がないので、印象に残りにくくなります。垢抜けて見える人の写真には、たいてい1か所だけ、その人が好きで選んだと伝わるものがあります。色の強いバッグ、少し変わった形のイヤリング、柄のある靴下。どこも悪くないのに垢抜けない気がするときは、5か所のどこか1か所に「好きなもの」を1つ足してみてください。

そして最後に、もう一つだけ。垢抜けない気がするのは、見た目ではなく、その服を着ているときの自分の気持ちが原因のこともあります。誰かに合わせて選んだ服、本当は好きではないけれど無難だから着ている服。そういう服を着ていると、写真の中の表情にそれが出ます。服を変えるのが恥ずかしいと感じるなら、服を変えるのが恥ずかしいときの慣らし方も合わせて読んでみてください。

どちらとも取れるとき③|人に言われた場所と、自分の見立てが違う

家族や友人に「髪を変えたら」と言われたけれど、写真を見ると自分は足元が気になる。人の意見と自分の見立てが食い違うことがあります。

この場合、先に試すのは自分の見立ての方です。理由は2つあります。1つは、人が言う場所は、その人自身の好みや経験に引っ張られていることが多いから。もう1つは、自分で決めた場所を直した方が、続けられるからです。人に言われて変えたものは、似合っていても、どこか自分のものになりきらないまま、元に戻ってしまうことがよくあります。

ただし、2人以上から同じ場所を言われたときは別です。違う人が別々に同じ場所を挙げたなら、それは好みではなく、実際に目に入っている場所です。その場合は、自分の見立てより先に、そちらを試してください。

人の意見を聞くなら、「どこを変えたらいい」ではなく、「この写真を見て、最初にどこに目が行った」と聞くのがいい聞き方です。直し方まで聞くと、その人の好みが混ざります。目が止まった場所だけを聞けば、診断の材料として使えます。

聞く相手は、ふだんのあなたをよく見ている人の方が向いています。久しぶりに会う人は、前に会ったときとの違いに目が行きやすく、いまの姿そのものの引っかかりとは別のところを挙げることがあるからです。毎日顔を合わせる家族や、同じ職場の人に聞く方が、ふだんの印象に近い答えが返ってきます。

変えたくないものを、先に1つ決めておく

垢抜けたいと思うと、これまでの自分を全部否定したくなることがあります。でも、全部を変えると、自分らしさまで一緒に消えてしまいます。そうして変えた姿は、人から見れば整っていても、自分ではなじめずに長続きしません。

診断を始める前に、「これは変えない」というものを1つだけ決めておいてください。いつもつけているイヤリング、好きな色、髪の長さ、履き慣れた靴。何でもかまいません。それは、5か所のどれが原因と出ても、手をつけない場所です。

変えないものを決めておくと、2つのことが起きます。1つは、原因を直したあとも、自分らしさが残ること。もう1つは、変えたあとの姿を見たときに、「これは私だ」と思える手がかりが残ることです。

もし、変えたくないと決めたものが、5か所の原因そのものだったら、どうするか。たとえば、長い髪は変えたくないのに、髪が原因と出た。そのときは、変えない範囲を少しだけ細かくします。「長さは変えないけれど、分け目と毛先の向きは変える」というように。変えたくないものの芯だけを残して、その外側を動かせば、自分らしさを守ったまま直せます。

変えないものが思いつかないときは、手持ちの服や小物のなかで、人に褒められたことがあるものか、なくしたら探しに行くものを思い出してください。そのどちらかに当てはまるものは、たいていあなたの好みの芯にあります。それを残しておけば、どこを直しても、写真の中の自分に見覚えが残ります。

直すのは2週間に1か所まで

原因を1か所に絞ったら、そこだけを直して、2週間その状態で過ごしてください。2週間のあいだ、他の4か所には手をつけません。

2週間という長さには理由があります。新しい姿に、自分の目が慣れるまでにかかる時間だからです。直した直後は、どんな変化も落ち着かなく感じます。似合っているかどうかの判断は、慣れてからでないとできません。そして、人に何か言われるかどうかを待つのにも、2週間くらいはかかります。

2週間たったら、最初と同じ距離、同じ服で、もう一度写真を2枚撮ってください。そして、最初の写真と並べます。

  • 最初に目が止まる場所が変わっていたら、直した場所は効いています。次は、新しく目が止まった場所を原因として、同じことを繰り返します
  • 同じ場所にまだ目が止まるなら、直し方が足りていないか、別の直し方が必要です。もう2週間、同じ場所の別の手を試してください
  • 誰かに何か言われたかも書き留めておきます。「何か変えた?」と聞かれたら、それは変化が見えているということです

この繰り返しで、5か所を全部回る必要はありません。2回か3回やると、写真のどこにも目が止まらなくなる日が来ます。そこで終わりです。

2週間のあいだに、やめたくなったとき

直した翌日や翌々日に、やっぱり元に戻したいと感じることがあります。鏡に映る自分が見慣れなくて、落ち着かない。職場や家族の前に出るのが少し気恥ずかしい。そう感じるのは、変化がちゃんと見えている証拠です。似合っていないからではありません。

やめたくなったら、その日の写真を1枚だけ撮っておいてください。そして、元に戻すかどうかは、2週間たって最初の写真と並べてから決めます。途中で戻してしまうと、似合わなかったのか、見慣れなかっただけなのか、区別がつかないまま終わってしまいます。どうしても落ち着かない日は、直した場所はそのままにして、変えたくないと決めたものを身につけて出かけてください。自分の手がかりが1つあるだけで、新しい姿に少しずつなじんでいけます。

