40デニールストッキング|秋の通勤・行事・式で履く日と替える日

**明日の予定と、朝の外の寒さを思い浮かべてください。**外にいる時間が長く、30では脚が冷えそうな日なら、40デニールのストッキングがちょうど合います。
40は、ストッキングの名前で売られている中ではいちばん厚い側の数字です。ストッキングの決まりを守ったまま、いちばん暖かくできる1足と言えます。ただ、どの予定にも合うわけではありません。通勤や学校行事にはよく合う一方で、結婚式や弔事では、もう少し薄く見える数字を選ぶほうが無難です。
20から50までの見え方の違いは25デニール・40デニール・50デニールタイツの違いに、30をストッキングとして履くかどうかは30デニールストッキングは仕事で通るかにあります。この記事は、秋の予定ごとに40を履く日と替える日を分ける話です。
結論|40は「外が冷える日の、ストッキングの上限」
40を履くかどうかは、予定の種類と、その日に外にいる時間で決まります。
| 予定 | 40を履くか | 理由 |
|---|---|---|
| 通勤 | 履く | 外が冷える日の上限として使いやすい |
| 会議・来客 | 履く | 座っても膝に肌の色が残る1足なら通る |
| 外回り | 履く | 外にいる時間が長い |
| 授業参観・懇談 | 履く | 教室は冷えることが多い |
| 屋外の行事の観覧 | 履く、またはパンツにする | 長く外にいる |
| 七五三のお参り | ベージュなら履く | 参道を歩き、境内で待つ |
| 結婚式・披露宴 | 会場では薄手に替える | 会場の中では厚く見えやすい |
| 弔事 | 薄手の黒に替える | 黒の40はタイツに近く見える |
| 面接・改まった訪問 | ベージュなら履く | 光沢のある1足を選ぶ |
| 座敷の食事会 | つま先を確かめてから履く | 靴を脱ぐと足先が見える |
| 旅行・長く歩く日 | 履く | 伝線しにくい側の数字 |
**式や弔事のように、見え方の決まりがはっきりしている場では、40は控えめな側に替えてください。**反対に、通勤や学校行事のように、寒さに合わせて調整してよい場では、40がいちばん使いやすい数字になります。
40が、ストッキングとタイツのどちらに見えるか
40は、ストッキングの売り場にもタイツの売り場にも並ぶことがある数字です。同じ40でも、1足ごとにどちらに見えるかが変わります。
| 40の1足 | 座って膝を曲げたとき | 読まれ方 |
|---|---|---|
| ベージュ・光沢あり | 膝頭が明るく透ける | ストッキング |
| ベージュ・光沢なし | 膝頭がうっすら透ける | ストッキング寄り |
| 黒・光沢あり | 膝頭に肌の色が残る | 黒いストッキング |
| 黒・光沢なし | 膝まで黒い面に近い | 薄い黒タイツ |
| グレー・ネイビーなど | 1足ごとに違う | 座って確かめる |
確かめ方は、椅子に座って膝を90度に曲げ、1mほど離れて膝頭を見るだけです。新しい1足をおろす日の朝に一度やっておけば、その1足をどの予定に回すかが決まります。**膝頭がすねより明るく、肌の色が残っていれば、周りからはストッキングとして見られます。**自分で見下ろすと距離が近すぎるので、スマートフォンを1m離して撮った写真で見ると、人から見える状態に近くなります。
履く日を決めるのは、朝の気温と外にいる時間
40に移る日は、気温だけでは決まりません。同じ気温の日でも、外にいる時間が長いか短いかで、必要な暖かさが変わるからです。
| 朝の外の冷え方 | 外にいる時間が30分未満 | 30分〜1時間 | 1時間以上 |
|---|---|---|---|
| 半袖でも過ごせる | 20 | 20 | 30 |
| 薄い羽織りが欲しい | 20〜30 | 30 | 40 |
| 羽織りが要る | 30 | 40 | 40 |
| 薄手のコートが欲しい | 40 | 40 | 60以上のタイツ |
