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イエベ秋メイク|黄みの深い色・セミマット・外側の影で決める

メグラシ編集部//読了 30分
テラコッタやブリックの深いリップの色を並べた、イエベ秋メイクの色選びのイメージ

イエベ秋メイクは、黄みのある深い色・ツヤより質感(セミマット)・顔の外側に置く影の3つで決まります。イエベ秋は肌に黄みと深さがあり、落ち着いた色で顔の輪郭と血色がはっきりするタイプなので、明るく澄んだ色や青みの強い色を顔のそばに置くと、顔が浮いたり、肌が黄色く濁って見えたりしやすくなります。

まず揃える3色は、テラコッタのリップ、オレンジブラウンのチーク、黄みのオークルのベースです。この3点がそろうと、目元が手持ちのブラウンのままでも、顔全体の深さと血色が整います。アイシャドウ・アイライン・眉・ハイライトは、その後に1つずつ見直せば十分です。

迷ったときの物差しは1つです。色を手の甲に塗り、窓際の自然光で顔の横に並べて、輪郭が締まって見えるか、顔だけ浮いて見えるかを比べてください。輪郭が締まり、肌がなめらかに見える色が似合う側、顔から色だけ浮く・肌がくすむ色は避けたい側です。ここから先は、部位別の色と質感、16タイプ別の寄せ方、似合わない色の避け方、服の色との合わせ方、年代別・場面別の組み方の順に書き、最後にメグラシのイエベ秋メイクの各記事への道案内をまとめます。

自分がイエベ秋かどうかをまだ確かめていない方は、先に無料のパーソナルカラー診断で質問に答えてから読むと、自分に当てはまる部分を分けて読めます。イエベ秋の肌・髪・目の特徴と、服を含めた似合う色の全体像はイエベ秋に似合う色にまとめています。この記事は、その中のメイクだけを部位ごとに決めるための入口です。

まず揃える3色|テラコッタ・オレンジブラウン・黄みのオークル

3色は、ベース、チーク、リップの順に見直すと失敗が少なくなります。ベースの明るさが決まると、チークとリップがどのくらい肌に乗るかが見えるからです。

順番アイテム選ぶ色確かめ方
1ベース黄みのオークルあごの線に塗って、首との境目が見えないか
2チークオレンジブラウン、アプリコットベージュ頬に薄く乗せて、輪郭が締まって見えるか
3リップテラコッタ、ブリック、キャメルレッド唇に塗って、顔の下半分が落ち着いて見えるか

1つだけ買い足すならリップです。唇は面積が小さいのに、顔全体の深さを一番大きく左右します。手持ちのチークがピンクでも、リップをテラコッタにすれば顔の黄みと深さが補われます。

逆に、ベースが明るすぎる・ピンクみが強い場合は、リップを変えても顔だけ白く浮きます。首より顔が明るく見えるなら、先にベースを半段暗く、黄み寄りにしてください。

イエベ秋に当てはまるかの見分け方|メイクで確かめる3つの軸

イエベ秋の色は、黄みか青みか、深いか明るいか、穏やかか澄んでいるか、の3つの軸で決まります。メイクでは、この3つを1つずつ確かめると自分の位置が分かります。

軸イエベ秋の側反対側メイクでの確かめ方
黄みオレンジ・金・ブラウンローズ・青みピンクリップを2本比べて、唇の色が肌になじむほう
深さ中〜深い色明るく軽い色明るいコーラルで顔が浮くか、深い色で締まるか
穏やかさ少しくすみのある色澄んだ鮮やかな色鮮やかなオレンジで色だけが目立たないか

3つのうち2つ以上がイエベ秋の側なら、この記事の内容がそのまま当てはまります。1つだけなら、後の「どちらとも取れるときの決め方」を先に読んでください。

似合う色と避けたい色の境目|黄み・深さ・穏やかさ

境目は、同じ系統の色を2本並べると見えてきます。ブラウンでもオレンジでも、黄みが抜けたり、明るさが上がりすぎたり、澄みが強くなりすぎたりしたところで、顔から浮き始めます。

色の系統似合う側境目を越えた側越えたときの見え方
ブラウン黄みのこげ茶、キャメル赤紫寄りのブラウン、灰色がかった茶目のまわりがくすむ
オレンジテラコッタ、くすんだオレンジ蛍光に近いオレンジ色だけが前に出る
赤ブリック、朱みの深い赤青みの赤、ワインレッドの紫寄り唇だけが浮く
ピンクサーモンベージュ、コーラルブラウンローズ、フューシャ頬が赤くまだらに見える
ベージュ黄みのオークルピンクベージュ、白に近いベージュ顔だけ白く浮く

