イエベ秋ファッション|地味になる人と服が勝つ人は瞳と髪の暗さで分ける

**イエベ秋の服で、鏡の中の自分が地味に沈む人と、服ばかりが目立って顔が負ける人がいます。**どちらも診断は外れていません。分かれているのは色ではなく、黒目の縁がくっきり1本の線に見えるか、茶色がにじんで白目に溶けるかと、地毛が黒に近いか茶に近いかです。
縁がにじんで髪が茶寄りの人は、淡い側です。服の色の濃さに上限を置き、上下の明るさの差を小さくして、濃い色は靴とバッグに回します。縁がくっきりして髪が黒寄りの人は、深い側です。焦げ茶か深緑のような濃い色を1枚入れて、上下の明るさの差を大きくします。淡い色だけでまとめると、顔の線の強さに服が追いつかず、顔だけが浮きます。
この2つは、昼の窓辺で手鏡1枚、5分で測れます。測ってから、キャメル・ブラウン・カーキ・マスタード・テラコッタ・オフホワイトの使い方を側ごとに読んでください。瞳と髪が食い違う人、髪を染めている人、日によって両方が起きる人の決め方は、後半に厚く書いてあります。
結論:イエベ秋は、色ではなく明暗差の幅で2つに分かれる
| 見る所 | 淡い側(地味になる人) | 深い側(服が勝つ人) |
|---|---|---|
| 黒目の縁 | 茶色がにじんで白目に溶ける | くっきり1本の線に見える |
| 地毛(根元か眉) | 白い紙と並べると茶色と分かる | 白い紙と並べると黒に近い |
| 色の濃さの上限 | モカまで。焦げ茶・深緑は小物へ | 焦げ茶・深緑・濃いテラコッタを1枚入れる |
| 上下の明るさの差 | 小さく。隣り合う2段まで | 大きく。3段以上離す |
| 顔のすぐ下に置く色 | 中間の明るさ(キャメル・ベージュ) | 濃い色でよい。淡い色は下へ |
16タイプの診断を受けた人は、淡い側が「ソフト」や「ミューテッド」と呼ばれる側、深い側が「ディープ」や「ダーク」と呼ばれる側に重なることが多いです。ただし、16タイプで名前をもらっていなくても、上の2つの物差しで決められます。名前より、鏡で見えるものを優先してください。
先に測る①|黒目の縁は、線か、にじみか
昼の時間に、窓から1mほど離れて、窓のほうへ顔を向けます。手鏡を目の高さに持って、片目ずつ黒目のいちばん外側を見ます。
黒目と白目の境に、くっきりした1本の輪があるように見えるなら、くっきり側です。輪が茶色にぼやけて、白目へにじんでいくように見えるなら、ぼやけ側です。黒目の中心の色が明るいか暗いかは見なくて構いません。見るのは、外側の縁だけです。
夜の照明や、スマホの画面を近づけて見ると、どちらの人もにじんで見えます。カラーコンタクトをしている日は、縁の線がレンズで足されているので、外して見てください。片目ずつで結果が違う人は、利き目でないほうを採ります。利き目は鏡を見るときに自分で意識して力が入るので、線がくっきり見えやすいからです。
先に測る②|髪の暗さは、根元か眉で見る
染めていない人は、分け目の髪を白い紙の上に数本のせて見ます。紙と並べて黒に近く見えるなら黒寄り、紙と並べると茶色だとはっきり分かるなら茶寄りです。
染めている人は、根元に出ている地毛を見ます。3週間以上たっていれば1〜2cmは出ています。根元が出ていない人は、眉の毛で代用してください。眉を染めている人は少なく、地毛の暗さに近い情報が残っています。
染めた色そのものを基準にすると、根元が伸びるたびに映り方が変わります。服は地毛に合わせ、染めた色は顔まわりの小物で受けるほうが、長く使えます。
2つが揃わない人|瞳を優先し、顔のすぐ下だけ譲る
瞳がくっきりで髪が茶寄りの人は、深い側を土台にします。人の目が止まるのは顔の中心で、黒目の縁の線は髪より顔に近い情報だからです。ただし、深い側の組み方のうち「濃い色を顔のすぐ下に置く」だけを外します。濃い1枚はボトムかコートに回し、首のすぐ下はキャメルか中間の明るさにします。これで瞳の線に服が負けず、茶色の髪が浮くこともなくなります。
瞳がぼやけて髪が黒寄りの人は、淡い側を土台にします。色の濃さの上限はモカまでで変えません。ただし、靴とバッグだけは黒に近い濃さまで使ってよい人です。髪の黒と足元の濃さが上下で呼び合って、全身が締まります。顔から遠い場所なら、濃い色が顔を沈めることはありません。
淡い側の人|地味に見えるのは、服の色の情報が顔より多いから
縁がにじんで髪が茶寄りの人が焦げ茶やダークカーキを上に着ると、顔の持っている色の情報より服の色の情報のほうが多くなります。目が服に行き、顔が後ろに下がって見えます。これが「地味」の正体です。色が似合っていないのではなく、量が多すぎています。