| コートが要る | 40 | 60以上のタイツ | 80以上のタイツ |
**外にいる時間が長い日ほど、一段早く40に替えてください。**反対に、家から駅まで数分歩き、あとは屋内で過ごすだけの日なら、少し冷える朝でも30のままで足りることがあります。その日の予定で数字を選ぶと、脚の見え方を必要以上に重くせずに済みます。
この表は、寒さの感じ方がふつうの人を想定した目安です。脚が冷えやすいと感じている人は、表より一段早く40に移って構いません。反対に、屋内の暖房が強い職場で過ごす人は、表より一段遅くしても過ごせることがあります。
外にいる時間の数え方
外にいる時間は、思っているより長いことがあります。朝の支度のときに、次の時間を足してみてください。
| 数える時間 | よくある長さ | 見落としやすさ |
|---|---|---|
| 家から駅までの徒歩 | 5〜15分 | 低い |
| 駅のホームでの待ち時間 | 3〜10分 | 高い |
| 乗り換えの移動 | 5〜10分 | 高い |
| 駅から職場までの徒歩 | 5〜15分 | 低い |
| 昼休みの外出 | 10〜30分 | 高い |
| 帰りの徒歩と待ち時間 | 15〜30分 | 高い |
**帰りの時間は、朝より冷えていることが多いので、合計に入れ忘れないでください。**朝の時点では30で足りそうでも、夕方に外で待つ時間が長い日は、40にしておくと帰り道の冷えが変わります。合計が30分を超える日が続くようになったら、40を引き出しの手前に移しておく時期です。
数えるのは最初の1週間だけで十分です。毎日の通勤の外にいる時間はほとんど変わらないので、一度数えておけば、あとは朝の冷え方だけを見て数字を決められます。
通勤の日
通勤は、40がいちばん活躍する予定です。毎日のことなので、通勤の形ごとに40を履く目安を決めておくと、朝に迷いません。
| 通勤の形 | 40に移る目安 | ひと工夫 |
|---|---|---|
| 電車で座れる | 外が冷える日から | 座ったとき膝頭が見えるので、透け方を確かめる |
| 電車で立っている | 外が冷える日から | 立っている時間は脚が冷えにくい |
| バスを待つ時間が長い | 一段早めに | 足首から冷えるので、丈の長いスカートと組む |
| 自転車 | 30から早めに | 膝が擦れて伝線しやすいので替えを持つ |
| 車 | 遅めでよい | 車内は暖かく、外にいる時間が短い |
| 徒歩のみ | 距離で決める | 20分を超えるなら40 |
**自転車で通う人は、40でも膝が擦れて伝線しやすくなります。**スカートの日は替えを1足鞄に入れておくか、自転車の日だけパンツにするほうが安心です。
職場の決まりが「ストッキング」の人
職場の決まりにストッキングと書かれている場合、40を履いてよいかどうかは、数字より見え方で判断されることがほとんどです。
ベージュ系で光沢のある40なら、多くの職場でストッキングとして通ります。**黒の40を仕事で履くなら、必ず座って膝頭を確かめてください。**膝頭に肌の色が残る1足なら黒いストッキングとして、残らない1足なら薄い黒タイツとして見られます。
決まりの趣旨がはっきりしないときは、同じ決まりのもとで働いている人の足元を1週間見てください。見るのは数字ではなく、光沢があるかどうかと、座ったときに膝頭が明るく見えるかどうかの2つです。秋が深まって、光沢のあるベージュの40や、少し厚めの黒が増えてきたら、40に移ってよい時期です。周りと見え方がそろっていれば、数字が少し上がっても目立ちません。
制服のある職場では、制服のスカートの色に合わせてストッキングの色が決まっていることもあります。その場合は、数字を40に上げても色を変えないようにしてください。色が同じなら、数字が少し上がったことにはほとんど気づかれません。
会議・来客・外回りの日
人と向かい合う予定がある日は、座った姿で見られる時間が長くなります。会議室の椅子に座ると、膝から下がちょうど相手の目線に入ります。