迷ったら、腕の内側に塗った2色を自然光で比べ、肌の色との段差が少ないほうを選んでください。段差が少ない色は、顔に乗せたときに輪郭だけが締まります。

質感の決め方|ツヤより、セミマットを土台に

イエベ秋の肌は、セミマットの質感で仕上げると深い色が上品に見えます。全顔をツヤで仕上げると、顔の凹凸がならされて平らに見えやすく、深い色を乗せたときに重さだけが残ります。

質感向く場所向かない場所理由
セミマットベース全体、チーク、リップ―深い色の輪郭がきれいに出る
細かい金みのツヤ頬の高い位置、まぶたの中央小鼻、額の全面光が1点に集まり立体感が出る
濡れたようなツヤ唇の中央ベース全体面積が広いと平らに見える
粗いラメ下まぶたの目尻側だけまぶた全体粒が大きいと色の深さが薄まる

ツヤは顔の中で1か所に絞るのが基本です。頬の高い位置か唇の中央、どちらかを選び、残りはセミマットで受けると、質感の差で顔に奥行きが出ます。

顔の外側に影を置く|立体感は外から足す

イエベ秋の深さを生かす3つ目の決め手が、影の置き場所です。深い色を顔の中心(目頭・小鼻・唇の中央)に集めると重く見え、顔の外側(こめかみ・フェイスライン・目尻)に置くと立体感だけが残ります。

影を置く場所使う色目安の幅効果
こめかみ黄みのブラウン指2本分顔の横幅が締まる
フェイスラインオークルより1段深い色耳の下から指3本分あごまわりが引き締まる
目尻の外側こげ茶のアイシャドウ目尻から5ミリ目の横幅が出る
頬骨の下チークと同じ系統を薄く頬骨に沿って指1本分頬の高さが出る

影は、指でなでて境目が分からなくなるまでぼかしてください。境目が見えると線になり、外側から足したはずの深さが顔の外に飛び出して見えます。

部位別の早見表|色と質感

部位ごとの色と質感をまとめると、次のようになります。全部を一度に揃える必要はなく、手持ちのものと比べて、外れている部位から1つずつ替えれば十分です。

部位似合う色質感避けたい色
ベース黄みのオークルセミマットピンクオークル、白に近いベージュ
アイシャドウゴールドベージュ、キャメル、こげ茶セミマット+中央に細かい金み青みのグレー、ラベンダー
アイラインこげ茶、ブロンズ、深いカーキペンシルかジェル真っ黒の太線、青みのネイビー
眉黄みのブラウン、オリーブブラウンパウダー中心灰色がかった茶、赤みの強い茶
チークオレンジブラウン、アプリコットベージュセミマット青みピンク、明るいコーラル
リップテラコッタ、ブリック、キャメルレッドセミマットか中央だけツヤローズ、フューシャ、青みの赤
ハイライトシャンパンゴールド細かいツヤ青白いパール
シェーディング黄みのブラウンマット灰色の強い影色

部位ごとの細かい選び方は、次の見出しから順に書きます。チーク・アイシャドウ・リップは、それぞれ1本ずつ詳しい記事があるので、地図の見出しから進んでください。

ベースメイク|黄みのオークルを首に合わせる

ベースは、顔の色ではなく首の色に合わせて選びます。イエベ秋は顔より首のほうが黄みと深さが出やすく、顔の色に合わせると首との間に段差が出て、顔だけ白く浮きます。

あごの線から首にかけて2色を塗り比べ、境目が分からなくなる色を選んでください。迷ったら暗いほうです。明るいほうを選ぶと、後で乗せるテラコッタやオレンジブラウンが、肌の上で色だけ浮きます。

質感はセミマットを土台にし、乾燥が気になる日は下地で保湿して、仕上げのパウダーを頬の高い位置だけ軽くします。首との境目の決め方と4つの質感の選び分けはイエベ秋の透明感ベースメイクに詳しく書いています。