直し方は3つです。1つ目、色の濃さの上限をモカまでにします。キャメル・ベージュ・モカ・くすんだカーキ・くすんだテラコッタまでが、上に着てよい濃さです。焦げ茶・深緑・濃いテラコッタは、靴・バッグ・ベルトに回します。2つ目、上下の明るさの差を小さくします。白い紙を1段目、黒を5段目として、上と下が隣り合う2段に収まるように組みます。キャメルのニットにモカのスカート、ベージュのコートにカーキのパンツ、といった組み方です。3つ目、差は色ではなく質感でつけます。起毛したウールと滑らかなコットン、太い編み目と細い編み目、といった表面の違いで上下を分けると、色の情報を増やさずに単調さが消えます。
顔のすぐ下に置く色は、中間の明るさにします。首の下にモカより濃い色が来ると、顔の下に影を一枚足したように見えます。マフラーやストールも、顔の横ではキャメルかベージュに留めて、濃い色は結び目の下に垂らす側へ回してください。
深い側の人|服が勝つのは、顔の線に服が追いついていないから
縁がくっきりして髪が黒寄りの人が、ベージュとキャメルだけでまとめると、顔の中の線がはっきりしているぶん、服の側が薄く見えます。顔だけが前に出て、服が後ろに下がる。これが「服が勝つ」のではなく、実は「顔が浮いて服が負けている」状態です。本人には服ばかり気になる感じが残りますが、人から見ると顔と服が別々に見えています。
直し方は、濃い色を1枚入れることです。焦げ茶、深緑、濃いテラコッタ、黒に近いこげ茶のどれかを、コート・ニット・ボトムのどれか1枚に使います。上下の明るさの差は、紙の5段で3段以上離します。焦げ茶のニットにベージュのパンツ、キャメルのコートに深緑のスカート、といった組み方です。
顔のすぐ下に濃い色が来ても、この側の人は沈みません。黒目の縁の線と、首の下の濃い線が呼び合って、顔の輪郭が引き締まります。逆に、顔のすぐ下に淡い色が来て、濃い色が足元にしかない日は、顔が浮きやすい日です。
色ごとの使い方|同じ6色を、側で逆に置く
| 色 | 淡い側 | 深い側 |
|---|---|---|
| キャメル | 主役。上に着て顔のすぐ下に置く | 淡い色の受け手。濃い1枚の隣に置く |
| ブラウン | モカまで。焦げ茶は靴とバッグ | 焦げ茶を上に着てよい。コートにも |
| カーキ | くすんだ明るいカーキを上に | 深緑に近い濃いカーキを1枚に |
| マスタード | 顔のすぐ下に。全身の明るさを上げる | 面積を小さく。濃い色の差し色に |
| テラコッタ | くすんだ明るい煉瓦色を | 濃い赤茶に寄せて1枚で使う |
| オフホワイト | 上下の明るさの差を縮める相手 | 濃い1枚の対になる相手。差を開く |
同じ色でも、淡い側は「明るいほうの濃さ」を、深い側は「濁りの深いほうの濃さ」を選びます。店で2色並んでいたら、淡い側は明るいほう、深い側は暗いほうを手に取ると、ほぼ外れません。
秋冬のアイテム別|どこに濃さを置くか
コートは面積が大きく、全身の明暗差を決める1枚です。淡い側はキャメルかベージュのコートを土台にして、中は同じ明るさで揃えます。深い側は焦げ茶か深緑のコートが土台で、中はキャメルかオフホワイトで差を開きます。コートの襟が顔のすぐ下に来るので、淡い側の人がどうしても濃いコートを着たい日は、襟の内側にキャメルのストールを1枚挟んで、顔との間に中間の明るさを置きます。
ニットは顔のすぐ下です。淡い側はキャメル・マスタード・くすんだ明るいカーキ。深い側は焦げ茶・深緑・濃いテラコッタを使えます。編み目の太さは、淡い側が太めで質感の差をつけ、深い側は色で差がつくので細めでも構いません。
ボトムは顔から遠いので、淡い側も1段だけ濃い色に踏み込めます。モカのスカート、濃いめのカーキのパンツまでです。深い側は、上が濃い日は下を明るく、上が明るい日は下を濃くして、差を保ちます。
靴とバッグは、淡い側が濃い色を使える唯一の場所です。焦げ茶の靴に焦げ茶のバッグで、足元を締めてください。深い側は、靴とバッグまで濃くすると全身が重くなるので、どちらかをキャメルに逃がします。
どちらとも取れる人|厚く書く