| 予定 | 見られる姿勢 | 40を選ぶときに見る場所 |
|---|---|---|
| 会議室での会議 | 座って向かい合う | 膝頭の透け方 |
| 応接室での来客対応 | 低いソファに座る | 膝頭と太ももの透け方 |
| 取引先への訪問 | 立って挨拶、座って話す | 光沢と膝頭 |
| 外回りで長く歩く | 立って歩く | つま先とかかとの補強 |
| 立ち会いや現場の確認 | 長く立っている | 足首の色のたまり方 |
**低いソファに座る予定がある日は、太ももまで見える前提で選んでください。**低い座面では膝が高くなり、スカートの裾から太ももの一部がのぞきます。40は伸ばされた場所が明るく透けるので、膝頭と太ももに肌の色が残っていれば、ストッキングとしてきちんと見えます。
授業参観・懇談・発表会
秋は、学校の行事が続く季節です。教室や体育館は、外より冷えていることが多く、長く座って待つ時間もあります。
| 行事 | 過ごす場所 | 40の向き |
|---|---|---|
| 授業参観 | 教室の後ろに立つ | 向く |
| 個人懇談 | 教室の椅子に座る | 向く |
| 発表会・合唱の会 | 体育館やホールに座る | 向く |
| 学校説明会 | 講堂に座る | 向く |
| 保護者会 | 教室の椅子に座る | 向く |
**体育館は床から冷えるので、40でも足りないと感じることがあります。**その日は、靴の中に隠れる短い靴下を重ねるか、膝掛けを持っていくと、足元の見え方を変えずに暖かくできます。上履きに履き替える学校なら、つま先の補強が靴の外に出ないかも確かめておいてください。
懇談のように先生と向かい合って座る予定では、会議と同じく膝頭の透け方が見られます。学校行事の日は、職場で履いているベージュの40をそのまま使うと、改まりすぎず、くだけすぎない足元になります。
屋外の行事を観る日
運動会の観覧や遠足の付き添いのように、屋外で長く過ごす予定の日は、40でも寒さが足りないことがあります。
| 屋外の予定 | 外にいる時間 | 足元の選び方 |
|---|---|---|
| 運動会の観覧 | 半日以上 | パンツにするか、40に厚手の靴下を重ねる |
| 遠足の付き添い | 半日以上 | パンツを選ぶ |
| 地域のお祭り | 数時間 | 40にスニーカーやブーツ |
| 紅葉を見に歩く | 数時間 | 40にショートブーツ |
| 屋外の式典 | 1〜2時間 | 40に膝掛け |
**半日以上、屋外で座ったり立ったりする予定なら、スカートとストッキングより、パンツのほうが一日楽に過ごせます。**秋の屋外は、日なたと日陰で体感が大きく違い、日陰の観覧席に座っていると思った以上に冷えます。地面のシートに座る動きもあるので、伝線の心配もありません。スカートで出る日は、40を選んだうえで、膝掛けを1枚持っていくと寒さを補えます。
七五三のお参り
10月から11月にかけての七五三のお参りは、参道を歩き、境内で待つ時間が長い予定です。付き添う母親の足元は、見え方と寒さの両方を考える必要があります。
ベージュの40は、光沢があって肌の色に近いものなら、写真に写ってもストッキングとして自然に見えます。**境内で待つ時間が長い日は、30より40のほうが脚の冷え方がやわらぎます。**黒のストッキングは、服の色によっては弔事の印象に寄ることがあるので、七五三では肌の色に近いベージュのほうが無難です。
| 七五三の場面 | 足元で気をつけること |
|---|---|
| 参道の砂利を歩く | かかとの補強があるか |
| 境内で待つ | 40で冷えを抑える |
| 家族写真を撮る | 光沢で肌の色に近く見えるか |
| 食事会で座敷に上がる | つま先の補強が見えないか |
参道を歩く日の靴の高さやストッキングの色は七五三の母親の服装は足元から決めるで詳しく扱っています。
結婚式・披露宴
結婚式や披露宴では、肌がきれいに透けるベージュの薄手が選ばれることが多く、40は会場の中では厚く見えることがあります。