コンシーラーは、クマにはオレンジみのベージュ、赤みにはベースと同じ黄みのオークルを使います。明るすぎる色で隠すと、そこだけ白く浮いて逆に目立ちます。

アイシャドウ|ゴールドベージュとこげ茶の2色で組む

アイシャドウは2色で十分です。まぶた全体に明るいゴールドベージュ、目尻側の3分の1にこげ茶。この2色で、目元の深さと目の横幅が両方出ます。

組み方明るい色深い色向く場面
基本ゴールドベージュこげ茶毎日、仕事
柔らかくアプリコットベージュキャメル休日、初対面
深くキャメルブロンズ、深いカーキ夜の外出、式典
差し色ゴールドベージュテラコッタ、くすんだオリーブ休日、服が無地の日

ツヤは、まぶたの中央にだけ細かい金みを足します。まぶた全体をラメにすると、深い色の締まりが薄れます。色の組み合わせと濃さの段階はイエベ秋のアイシャドウで詳しく比べています。

アイライン|真っ黒より、こげ茶かブロンズ

アイラインは、こげ茶が基本です。真っ黒の太い線は、イエベ秋の目元では線だけが強く残り、周りのブラウンと段差が出ます。

目の際をまつ毛の間から埋め、目尻だけ5ミリほど外へ伸ばしてください。外へ伸ばした分が、顔の外側に影を置く役目をします。目尻を跳ね上げるより、水平か少し下向きに伸ばすと、深い色が柔らかく見えます。

黒を使いたい日は、まつ毛の間を埋めるだけにして、上からこげ茶のアイシャドウで線をぼかしてください。ブロンズやくすんだカーキは、服が無地の日の差し色に向きます。

眉|髪と同じか、半段明るい黄みのブラウン

眉の色は、髪と同じ明るさか、半段明るい黄みのブラウンにします。灰色がかった茶は顔色がくすみ、赤みの強い茶は眉だけが目立ちます。

パウダーで全体の形を作り、毛が足りないところだけペンシルで描き足すと、深い色でも重く見えません。眉マスカラを使うなら、髪より半段明るいオリーブブラウンかキャメルを選ぶと、眉の毛流れが柔らかく見えます。

髪色を変えた後は、眉の色も一緒に見直してください。髪の色の選び方はイエベ秋に似合う髪色にまとめています。

チーク|オレンジブラウンを頬骨に沿わせる

チークは、オレンジブラウンかアプリコットベージュを、頬骨に沿って斜めに入れます。頬の中心に丸く入れると、深い色が顔の中心に集まり、重さだけが出ます。

黒目の外側から耳の付け根へ向けて、指2本分の幅で入れ、こめかみに近づくほど薄くしてください。こうすると、チークが顔の外側の影とつながり、血色と立体感が一度に出ます。

ピンクを使いたいときは、青みのピンクではなく、サーモンベージュやコーラルブラウンのように黄みを含む色を選びます。チークの3原則と入れる位置の決め方はイエベ秋に似合うチーク、ピンクが浮く理由はイエベ秋はなぜピンクが似合わないのかに書いています。

リップ|テラコッタ・ブリック・キャメルレッド

リップは、イエベ秋メイクの中心です。テラコッタ、ブリック、キャメルレッドの3系統から、服と場面で選び分けます。

系統見え方向く場面合わせる目元
テラコッタ落ち着いた血色毎日、仕事ゴールドベージュ+こげ茶
ブリック深く締まった印象式典、夜の外出キャメル+こげ茶を薄く
キャメルレッド明るさのある深み休日、写真を撮る日アプリコットベージュだけ
ブラウンベージュ素の唇に近い目元を主役にする日深いブロンズ

質感はセミマットか、唇の中央だけツヤを重ねる形にします。唇全体をツヤにすると色が明るく見え、深さが抜けます。似合うリップの選び方はイエベ秋に似合うリップ、より深い色が似合う方はディープオータムの口紅の選び方を見てください。

ハイライトとシェーディング|金みのツヤと、黄みの影

ハイライトは、シャンパンゴールドの細かいツヤを頬の高い位置にだけ置きます。青白いパールは、イエベ秋の肌の上では白く浮き、顔の黄みと離れます。

シェーディングは、灰色の強い影色ではなく、黄みのブラウンを使います。灰色の影は顔をくすませ、黄みの影は肌の深さとつながって自然な立体感になります。

ツヤを頬に置いた日は、リップをセミマットにしてください。ツヤを唇に置いた日は、ハイライトを省きます。ツヤを1か所に絞る決まりは、ここでも同じです。

16タイプ別の寄せ方|ソフト・ディープ・ウォームで変わること

イエベ秋の中でも、16タイプで分けると寄せ方が変わります。どのタイプも3つの軸は同じで、どの軸が強く出るかで、色の深さと鮮やかさの調整が変わります。16タイプの考え方はパーソナルカラー16タイプの解説にまとめています。