**瞳の縁が、見る日によって違う人。**睫毛の濃さや、その日の疲れで、縁の見え方は動きます。3日続けて同じ時間に見て、2日以上出た側を採ってください。1日ずつ結果を信じると、服の側も毎日ぶれます。
**髪を明るく染めて長い人。**地毛が茶寄りでも黒寄りでも、染めた色が明るいと、顔まわりの明るさが上がっています。この人は、地毛で側を決めたあと、顔の横に置くストールやピアスだけを染めた色の明るさに寄せます。服の本体は地毛に従い、顔のまわりだけ現在の髪に合わせる、という二層にすると、根元が伸びても組み替えなくて済みます。
**16タイプの診断で、ソフトとディープの両方が候補に出た人。**診断の場で割れたなら、鏡で見える2つの物差しのほうを採ってください。色布を顔の下に当てる診断は、その日の肌の調子に左右されます。瞳の縁と地毛の暗さは、日によって動かないからです。
**地味な日と服が勝つ日の両方がある人。**色ではなく、明暗差の置き場が日によって動いています。地味だった日の上下が近く、服が勝った日の上下が離れていたなら、あなたは深い側で、差が小さい日に沈んでいます。逆なら淡い側で、差が大きい日に服に負けています。どちらでも、買い足しは要りません。手持ちの上下を組み替えるだけで直ります。
**イエベ秋と出たのに、淡い側の組み方でも沈む人。**この場合は、秋の中の淡い側ではなく、春との境目にいる可能性があります。濃さの上限ではなく、濁りそのものが合っていない人です。イエローベースなのに黄色が似合わない|明るさと濁りで春か秋かを分けるで、春か秋かを分け直してください。
手持ちの3着で確かめる|買う前に、組み替えで試す
手持ちから、キャメルかベージュの上、焦げ茶か深緑の上、どちらでもない中間の上を1枚ずつ出します。下は同じ1本に固定して、昼の窓辺で3回着替えて、顔を見ます。
顔がいちばん前に出た上が、あなたの側です。キャメルで顔が出て、焦げ茶で沈んだ人は淡い側。焦げ茶で顔が締まり、キャメルで浮いた人は深い側。中間の上がいちばん良かった人は、2つの物差しに戻って、瞳の縁を優先して決めてください。
3回とも差が感じられなかった人は、下の1本が原因で明暗差が消えています。下を白い紙の5段で2段ぶん変えて、もう一度3回着替えます。それで差が出れば、あなたの問題は上の色ではなく、上下の差の幅でした。
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よくある問い
- Q. イエベ秋と診断されたのに、秋色の服を着ると地味に見えます。診断が間違っていますか
- 診断が外れているとは限りません。イエベ秋の中には、黒目の縁がぼやけて見えて髪が茶に近い人と、縁がくっきりして髪が黒に近い人がいて、同じ秋色でも映り方が逆になります。前者が焦げ茶やダークカーキを上に着ると、顔の色の情報より服の色の情報が多くなって、顔が沈みます。これが地味に見える正体です。色を春寄りに変える前に、まず濃さの上限をモカまでに下げて、上下の明暗差を小さくしてみてください。それで顔が前に出れば、イエベ秋のまま淡い側の人です。それでも沈むなら、春か秋かを分け直す段階で、別の記事に戻ります。
- Q. 瞳の縁は、どこで、どう見ればいいですか
- 昼の時間に、窓から1mほど離れて窓に顔を向け、手鏡を目の高さに持ちます。黒目のいちばん外側の輪が、白目との境でくっきり1本の線に見えるか、茶色がにじんで白目に溶けていくように見えるかを見ます。線に見える人はくっきり側、にじむ人はぼやけ側です。夜の照明や、スマホの画面の明かりの中で見ると、どちらもにじんで見えるので当てになりません。カラーコンタクトを使っている日も外して見てください。
- Q. 髪を明るく染めています。地毛の暗さはどこで見ますか
- 染めてから3週間以上たっていれば、分け目の根元に地毛が1〜2cm出ています。白い紙を頭の近くに持って、根元だけを見ます。紙と並べて黒に近いか、紙と並べると茶色だと分かるかで決めます。根元が出ていない人は、眉の毛で代用できます。眉は染めている人が少なく、地毛と同じ暗さに近いからです。染めた色そのもので判断すると、染めた色に服を合わせることになり、根元が伸びるたびに映り方が変わります。
- Q. 瞳はくっきりなのに、髪は茶色です。どちらに従えばいいですか
- 瞳を優先します。服を着たときに人の目が止まるのは顔の中心で、黒目の縁の線は、髪より顔の近くにある情報だからです。ただし髪が茶寄りの人は、くっきり側の組み方のうち、濃い色を顔のすぐ下に置く形だけ外してください。濃い1枚はボトムかコートに回し、顔のすぐ下はキャメルか中間の明るさにします。これで瞳の線に負けず、髪が浮くこともなくなります。逆に瞳がぼやけて髪が黒い人は、ぼやけ側の組み方を土台にして、靴とバッグだけ黒に近い濃さにしてよい人です。
- Q. 日によって、地味な日と服が勝つ日の両方があります
- そういう人は、色ではなく明暗差の置き場が日によって動いています。地味だった日の服を思い出して、上と下の明るさが近かったか、離れていたかを見てください。地味だった日に上下が近く、服が勝った日に上下が離れていたなら、あなたはくっきり側で、明暗差が小さい日に沈んでいます。逆なら、ぼやけ側で、明暗差が大きい日に服に負けています。どちらにしても、色を買い足す前に、手持ちの上下の組み替えだけで直ります。
— メグラシ編集部