| 式の場面 | 足元の選び方 |
|---|---|
| 会場までの移動が寒い | 移動中だけ40、会場で薄手に替える |
| 屋外で挙式がある | 薄手に、屋外の時間だけ膝掛け |
| 屋内だけで過ごす | 薄手のベージュ |
| 二次会まで出る | 薄手に替えのストッキングを1足 |
寒い日に1足で通したいときは、移動のあいだだけ40を履き、会場に着いたら化粧室で薄手に履き替える方法があります。替えのストッキングは、畳めば手のひらに収まるので、式の小さな鞄にも入ります。結婚式の小物全体の考え方は結婚式の小物と羽織ものにあります。
弔事
弔事では、肌の色がうっすら透ける薄手の黒が求められることが多く、黒の40はタイツに近く見えることがあります。
寒い季節や地域によっては、厚手を許容する考え方もあります。ただ、家や地域でどちらが求められるかは外からは分かりにくく、**迷ったときは20から30の薄い黒を選んでください。**寒さは、靴の中に隠れる短い靴下や、膝下の見えない場所で補うほうが安心です。
通夜は急に決まることが多いので、薄い黒を1足、封を切らずに引き出しに入れておくと、慌てずに済みます。40を普段使いしている時期ほど、手元の黒がすべて40になっていて、薄手の黒が1足もないということが起きやすくなります。秋に40をそろえるときに、薄手の黒の残りも一緒に数えておいてください。弔事のストッキングの数字と、冬の重ね方は礼服のストッキングは何デニールで詳しく扱っています。
面接・改まった訪問
面接や、目上の人の家を訪ねるような改まった予定では、清潔できちんとした印象が優先されます。40は、ベージュで光沢のある1足なら、この場にも合います。
**黒の40は、服の色によっては重く見えるので、改まった予定ではベージュを選ぶほうが無難です。**肌の色より少しだけ暗いベージュを選ぶと、40でも厚く見えにくくなります。色の選び方はストッキングの色の選び方で、肌との明るさの差を測る方法から説明しています。
改まった訪問で、玄関で靴を脱ぐ予定があるなら、つま先の補強の色にも気をつけてください。つま先に濃い補強がある1足は、靴を脱いだときに目立ちます。スリッパに履き替えるときも、甲の上に補強の線が出ないかを、出かける前に一度靴を脱いで確かめておくと安心です。
食事会・座敷に上がる日
秋の食事会では、座敷に上がる予定もあります。靴を脱ぐ日は、ストッキングのつま先と足の裏が見えることを前提に選びます。
| 見えるところ | 気をつけること | 選び方 |
|---|---|---|
| つま先 | 濃い補強が甲まで伸びていないか | つま先まで同じ色のもの |
| かかと | 補強の色が目立たないか | かかとの補強が薄いもの |
| 足の裏 | 伝線や毛玉がないか | 出かける前に確かめる |
| 正座したときの膝 | 膝頭の透け方 | 光沢のあるもの |
| 足首 | 生地のたるみ | サイズの合ったもの |
**正座すると、膝頭の生地がいちばん強く伸びます。**40でも、膝頭は大きく透けて見えるので、伝線しかけている1足だと、そこから一気に広がることがあります。座敷の予定がある日は、新しい1足をおろすか、前の晩に膝頭を光にかざして確かめておいてください。
旅行・長く歩く日
秋の連休の旅行や、紅葉を見に長く歩く日は、40の出番です。30より糸が太いぶん、同じ歩き方でも伝線しにくい傾向があります。
長く歩く日は、つま先とかかとの補強がしっかりしている1足を選んでください。**歩く距離が長いほど、つま先とかかとから傷みます。**補強のある1足なら、靴の中で擦れても伝線が広がりにくくなります。
旅先では、歩く日と食事の日で足元の見え方の優先が変わります。昼に長く歩く日はつま先とかかとの補強を、夜に座敷の食事がある日はつま先に補強のない1足を、と分けておくと、1足で無理をせずに済みます。
旅先で伝線したときのために、替えを1足持っていくと安心です。2泊以上なら、ベージュと黒を1足ずつ持っていけば、服の色に合わせて履き分けられます。伝線しやすい場所と履き方はタイツが伝線するかは、履くときに指が触れた場所で決まるにあります。