タイプ強く出る軸リップチーク目元気をつけること
ソフトオータム穏やかさブラウンベージュ、くすんだテラコッタアプリコットベージュキャメル深すぎる色で顔が沈む
ディープオータム深さブリック、深いブラウンレッドオレンジブラウンこげ茶、ブロンズ明るすぎる色で顔が薄く見える
ウォームオータム黄みテラコッタ、キャメルレッドオレンジブラウンゴールドベージュ、カーキ青みの色で顔色が引く
ストロング寄り鮮やかさ朱みの深い赤くっきりしたオレンジ深いブロンズくすみすぎた色で顔がぼやける

ソフトオータムは、色の深さより穏やかさを優先し、リップとチークを中間の深さにそろえます。ディープオータムは、リップを一段深くして、ほかを中間に置くと釣り合います。ウォームオータムは、黄みが一番の手がかりなので、ゴールドとオレンジを迷わず使えます。

16タイプを知らない方は、ここは飛ばしてかまいません。3つの軸のうち、自分で一番はっきり分かる軸に寄せるだけで十分です。

どちらとも取れるときの決め方|秋か春か、秋か夏か

イエベ秋と言われたけれど、イエベ春やブルベ夏の色も似合う気がする、という方は少なくありません。このときは、どの軸で迷っているかを先に決めると、メイクの寄せ方が決まります。

迷い方迷っている軸比べる2色決め方
秋か春か深さテラコッタとコーラル輪郭が締まるほうを主役に
秋か夏か黄みと青みテラコッタとローズベージュ肌の黄ぐすみが出ないほう
秋の中でソフトかディープか深さブラウンベージュとブリック口元だけ浮かないほう

どちらとも取れるときは、ベースとチークは中間の明るさ、リップだけ深めにしてください。リップは唇の形に色がとどまるので、少し外れても顔全体に響きにくく、両方の良さを残せます。

春か秋かの境目はイエベ春とイエベ秋の見分け方、夏か秋かの境目はブルベ夏とイエベ秋の違いで詳しく比べています。それでも決まらない場合は、無料のパーソナルカラー診断で軸ごとの傾きを確かめてください。

似合わない色の避け方と、使いたいときの直し方

イエベ秋が避けたい色は、青みの強いピンク、ラベンダー、青みのグレー、白に近いパール、蛍光に近い鮮やかな色です。共通しているのは、黄みが抜けているか、軽すぎるか、澄みすぎているかのどれかです。

避けるといっても、好きな色を手放す必要はありません。使いたいときは、次の3つのうちどれか1つで成立します。

方法やり方向く色
隣に深い色を足す青みピンクのリップの外側をブラウンのペンシルで縁取るローズ、青みピンク
量を薄くする指で叩いて、色の量を半分にするラベンダー、青みのグレー
顔から離す目元ではなく、爪や小物に使う蛍光に近い色、白いパール

似合わない色の全体の考え方はイエベ秋に似合わない色にまとめています。メイクでは、顔のどこに置くかで許される量が変わることだけ覚えておいてください。目元より唇、唇より頬のほうが、外れた色の影響が大きく出ます。

服の色との合わせ方|顔の下の色でメイクの濃さが決まる

メイクの濃さは、顔のすぐ下に来る服の色で決めます。服が深い色なら、メイクも1か所だけ深くして釣り合いを取り、服が明るい色なら、メイクは中間の深さで十分です。

顔の下の服リップチーク目元
こげ茶、カーキ、ボルドーブリックオレンジブラウンを薄くこげ茶を目尻に
キャメル、マスタードテラコッタアプリコットベージュゴールドベージュだけ
アイボリー、生成りキャメルレッドオレンジブラウンキャメル+こげ茶
黒ブリックをはっきりオレンジブラウンこげ茶のラインを足す
白テラコッタアプリコットベージュブロンズを目尻に
紺テラコッタオレンジブラウンゴールドベージュ+こげ茶

黒や白のように、イエベ秋から少し離れた色を着る日は、リップを一段はっきりさせると顔が服に負けません。服とメイクの色をすべて同じ系統にすると、全体が平らに見えるので、どこか1か所は服と違う深さにしてください。服で地味に見えるときの考え方はイエベ秋ファッションが地味になる理由で詳しく書いています。