骨格診断や顔タイプ診断を受けるかどうか

垢抜け診断で原因が絞れたあと、骨格や顔タイプ、パーソナルカラーの診断を受けるかどうか迷う人もいると思います。

受ける意味があるのは、原因が「服のサイズ」か「顔まわりの色」と出たときです。サイズなら、どの形が自分の体に合うかの手がかりが、骨格の見方から得られます。顔まわりの色なら、どの明るさや色みが顔になじむかの手がかりが、パーソナルカラーの見方から得られます。形の組み合わせを詳しく知りたいなら、骨格ストレート×顔タイプフェミニンのような掛け合わせの記事も参考になります。

反対に、原因が「髪」「上下の明るさの差」「足元」のときは、診断を受けなくても先に直せます。これらは体の形や肌の色ではなく、組み合わせ方と手入れの問題だからです。

順番としては、先に垢抜け診断で原因を絞り、それから必要な診断を選ぶ方が、無駄が少なくなります。全部の診断を先に受けてしまうと、情報が多すぎて、何から手をつければいいかがかえってわからなくなることがあります。自分らしい装いの考え方を広く知りたいときは、自分らしいスタイルの見つけ方も合わせて読んでみてください。

秋冬に原因が移りやすい場所

季節が変わると、同じ人でも原因の場所が移ることがあります。とくに秋から冬にかけては、重ね着と厚手の素材が増えて、次の2か所にずれが出やすくなります。

1つは顔まわりです。暗い色の上着やマフラーが首のまわりに来て、顔のすぐ下の色が一気に変わります。春や秋口には問題がなかった人でも、寒くなってから顔が沈んで見えるようになることがあります。

もう1つはサイズです。厚手のニットの上に上着を重ねると、肩と袖口の位置が変わります。中に着たものが袖口から出ていたり、肩の縫い目が二重にずれていたりすると、全体がもたついて見えます。

季節の変わり目には、一度診断をやり直してみてください。同じ5か所を同じやり方で見るだけです。前回と原因が変わっていたら、それは服が悪いのではなく、季節に合わせた調整が必要になったという合図です。

秋冬の診断では、上着を着た写真と、上着を脱いだ写真の2通りを撮っておくと便利です。屋外では上着の姿を、室内では脱いだ姿を人に見られます。上着を着たときだけ原因が出るなら、直すのは上着と襟元の組み合わせです。脱いだときにも同じ場所が気になるなら、上着ではなく、その下の服か髪が原因です。2通り撮るだけで、どこを直せばいいのかがかなりはっきりします。

もう一つ、冬の立ち上がりは、日の光が弱くなって写真全体が暗く写りやすい時期です。前の季節の写真と比べて全体が沈んで見えても、それは光のせいかもしれません。比べるときは、同じ時間帯、同じ窓の前で撮った写真同士にしてください。条件をそろえないと、服のせいではない変化まで原因に見えてしまいます。

まとめ

垢抜け診断でやることは、原因を1か所に絞ることだけです。

  • 3m離れて、いちばんよく着ている服で全身を2枚撮る
  • 1秒見て、最初に目が止まった場所を書き留める
  • 髪・顔まわりの色・服のサイズ・上下の明るさの差・足元のどれかを原因として1つ選ぶ
  • 2か所で迷ったら、さらに1m離れて撮る。それでも迷ったら、お金がかからず戻せる方から
  • 変えたくないものを1つ決めて、そこには手をつけない
  • 直すのは2週間に1か所まで。2週間後に同じ写真を撮って並べる

全部を一度に変えなくても、垢抜けることはできます。むしろ、1か所ずつ確かめながら変えた方が、自分らしさを残したまま遠くまで変われます。

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よくある問い

Q. 垢抜け診断は、自分ひとりでもできますか
できます。必要なのは、3mほど離れて撮った全身写真2枚と、5か所の見方だけです。いちばん大事なのは、写真を開いた瞬間に最初に目が止まった場所を、理屈で直さずにそのまま原因として書き留めることです。考え始めると、全部が悪く見えてきて1か所に絞れなくなります。
Q. 5か所のうち、2か所以上が気になります
写真をもう1枚、さらに1m離れて撮ってください。離れても気になる方が原因で、近づかないと気にならない方は後回しで構いません。それでも同じくらいなら、お金がかからず元に戻せる方から手をつけます。髪と靴なら、先に靴の手入れや合わせ方を試す方が戻しやすいからです。
Q. どこもおかしくないのに、垢抜けない気がします
その場合は、服の側ではなく、写真を撮った日の表情と姿勢を見てください。肩が前に入っていたり、写されるのが嫌で目線が落ちていたりすると、服が整っていても全体が沈んで見えます。もう一つは、全部が無難にそろいすぎていることです。1か所だけ、自分が好きなものを足すと抜けて見えることがあります。
Q. 骨格診断や顔タイプ診断を先に受けたほうがいいですか
5か所のうち、サイズか顔まわりの色が原因だと出たときは、受ける意味があります。どの形やどの明るさが合うかの手がかりが増えるからです。髪や足元が原因なら、診断を受けなくても先に直せます。順番は、原因を絞ってから必要な診断を選ぶ方が、無駄が少なく済みます。

— メグラシ編集部

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