靴で変わる、40の見え方
同じ40でも、合わせる靴によって、脚全体の見え方が変わります。
| 靴 | 40の見え方 | 向く予定 |
|---|---|---|
| 甲の開いたパンプス | 足の甲の透けがよく見える | 通勤・会議・式 |
| 甲の浅いローファー | 足首まで同じ色に見える | 通勤・学校行事 |
| ショートブーツ | 脚の見える面が少ない | 屋外・旅行 |
| ロングブーツ | 膝から上だけ見える | 冷える日の外出 |
| スニーカー | 厚みが目立ちやすい | 屋外の行事 |
| ストラップのある靴 | 足首に目が行く | 食事会・集まり |
**甲の開いたパンプスは、40の透け方がいちばんよく見える靴です。**足の甲は立っていても生地が伸びる場所なので、座らなくても透け方を確かめられます。甲の上でストッキングの色が肌に近く見えれば、脚全体もストッキングとして読まれます。スニーカーと組むと、靴の厚みに引っぱられて脚が重く見えやすいので、スカートの丈を少し長めにすると釣り合いが取れます。
スカートの丈で、見える面が変わる
40の見え方は、スカートの丈で、脚がどれだけ見えるかによっても変わります。
| スカートの丈 | 見える脚の範囲 | 40の印象 |
|---|---|---|
| 膝上 | 太ももから足首まで | 厚みが目立ちやすい |
| 膝丈 | 膝から足首まで | 膝頭の透けで決まる |
| 膝下10cm | すねから足首まで | ほどよく見える |
| ふくらはぎの中ほど | ふくらはぎから足首まで | 厚みが目立ちにくい |
| くるぶし丈 | 足首だけ | ほとんど気にならない |
**見える脚の面が少ないほど、40の厚みは目立たなくなります。**秋が深まって丈の長いスカートを履く日が増えると、40でも脚が重く見えにくくなるのはこのためです。膝上の丈の日に40を選ぶときは、光沢のある1足にすると、厚く見えにくくなります。
膝丈のスカートの日は、座ったときに裾が上がって膝頭が見えることを前提にしてください。立っているときには膝が隠れていても、座ると膝頭と太ももの一部が出ます。
色で変わる、40の見え方
40は数字が厚いぶん、色の違いが見え方に強く出ます。
| 色 | 40の見え方 | 合わせやすい服 |
|---|---|---|
| 肌より少し暗いベージュ | 肌がきれいに透けて見える | ほとんどの服 |
| 肌より明るいベージュ | 脚が白い面に見える | 避けたほうが無難 |
| 黒 | 1足ごとに透け方が違う | 暗い色の服 |
| グレー | やわらかく透ける | グレーや紺の服 |
| 紺 | 黒より軽く見える | 紺の服 |
| 茶系 | 秋らしく見える | 茶やベージュの服 |
**肌より明るいベージュの40は、脚が白っぽい面に見えて、厚みが強調されます。**40を選ぶときは、ふだん20や30で使っているベージュより、少しだけ暗い色を試してください。売り場では袋の上から色を比べるしかないことが多いので、手の甲に袋の色見本を当てて、肌より少し暗く見えるものを選ぶと外れにくくなります。数字が上がると糸が詰まって色が濃く出るので、同じ色の名前でも20より明るく見えることがあります。
秋から冬の入り口までの移り方
40を履く期間は、秋のなかほどから冬の入り口までが中心です。時期ごとに、20・30・40とタイツのあいだを移っていきます。
| 時期 | 中心になる数字 | 40の役目 |
|---|---|---|
| 9月末 | 20 | まだ出さない |
| 10月上旬 | 20〜30 | 屋外の行事の日だけ |
| 10月中旬 | 30 | 外にいる時間が長い日 |
| 10月下旬 | 30〜40 | 冷える朝の通勤 |
| 11月上旬 | 40 | ストッキングの日の中心 |
| 11月下旬 | 40〜タイツ | 決まりのある日だけ40 |