年代別|20代から60代までの調整

年代によって変わるのは、似合う色そのものではなく、色の量と質感の配分です。どの年代でも、3つの軸は同じです。

年代色の量質感足すと良いこと
20代深い色は1か所に絞るセミマット+ツヤを1か所キャメルレッドで明るさを足す
30代目元と唇の2か所までセミマット中心目尻の影で横幅を出す
40代唇を主役に、目元は中間頬にだけ細かいツヤベースの保湿で質感を整える
50代唇をはっきり、頬は薄くしっとりしたセミマット眉の形を少し太めに描く
60代唇と眉で顔の輪郭を作る乾燥しない質感を優先チークを頬骨の高い位置に小さく

年齢を重ねるほど、深い色を顔の広い面積に置くより、唇と眉の2点で輪郭を作るほうがすっきり見えます。深い色の量と年齢の印象の関係はイエベ秋の深い色の量の決め方で詳しく扱っています。

場面別|仕事・休日・式典

場面ごとに変えるのは、深い色を置く場所と、ツヤを置く場所の2つだけです。

場面深い色を置く場所ツヤを置く場所全体の印象
仕事目尻の影なし(セミマットでそろえる)落ち着いて信頼される
休日唇(キャメルレッド)頬の高い位置明るく親しみやすい
式典唇(ブリック)唇の中央華やかで品がある
夜の外出目元(ブロンズ)まぶたの中央深く印象的

仕事の日は、リップをテラコッタのセミマットにして、目元はゴールドベージュとこげ茶の基本の2色で十分です。暑い時期の仕事のメイクはイエベ秋の夏オフィスメイクにまとめています。

式典では、ブリックのリップで顔の下半分を締め、チークは薄くします。写真では色が明るく飛びやすいので、普段より半段深い色を選ぶと、写ったときにちょうど良く見えます。

季節別|暑い時期の崩れと、寒い時期の乾燥

イエベ秋メイクは、暑い時期と寒い時期で崩れ方が違います。暑い時期は皮脂でセミマットがツヤに変わり、寒い時期は乾燥でセミマットが粉っぽくなります。

季節起きやすいこと直し方
暑い時期皮脂で全顔がツヤに変わる頬以外のツヤをティッシュで押さえる
暑い時期目元の深い色がよれるアイシャドウの下に下地を薄く
寒い時期ベースが粉っぽくなるパウダーを頬の高い位置から省く
寒い時期唇が乾いて色がまだらになる保湿してからセミマットを重ねる

汗や皮脂で崩れたときの直し方はイエベ秋の夏汗崩れ対策メイクで詳しく書いています。寒い時期は服の色が深くなるので、リップを一段はっきりさせると顔が服に沈みません。

顔タイプとの掛け合わせ|色は同じでも、形と量が変わる

パーソナルカラーで決まるのは色、顔タイプで決まるのは形と量です。同じテラコッタでも、顔タイプによって、どのくらい塗るか、どんな形にするかが変わります。

顔の傾き色の量形
曲線的で子どもっぽい印象薄く、ぼかしてチークは丸みを残す
曲線的で大人っぽい印象中間の濃さリップの輪郭を柔らかく
直線的で子どもっぽい印象薄く、すっきりアイラインは短く
直線的で大人っぽい印象しっかり目尻の影を長めに

曲線的で大人っぽい顔立ちのイエベ秋は、深い色を顔に乗せる濃度の決め方が独特です。詳しくはイエベ秋×ソフトエレガントのメイクを見てください。

3か所の濃さの差|目元・頬・唇の明るさは1段差まで

深い色を1か所に絞るのと同じくらい大事なのが、目元・頬・唇の3か所の明るさの差です。どこか1か所だけが極端に深い、あるいは極端に明るいと、顔の中で色が分かれて見え、イエベ秋の落ち着いた深さが散らばります。

目安は、3か所の明るさの差を1段までに収めることです。たとえばリップをブリックにした日は、チークをオレンジブラウン、目元をキャメルにして、3か所をほぼ同じ深さの帯に並べます。リップをキャメルレッドにした日は、チークをアプリコットベージュ、目元をゴールドベージュにして、全体を半段明るい帯にそろえます。