| 12月 | タイツ | 式や決まりのある日だけ40 |
**11月の下旬になると、ストッキングの決まりがない日はタイツに移る人が増えます。**その時期の40は、職場の決まりがある日や、改まった予定の日の1足として残しておきます。
季節の移り方は年によって違うので、表の時期はあくまで目安です。カレンダーの日付ではなく、朝の外の冷え方と、外にいる時間の合計で決めていけば、その年の気温に合わせて自然に移っていけます。タイツに移る目安はタイツはいつから履く?を見てください。
2足だけ持つなら、と足りない日の重ね方
40を秋の予定に合わせて2足だけそろえるなら、次の組み合わせが回しやすくなります。
- ベージュの40を1足。肌より少し暗い色で、光沢のあるもの
- 黒の40を1足。座ったときに膝頭に肌の色が残るもの
ベージュは職場の決まりの日、学校行事、七五三、面接に。黒は暗い色の服の日と、ふだんの通勤に。式や弔事の日のためには、40とは別に薄手のベージュと黒を1足ずつ用意しておいてください。
40でも寒い日は、数字を上げる前に、見えない場所で足します。靴の中に隠れる短い靴下、スカートの中の膝上までの重ね、膝掛け。どれも足元の見え方を変えずに暖かくできます。薄手を内側に重ねる方法は20デニールのストッキングを秋冬に履き分けるにあります。
替えを持ち歩く日
40は30より伝線しにくい傾向がありますが、伝線しないわけではありません。予定によっては、替えを1足持って出るほうが安心な日があります。
| 予定 | 替えを持つか | 理由 |
|---|---|---|
| ふだんの通勤 | 職場の引き出しに1足 | 毎日持ち歩かなくて済む |
| 自転車で通う日 | 持つ | 膝が擦れやすい |
| 座敷の食事会 | 持つ | 正座で膝が強く伸びる |
| 結婚式 | 薄手を1足持つ | 会場で履き替える |
| 旅行・出張 | 1泊ごとに1足 | 履き替えの予定を立てやすい |
| 屋外の行事 | 持つ | 地面や椅子で引っかけやすい |
**職場の引き出しに1足置いておくと、毎日持ち歩かなくても、伝線したときにすぐ履き替えられます。**置いておく1足は、ベージュの40か、職場でいちばんよく履く色にしてください。封を切らずに置いておけば、急に弔事の連絡が来たときの薄手の黒と並べて、同じ場所で管理できます。
替えのストッキングは、袋から出して小さく畳めば、名刺入れほどの大きさになります。鞄の内ポケットに入れておくと、ほかの荷物と擦れて引っかかることもありません。
どちらとも取れるとき①|朝は40、昼は暑い
朝の外は冷えるけれど、昼には暖かくなりそうな日。40では昼に暑く、30では朝が寒い。
この場合は、その日に外にいる時間が朝と夕方のどちらに多いかで決めてください。朝の通勤と夕方の帰り道で外にいる時間が長いなら40、昼に外出する時間のほうが長いなら30です。屋内で過ごす昼の時間は、暖房の効き方しだいで、40でも暑く感じにくいことが多くあります。秋の初めは暖房がまだ入っていない建物も多く、屋内でも朝の冷えがしばらく残ります。
迷ったまま決められないときは30を選び、短い靴下を靴の中に重ねておいてください。暑くなったら、靴下だけを化粧室で脱げます。反対に40を選んで昼に暑くなると、脱いで替えるには替えのストッキングが要ります。調整しやすいのは、薄い側に足す方法のほうです。
どちらとも取れるとき②|式の日の朝が冷える
結婚式の日の朝、思っていたより外が冷える。薄手のベージュでは寒く、40では会場で厚く見えそう。
この場合は、**会場で見え方を優先してください。**式のあいだは屋内にいる時間がほとんどで、寒さを感じるのは移動と屋外の時間だけです。移動中は薄手の上に短い靴下を重ねるか、40を履いて会場で履き替えます。
屋外の挙式やガーデンでの時間が長い式なら、薄手を選んだうえで、膝掛けやストールで脚元を覆う時間を作ってください。見え方を守ったまま、寒さを補えます。
どちらとも取れるとき③|職場の決まりと寒さがぶつかる
職場の決まりはストッキング。けれど通勤で外にいる時間が長く、40でも寒い。
この場合は、**40を上限として、それより上の暖かさは見えない場所で足してください。**スカートの中に膝上までの重ねを入れる、靴の中に靴下を重ねる、デスクに膝掛けを置く。どれも決まりを守ったまま暖かくできます。
それでも足りない季節には、パンツを選べる日を増やすのも一つの手です。決まりがスカートとストッキングを前提にしているのか、足元の見え方だけを求めているのかは、職場ごとに違います。同じ決まりのもとで働いている人が冬にどうしているかを見ておくと、判断がつきやすくなります。
買うときに、袋の裏で見るところ
売り場で40を選ぶときは、袋の裏の表示で、次の5つを見てください。
| 見るところ | 表示の例 | 選び方 |
|---|---|---|
| 名前 | ストッキング/タイツ | 仕事や改まった日はストッキングの名前のもの |
| 光沢 | 光沢・ツヤ | 光沢があるほど肌の色が透けて見える |
| つま先 | つま先スルー・補強なし | 靴を脱ぐ予定があるなら補強のないもの |
| サイズ | 身長とヒップの範囲 | 範囲の真ん中に自分が入るもの |
| 色 | ベージュの色の名前 | ふだんより少し暗い色 |
**サイズが小さいと、膝や太ももで生地が余計に伸び、同じ40でも透け方が大きくなります。**反対に大きすぎると、足首に生地がたまって色が濃く出ます。サイズの選び方はタイツ・ストッキングのサイズの選び方で、身長とヒップの範囲の見方から扱っています。
まとめ
- 40は、ストッキングの決まりを守ったまま履ける、いちばん暖かい側の数字
- 履く日は、朝の冷え方と、その日に外にいる時間の合計で決める
- 通勤・会議・学校行事・七五三・旅行には向く
- 結婚式と弔事では、会場の中では薄手に替えるほうが無難
- 座って膝を曲げ、膝頭に肌の色が残るかを確かめてから、仕事や改まった日に履く
- 40でも寒い日は、数字を上げずに見えない場所で足す
来週の予定を手帳で見て、外にいる時間が長い日に印をつけてください。その日の朝に40を出しておけば、秋の足元の迷いがひとつ減ります。
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よくある問い
- Q. 40デニールはストッキングとして通りますか
- ベージュ系で光沢のある40なら、多くの場合ストッキングとして通ります。黒の40は1枚ごとに差が大きく、座って膝を曲げたときに膝頭に肌の色が残るものはストッキング、膝まで黒い面になるものは薄いタイツとして見られやすくなります。職場の決まりがストッキングなら、名前が「ストッキング」として売られている40を選び、座って膝頭を確かめてから履いてください。
- Q. 40デニールはいつから履けばいいですか
- 朝の外が冷えて、30では足りないと感じる日が続くようになったら、40に移る目安です。屋外にいる時間が長い日ほど早めに40に替え、駅から職場まで短く歩くだけの日は30のままでも過ごせます。数字を上げる日は、気温だけでなく、その日に外にいる時間の長さで決めると、脚の見え方を変えすぎずに済みます。
- Q. 結婚式に40デニールのストッキングは厚すぎますか
- 結婚式では、肌がきれいに透けるベージュの薄手が選ばれることが多く、40は会場の中では厚く見えることがあります。会場までの移動が寒い日は、移動のあいだだけ40を履き、会場に着いてから薄手に履き替える方法もあります。どうしても1足で通したい場合は、光沢があって肌の色に近いベージュの40を選ぶと、厚く見えにくくなります。
- Q. お葬式に黒の40デニールを履いてもいいですか
- 弔事では、肌の色がうっすら透ける薄手の黒が求められることが多く、40は黒いタイツに近く見えることがあります。寒い季節や地域によっては厚手を許容する考え方もありますが、迷ったときは20から30の薄い黒を選び、寒さは靴の中や膝下の見えない場所で補うほうが安心です。
— メグラシ編集部