リップチーク目元差の目安
ブリックオレンジブラウンキャメル+こげ茶0〜1段
テラコッタオレンジブラウンを薄くゴールドベージュ+こげ茶1段
キャメルレッドアプリコットベージュゴールドベージュ0〜1段
ブラウンベージュアプリコットベージュを薄くブロンズ1段(目元が主役)

確かめ方は、仕上げた顔を少し離れた鏡で見て、目を細めることです。細めた目で見て、どこか1か所だけが黒っぽく沈む、あるいは白っぽく抜けるなら、そこが2段以上離れています。3か所の濃さのそろえ方と明るさの差の測り方はウォームオータムのメイクの濃さのそろえ方で詳しく書いています。

肌の黄みが強い人・弱い人|同じイエベ秋でも寄せ方が変わる

同じイエベ秋でも、肌の黄みが強い人と弱い人では、寄せ方が少し変わります。手首の内側の血管が緑っぽく見え、日焼けが赤くならずにすぐ茶色くなる人は黄みが強い側、血管が緑と青の中間に見え、日焼けで少し赤くなる人は黄みが弱い側です。

肌の傾きベースチークリップ気をつけること
黄みが強い黄みのオークルをそのままオレンジブラウンテラコッタ、キャメルレッド黄みを足しすぎて全体が黄色く見える
黄みが弱いオークルの中でも中間の黄みアプリコットベージュブラウンベージュ、くすんだテラコッタ深い色で顔色が沈む

黄みが強い人は、リップかチークのどちらかにほんの少し赤みを残すと、顔全体が黄色一色にならずに血色が出ます。黄みが弱い人は、深い色の量を控えめにして、穏やかさの軸で寄せると、イエベ秋の色が肌になじみます。

仕上げの順番|朝の5分で整える手順

毎朝すべての部位を丁寧に仕上げる必要はありません。時間が限られる日は、次の順番で、上から順に手をかけてください。上ほど顔の印象を大きく変えます。

順番することかかる時間の目安
1ベースを首に合わせて薄く塗る1分半
2リップをテラコッタで塗る30秒
3眉をパウダーで整える1分
4アイシャドウを2色で入れる1分
5チークを頬骨に沿って入れる30秒
6影とツヤを1か所ずつ足す30秒

3番までで手が止まっても、顔の深さと血色と輪郭はそろっています。4番以降は、その日の服と場面に合わせて足す部分だと考えてください。時間がない朝ほど、リップを早めに塗っておくと、残りの部位の濃さを決めやすくなります。

手持ちのコスメの見直し方|5分で仕分ける

新しく買う前に、手持ちのコスメを3つに仕分けてください。自然光の窓際で、1つずつ手の甲に塗り、顔の横に並べて見るだけです。

仕分け見え方扱い
そのまま使う輪郭が締まり、肌がなめらかに見える毎日の基本に
工夫して使う少し浮くが、量を減らせばなじむ薄く使う・深い色と重ねる
使わない顔から色だけ浮く、肌がくすむ爪や小物に回すか手放す

工夫して使う側に入ったものは、前の見出しの3つの直し方のどれかで使えます。全部を使わない側に入れる必要はありません。

よくある失敗と直し方

イエベ秋メイクでよく起きる失敗は、ほとんどが「深い色の置きすぎ」と「ツヤの広げすぎ」のどちらかです。

失敗原因直し方
顔が重たく見える深い色を3か所に置いている深い色を1か所に絞る
顔が平らに見える全顔をツヤで仕上げているツヤを1か所に絞る
顔だけ白く浮くベースが明るすぎる首に合わせて半段暗く
目元がくすむ灰色がかったブラウンを使っている黄みのこげ茶に替える
頬がまだらに赤い青みのピンクを使っているオレンジブラウンに替える
唇だけ浮く青みの赤を使っているブリックかテラコッタに替える

失敗に気づいたら、まず原因の列を見て、色を替えるのか、量や場所を替えるのかを分けてください。量や場所で直せることのほうが多く、買い替えはその後で間に合います。

外出先で気づいたときの直し方も決めておくと安心です。顔が重たく見えたら、チークを指の腹で外側へなでて薄くします。顔が平らに見えたら、頬以外のツヤをティッシュで軽く押さえます。唇だけ浮いて見えたら、リップを指で叩いて輪郭をぼかし、色の量を減らします。どれも道具を足さずに、手元のままでできる直し方です。

家に帰ってから、その日の写真や鏡の印象を思い出し、どの直し方をしたかを書き留めておくと、次に同じ服や場面のときに最初から外さずに済みます。

照明と、眼鏡・マスクの日

室内の電球色の照明の下では、イエベ秋の色はさらに深く見えます。夜の外出や電球色の照明の場では、リップを半段明るくすると、実際に見られる顔がちょうど良くなります。逆に、白い蛍光灯の職場では、深い色が少し浅く見えるので、普段通りで十分です。

眼鏡の日は、眼鏡の縁が目元の影の役目をするので、アイラインを省いてかまいません。縁の色がこげ茶やべっ甲なら、目元はゴールドベージュだけで仕上げてください。

マスクの日は、見える場所が目元と眉だけになるので、目尻の影と眉の形を丁寧に整えます。チークはマスクの上のふちから少しのぞく位置に薄く入れると、マスクを外したときにも顔色が自然につながります。

爪と髪とそろえる|顔のまわりの色を1つの系統に

顔のまわりの色を、黄みのある深い色の系統にそろえると、メイクの色が浮きにくくなります。爪はテラコッタやキャメル、髪は黄みのブラウンにそろえると、顔のまわり全体がひとつながりに見えます。

すべてを同じ色にする必要はありません。爪とリップを同じ系統にするか、髪と眉を同じ明るさにするか、どちらか1組をそろえるだけで、顔のまわりのまとまりが出ます。

日焼けした時期と、肌が白く戻った時期|ベースだけ替える

イエベ秋の肌は日焼けで深さが増しやすく、暑い時期の終わりと寒い時期の終わりで、肌の明るさが1段ほど変わることがあります。このとき、リップやチークまで替える必要はありません。替えるのはベースだけです。

日焼けして肌が深くなった時期は、ベースを半段暗い黄みのオークルにし、首との境目がないかをあごの線で確かめてください。肌が白く戻った時期は、ベースを元の明るさに戻します。ベースの明るさが肌に合っていれば、テラコッタやオレンジブラウンは同じものをそのまま使えます。

ベースを1本で通したい方は、明るさの違う2本を手の甲で混ぜて、その日の肌に合わせる方法もあります。混ぜる割合を変えるだけで、季節の間の肌の変化に合わせられます。

写真に写るとき|画面では色が浅く明るく見える

写真や画面越しでは、イエベ秋の深い色が実際より浅く明るく写りやすくなります。光が肌の凹凸を飛ばし、セミマットの質感も平らに見えるからです。鏡ではちょうど良いメイクが、写真では血色が足りなく見えるのはこのためです。

写真を撮る日は、リップを普段より半段深くし、目尻の影を少しだけ長く伸ばしてください。チークは色を濃くするより、頬骨に沿った位置をはっきりさせるほうが写りに効きます。ツヤは写真で白く飛びやすいので、頬の高い位置のハイライトは普段の半分の量にとどめます。

画面越しの打ち合わせでは、画面の明るさで顔が白っぽく見えることがあります。このときは、ベースをいじるより、リップと眉の2点をはっきりさせるほうが早く顔が起きます。

買い足す順番|1本ずつ増やすなら

手持ちのコスメを仕分けた後、何から買い足すかで迷ったら、次の順番で1本ずつ増やしてください。上から順に、顔全体の印象を変える力が大きいものです。

順番買い足すもの理由
1テラコッタのリップ小さい面積で顔の深さが一番変わる
2黄みのオークルのベース顔だけ浮く原因を元から消せる
3オレンジブラウンのチーク血色と外側の影を一度に足せる
4ゴールドベージュとこげ茶のアイシャドウ目元の深さと横幅を出せる
5こげ茶のアイライン真っ黒の線の強さを和らげられる
6黄みのブラウンの眉パウダー髪色と顔をつなげられる

すでに似た色を持っているものは飛ばしてかまいません。手持ちの色が「工夫して使う」側に入っている部位があれば、その部位から先に買い足すと、毎朝の迷いが一番早く減ります。

メグラシのイエベ秋メイクの記事の地図

この記事で全体の組み方を決めたら、部位ごとの詳しい記事で細部を詰めてください。どの記事も、1つのパーツや場面に絞って書いています。

部位ごとに詰める

場面と季節で詰める

顔立ちと色の幅で詰める

まずは基本の3色を手持ちで確かめ、足りないものを1つずつ足していってください。色が決まった後は、深い色を1か所に、ツヤを1か所に、影を顔の外側に置く、の3つを守るだけで、イエベ秋メイクは完成します。

よくある問い

Q. イエベ秋メイクを一言でいうと何ですか
黄みのある深い色を、セミマットの質感で、顔の外側から重ねるメイクです。リップはテラコッタやブリック、チークはオレンジブラウン、ベースは黄みのオークルを選ぶと、肌の深さと血色が自然に出ます。明るく澄んだ色や青みの強い色、全顔のツヤは顔が浮きやすいので、使う場合は量と位置で調整してください。
Q. イエベ秋ですがメイクが濃く見えると言われます。色を明るくしたほうがいいですか
色を明るくするより、置く量と場所を減らしてください。濃く見える原因の多くは、目元・頬・唇の3か所すべてに深い色を置いていることです。深い色は唇か目元の1か所に絞り、残りはベージュや薄いオレンジで受けると、同じ色でも柔らかく見えます。
Q. イエベ秋とイエベ春のどちらか、メイクで迷ったときはどう決めればいいですか
同じ黄みのリップを、明るいコーラルと深いテラコッタの2本で比べてください。テラコッタで唇の輪郭が締まり、顔が落ち着いて見えればイエベ秋寄り、コーラルで顔が明るく澄んで見えればイエベ春寄りです。どちらとも取れるときは、ベースとチークは中間の明るさ、リップだけ深めにすると両方の良さが出ます。
Q. ツヤのあるメイクが好きですが、イエベ秋には向きませんか
向かないわけではありません。全顔をツヤで仕上げると顔が平らに見えやすいので、ツヤを1か所に絞ってください。頬の高い位置に金みのある細かいツヤを置くか、唇の中央にだけ透明のツヤを重ねるか、どちらか一方にすると、質感の差で立体感が出ます。

— メグラシ編集部

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明るいベージュのベースとコーラルのリップ、チークを並べた、イエベ春のメイクの色選びのイメージ

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イエベ春のメイク|黄み・明るさ・澄みの3つで部位別に選ぶ

イエベ春に似合うメイクは、黄みがあって明るく、澄んだ色です。まず揃えるのはコーラル系のリップとチーク、明るいベージュのベースの3点。ベースからハイライトまで部位別の似合う色と避けたい色、季節・場面・年代別の組み方、似合わない色を使いたいときの直し方を表でまとめました。

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窓辺の光の中で、日本人女性が手鏡をのぞきながら唇の中央に青みのある赤を指先でなじませている横顔

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ブルベ夏 赤リップ|唇の地色が濃いか薄いかで透ける赤か覆う赤かを分ける

ブルベ夏が赤リップで失敗するのは、赤の色より先に、塗る前の唇の色との相性で外していることが多いです。地色が濃い唇に透ける赤をのせると暗い紫に沈み、地色が薄い唇に覆う赤を一面に塗ると口だけが浮きます。素の唇を白い紙の横で見て自分の側を決める方法、それぞれの塗り方、どちらとも取れる唇の扱い方、手持ちの黄み赤の使い道、秋冬の服や仕事の日との合わせ方までをまとめました。

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イエベ秋でシルバーのアクセサリーが似合わない人は、顔色が引いて青白く見えるか、銀だけが浮いて光るかで直し方が逆になります。首元で見分ける方法と、外せない銀の指輪や時計を残したまま合わせる方法まで、秋冬の服と一緒にまとめました。

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色白に見える髪色 イエベ秋|黄ぐすみか赤みかで髪の赤と明るさを分ける

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イエベ秋が色白に見せたくて髪を染めると、肌が黄色くくすむ人と、頬の赤みが目立つ人に分かれます。黄ぐすみが出る人は髪に少し赤みを足し、赤みが出る人は髪の赤を抜いてオリーブや抹茶寄りに振ります。明るさは眉と比べて決め、眉より2段以上明るくしないのが境目です。白い紙1枚で自分がどちらかを見分ける方法、どちらとも取れる人の決め方、美容室での伝え方、黒髪のまま白く見せる手まで。

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イエベ秋の人が白髪を目立たせない髪色を選ぶとき、明るくすれば目立たないという考え方は半分しか当たりません。白髪が顔まわりの生えぎわに多い人と、分け目や頭頂に多い人で、明るさの上限と色みの寄せ方が逆になります。眉と瞳の暗さで自分の上限を測る方法、白髪の割合で暖色を入れてよいかを決める境目、両方に散っている人の決め方、染めない人が服の色で白髪を活かす方法まで、自分で測れるものだけで決める記事です。

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